こんな悩みを解決します。
本記事の内容
- Pancake bunnyとは
- Pancake bunnyの特徴
- Pancake bunnyの使い方
- Pancake bunnyのリスク
- Pancake bunnyの将来性
本記事の信頼性
筆者は実際にPancake bunnyを使って暗号資産(仮想通貨)を運用し、約200万円ほどの収益をあげています。さらに暗号資産(仮想通貨)の情報発信ブログで月330万円ほどの収益を得ており、その経験を基に本記事を執筆しています。
「Pancake bunnyって何だろう?」とお悩みですね。
Pancake bunnyはDefiのイールドアグリゲーターのひとつ。
イールドアグリゲーターとは、仮想通貨やLPトークンを預けるのに最も良い条件を探して自動運用してくれるプロダクトです。
Pancake swapで得たCAKEを効率的に運用したい人にとってPancake bunnyはおすすめの方法です。Pancakeswapについては、PancakeSwap(パンケーキスワップ)とは?始め方を徹底解説で詳しく解説しています。
今回は実際にPancake bunnyを使って仮想通貨を運用している僕が、Pancake bunnyの概要や使い方などを解説します。
この記事を読むとPancake bunnyの仕組みがわかるので、安心してPancake bunnyを使えるのでぜひ最後までご覧ください。
なお、Pancake bunnyを始めるためには仮想通貨取引所の口座が必須となります。
Pancake bunnyを始める事前準備として少額の500円から購入できるコインチェックに無料登録して、イーサリアムなどを購入しておきましょう。
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もくじ
Pancake bunnyの概要
Pancake bunnyはBinanceSmartChain(BSC)を活用した仮想通貨の取引プラットフォームで、Pancake swapに預けた仮想通貨の運用や収穫方法を自動的に最適化してくれます。
>>バイナンススマートチェーン(BSC)とは?概要や特徴、始め方を解説
こうしたプロダクトをイールドアグリゲーターと呼びます。
つまり、Pancake bunnyに通貨を預けるだけで、自動でパンケーキスワップ上で最も効率のよい形で運用してくるということ。
Pancake bunnyは自動で最適な運用をしてくれるので、ユーザーが自分で運用方法を考える必要が無い上に、より良い利回りで運用することが可能になります。
ぶっちゃけ素人が仮想通貨のトレードを利益を出すのは至難の業なので、Pancake bunnyを使ってほったらかしが賢いやり方です。
>>【長期保有】ビットコイン/仮想通貨は買ってほったらかしが正解
Pancake bunnyの特徴
次に、Pancake bunnyの特徴について解説します。
Pancake bunnyは以下の仕組みでPancake swapよりも高い利回りを実現しています。
- 全自動複利運用
- トークン「BUNNY」の付与
- Pancakeswapの運用を最適化
- BSC上に構築されている
- 操作が簡単
順番に説明します。
①全自動複利運用
私たちがPancake swapでCAKEを手動で運用したい場合は、SYRUPのCAKEプールに預けます。
>>仮想通貨ケーキ(CAKE)とは?概要や特徴、将来性について解説
そしてCAKEプールで獲得した報酬を、手動で「Hervest」か「Compound」して、再度CAKEプールに投資する必要があります。
Pancake bunnyはこの報酬獲得から再投資までの作業を私たちの代わりに自動でやってくれます。
最も効率的な頻度での再投資を計算し、自動で運用してくれます。
このように、Pancake bunnyは複利運用を自動で最適化することでPancake swapよりも高い利回りを実現しています。
②トークン「BUNNY」の付与
高利回りの要素のふたつめは、Pancake bunnyの独自トークンである「BUNNY」の付与です。
BUNNYトークンはPancake bunnyのプールに仮想通貨を預けることで報酬として付与されます。
2023年1月現在、BUNNYトークンの価格は約8円の価値がついています。
Pancake bunnyはこのように自動複利運用とBUNNYの付与を通して高利回りを実現しています。
③Pancakeswapの運用を最適化
Pancake Bunnyは、Pancake Swapを使った仮想通貨の運用を最適化するためのサービスです。
イールドアグリゲーターと呼ばれるシステムが現在の持っている仮想通貨の種類や量に応じて、最も有益な運用方法を自動で選定・実行してくれます。
ユーザーはシステムに任せて放置しておき、その後利益が出るのを待つだけで構いません。
通常、イールドファーミングは手作業で行う必要がありますが、Pancake Bunnyが代わりに作業をしてくれるので自分の時間が増えます。
④BSC上に構築されている
PancakeBunnyは、Binance Smart Chain(BSC)上に構築されたイールドファーミングアグリゲーターです。
Binance Smart Chain(BSC)は、Binanceが提供するブロックチェーンです。
BSCは、Ethereumと同じようにスマートコントラクトを実行することができるプラットフォームであり、トランザクションが高速であることが特徴です。
また、BSCはEthereumと異なりガス料金が安いことが特徴です。
BSCでは、多くの仮想通貨やトークンが取引されており、Ethereumと比べてより多くのアプリケーションやサービスが開発されていると言えます。
高速・低コストのBSCを使って構築されているため、ユーザーにとっては利便性の高いサービスと言えるでしょう。
⑤操作が簡単
PancakeBunnyは、簡単な操作でPancakeSwapなどの運用を最適化してくれるサービスです。
PancakeBunnyは受け取った報酬を自動で再投資する機能があります。
そのため、手動でファーミングや投資先を選ぶ必要なく、ほったらかしで最適な運用が可能です。
このようにPancakeBunnyを利用することで最も効率の良い運用を自動的に選ぶことができます。
Pancake bunnyの使い方
つづいて、Pancake bunnyの基本的な使い方を説明します。
今回は利用者が多いMetamaskを使って、CAKEトークンをPancake bunnyに預ける方法を解説します。
(TrsutWalletなど他のウォレットを使用されている方は適宜お使いのウォレットに置き換えてください。)
Metamaskの使い方については、MetaMask(メタマスク)とは?使い方や入金・出金方法、各種ネットワーク設定を徹底解説!で詳しく解説しています。
具体的な手順は以下のとおり。
- コインチェックで口座開設
- コインチェックでイーサリアムを購入する
- BINANCEで口座開設
- BINANCEにイーサリアムを送金する
- BINANCEでBNBを購入する
- Metamaskをインストールする
- Metamaskに入金する
- Pancake bunnyとMetamaskを接続する
- CAKEプールにCAKEを預ける
順番に解説します。
①コインチェックで口座開設
Pancake bunnyを始める前の事前準備として、仮想通貨取引所の口座が必要になります。
Pancake bunnyを利用する際にイーサリアムなどの暗号資産(仮想通貨)が必要になるからです。
取引所は複数ありますが、最初はコインチェックをおすすめします。
アプリが使いやすいので初心者でも迷うことなく取引でき、入金もコンビニ入金や銀行振込、クイック入金など幅広く対応しています。
国内でも最大手な取引所ですし、口座開設はもちろん無料なのでサクッと開設しておきましょう。
②コインチェックでイーサリアムを購入する
コインチェックで口座を開設できたらイーサリアムを購入します。
Pancake bunnyで預けるcake購入にイーサリアムが必要になるからです。
イーサリアムの購入の手順は、【初心者向け】イーサリアム(ETH)の買い方・購入方法を解説【画像付き】で詳しく解説しているので参考にしてください。
③BINANCEで口座開設
続いて、海外取引所のBINANCE(バイナンス)で口座開設をしておきます。
Defiを利用する際に必要となる仮想通貨が海外取引所でしか買えない場合が多いからです。
BINANCEの口座開設手順は以下の記事を参考にしてください。
>>BINANCE(バイナンス)とは?特徴やメリット・デメリット、登録方法も解説
④BINANCEに仮想通貨を送金する
BINANCEへの登録が完了したら入金が必要です。しかしBINANCEは海外取引所なので、日本円を直接入金することができません。
そのため、あらかじめ購入しておいた仮想通貨を国内取引所からBINANCEへ送金する必要があります。
今回はコインチェックを使った画面で説明します。今回はイーサリアムを使った手順ですが、ビットコインやリップル等好きな通貨を送金してOKです。
- Coincheckのコイン送金画面から、「Ethereumを送る」を選択
- 送金先リストにコピーしたERC20アドレスをペースト
- 送金したいETHの金額を入力
- 「送金する」ボタンをクリック
初めて仮想通貨の送金をする方はまず少額で送金テストを行ってください。
送金でミスすると最悪自分のお金を失うことになります。
まず少額で送金してみて問題ないことを確認してから、残りの資金を送金するようにすると安心です。
⑤BINANCEでBNBを購入する
続いて、BINANCEでPancake bunnyに必要となる仮想通貨を購入します。
まずはcakeが必要になるので、cakeを購入しておきます。
BINANCEでの仮想通貨の買い方は以下の記事を参考にしてください。
>>【画像付き】BINANCE(バイナンス)の仮想通貨の買い方・購入方法を徹底解説
⑥Metamaskをインストールする
Defiを利用するには、仮想通貨ウォレットが必要です。
オススメはイーサリアム系ウォレットのMetaMaskです。
まだ導入していない方は以下の記事を参考にインストールしておきましょう。
>>MetaMask(メタマスク)とは?使い方や入金・出金方法、各種ネットワーク設定を徹底解説!
⑦Metamaskに入金する
仮想通貨ウォレットにDefiを利用するために必要な仮想通貨を送る必要があります。
そのため、BINANCEで購入したcakeをMetaMaskに入金しておきましょう。Metamaskへの入金方法は以下の記事を参考にしてください。
>>MetaMask(メタマスク)とは?使い方や入金・出金方法、各種ネットワーク設定を徹底解説!
①Pancake bunnyとMetamaskを接続する
まずPancake bunnyのサイトにアクセスします。
初めて使う場合は、ウォレットを接続する必要があるので画面右上にある「Connect Wallet」をクリック。
ウォレットを選択する画面になるので、Metamaskを選択してください。
クリックすると、Metamaskの承認画面になるので承認してください。
②CAKEプールにCAKEを預ける
Metamaskを接続すると、様々な通貨や通貨ペアのプールが選べるようになるので、今回はCAKEプールを選択します。
クリックすると画面が変わるので、預けたいCAKEの量を入力(全額ならMAXボタン)し、下の「DEPOSIT」ボタンをクリックします。
初めて預ける場合は「Approve(承認)」になっているかもしれませんが、そのままクリックしてOKです。
クリックするとMetamaskの承認画面が起動するので承認してください。
以上が、手持ちのCAKEをPancake bunnyのCAKEプールに預ける手順です。とても簡単なので誰でも悩むことなく預けられます。
預けたCAKEは時間経過とともに自動で複利運用されて増えていき、さらにBUNNYトークンも付与されます。
ときおりチェックしてみると増えているのがわかるので、楽しいですよ。
つづいて、預けたCAKEの回収方法や、通貨ペアの預け方についても説明します。
預けたCAKEの回収方法
CAKEを回収する場合も預けるときと同じ画面で操作します。
「WITHDRAW」ボタンをクリックして、下の「EXIT:CLAIM BUNNY & WITHDRAW」をクリックします。
初めて回収する場合はApprove(承認)ボタンになってるかもしれません。
Metamaskの承認画面が起動するので承認してください。
以上の手順で預けたCAKEと付与されたBUNNYが全て回収できます。
通貨ペア(LPトークン)を預ける方法
Pancake bunnyでは通貨ペア(通称:LPトークン)を預けることもできます。
預けたいペアはあらかじめパンケーキスワップのLiquidityでLPトークンにしておく必要があります。
通貨ペアを預ける場合は、預け先として18種類のプールを選ぶことができます。
ふつうのプールと「CAKE maximazer」の違いは運用方法と報酬の受け取り方が若干異なることです。
ふつうのプールは増えたCAKEをLPトークンに変換して複利運用し、回収する際はLPトークン+BUNNYトークンで受け取ります。
CAKE Maximizerプールの方は増えたCAKEはそのままCAKEプールに再投資され複利運用し、回収する際はLPトークン+CAKEトークン+BUNNYトークンで受け取ります。
利回りはMaximizerの方が若干高いですが、好きな方を選べばOKです。
付与されたBUNNYの使い方
付与されたBUNNYの用途は主に以下の2つ。
- BUNNYプールに預けて運用する
- 他の通貨に交換する
①BUNNYプールに預けて運用する
報酬として得られたBUNNYをBUNNYプールに預けることでさらに増やすことが可能です。
2021年5月22日現在、BUNNYトークンを預けることができるプールは以下の3つ。
- BUNNYプール
- BUNNY-BNBプール
- BUNNYプール
BUNNYトークンを単体でで預けることも可能ですし、BNBとのペアで預けることもできます。BNBについては、【仮想通貨】バイナンスコイン(BNB)とは?特徴・今後の展望などを解説で詳しく解説しています。
なお、この3つのプールは自動運用ではないので報酬は手動で回収(CLAIM)が必要です。
②他の通貨に交換する
Pancake bunnyの便利な機能のひとつに、ワンクリックで通貨を交換できる機能(ZAP)があります。
画面上部「ZAP」クリックすると通貨を交換するためのページに移動します。
このページで簡単にBUNNYを他の通貨に交換できます。
また、ZAP機能を使うと単独の通貨をワンクリックでLPトークンに交換することができます。
この機能を使うと個別の通貨でLPトークンを作成する手間が省けます。
Pancake bunnyのリスク
Pancake bunnyのようなイールドアグリゲーターは常にハッキングのリスクがつきものです。
実際に、Pancake bunnyは2021年5月20日にハッキングの被害にあいBUNNYの価格が急落する事態となりました。
本日PancakeBunny起こったフラッシュローンアタックの詳細を記事化しました。
— CRYPTO TIMES@ブロックチェーンメディア (@CryptoTimes_mag) May 20, 2021
今回のアタックで約4000万ドル(約44億円)の資金が流出しました。
Bunnyは約146ドルから約11ドルまで90%以上の下落を記録しました。https://t.co/slSAfiJqYo
$BUNNY ハッキングの詳細 翻訳します
— TakaHako (@HakoTaka) May 20, 2021
いいね。よろしくです。
1. PancakeSwapを使用してハッカーが大量のBNBを購入
2.その後、USDT/BNBとBUNNU/BNBの価格をコントロール
3.フラッシュローンとして大量のBunnyを購入
4.そこから全BUNNYを売却し価格を底まで押し下げる
5. PancakeswapでBNBを返却 https://t.co/B5TBrafaGX
その後、運営の素早い対応によりBUNNYに価格は徐々に回復しつつありますが、このようなリスクがあることを念頭に置いておきましょう。
Pancake bunnyの将来性
Pancake bunnyの将来性について見ていきましょう。
- BINANCEからの支援
- 開発元のMOUNDの発展
- Defiの需要増加
それぞれ解説します。
①BINANCEからの支援
Pancake Bunnyを運営するMOUNDはBinance Labs主導で160万ドルの資金を調達に成功しています。
その他、この資金調達にはIDEO CoLab、SparkLabs Korea、Handshakeの共同創業者Andrew Leeが参加しました。
Binance Smart Chain上に構築されたPancake Bunnyは、現在1日の平均ユーザー数が3万人を超え、2020年12月のローンチ以来、21億ドル以上のトータルバリューロック(TVL)を記録しています。
今回の資金調達は、Pancake Bunnyの拡大と新製品の開発に充てられる予定です。
MOUNDは最近Smart Vaultsを発表し、さらにCross-Chain Collateralizationを発表。
ファーミング、レンディング、スワップなど幅広いDeFiユースケースをカバーするという目標に近づいています。
②開発元のMOUNDの発展
PancakeBunnyはMOUNDによって構築されています。
MOUNDは、複利の高利回りリターンをすべてのユーザーに届けることに専念しています。
Team MOUNDは、ゲーム、ソーシャルプラットフォーム、定量的金融サービス、ブロックチェーンアプリケーションにおいて豊富な経験と成功を収めた開発者と起業家で構成。
製品のイノベーション($BUNNYトークノミクスやCake Maximizerなど)とユーザーへの還元によって価値を創造することを目標としています。
Team MOUNDが開発したプロジェクトには、シングルアセット・スマートボールト、ETH-BSCクロスチェーンファーミング、Qubitと呼ばれる新しいレンディングサービスが含まれます。
チームはユーザーが任意のトークンを保持するだけで、MOUNDによって作成されたすべての異なるプロジェクトの利点を享受できるようにするMNDトークンと呼ばれる革新的な金融商品を導入し、ポリゴンへの対応に取り組んでいます。
MoundはBinance Labsと戦略的投資パートナーシップを結んでいるため、今後の発展が期待されています。
③Defiの需要増加
仮想通貨やブロックチェーン技術が一般的に広まっていることが原因で、Defi(分散型金融)に対する需要が増加すると予想されます。
Defiは、中央集権型の金融システムに代わる、分散化された金融プラットフォームを提供することを目的としています。
Defiは、中央集権型の金融システムでは不可能だったような、新しい金融サービスを提供することができるため、今後ますます注目を集めるでしょう。
また、Defiは分散化されているため、セキュリティやプライバシーの問題が少なく、これらの分野での懸念が少ないことが魅力であると考えられます。
Defiの需要が増加するに伴い、Pancake bunnyへの注目も高まると考えられます。
まとめ:Pancake bunnyの高い利回りで資産運用しよう
Pancake bunnyは自動で複利運用してくれるので、少ない労力で効率よく資産運用ができます。
さらに報酬として得られたBUNNYトークンを預けてさらに増やすことも可能です。
もちろんリスクもあるので万人向けとは言えませんが、Defiに興味がある方は少額でPancake bunnyを始めてみてはいかがでしょうか。Defiについては、【大注目】仮想通貨Defiとは?仕組みや稼ぎ方を解説【よくわかる】で詳しく解説しています。
なお、Pancake bunnyを使うにはビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨を保有しておく必要があります。
まだ仮想通貨を持っていないという方は、500円から仮想通貨が買えるコインチェックで買っておきましょう。
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