こんな悩みを解決します。
本記事の内容
- ブログの文章構成を作る手順7つ
- ブログの文章構成を作るときのポイント3つ
-
ブログの文章構成を作るときの注意点3つ
本記事の信頼性
筆者も当記事の方法で文章構成を作り、現在750記事以上公開中。ブログで最高300万ほどの収益を得ています。
この記事では、ブログの文章構成の作り方について解説していきます。
ブログ初心者にとっては、記事を書くだけでも結構大変ですよね。
しかし、事前に文章構成をしっかり作ることで初心者でも読まれるブログを書くことができます。
実際に僕自身も文章構成を作るようにしたところ、ブログのアクセス数がアップしました。
文章構成を作る手順は以下の7つです。
ブログの文章構成を作る手順
- キーワードを決める
- 想定読者をイメージする
- 悩みを想定する
- 悩みをさらに深堀りする
- 深堀した悩みから見出しを作る
- 導入文を作成する
- タイトル・ディスクリプションをつける
上記の文章構成を具体的にどのように作っていけばいいのか、初心者の方でもわかりやすく説明していきます。
この文章構成の作り方を知っているだけで、あなたのブログがグッとレベルアップし、たくさんの人に読まれるようになります。
もくじ
ブログの文章構成を作る手順7つ
ブログの文章構成を作る手順は以下の7つです。最初は文章構成を作るのに時間がかかるかもしれませんが、慣れると記事作成が各段にはやくなりますよ。
ブログの文章構成を作る手順
- キーワードを決める
- 想定読者をイメージする
- 悩みを想定する
- 悩みをさらに深堀りする
- 深堀した悩みから見出しを作る
- 導入文を作成する
- タイトル・ディスクリプションをつける
ひとつずつ、説明していきます。
①キーワードを決める
まずどのキーワードで書くかを決めます。
例えばこの記事は「ブログ 文章構成」をキーワードにしています。
キーワードは記事作成で一番重要なので慎重に選ぶようにしてください。
キーワードが文章構成の土台になりますし、キーワード次第でその記事が読まれるかどうかが決まるからです。
検索ボリュームの少ないキーワードで書いてしまうと、いくら有益な記事を書いても読まれません。
安易に決めずにしっかり時間をかけてキーワードを決めてください。キーワードを決める際は以下の記事が参考になります。
>>SEOキーワード選定の5つの方法と3つのコツ【初心者向け】
複数のキーワードで構成される「ロングテールキーワード」を選ぶのも有効です。ロングテールキーワードの選び方については、以下の記事で詳しく解説しています。
②想定読者をイメージする
つぎに想定読者をイメージします。
想定読者を設定すると記事の方向性が固まるので、読者のニーズを満たす記事になるからです。
例えば当記事では以下のような想定読者をイメージしています。
- 30代
- 男性
- 関東在住
- 中小企業勤務
- ブログで副収入を得たい
- ブログ初心者
この想定読者がキーワード「ブログ 文章構成」を検索すると考えてください。ある程度ざっくりしたイメージで大丈夫です。
想定読者は「ペルソナ」とも呼ばれます。ペルソナの設定方法については、以下の記事で詳しく解説しています。
③悩みを想定する
つぎに想定読者の悩みを想定します。
なぜそのキーワードで検索するに至ったか?ということを考えていきます。つまり想定読者の「悩み・疑問」の部分です。
この「悩み・疑問」への答えを記事で書いていくことになります。
「ブログ 文章構成」で検索した想定読者の悩みですぐに思いつくのは以下ですね。
「ブログ 文章構成」の悩み
・ブログの文章構成の作り方を知りたい
まずは上記のようにさくっと悩みをひとつ想定しておきます。ちなみにこの悩みは、「検索意図」とも呼ばれます。検索意図の把握は記事の内容を決める上でもっとも重要な部分です。検索意図の調べ方については、以下の記事で詳しく解説しています。
>>SEOでの検索意図の重要性とは【調べる方法・記事作成方法も解説】
④悩みをさらに深堀りする
つづいて、悩みをさらに深堀します。
「ブログの文章構成の作り方を知りたい」の他にもなにか知りたいことはないか?を考えていきます。
すると、以下の悩みもありそうだなとわかります。
ほかの悩み
・ブログの文章構成を作るときのポイントを知りたい
・ブログの文章構成を作るときの注意点を知りたい
深堀した結果、悩みは以下の3つと想定できました。
悩み
・ブログの文章構成の作り方を知りたい
・ブログの文章構成を作るときのポイントを知りたい
・ブログの文章構成を作るときの注意点を知りたい
当記事の場合は以下のとおり。Googleドキュメントにそのまま書いていってます。
⑤深堀した悩みから見出しを作る
今度は、深堀した悩みから見出しを作っていきます。
当記事では以下のような見出しを作っています。
悩みへの答え=見出しと考えておくと簡単ですよ。なお、見出しにキーワードを入れるとSEO効果が期待できるので、必ずキーワードを入れるようにしましょう。効果的な見出しを作るコツについては、以下の記事で詳しく解説しています。
>>SEOに効果的な見出しタグ(hタグ)の付け方と作り方のコツ
⑥導入文を作成する
つづいて、導入文を作成します。
導入文は軽視しがちなパートですが、実は細心の注意を払って書くべきパートです。
なぜなら、読者は導入文を読んだ時点でその先を読むかどうか判断するからです。
導入文がそもそも読者のニーズに合っていないと、内容がいくら有益でもその先を読むことはありません。
「導入文ってなんか書くの難しそう・・・」という方は、以下の内容を盛り込むと書きやすいですよ。
- 悩みへの理解
- 悩みの解決法
- 解決法の根拠
- 背中を押す
当記事の例は以下のとおりです。
効果的な導入文の書き方については、以下の記事で詳しく解説しています。
>>【テンプレ付き】リード文の書き方の3つのコツ【重要性も解説】
⑦タイトル・ディスクリプションをつける
文章構成の最後はタイトル・ディスクリプションをつけていきます。
タイトルは以下のポイントをふまえてつけてください。
タイトルのポイント
- 30文字前後におさめる
- キーワードを含める
- 誰向けの記事なのかを明示する
- 記事の内容を要約する
タイトルの付け方については以下の記事で詳しく解説しています。
>>読まれる!ブログのタイトルのつけ方5つ【参考サイトも紹介】
ディスクリプションは記事の内容を抜粋したものです。
検索結果に表示されるので、ここを見て読むかどうか判断されるのできちんと書いておきましょう。
ディスクリプションは以下のポイントをおさえて書くとよいです。
ディスクリプションのポイント
- 90字前後におさめる
- キーワードを含める
- タイトルに書けないことを書く
当記事は以下のとおりディスクリプションを設定しています。
効果的なディスクリプションの書き方については、以下の記事で詳しく解説しています。
>>ディスクリプションとは?SEOに効果的な書き方や文字数を解説
ブログの文章構成ができたら本文執筆
文章構成ができたら本文を執筆していきます。
①本文に肉付け
見出しに対する本文を書き、適宜肉付けしていきます。
文章構成がすでに完成しているので、スムーズに書けるはずです。
本文の書き方で迷った場合はPREP法を使うと便利です。PREP法とは以下の順番で文章を書く方法です。
- 結論(Point)
- 理由(Reason)
- 具体例(Example)
- 結論(Point)
PREP法を使うと簡単に説得力のある文章が書けるので、マスターしておくと重宝します。
当記事でも以下のとおりPREP法を使っています。
効果的な本文の書き方については、以下の記事で詳しく解説しています。
>>【怪しくない】セールスライティングとは【基本の書き方+学習方法】
②装飾で見易さを整える
本文を書き終えたら装飾で見易さを整えます。
文字ばかりの記事は読みにくく、敬遠されがちなので気をつけてください。
装飾は以下のポイントをおさえておけば大丈夫です。
装飾のポイント
- 画像を使う
- ポイントとなる箇所は太字
- 行間をあける
- 色は3色以内
念のため、公開前にプレビューで見栄えを確認しておきましょう。ブログの書き方と装飾については以下の記事で詳しく解説しています。
>>WordPressブログの書き方と装飾方法【初心者必見】
ブログを見やすくするコツについては、以下の記事で詳しく解説しています。
>>見やすいブログレイアウトを実現する5つのコツ【参考サイトも紹介】
ブログの文章構成を作るときのポイント3つ
つづいて、ブログの文章構成を作るときのポイントを3つお伝えします。
文章構成を作るときのポイント
- イメージは身近な人との会話
- 悩みへの回答以外は書かない
- 結論を先に詳細はあとに
①イメージは身近な人との会話
イメージとしては身近な人との会話です。過去の自分に対して語りかける感じでもOKです。
会話をイメージすることで、ターゲットとなる読者像がぶれないからです。また、悩みに対する答えをピンポイントで提示することができるので読者の満足度が高い記事に仕上がります。
ときどき誰に向けて書いているのがあいまいなブログを見かけますが、それでは読んでもらえません。
これを防ぐためにも身近な人との会話をイメージしてください。
②悩みへの回答以外は書かない
悩みへの回答以外は書かないように心がけてください。
ぶっちゃけ、読者は自分の悩みを解消することにしか興味がないからです。
例えば、文章構成の書き方を知りたいのに、途中からブログを続ける大変さについて書かれていたら読む気を無くしますよね。
あくまでも、悩みへの回答だけを書くことを心にとどめておきましょう。自分の書きたいことだけを書かないように注意が必要です。
>>ブログが伸びない理由は「書きたいこと」を書いているから【解決策あり】
③結論を先に詳細はあとに
結論を先に書いて、詳細はあとに書くようにします。
読者は結論を早くしりたがっているためです。
結論がなかなか書かれていない記事ってありますよね。あれは読む側としてはけっこうイライラするのでやめた方がいいです。
まず結論を先に示すのが基本です。当記事でも導入文で結論を以下のとおり示しています。
読者に伝わりやすいように、内容をしっかり考えましょう。ブログの内容については、以下の記事で詳しく解説しています。
ブログの文章構成を作るときの注意点3つ
最後に、ブログの文章構成を作るときの注意点をお伝えします。
①読者をリアルにイメージする
読者をリアルにイメージします。
読者像がぼんやりしていると、肝心の記事の内容がぶれてしまうからです。
例えば以下の内容の記事があったらどうでしょうか。
内容がぶれまくってますよね。読者を曖昧にイメージすると、このように意味のわからない内容の記事に仕上がります。
そうならないためにも、じっくりと時間をかけて読者をリアルにイメージしましょう。
②自分が書きたいことを書かない
自分が書きたいことを書かないようにしてください。
読者はあなたの日記を読みたいわけではないからです。
ときどき自分語りが多いブログを見かけますが、これでは読まれません。
つい書きたいことを書いてしまいがちなので、文章構成を作るときにしっかり意識しましょう。
③文章構成にしっかり時間をかける
文章構成にしっかりと時間をかけてください。時間配分でいうと文章構成1時間、本文作成30分、装飾30分くらいの時間配分くらいのイメージです。
なぜ文章構成に時間をかけるかというと、文章構成ができていれば記事の9割は完成したも同然だからです。
ブログは記事構成ができれば9割完成といっても過言ではない。あらかじめ以下の点に気をつけてしっかり設計すれば大きく読者ニーズからはずれることはない。
— ふぁふぁ (@fafa0911) September 26, 2020
・キーワード選定
・読者の悩み
・悩みの解決法
・記事の信頼性
・タイトル
・見出し
・まとめ
あとは本文を書いて肉付けするだけで完成。
文章構成を作らずにいきなり執筆すると、全体の構成と内容が必ずめちゃくちゃになります。そして、全体の整合をとるために修正に余計な時間をかけることになります。
文章構成さえしっかりと作れば、一定のクオリティは保たれます。まず設計を入念にしましょう。
まとめ:文章構成をしっかり考えることで良い記事がうまれる
以上、ブログの文章構成の作り方の手順をご紹介してきました。
文章構成でブログ記事の出来がほぼ決まるので、この記事を何度も読み込んで文章構成の方法はしっかりとマスターしておきましょう。
ブログを書くことに慣れてきたら、収益化を目指しましょう。収益化の方法は以下の記事で詳しく解説しています。
-
【初心者向け】wordpressブログを収益化する簡単な方法
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