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本記事の内容
- frax share(FXS) の概要
- frax share(FXS) の特徴
- frax share(FXS) の買い方
- frax share(FXS) のチャート・価格推移
- frax share(FXS) の将来性
- frax share(FXS) の今後の価格予想
- frax share(FXS) に関するよくある質問
本記事の信頼性
筆者は2017年から暗号資産(仮想通貨)を運用しています。さらに、暗号資産(仮想通貨)の情報発信ブログで月300万円ほどの収益を得ており、その経験を基に本記事を執筆しています。
frax share(FXS) はfraxファイナンスが発行する仮想通貨です。
今回は仮想通貨ブログで月300万円以上の収益を得ている僕が、frax share(FXS)の概要や特徴・買い方などを解説していきます。
今回の記事を読むことでfrax share(FXS)に関する理解が深まるはずです。
なお、仮想通貨取引を始めるには仮想通貨取引所の口座が必須となります。
初心者の方にとってはコインチェックがおすすめです。
コインチェックでは500円から仮想通貨が購入でき、さらに積立購入やレンディングサービスに対応しているため幅広い取引が可能です。
口座開設は無料なので、まずはサクッとコインチェックに無料登録しておきましょう。
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もくじ
名称 | frax share(FXS) |
---|---|
時価総額 | 63位 |
取引所 | Binance、Kucoin |
価格(2023年1月時点) | ¥1,157.60 |
時価総額(2023年1月時点) | ¥84,440,426,092 |
公式サイト | frax share(FXS) 公式サイト |
frax share(FXS) はfraxファイナンスが発行する仮想通貨です。
Fraxプロトコルはアルゴリズムを用いたステーブルコインシステムです。
Fraxはオープンソース、パーミッションレス、完全なオンチェーンで、現在はEthereumに実装されています(将来的にはクロスチェーンでの実装も可能です)。
Fraxプロトコルの最終目標は、BTCのような固定供給されるデジタル資産の代わりに、高度にスケーラブルで分散化されたアルゴリズムによる通貨を提供することです。
frax share(FXS) は、供給の一部が担保に支えられ、一部がアルゴリズムで供給されるユニークなステーブルコインです。
担保とアルゴリズムの比率は、frax share(FXS)の市場の価格設定に依存します。
frax share(FXS)が 1 ドル以上で取引されている場合やプロトコルは担保の比率を下げ、1ドル未満で取引されている場合は担保の比率を増加させます。
frax share(FXS)は最終的には自律的なアルゴリズムによるシステム運営を目指しています。
frax share(FXS)の特徴は以下のとおり。
- 2トークン方式
- 担保付きステーブルコイン
- MintingとRedemingによる価格安定
- ステーキングが可能
- マルチチェーン対応
- ガバナンスへの提案が可能
順番に解説します。
①2トークン方式
FraxプロトコルはステーブルコインであるFrax(FRAX)と、そのガバナンストークンであるFrax Shares(FXS)からなる2トークン方式です。
FRAXは常に1ドルに固定されており、その担保比率は、あらかじめ決められた比率に固執するのではなく、FRAXの価格を1ドルに保つよう市場の需要に応じて調整されます。
FRAXが1ドルを超えると、プラットフォームは担保比率を0.25%ずつ減らしていきます。FRAXが1ドルを下回る場合、担保比率は1段階引き上げられます。
このように、その時の状況に応じてフレキシブルに価格を安定させる仕組みが導入されています。
②担保付きステーブルコイン
frax share(FXS)は価値ある資産とアルゴリズムモデルを用いて管理される無担保の安定コインを組み合わせています。
Fraxは、資産担保と数学的暗号アルゴリズムの両方に支えられているため、ハイブリッド型ステーブルコインと言えます。
オープンソースでパーミッションレス、イーサリアム(ETH)や他のブロックチェーン上で動作する完全なオンチェーンプロトコルです。
BTCのような固定供給型のデジタル資産に代わり、高度にスケーラブルで分散化されたアルゴリズムによる貨幣を提供することを目指しています。
③MintingとRedemingによる価格安定
FRAXの価格を安定させる仕組みとして、MintingとRedemingがあります。
FRAXは発生時に全額担保が設定されており、ユーザーはミント時に担保を用意するだけでFRAXをミントできます。
簡単に言えば、担保とFXSの組み合わせで1枚のFRAXが出来上がる仕組みです。
例えば、担保率が98%の場合、1枚のFRAXをミントするために0.98ドルの担保と0.02ドルのFXSのバーンが必要です。
一方、担保率97%の場合は、それぞれ0.97ドル、0.03ドルになる計算です。
④ステーキングが可能
frax share(FXS)はステーキングが可能です。
流動性供給者(LP)になりたいユーザーは、Fraxで最大3年間LPトークンをプロトコルにロックすることができます。
担保率とロックされた時間の2つのブースト要素がLPステーク報酬を倍増させる仕組みです。
担保比率のブーストは、FXSコインの基本排出率である年間18,000,000FXSに適用されます。
その結果、より多くのFXSがプラットフォーム上に流通することになります。
一方、タイムロックブーストは、プール内のすべてのステークに対する個人のステークに適用され、結果的にはゼロサムゲームとなります。
具体的には、ユーザーはプール内の自分の比率を上げることでFXSトークンを追加で獲得し、他の人の比率を下げます。
この仕組みは不親切に聞こえるかもしれませんが、流動性を一定期間システムに固定することでリスクとリターンのバランスを取るためのもので、特にFraxプロトコルを熱心に支持するLPをターゲットにしています。
⑤マルチチェーン対応
frax share(FXS)は、マルチチェーン対応のプロトコルです。
BNBチェーンやSolanaなど12種類のチェーンに対応し、ブリッジによって通貨を行き来させることが可能です。
ブリッジされた個々の FRAX/FXS をそのブリッジシステムのユニークな通貨として扱い、他のチェーンから移動した FRAX/FXS にそのブリッジの識別子をつけて名前を付けます。
たとえば、AnySwapでブリッジされたFRAX はanyFRAX と呼び、WormholeブリッジでブリッジされたFRAXはwormFRAX と呼びます。
このように、複数のチェーンに対応しているため利便性が高いことが特徴です。
⑥ガバナンスへの提案が可能
ユーザーは、一定基準以上のFXS(総投票数の1%、100万FXSに相当)を保有していれば、プロトコルに新たな変更を提案することができます。
提案可能な項目は以下のとおり。
- 担保プールの追加/調整
- ミント/償還手数料
- 担保比率のリフレッシュレート
また、投票をまとめて提案を提出することもできます。提案が提出されると、その提案は3日間の有効投票期間に入り、賛否の投票が行われます。
投票期間終了後、賛成票が4,000,000FXS以上あった場合、その提案はタイムロックに登録され、2日後に実施されます。
frax share(FXS)は残念ながら国内取引所では取り扱いがないため、海外取引所で購入する必要があります。
frax share(FXS)の買い方は以下のとおりです。
- コインチェックで口座開設
- コインチェックで仮想通貨を購入する
- BINANCEで口座開設
- BINANCEにイーサリアムを送金する
- BINANCEでfrax share(FXS)を購入する
順番に解説していきます。
①コインチェックで口座開設
事前準備として、仮想通貨取引所の口座が必要になります。
海外取引所に送金するためのイーサリアムなどの暗号資産(仮想通貨)が必要になるからです。
取引所は複数ありますが、最初はコインチェックをおすすめします。
アプリが使いやすいので初心者でも迷うことなく取引でき、入金もコンビニ入金や銀行振込など幅広く対応しています。
仮想通貨を500円から購入できますし、口座開設はもちろん無料なのでサクッと開設しておきましょう。
②コインチェックで仮想通貨を購入する
コインチェックで口座を開設できたら暗号資産(仮想通貨)を購入します。
暗号資産(仮想通貨)を購入するためには、まずはコインチェックに日本円を入金します。
ホーム画面の「日本円を入金」から日本円を入金できます。
入金方法には「銀行振り込み」、「コンビニ入金」、「クイック入金」の3つから選択可能です。
コインチェックに日本円が入金できたらホーム画面の「販売所(購入)」にて、例えばイーサリアムなら「ETH」を選択して日本円で購入します。
他の通貨を買う際も同じ手順でOKです!
③BINANCEで口座開設
続いて、海外取引所のBINANCEで口座開設をしておきます。
マイナーな仮想通貨は海外取引所でしか買えない場合が多いからです。
BINANCEの口座開設については、BINANCE(バイナンス)とは?特徴やメリット・デメリット、登録方法も解説で詳しく解説しているので併せてご覧ください。
④BINANCEに仮想通貨を送金する
BINANCEへの登録が完了したら入金が必要です。しかしBINANCEは海外取引所なので、日本円を直接入金することができません。
そのため、あらかじめ購入しておいた仮想通貨を国内取引所からBINANCEへ送金する必要があります。
今回はコインチェックを使った画面で説明します。今回はイーサリアムを使った手順ですが、ビットコインやリップル等好きな通貨を送金してOKです。
- Coincheckのコイン送金画面から、「Ethereumを送る」を選択
- 送金先リストにコピーしたERC20アドレスをペースト
- 送金したいETHの金額を入力
- 「送金する」ボタンをクリック
初めて仮想通貨の送金をする方はまず少額で送金テストを行ってください。
送金でミスすると最悪自分のお金を失うことになります。
まず少額で送金してみて問題ないことを確認してから、残りの資金を送金するようにすると安心です。
入金が完了したら、BINANCEでfrax share(FXS)を購入しましょう。
まずは国内取引所で仮想通貨を購入する必要があるので、少額の500円から買えるコインチェックで無料開設し、少額の仮想通貨を購入しておきましょう。
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frax share(FXS)のチャート・価格推移についても見ていきましょう。
①2022年1月~5月
2022年初頭、その後のDefiの人気と仮想通貨市場の盛り上がりにより、価格は5,000円近くまで跳ね上がりました。
また、Defiの利用者が急増したことも価格を押し上げたと考えられます。
その後は仮想通貨市場の下げに伴い、価格を下げています。
②2022年6月~10月
2022年6月から10月にかけて仮想通貨市場の相場が動いたことにより、大きな価格変動を経験しました。
一時価格は1,000円に達するまでに上昇しました。
その後、方向感の乏しい比較的安定した値動きが続いています。
③2022年11月~
2022年11月以降は仮想通貨全般が下落しているため、値を下げています。
しかし、今後の好材料をきっかけにさらに一気に上昇トレンドが加速する可能性もあります。
一方で相場の方向性に乏しいため、トレードを控えて様子を見ることも重要かと。
現在は1,200円前後で推移しており、今後のプロジェクトの進捗次第で価格が大きく動きそうです。
今後、新たな取引所への新規上場の可能性もあるので期待が高まっています。
続いて、frax share(FXS)の将来性について解説します。
- Defiの需要増加
- 新たな取引所への上場
- Chainlinkとの提携
- 中央銀行デジタル通貨(CBDC)との共存
それぞれ解説します。
①Defiの需要増加
Defiは今後、需要が増加すると考えられます。理由としては以下のとおり。
- 技術の進歩により、デジタル資産を安全に保管・管理できるようになり、DeFiのプラットフォームが普及してきていること。
- DeFiを利用することで、資産の管理および取引が安全かつ便利に行えるため、使用者が増えていること。
- DeFiプラットフォームは、仮想通貨やブロックチェーン技術を利用した新しい金融サービスを提供することができるため、需要が高まっていること。
- DeFiは、デジタル資産を扱う場合に限らず、金融市場や資本市場などのさまざまな分野で活用される可能性があるため、需要が高まると考えられていること。
これらのことから、Defiの需要増加が後押しとなり、frax share(FXS)のユーザーも増えると予想されます。
②新たな取引所への上場
frax share(FXS) は現在BINANCEなどの主要な取引所に上場済です。
これはfrax share(FXS) の将来性や実用性に一定の評価が与えられていると言えます。
今後新たな取引所へ上場する可能性もあり、上場時にはさらなる価格高騰が期待できます。
③Chainlinkとの提携
frax share(FXS)は業界をリードするオラクルネットワークであるChainlink(LINK)と共同でFrax Price Index(FPI)開発に取り組んでいます。
>>仮想通貨Chainlink(チェーンリンク:LINK)とは?概要・特徴、将来性を解説
FPIは、インフレに強いアルゴリズムステーブルコインで、分散型消費者物価指数(CPI)にペグされる予定です。
frax share(FXS)はFPIを通じて世界中のユーザーに安定した資産を提供することを目指しています。
④中央銀行デジタル通貨(CBDC)との共存
連邦準備制度理事会(Fed)が独自の中央銀行デジタル通貨(CBDC)を発行する計画を持っています。
これについて、FRBはステーブルコインの禁止を求めておらず、ステーブルコインもCBDCも共存可能であると回答しています。
CBDCは現金コストの削減、金融取引の追跡が主な目的です。
一方、ステーブルコインは支払いのスピードと効率性を改善することを目的としているため、共存可能との見方が強いです。
そのため、一定数のステーブルコインの需要が見込めるため、frax share(FXS)の利用機会も増えると見られています。
仮想通貨の価格予想サイトによると、AIを使ったfrax share(FXS)の今後の価格予想は以下のとおり。
年 | 最小値 | 平均値 | 最大値 |
---|---|---|---|
2023 | $9.71 | $9.98 | $11.33 |
2024 | $13.68 | $14.08 | $16.47 |
2025 | $18.98 | $19.68 | $24.03 |
2026 | $28.46 | $29.44 | $33.85 |
2027 | $40.89 | $42.37 | $48.74 |
2028 | $56.52 | $58.64 | $70.21 |
2029 | $87.95 | $90.29 | $99.20 |
2030 | $133.20 | $137.72 | $155.63 |
2031 | $200.51 | $206.01 | $234.69 |
2032 | $285.32 | $293.56 | $348.41 |
2年後には現在の価格の2倍程度に上昇。
2032年には約293ドルまで上昇するとの予想がされており、今後の価格上昇が期待できます。
ビットコインなどを法定通貨に採用する国が増えており、様々な支払い手段として仮想通貨が採用され始めています。
近年、仮想通貨が世界各国に受け入れられるようになり、多くの国が仮想通貨を採用したり、デジタル通貨を開発し始めています。
中央アフリカやエルサルバドルなどの国は、仮想通貨を多様な支払い手段として法定通貨に採用し始めています。
海外でも仮想通貨の保有・取引に関する税制を整備する動きがあるので、国民が安心して取引できる状況が整っています。
frax share(FXS)は将来的に何人ものユーザーを魅了する可能性を秘めた本当に良いプロトコルですが、仮想通貨ユーザーの間ではまだ人気がありません。
今後のDefiの需要増加によりfrax share(FXS)も成長していくでしょう。
最後にfrax share(FXS) に関するよくある質問に答えます。
- frax share(FXS)は国内取引所で買える?
- frax share(FXS) はステーキングできる?
- frax share(FXS) の発行上限はどのくらい?
- frax share(FXS)の創設者は?
順番に回答します。
frax share(FXS) は国内取引所では購入できません。
frax share(FXS) を購入する際は以下の海外取引所を使う必要があります。
海外取引所は日本円が入金できません。入金用の仮想通貨はアプリが使いやすいコインチェックで購入しておきましょう。
はい、ステーキング可能です。
BINANCEの公式サイトでステーキングすることができます。
ステーキングはトレードをする必要が無く、簡単に報酬が得られるので初心者にもおすすめの方法です。
ステーキングの仕組み等については、仮想通貨の「ステーキング」とは?利益を得る仕組みを解説で詳しく解説しているので併せてご覧ください。
frax share(FXS)の発行上限はありません。
そのため、供給量が安定しており購入しやすい投資先として注目を集めています。
ただし、仮想通貨の価格変動には、発行上限だけではなく、様々な要因が影響を与えます。
仮想通貨の発行上限が定められていることが、仮想通貨の価格が上昇するという保証をするものではありません。
仮想通貨市場は、常に変化しており、仮想通貨の価格も常に変動しています。
仮想通貨を投資する場合は、常に最新の情報を確認し、リスクを理解した上で、自己責任で判断することが重要です。
frax share(FXS)の創設者はアメリカのソフトウェア開発者Sam Kazemianです。
samは2019年にアルゴリズムによるステーブルコインの最初のアイデアを思いつきました。
Fraxのエンジニアの創業チームには、Travis MooreとJason Huanがいます。
Sam Kazemianはもともと、ステーブルコインが急速に成長しているが、アルゴリズム的な金融政策と担保を混合したものがないことに気づき、このアイデアにたどり着きました。
純粋にアルゴリズムによる通貨管理を行っているプロジェクトは、これといった利点を発揮することなく失敗したり、閉鎖されたりしていました。
Fraxは、アルゴリズムと担保を併用したステーブルコインに対する市場の信頼度を測るため試験的に設計されました。
今回はfrax share(FXS) について解説してきました。
frax share(FXS) はアルゴリズムを用いた利便性の高いステーブルコインを提供しており、仮想通貨需要の増加に伴い今後のさらなる普及が期待できます。
BINANCE等の大手取引所に上場済であり、実用性も高く評価されています。
frax share(FXS) はこのように様々な要因で将来性に期待が持てるので、少額でもいいので早めに購入することで先行者利益を得やすくなります。
frax share(FXS)に興味がある方はアプリが使いやすいコインチェックで無料で口座開設し、10,000円くらいの資金を入金して購入準備をしておきましょう。
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