こんな悩みを解決します。
本記事の内容
- Kin(KIN)の概要
- Kin(KIN)の特徴
- Kin(KIN)の価格推移
- Kin(KIN)の将来性
- Kin(KIN)の購入方法
本記事の信頼性
筆者は実際に2017年から20種類ほどの暗号資産(仮想通貨)を運用し、収益をあげています。さらに複数の大手暗号資産(仮想通貨)メディアで記事を執筆中です。その経験を基に本記事を執筆しています。
仮想通貨Kinはカナダのメッセージプラットフォーム「Kik(キック)」で使われる仮想通貨です。
KinはKikの中で投げ銭や、Kik内のデジタルコンテンツを購入するために使用できます。
Kikは日本ではマイナーなメッセンジャーツールですが、アメリカでは日本のLINEのような存在で、ユーザー数は3億人を超えており、その規模の大きさから、Kinも注目を集めています。
なお、Kinを購入するためには海外の仮想通貨取引所から購入することになるので、国内の仮想通貨取引所から仮想通貨を送る必要があります。
kinに興味がある方は今のうちにコインチェックに無料登録し、ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨を購入しておきましょう。
\ アプリダウンロード数No.1/
もくじ
仮想通貨Kin(KIN)の概要
仮想通貨Kinは、主にカナダのKik Interactive社が開発したメッセンジャーアプリ「Kik」上で使用されるトークンです。
通貨名はKin、通貨単位はKINとなっています。
仮想通貨Kin(KIN)は「Kinship」(親族関係、類似を意味する英単語)の略であり、Kikコミュニティ内の繋がりを強めるために開発されました。
Kikが仮想通貨を導入というニュース、面白いなー。LINEあたりも独自の仮想通貨を導入したりして。SNS、メッセンジャーアプリ大手が通貨を発行するという未来はありそう。 https://t.co/F3m6WpkqEH pic.twitter.com/2iwWIKbnMA
— ikehaya-nft.eth | CryptoNinja (@IHayato) May 27, 2017
そして、仮想通貨Kin(KIN)は今まで金銭的に評価されていなかったユーザーたちの活動に対して報酬を払う、新たな評価経済コミュニティを創造するために尽力しています。
また、Kikは仮想通貨Kin(KIN)をリリース前するに、Kik内でKik Pointsという決済実験的キャンペーンを実施しました。この時Kinはポイントとして付与された形で、ユーザーにKik Pointsが配布されてアプリ内で使用できるものでした。
キャンペーンはユーザーに非常に好評で、Kik Pointsはユーザー同士で活発に取引が行われるようになりました。このキャンペーンでのKinの取引量は約1億900万のトランザクションが生成され、一時はビットコインのトランザクションの3倍を超えることになりました。
この実験から、仮想通貨Kin(KIN)は多くのユーザーからの人気を集めるられると期待されています。
Kinは2017年9月ICOを行うことで資金調達を行い上場し、約110億円の調達に成功しています。メッセンジャーアプリKikのユーザー数の多さから、多くの投資家がKinのICOに参加し、Blockchain Capital、Pantera Capital、Polychain Capitalなどの有名なブロックチェーン専門の投資機関も参加したことで注目を浴びることになりました。
この資金調達額は、2017年で5番目に成功したICOとなりました。
ICOとは
ICOとは、企業が新しく仮想通貨を発行し、仮想通貨を購入してもらうことで資金調達を行う方法です。
-
【初心者向け】仮想通貨のICOとは?仕組みや参加方法なども解説
続きを見る
株式で行うIPOの仮想通貨版だと考えるとわかりやすいと思います。
ただ、IPOには多くの審査とコストがかかります。
ICOではIPOで行うような審査などの手続きが必要ないので、IPOよりスムーズに資金調達を行うことが可能です。
メッセンジャーアプリKikとは
メッセンジャーアプリKikは、2009年にカナダのオンタリオ州ウォータールー市にある大学の学生グループによってつくられました。
Kikの特徴は、LINEのように電話番号を登録しなくても、Kikで使用している名前を検索するだけで友人と繋がれることです。
この手軽さから若者を中心に3億人を超えるユーザーがアプリを使用しており、アメリカでは10代の40%以上が使用しているという非常に人気のあるSNSです。
また、Kikでは友達追加のQRコードはLINEなどと違い、丸いキャッチーなデザインをしており、流行に敏感な若者向けに工夫がされていることがわかります。
仮想通貨Kin(KIN)の特徴
仮想通貨Kin(KIN)の特徴は以下の通りです。
- Kin Rewards Engineアルゴリズム
- Solanaブロックチェーンを採用している
- Kik以外のアプリでも使用が可能
①Kin Rewards Engineアルゴリズム
出典:https://kin.org/kin-rewards-engine/
仮想通貨Kin(KIN)は、Kin Rewards Engineアルゴリズムというブロックチェーンのトランザクション(取引の記録)を承認するプロトコルを開発・運用しています。
Excited to share more details on the implementation of the Kin Rewards Engine: https://t.co/dToMBZ1nxX
— Kin Ecosystem (@Kin_Ecosystem) October 19, 2017
Kin Rewards Engineはプラットフォームのユーザー向けの機能で、コミュニケーション内での活動を評価し、基準を満たせばKinによって報酬が支払われる仕組みのことです。
どのような活動が評価されるかというかというと、Twitterに例えるとオリジナルの画像をアップロードするなどの行動です。
今まではいいねの数など、金銭的な評価がされていなかった活動も、Kin Rewards Engineによって評価され、新たな評価経済コミュニティ創造の核をになっています。
Kin Rewards Engineでは「公平性」、「透明性」、「平等な機会」、「効率性」の4つを軸に運用されています。
そのため誰でも参加でき、報酬はわかりやすく、あらかじめどのような行動をすればどのくらいの報酬が得られるのかがわかる仕組みとなっており、ユーザーにとって使いやすい機能となっています。
Kin Rewards Engineは、現在6,000万を超えるウォレットを有しており、2017年に開始されてから60以上のアプリに約7,000万ドル以上の報酬を分配している実績があります。
②Solanaブロックチェーンを採用している
仮想通貨Kin(KIN)は元々その膨大なユーザー数とトランザクションを処理するために、イーサリアムとステラのハイブリッドなブロックチェーン技術を採用していましたが、2020年4月からSolanaブロックチェーンを採用しています。
Solanaとは、機能面で非常に優れたブロックチェーンプラットフォームで、2020年3月に公開されました。
-
仮想通貨SOL/Solanaとは?概要・特徴や今後の将来性などを解説
続きを見る
PoH(プルーフオブヒストリー)というコンセンサスアルゴリズムを使用しており、ビットコインなどで採用されているPoW(プルーフオブワーク)に比べて、取引を即座に完了することが可能です。
また、Solanaは、処理速度が非常に早いことも特徴の一つで、ドランザクションの処理数は約50,000/秒です。
この速度は、ビットコインやイーサリアムの3000倍から7000倍の速度で処理が可能です。
Solanaは将来的にイーサリアムを超えるのではないかともいわれており、そのSolanaを採用しているKinの成長にもよい影響を与えるでしょう。
Kik以外のアプリでも使用が可能
仮想通貨Kin(KIN)はメッセンジャーアプリのKik以外のアプリでも使用が可能です。
Kin公式ホームページの「Kin Apps」を選択すると、主にAndroidで使用可能なアプリがダウンロード可能です。
これらのアプリ内ではKinが共通通貨として利用されており、アプリ内でのゲームの報酬や、製品の購入に使用できます。
2021年11月現在、Kinの公式ホームページには11個のアプリが登録されています。
気になった方はチェックしてみてはどうでしょうか。
仮想通貨Kin(KIN)の使い方
仮想通貨Kin(KIN)の使い方として、以下のようなものがあります。
- Kik内での通貨として使用する
- 報酬として受け取る
①Kik内での通貨として使用する
仮想通貨Kin(KIN)はKikコミュニティ内のデジタルコンテンツの売買に使用することが出来ます。
LINEに例えると、LINEコインのような使い方ができ、スタンプを購入したり、LINEミュージックを購入するようなものです。
また、LINEには無い機能ですが、Kik内のクリエイターにチップを送ることもでき、その他には出前も頼むことができます。
また、有名人のライブチャットで投げ銭としても利用可能です。
②報酬として受け取る
Kin Rewards Engineによって、コミュニティ内での活動により仮想通貨Kin(KIN)を報酬として獲得できます。
報酬を得るためには、コミュニティ内でコンテンツやサービスを作成したり、他のユーザーからのいいねをたくさんもらうなどの条件があります。
報酬として受け取ったKinはウォレットに引き出すことができます。
海外の仮想通貨取引所で日本円に交換できる仮想通貨に換金してから日本の仮想通貨取引所に送り、日本円に換金することができます。
日本の仮想通貨取引所には、海外の仮想通貨取引所とのやりとりが簡単なコインチェックがおすすめです。
Kinと提携しているアプリ
Kinが提携しているアプリには以下のようなものがあります。
10月9日にKinの公式HPで以下の3つのアプリと提携したと発表されました。
- Kurobi
- Splash
- Tegger
①Kurobi
Kurobiでは、人気のあるクリエイターがアプリ内でプロフィールを作成でき、ファンとの1対1の通話予約のチケットを販売できます。
また、アーティストが主催するライブイベントに自宅にいながら参加できるNFTチケットの販売も行っています。
Kinと提携したことで、これらのサービスを仮想通貨Kin(KIN)で購入することが可能になったのです。
②Splash
Splashは、誰もが簡単に仮想通貨をゲームを通して稼ぐことができるように開発されたアプリです。
毎日、ルーレットを回すことで、出た目の数の仮想通貨を獲得できます。
また、友人を招待することでチームを作り、友人が仮想通貨を稼ぐと、自分にも報酬が入る仕組みが存在するのです。
また、クイズやコンテストも行われており、友人とともに参加してゲームに勝つと報酬が手に入ります。
このアプリとKinが提携したことにより、報酬が仮想通貨Kin(KIN)で支払われるようになりました。
③Tegger
Teggerは新しく開発されたWebブラウザです。
ユーザーがサイトを閲覧したり、アンケートに答えることで、報酬として仮想通貨Kin(KIN)が支払われます。
支払われた仮想通貨Kin(KIN)はTeggerのWalletに登録され、マーケットプレイス内のUberEatsやDiDiFoodで商品の注文が可能です。
今までは通常のブラウザを使うことで報酬を得ることはできませんでしたが、Teggerを使えばKinを獲得できます。
ぜひ一度、使ってみてはいかがでしょうか。
仮想通貨Kin(KIN)の将来性
仮想通貨Kin(KIN)の将来性を語る上でのポイントは以下のとおり。
- Kikのサービス拡大により、価値が上がる可能性がある
- NFT業界の参入にも意欲的
- Kinと提携するアプリが増えてきている
- コミュニティの参加者が増加している
①Kikのサービス拡大により、価値が上がる可能性がある
メッセンジャーアプリKikは、いまだユーザー数が増え続けています。
ユーザー数2億人超!カナダ生まれのメッセンジャーアプリ「kik」のアプリ内ブラウザ機能は今すぐパ... (70 users) http://t.co/ji6dbrvBH3 3件のコメント http://t.co/Xxx7c7eUTu pic.twitter.com/uH8Mf7u2HJ
— はてなブックマーク::Hotentry (@hatebu) June 8, 2015
そのため、Kikで新しいサービスが展開されて人気になれば、Kinの価格も上昇するのは間違いないでしょう。
その他にもKinが開発・提供しているアプリのユーザー数が増加したり、dApps市場が盛り上がれば、それに伴いKinの価格は上昇すると考えられます。
②NFT業界の参入にも意欲的
NFT業界が盛り上がりを見せる中、Kin公式サイトのブログで、11月30日にNFTについて触れた記事が公開されました。
題名は、「30分でKin対応のNFTストアを作るためのステップ・バイ・ステップ・ガイド」となっており、MetaplexというNFTマーケットプレイスで、NFTに対応したNFTストアを作る方法が詳細に書かれています。
NFTマーケットプレイスのMetaplexは、Kinと同じSolanaブロックチェーンをベースに作られており、簡単にNFTを作成できる他、このブログのように独自のストアを作成することができます。
他のNFTマーケットプレイスと比べて、取引にSolanaを使うため、取引にかかる手数料が安いことが特徴です。
また、KinはShinyというKINを燃料とする初のNFTマーケットプレイスを2022年初頭にリリースを予定しています。
現在Shinyのページでは、最新情報を入手できる会員登録をすることが可能です。
一足先に登録しておけば、有益な情報が得られるかもしれません。
NFTとは
NFTとは「Non−Fungible Token」の頭文字をとった言葉で、「代替不可能なトークン」を意味する言葉です。
デジタルコンテンツをブロックチェーンの技術を利用して、複製、改ざんを行えないようにすることで、ネット上で唯一無二の存在にできます。
NFTについては以下の記事で詳しく紹介しています。
-
NFTアートとは?特徴や将来性、購入・販売方法から作り方まで解説!
続きを見る
③Kinと提携するアプリが増えてきている
上記でも解説した通り、Kinと提携する企業、アプリは増えてきています。
Kinと提携するアプリが増えるほど、Kinユーザーが増えることになり価格も上昇します。
Kin公式HPのブログでは活発に情報発信をしていますので、常にチェックしておきましょう。
また、Kin公式Twitterの情報も有益なので、合わせてチェックしましょう。
④Kinコミュニティへの参加者が増加している
10月30日の公式HPの情報では、ツイッターのフォロワーは4月以降11,000人以上の新規フォロワーを獲得しており、CoinMarketCapやCoinGeckoなどの仮想通貨ランキングサイトでは、4月以降38,000人以上の新規フォロワーがKinをウォッチリストに追加したと発表しています。
また、KinのDiscordコミュニティプラットフォームでは、参加メンバーが今年初めから3倍以上に増えています。
このようにKinは多くのファンを獲得しており、今も増加傾向にあります。Kinを利用する人が増えれば増えるほど、Kinの価値は上昇していくと考えられます。
仮想通貨Kin(KIN)の価格推移
出典:https://coinmarketcap.com/ja/
仮想通貨Kin(KIN)のこれまでの価格推移をみてみましょう。
2017年の上場の際に価格が急騰しました。
2018年1月7日には最高額の1KIN=0.1413円を記録しています。
これは、メッセンジャーアプリのKikのユーザー数が多いことから、多くのユーザーがKinを利用すると考えられたためです。
その後、価格は一旦落ち着きます。
2019年6月に、Kinはアメリカの市場監視機関であるSECに、仮想通貨Kinは有価証券にあたるとして訴訟を起こされました。
その訴訟の影響のため、Kikサービスは閉鎖されることが予定されていました。
しかし、MediaLabがKikを買収することで事業は継続することができたのです。
MediaLabがKikを買収した2019年に価格が再度高騰し、8月の価格から約400%以上の成長を見せました。
その後、2021年の4月には仮想通貨全体の価格高騰に影響されて最大で約5円まで価格が高騰。
仮想通貨Kin(KIN)は仮想通貨全体の市場動向に価格が左右されやすいため、ビットコインやイーサリアムの価格が高騰したときは、同じく価格が上昇している可能性があります。
仮想通貨Kin(KIN)の購入方法
残念ながら、仮想通貨Kin(KIN)は国内の仮想通貨取引所で購入できません。以下の海外の仮想通貨取引所で購入できます。
- FTX(エフティーエックス)
- CoinEx(コインエクスチェンジ)
- HitBTC(ヒットビーティーシー)
- YoBit(ヨービット)
おすすめは仮想通貨Kin(KIN)の取引量が一番多い、HitBTC(ヒットビーティーシー)を選択するとよいでしょう。
ちなみに、海外取引所で仮想通貨Kin(KIN)を購入する場合には、日本円を直接入金ができません。
そのため、まず国内取引所で仮想通貨を購入して、その仮想通貨を海外取引所へ送金して購入するという手順になります。
- コインチェックでビットコインを購入する
- ビットコインを海外の仮想通貨取引所に送金
- 海外の仮想通貨取引所で購入
そのため、仮想通貨Kin(KIN)を購入したいという方は、コインチェックの口座を無料開設しておきましょう。
\ アプリダウンロード数No.1/
まとめ:KINは今後も価格が急騰する可能性がある
以上、仮想通貨Kin(KIN)について、特徴や将来性、購入方法について解説しました。
Kikは今でも海外ではメジャーなメッセンジャーアプリですので、今後のサービスの展開次第では価格が高騰する可能性は大いにあります。
今後提携する企業はまだまだ増えていくことが考えられるので、今のうちに購入しておいた方がよいかもしれません。
2022年5月現在の仮想通貨Kin(KIN)の価格は1円以下と非常に安価であり、少しの金額で大量のコインを購入できます。
過去には約0.14円まで高騰した実績もありますので、今のうちに購入しておけば、将来的に大きな利益を獲得できる可能性があります。
繰り返しになりますが、仮想通貨Kin(KIN)は海外取引所でしか購入できず、海外取引所は日本円が使えないので、国内取引所から仮想通貨を送金する必要があります。
なので、仮想通貨Kin(KIN)の将来性に期待して購入したいという方は、コインチェックで口座を開設して購入用のビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨を買っておきましょう。
\ アプリダウンロード数No.1/