こんな悩みを解決します。
本記事の内容
- NFT音楽とは
- NFT音楽は売れる
- NFTの始め方
- NFT音楽の出品方法
- NFT音楽を売買できるプラットフォーム
本記事の信頼性
筆者は実際に2017年から20種類ほどの暗号資産(仮想通貨)を運用し、収益をあげています。さらにNFTアート作品を販売し完売させており、その経験を基に本記事を執筆しています。
最近NFTがTVや新聞、ネットニュースなどでも頻繁に取り上げられるようになってきました。
こうした状況で「自分で作った音楽をNFT化して販売したい」と考える方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、音楽をNFT化するやり方や販売する方法などについてわかりやすく解説します。
この記事を読むと音楽をNFTで販売して稼げるようになるので、ぜひ最後までご覧ください。
なお、NFTを販売するにはイーサリアムなどの暗号資産(仮想通貨)が必要になるので、あらかじめコインチェックで購入しておきましょう。
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もくじ
NFT音楽とは
NFT音楽とは、ミュージシャンが自分の曲をNFT化したものです。
ユーザーは音楽ファイルを購入することになり、よくあるイラストや写真のNFTと同様に転売可能です。
従来の音楽はその作品がオリジナルであることを証明することが難しく、複製や盗作を防ぐことが困難でした。
しかし、NFT化された音楽は出品された楽曲に作成者情報が記録されるため、唯一無二のオリジナル楽曲であることが証明できます。
また、最近ではスマホアプリなどで簡単に作曲ができるため、手軽に音楽を作りNFT作品として販売できます。
そのため、新たな副業としてNFT音楽を選ぶ人が増えています。
NFT副業については、【保存版】NFT副業の始め方と稼ぎ方を徹底解説【成功させるコツも紹介】で詳しく解説しているので併せてご覧ください。
NFT音楽は売れる
ここ最近、音楽をNFT化して販売する例が多く見られます。
- 小室哲哉氏が音楽NFTを販売
- イーロン・マスク氏がテクノ曲のNFTを販売
- Perfumeが振付ポーズをNFTアートとして販売
順番に解説します。
①小室哲哉氏が音楽NFTを販売
NFTマーケットプレイス「Adam byGMO」が、ミュージシャンの小室 哲哉氏が書き下ろした楽曲NFT「Internet for Everyone (Mix & Stems)」をオークション形式で販売しています。
小室哲哉氏、楽曲NFT
— miin | NFT情報コレクター (@NftPinuts) December 16, 2021
Adam byGMOでリリース
🎹書き下ろしたGMOグループのテーマソング♪Internet for EveryoneをNFTに
🎹ピアノ、ドラムなどトラックを6つのNFTとしてオークション🔨
保有者限定コンテンツとしてStemとMIDIデータ提供、先着10名には新音源を届ける企画もhttps://t.co/pscsJ941Pw pic.twitter.com/fKLa1jxkU0
元楽曲をパートごとに6トラックに分解し、それぞれのデータをNFTとして販売しています。
小室氏は他にもイノフェスで即興で作った音源をNFTとして販売しており、NFTへの関心が高いことが伺えます。
小室哲哉、イノフェスで即興制作した音源がNFTとして「.mura」で販売スタート https://t.co/Een4wqIb3h pic.twitter.com/flSth4pyGe
— Billboard JAPAN (@Billboard_JAPAN) November 12, 2021
トップミュージシャンである小室哲哉氏が音楽NFTをリリースすることで、音楽をNFT化する動きが加速しそうです。
②イーロン・マスク氏がテクノ曲のNFTを販売
テスラCEOのイーロン・マスク氏がテクノ曲のNFTを販売しています。
I’m selling this song about NFTs as an NFT pic.twitter.com/B4EZLlesPx
— Elon Musk (@elonmusk) March 15, 2021
この楽曲はテクノビートで、「NFT」という単語が何度も繰り返し歌われており、イーロン氏のNFTへの関心の高さがうかがえます。
動画に登場するオブジェには多くのテクノロジーに関するモチーフが疲れており、例えば犬はドージコイン(DOGE)を表していると推測されています。
>>【仮想通貨】ドージコイン(DOGE)とは?概要・特徴などを解説
まだ実際にNFTとして販売されてはいませんが、今後実際に販売される際は大きな反響を呼ぶはずです。
③Perfumeが振付ポーズをNFTアートとして販売
Perfumeがダンスの振り付けポーズをNFTアートとして販売しています。
この作品はライブで披露した振付の中から、Perfumeのメンバー3人のポーズを3Dデータ化したものです。
この作品は約325万円で落札されており、大きな話題を集めました。
perfumeは今後も随時NFT作品をリリースすると発表しており、ファンを中心に大きな期待を集めています。
NFTの始め方
それでは、NFTの始め方を具体的に解説していきます。
NFTの始め方の具体的手順は以下のとおり。
- コインチェックに登録
- イーサリアムを購入
- MetaMaskを導入
- イーサリアムをMetaMaskへ送金
- NFTマーケットプレイスに登録
①コインチェックに登録
NFTを始める最初のステップとして、コインチェックで口座開設をしましょう。
NFT売買の手数料に必要となるイーサリアムを購入するためです。
まず、以下のリンクからコインチェック公式サイトにアクセスします。
コインチェックでは簡単に口座を開設できるので、トップページの「口座開設(無料)はこちら」から登録できます。
本人確認書類などを登録して、審査が完了したら仮想通貨の取引が開始できます。
②イーサリアムを購入
登録が完了したら、NFT売買で使われる仮想通貨であるイーサリアム(ETH)を購入しましょう。
イーサリアムを購入するためには、まずはコインチェックに日本円を入金します。
ホーム画面の「日本円を入金」から日本円を入金できます。
入金方法には「銀行振り込み」、「コンビニ入金」、「クイック入金」の3つから選択可能です。
コインチェックに日本円が入金できたらホーム画面の「販売所(購入)」にてイーサリアムを選択して日本円で購入します。
③MetaMaskを導入
NFT売買でイーサリアムを使用するには、MetaMask(メタマスク)に購入したイーサリアムを送る必要があります。
MetaMaskとは、ネット上で利用できるイーサリアム系の仮想通貨ウォレットです。
MetaMaskを使うことで、簡単に仮想通貨の送金や受け取りが可能です。
ブラウザの拡張機能を使うのであれば、GoogleChromの使用をおすすめします。
GoogleChromでMetaMaskは以下のようにインストールしましょう。
「Chrom」→「環境設定」→「拡張機能」→「Chromウェブストア」と進み、Chromウェブストアで「MetaMask」と検索します。
表示されたMetaMaskをインストールして、「新しいウォレットを追加する」を選択して、ウォレットを作成します。
その後、説明にしたがって必要項目を記入していきます。
登録が完了すれば、MetaMaskの導入は完了です。
④イーサリアムをMetaMaskへ送金
コインチェックで購入したイーサリアムをMetaMaskに送金しましょう。
まずは作成したMetaMaskを開き、「0x」から始まるアドレスをコピーしてください。
この時、ネットワークはイーサリアムメインネットを選択します。
デフォルトではイーサリアムメインネットが設定されていますが、ネットワークを間違えると送金した仮想通貨が戻ってこないこともあるので、ここには特に注意しましょう。
コインチェックで「暗号資産の送金」から「Ethereumを送る」選択し、「送金先リストの編集」を選択します。
「新規ラベル」には「myMetaMask」など、自分のMetaMask宛に送ることがわかる名前をつけて、「新規宛先」にMetaMaskのコピーしたアドレスをペーストします。
送りたいイーサリアムの金額を記入して、「送金する」を押せば送金完了です。
イーサリアムの送金には2分〜5分かかりますので、しばらく待ってMetaMaskにイーサリアムが入金されたことを確認しましょう。
⑤NFTマーケットプレイスに登録
次に、使いたいNFTマーケットプレイスに登録します。
ここでは、最も人気のあるOpenSeaに登録する手順を説明します。
OpenSeaの公式サイトにアクセスしたら、画面右上のアカウントマークを選択しましょう。
そこから「Setting」を選択すると、OpenSeaと紐付けるウォレットを選ぶ画面が表示されます。
先ほどMetaMaskのウォレットを作成したので、MetaMaskを選択しましょう。
すると「署名の要求」というポップアップウィンドウが表示されるので、「署名」を選択します。
これでOpenSeaとMetaMaskの紐付けが完了しました。
再度画面右上のアカウントマークを選択して「Setting」を選択します。
すると、「Profile Setting」ページが表示されるので、必要な箇所を入力しましょう。
最低限であれば、「Username」と「Email Adress」のみで結構です。
入力が完了したら「Save」を選択すると、入力したメールアドレスにメールが送られてくるので、メールを開いて「VERIFY MY EMAIL」をクリックしてください。
これでメール認証も完了したことになります。
以上でOpenSeaの登録が完了したので、NFTの購入と販売ができるようになりました。
NFT音楽の販売方法
次に、OpenSeaでNFT音楽を作成して、出品する方法を解説します。
NFT音楽を出品する方法は以下の通りです。
- 音楽をNFTにする
- ウォレットに登録されたNFTを出品する
①音楽をNFTにする
まずは、自身が作成した音楽をNFTにします。
OpenSeaにログインした状態でトップページの「Create」を選択しましょう。
「Create new item」のページが表示されるので、作品をアップロードして必要項目を入力してください。
最低限であれば作品のアップロードと作品名だけ入力して最後に「Create」ボタンを押せば、このようなページが表示されてNFTアート動画が完成します。
自身のプロフィールページでも自分のコレクションが増えているか確認しましょう。
これで、あなたが作った世界で一つのNFTアート動画が完成しました。
②ウォレットに登録されたNFT音楽を出品する
次に、OpenSeaにNFT音楽を出品しましょう。
自分のアカウントページからコレクションを選択して、画面右上の「Sell」を選択します。
すると、NFTの販売方法が選択できるページに移動しますので、売りたい方法を選択して販売します。
販売方法には以下の方法があります。
- 固定額販売
- オークション
- ダッチオークション
- プライベートセール
①固定額販売
固定額販売とは、最初に設定した価格でNFTを販売する方法です。
固定額販売でNFTを販売したい場合、「Types」から「Fixed Price」を選択しましょう。
「Price」で販売価格を設定して、「Duration」で販売期間を設定し、「Complete listing」を選択すれば出品が完了します。
②オークション
人気のあるNFTで、購入希望者が多い場合はオークション形式でNFTを販売できます。
購入希望者のうち、販売期間終了までに一番高い金額を提示した買い手がNFTを購入できます。
オークションを選択する場合は「Type」から「Timed Auction」を選択しましょう。
「Method」は「Sell to highest bidder 」を選択します。
「Starting price」に開始価格を設定します。
「Duration」で販売期間を設定します。
また、「Include reserve price」をオンにすると、最低落札価格を設定できます。
最低落札価格を設定すると、設定した金額より高い金額が提示されないと、NFTを販売する必要がありません。
たとえば、最低落札価格を10,000円に設定していた場合、最終的に購入希望価格が8,000円までしか届かなかった場合、そのオークションを無効にできます。
どうしても販売したい最低金額が決まっている場合は、設定しておくとよいでしょう。
③ダッチオークション
ダッチオークションとは、時間がたつに連れて徐々に価格が下がっていく販売方法です。
通常のオークション形式と違い、入札が入った時点で取引が成立するので、価格設定がよければ販売するまでにかかる時間が早いのが特徴です。
ダッチオークションを選ぶ場合は、「Type」から「Timed Auction」を選び、「Method」は「Sell with declining price 」を選択します。
「Starting price」で開始価格を設定して、「Duration」には販売期間を設定します。
「Ending price」に最終的に止まる金額を設定します。
「Starting price」から「Ending price」までの価格を「Duration」で設定した期間によって徐々に価格が下がっていきます。
④プライベートセール
特定の相手にNFTを販売したい場合は、プライベートセールを選択することもできます。
プライベートセールを選択する場合は、まず「Type」から「Fixed Price」を選択します。
そして、「More options」を選択して、「Reserve for specific buyer」の項目をオンにします。
すると、ウォレットアドレスを入力する欄が表示されるので、販売したい相手のウォレットアドレスを入力しましょう。
NFT音楽を売買できるプラットフォーム
続いて、NFT音楽を売買するのにおすすめのプラットフォームを紹介します。
- Opensea
- Rarible
- SuperRare
順番に説明します。
①OpenSea(オープンシー)
OpenSea(オープンシー)は2017年12月にニューヨークを拠点としてつくられたNFTマーケットプレイスです。Openseaについては以下の記事で詳しく紹介しています。
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OpenSea(オープンシー)とは?使い方・購入方法・出品方法を解説!
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NFTマーケットプレイスとしては世界最大規模をほこります。
取引額、ユーザー数も多く著名人もNFTアートを出品しているので、一番おすすめのNFTマーケットプレイスです。
またOpenSeaでは、自身の持っているオリジナルのデジタルコンテンツを無料でNFTアートにすることができます。
これはOpenSeaを利用する上で大きなメリットのひとつです。
②Rarible(ラリブル)
Rarible(ラリブル)はアメリカのデラウェア州に拠点を置くRarible社が運営しているNFTマーケットプレイスです。
販売されているNFTアートが非常に見やすいことが特徴で、UIが非常に整っています。
また、RaribleがOpenSeaと大きく違うのは、コミュティ上のすべての意思決定がユーザーによって行われるDAO(分散型自立組織)を目指している点です。
さらにRaribleは独自トークンのRARIをユーザーに配布しています。
-
仮想通貨Rarible(rari/ラリブル)とは?概要や特徴、将来性を徹底解説
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RARIは、Raribleが将来的にDAOに移行するにあたってガバナンストークンとして働く予定です。
RARIの保有者は、システムのアップグレードの提案と投票などに関わることができると発表されています。
③SuperRare(スーパーレア)
SuperRare(スーパーレア)は、その名の通り、NFTマーケットプレイスの中でもとくに質の高いNFTアートが多く出品されていることが特徴です。
SuperRareでは、NFTアーティストがNFTアートを出品する際には厳しい審査を受ける必要があります。
審査は1度で通ることはほとんどないほど厳しく、知名度やNFTアートの希少性によって判断されるのです。
このような厳しい審査を通過して出品されているNFTアートはどれも質が高く、高額で取引されています。
また、SuperRareに出品されているNFTアートには、ひとつずつクリエイターのコメントがついており、SuperRareに出品しているクリエイターたちの熱意を感じられることでしょう。
まとめ:音楽をNFT化して稼いでみよう
NFTの登場により「自分で作曲した音楽を売って稼ぐ」という願いが実現しつつあります。
従来は音楽で生計を立てるのは難しいイメージがありましたが、NFTの登場でそのイメージが払しょくされるかもしれません。
「音楽で稼ぎたい」と考えている方は、このタイミングで始めることで先行者利益を得やすくなります。
今、この瞬間に行動を起こした人しか、その恩恵は得られません。
コインチェックで口座を開設するとすぐにNFT音楽が始められるので、まずは最初の一歩を踏み出しましょう。
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