【大人向け】本当に面白い名作アニメ映画10選【必見】

1988年、第3次世界大戦が勃発。2019年のネオ東京。金田が率いる暴走族の集団は進入禁止の高速道を走っていた。しかし、先頭にいた鉄雄は突然現れた男に衝突し、負傷する。男と鉄雄は突如現れた軍用ヘリに収容され連れ去られる。その後、鉄雄の行方を捜す金田は、ひとりの少女ケイと出会う。ケイは反政府ゲリラのメンバーで“アキラ”を追っていた。その頃、鉄雄は軍研究所で薬物を投与され、不思議な力に目覚め始めていた…。

とにかく、ストーリーと映像に圧倒されます。観るというよりも体験すると言った方が妥当かもしれません。AKIRAをめぐるナンバーズ、軍、そして金田たち。それらの思惑が絡み合い怒涛のエンディングへと突入していきます。未見の方はラッキーです。本作はアニメーションの金字塔とも評され、スティーブン・スピルバーグ監督の「レディ・プレイヤー1」（2018）に金田のバイクが登場するなど、海外にも影響を与え続けています。

西暦2029年の近未来。公安9課の草薙素子を隊長とする、「攻殻機動隊」。国際手配中のテロリスト「人形使い」が日本にいるという情報を掴んだ彼らは捜査を開始するが…。

ネット黎明期のである1990年代だからこそ作ることができた作品。生命や人間に関する科学的な考察や、香港をイメージした猥雑な街並み、メカの造形美、など数多くの見どころが詰まっています。体の大半をサイボーグ化した主人公の草薙素子は、サイボーグ部分と生身の身体の制御に困る様子が描かれています。終盤の戦車との戦闘シーンは素晴らしい描写なので必見です。

アンディ大人になるにつれ、おもちゃで遊ばなくなった。アンディは大学生になり、ウッディたちは託児施設に寄付されることに。しかし、そこに待っていたのはおもちゃを手荒に扱う子どもたち。ウッディは施設からなんとか脱出するが、アンディのもとに帰るか、仲間たちを助けるかの二択を迫られる。

カウボーイ人形のウッディたちでおなじみの『トイ・ストーリー』シリーズの第3弾作品。持ち主アンディの元を去っていくおもちゃたちの友情を描いています。いつものメンバーが織りなすハラハラした展開と、友情のすばらしさを感じさせるストーリーに号泣必死です。個人的にはシリーズ中、この作品が最高傑作だと思います。

ゲーム「フィックス・イット・フェリックス」の敵キャラを30年間演じるラルフ。彼はまわりの人びとから嫌われている状況を変えたいと思い、自分のゲームの世界を抜け出し、別のレースゲームである「シュガー・ラッシュ」の世界に入り込む。そこで彼は、仲間外れにされてレースに出られない少女ヴァネロペと出会う。似たような境遇の彼らは意気投合し友情を深めていく。だが、違うゲームのキャラが遭遇することはゲームの世界では許されない事だった…。

ディズニーが手掛ける、ゲームの世界を舞台にしたとってもかわいい冒険アニメ。ゲームの悪役を演じるのに疲れてしまったラルフが、お菓子の国を舞台にしたレース・ゲームの世界に入り込み騒動を巻き起こします。「マリオ」のクッパや「ストリートファイター」のザンギエフなど、人気ゲームで同じみのキャラクターたちが続々と登場します。彼らなりの悩みを告白する場面では、人間臭さを感じることができて、少し感情移入してしまいます。笑いあり、涙ありの傑作アニメ映画です。

バナナが大好きな黄色い生物ミニオン。彼らは人類誕生よりもはるか昔の古代から生息していた。彼らの目的は、従うことのできるボスを見つけることだった…。

『怪盗グルー』シリーズでおなじみの謎の生物ミニオンたちが主人公の作品。ミニオンたちの秘密や、グルーと出会うまでの経緯が描かれています。笑いにあふれるミニオンたちの珍道中に目が離せません。キュートなミニオンたちの知られざる謎に注目です。

昔からバイキングとドラゴンとの戦いが続くバーク島。ある日、少年のヒックはケガをしたドラゴンのトゥースと出会う。敵同士であるはずのヒックとトゥース。しかし、二人は誰にも知られないように友情を育んでいくが…。

少年とドラゴンとの出会いと友情を描いたドリームワークス制作の本作。本来であれば敵同士であるはずのバイキングとドラゴンの友情が奇跡をもたらします。描写が緻密で登場人物たちが感情豊かに描かれています。人間とドラゴンという種族を超えた友情に胸が熱くなります。

高校2年生の紺野真琴は、自転車事故をきっかけに、タイムトラベルができる能力を身に付ける。その能力のことを叔母に相談すると、それは“タイムリープ”といい、記憶が定かである過去に飛べる能力と教えられる。その後真琴は、些細なことでもやたらとタイムリープをするようになるが……。

筒井康隆の名作「時をかける少女」を原作とした劇場用アニメーション。監督は『サマーウォーズ』の細田守。17歳の少女がタイムリープをする設定はそのままで、新たに作られた結末など見どころ満載の1本です。

天才的な数学力があるがおとなしい性格の小磯健二は、ひそかに思いを寄せる先輩・夏希に頼まれ、彼女の故郷である長野の田舎へ向かう。そこで二人を待っていたのは、たくさんの夏希の親せきたち。しかも、健二は夏希から婚約者のふりをするようにと頼まれ、婚約者を演じるのだが…。

単館上映から口コミでロングランヒットとなった『時をかける少女』の細田守監督の劇場アニメ。内気な天才数学少年が、突如訪れた世界の危機を救うべく奮闘します。丁寧に描かれたアニメーション映像と、壮大なストーリーが見ものです。人々のつながりの大切さを感じることのできる感動作です。

子ども部屋のクローゼットの奥にあるモンスターたちが住む世界。彼らは夜毎ドアを開いて子どもたちを怖がらせているが、彼らは“モンスターズ株式会社”の社員たちだった。この会社は、モンスターシティの貴重なエネルギー源である子どもたちの悲鳴を集めるために設立された。しかし、最近は子どもが簡単に怖がらなくなってしまい、モンスターズ社の経営が苦境に陥る。そんなある日、人間の女の子がモンスターシティにうっかり入り込んでしまう。

ピクサーが制作した傑作アニメーション映画です。ストーリー構築のために3年を費やしており、穴のない完璧なストーリーに仕上がっています。モンスターズインクの社風や小言をいう上司などもおり、現実感とファンタジーが絶妙に融合しているとこは流石の一言。笑いあり、涙ありの大満足できる作品です。

皇帝ペンギンのメンフィスとノーマ・ジーン夫妻の間に生まれた息子のマンブル。彼は、生後すぐにパタパタと足を動かす癖を披露し、その後立派な小学生に成長する。しかし、皇帝ペンギンがもっとも重要視している歌の授業中に、マンブルがかなりの音痴であることが発覚する。

南極大陸を舞台に音痴の皇帝ペンギン、マンブルが活躍する様子を描いたミュージカル仕立てのアニメ。赤ちゃんペンギンたちのフワフワした毛並みを忠実に再現した精巧なCGと、豪華なミュージカルシーンに注目です。観終わったあとには気分がスカッとしますよ。