こんな悩みを解決します。
本記事の内容
- Mina Protocol(MINA)の概要
- Mina Protocol(MINA)の特徴
- Mina Protocol(MINA)の価格推移
- Mina Protocol(MINA)の将来性
- Mina Protocol(MINA)の購入方法
本記事の信頼性
筆者は実際に2017年から20種類ほどの暗号資産(仮想通貨)を運用し、収益をあげています。さらに複数の大手暗号資産(仮想通貨)メディアで記事を執筆中です。その経験を基に本記事を執筆しています。
仮想通貨Mina Protocol(MINA)は、世界最軽量のブロックチェーンとして注目を集めています。
ビットコインのブロックチェーンには350GBを超える情報が記録されており、処理を重ねるたびにどんどんデータが肥大化していくため、処理速度の遅延やセキュリティに問題があります。
しかし仮想通貨Mina Protocol(MINA)は、いくら使用しても常に同じ情報量の22kbにとどまるように設計されているのです。
重たいブロックチェーンが軽量になることで、いったいどんなメリットがあるのでしょうか。
今回は、仮想通貨Mina Protocol(MINA)について、概要や特徴から、将来性、購入方法まで解説します。
この記事を読むとMina Protocol(MINA)の概要や特徴が理解できるので、ぜひ最後までご覧ください。
なお、Mina Protocol(MINA)を入手するにはビットコインやイーサリアムなどの暗号資産(仮想通貨)が必要になるので、あらかじめコインチェックで購入しておきましょう。
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もくじ
仮想通貨Mina Protocol(MINA)の概要
仮想通貨Mina Protocol(MINA)は2017年にO(1) Labsによって立ち上げられた、世界最軽量のブロックチェーン構築を目標として立ち上げられたプロジェクトです。
今までのブロックチェーン技術では1つのブロックの容量が非常に大きく、高度なコンピューターハードウェアや、1つの処理にかかる時間が非常に長いことが問題とされていました。
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また、ビットコインやイーサリアムのブロックチェーンを、すべての参加者がネットワーク開始以降のすべての情報をチェックすることは不可能です。
そのため、ブロックチェーンの分散化がうまくいかない問題も浮上していました。
そんな問題を解決するためにMina Protocol(MINA)は22kbという世界最軽量のブロックチェーンを開発しました。
22kbを身近な例で例えると、ツイッターでの数回のツイートに相当する容量です。
この例を見ると、いかにMINAのブロックチェーンが軽量であるかがわかると思います。
また、ビットコインなどの情報が取引のたびに肥大化していくのに対して、MINAは何度取引しても22kbのデータ量のままです。
容量が軽いブロックチェーン技術を使うことで、誰でも簡単にプロジェクトにアクセスでき、同期と検証を素早く行うことが可能となるのです。
仮想通貨Mina Protocol(MINA)の特徴
仮想通貨Mina Protocol(MINA)の特徴としては以下のとおり。
- 誰でもフルノードとして参加可能
- zk-SNARKをシステムに組み込んでいる
- ステーキングが可能
- ネットワーク運用に3種類の役割が存在する
①誰でもフルノードとして参加可能
仮想通貨Mina Protocol(MINA)には誰でもフルノードとして参加が可能です。
フルノードとは、ブロックの誕生から現在までのすべての取引情報を管理しているノードのことを指します。
すべての情報を管理するとなると、非常に大きなデータサイズを保持しなくてはなりません。
そのため私たちは通常、SPVノードと呼ばれる一部の取引情報を管理しているノードとして、ブロックチェーンに参加しています。
しかし、一部の情報では取引情報の正当性を証明できないので、フルノードを参照する必要があります。
Mina Protocol(MINA)では、データ量が軽量なため、誰でもフルノードとして機能が可能で、取引情報の正当性を誰でも確認できます。
このことから、Mina Protocol(MINA)はブロックチェーンの真の分散化を実現したといわれています。
②zk-SNARKをシステムに組み込んでいる
仮想通貨Mina Protocol(MINA)の軽量化には、zk-SNARK(ゼロ知識証明)によってブロックの圧縮化を実現しています。
zk-SNARK(ゼロ知識証明)とは、ゼロ知識証明の仕組みをベースとした、サイズの小さい偽造不可能な証明書の役割をはたす機能です。
汎用性が高く、どのようなデバイスにも対応し、複雑な計算にも応用がきくと言われています。
ゼロ知識証明とは、証明規格の一種で、証明者が、「自分の主張は真実である」以外の情報を検証者に開示することなく、証明者の「真実である」という主張が正しいと証明する仕組みのことです。
つまり、余計なすべての情報を相手に渡す必要はなく、必要な情報だけを検証者に渡せばよいシステムなので、軽量化が可能なのです。
仮想通貨Mina Protocol(MINA)は、zk-SNARKとPoS(プルーフオブステーク)を組み合わせることにより、取引情報の処理にかかるリソースを大幅に削減することに成功しています。
PoS(プルーフオブステーク)とは
PoS(プルーフオブステーク)とは、ブロックチェーンのコンセンサスアルゴリズムのひとつです。
ビットコインなどに採用されているPoW(プルーフオブワーク)の問題点を解消するために開発されました。
PoSは、PoWでブロックを作成時する際に時間がかかることや、マイニングの際に膨大な電気量を必要とする問題を解決します。
現在、人気のSHIBなど仮想通貨の5%がPoSを利用しており、今後拡大していくことが予想されています。
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③ネットワーク運用に3つの役割が存在する
仮想通貨Mina Protocol(MINA)のネットワークには3種類の役割が存在します。
- Verifiers(検証者)
- Block Producers(ブロックプロデューサー)
- SNARKER(スナーカー)
①Verifiers(検証者)
Mina Protocol(MINA)のVerifiers(検証者)となるには、数百バイト程度のzs-SNARKをダウンロードして、数ミリ秒の計算に耐えることで達成できます。
そのため、MINAはネットワークの参加者のほぼ全員がVerifiers(検証者)となることを期待しており、完全なノードセキュリティを実現させようとしています。
②Block Producers(ブロックプロデューサー)
Mina Protocol(MINA)のBlock Producers(ブロックプロデューサー)は、他のブロックチェーンプロトコルでいうところのマイナーやスターカーに相当します。
Block Producersはブロックに追加されたすべての取引を検証することで報酬を得ます。
MINAは厳格なセキュリティ補償を備えた安全なPoSを採用しており、直接ステーキングするだけではなく、他のBlock Producersに委任(デリゲート)も可能です。
③SNARKER(スナーカー)
Mina Protocol(MINA)のSNARKER(スナーカー)は、トランザクションを行うためのzk-SNARKsを生成する役目を持っており、Block Producers(ブロックプロデューサー)が得た手数料の一部が、SNARKER(スナーカー)に支払われる仕組みとなっています。
仮想通貨Mina Protocol(MINA)のステーキング方法
仮想通貨Mina Protocol(MINA)は、仮想通貨を一時的に預け入れることで報酬を得られる「ステーキング」が可能です。
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仮想通貨Mina Protocol(MINA)のステーキングは、MINAに対応しているデスクトップウォレットの「Clorio(クロリオ)」を使うことで利用できます。
仮想通貨Mina Protocol(MINA)のステーキング方法は以下の通り。
- デスクトップウォレットClorio(クロリオ)を導入
- Clorio(クロリオ)にMINAを入金する
- ステークフィッシュ(Stakefish)にデリゲートする
①デスクトップウォレットClorio(クロリオ)を導入
まずは、デスクトップウォレットのClorio(クロリオ)を導入します。
こちらのサイトからウォレットが作成できます。
Clorioのウォレットを作成するにはまず、「Clorio Mainnet」を選択します。
その後、ウォレットを作成するにあたっての注意書きが表示されるので、「I agree」をクリックしましょう。
次に、「Create a wallet」を選択して新しいウォレットを作ります。
次のページで、passphraseが表示されるので、「Show details」をクリックします。
すると、公開鍵と秘密鍵のコードが表示されるので、「private key」をコピーします。
ちなみに、このpassphraseも秘密鍵もどちらも誰にも知られてはいけません。
厳重に保管してください。
private keyをコピーしたら、「Download a copy here」をクリックして、先ほどコピーしたprivatekeyを入力します。
すると、passphraseなどの情報が書かれたPDFをダウンロードできるので、外部に漏れないように保管してください。
ここまでできたら、「Continue」をクリックして、次に進みます。
すると、先ほど表示されていたpassphraseの穴あき問題が出題されるので、空いたスペースに指定されたフレーズを入力してください。
入力に間違いがなければウォレットが作成され、このようなページが表示されます。
これでステーキングを行うことができます。
その前に、Clorio(クロリオ)にMINAを入金しましょう。
②Clorio(クロリオ)にMINAを入金する
次に、Clorio(クロリオ)ウォレットページに表示されているアドレス宛にMINAを入金しましょう。
Binanceから入金するのであれば、「ウォレット」→「フィアットと現物」からMINAを検索し、「出金」を選択します。
送信先アドレスに、Clorio(クロリオ)のアカウントページに表示されているアドレスを入力してください。
ネットワークは「MINA」だけなのでMINAが自動的に選択されます。
出金額を入力して、送金すればClorio(クロリオ)ウォレットにMINAの送金が完了します。
③ステークフィッシュ(Stakefish)にデリゲートする
次に、Clorioウォレットページから、「Staking Hub」を選択します。
バリデータの一覧が表示されるので、その中から「stakefish」を見つけて、「Dekegate」をクリックします。
その後、手数料の額を設定して、「Proceed」を選択。
秘密鍵を入力するフォームが出てきますので、秘密鍵を入力して「Confirm」をクリックすればデリゲート完了です。
stakefishとは
stakefishとは、2018年に創業されたステーキングサービスのリーディングプロバイダです。
ステーキングできる銘柄の多さが特徴で、ステーキング量でも業界トップクラスを誇っています。
デリゲートとは
デリゲートとは、委任するなどの意味があります。
仮想通貨をClorioに委任する(預ける)という意味で、ステーキングとほぼ同じ意味を持ちます。
仮想通貨Mina Protocol(MINA)の将来性
仮想通貨Mina Protocol(MINA)の将来性については以下のとおりです。
- 海外の大手仮想通貨取引所に上場
- 今後のサービスの拡大によって価格が上昇する
- コミュニティが活発に活動している
- スマートコントラクトやNFT市場に採用される可能性がある
①海外の大手仮想通貨取引所に上場
仮想通貨Mina Protocol(MINA)は8月10日に世界最大級の仮想通貨取引所Binanceに上場しました。
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その他にも大手仮想通貨取引先に次々と上場し、その度に価格の上昇が見られます。
アメリカで2011年に誕生した歴史ある仮想通貨取引所のkraken(クラーケン)や、利用者数が100万人を超え、900種類を超える仮想通貨の取り扱いがあるGate.io(ゲート)にも上場しており、今やメジャーな仮想通貨の仲間入りをしています。
今後も大手仮想通貨取引所への上場がある際には価格の上昇が期待されるので、上場の情報はいち早くチェックしておきましょう。
②今後のサービスの拡大によって価格が上昇する
2021年10月にメインネットのアップデートが行われ、価格の上昇が見られました。
MINAのシステムのアップデートは価格の上昇によい影響を与えることが多いので、公式ホームページや、ツイッター、コミュニティサイトで情報をチェックするようにしましょう。
#Mina Mainnet Stable Release 1.2.0
— Richie (@blokaid) October 27, 2021
3 x New GraphQL Features
10 CLI Commands
10 Improved Packaging and CI
12 Improvements to ancillary tools
21 Stability Improvements and Bug Fixes
62 separate PRs & heaps more!
Who says the team is not working? 🔥https://t.co/09wlRXzO9s
また、MINAは2022年にも大きなシステムのアップデートが予定されており、その際にも価格の上昇が見込まれます。
③コミュニティが活発に活動している
2021年8月にコミュニティサイトが開設され、価格にも影響がありました。
メールアドレスを登録して更新情報を得られる他、DiscordやTELEGRAMでのコミュニティも活発です。
中でもDiscordのMINAコミュニティには3万人を超えるユーザーが在籍しており、もっとも活発なコミュニティです。
更新情報も頻繁にDiscordにアップされているので、コミュニティに入っておくことをおすすめします。
④スマートコントラクトやNFT市場に採用される可能性がある
仮想通貨Mina Protocol(MINA)はその軽量性から、スマートコントラクトやNFT市場に採用される可能性があります。
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現在は主にイーサリアムでのスマートコントラクトやNFT市場での支払いが行われています。
しかし取引手数料の高さや、処理速度の遅さの問題がいまだ解決していません。
そこで、MINAの軽量性を採用するサービスがこれから増えてくると考えられます。
MINAが新しくサービスに採用されれば価格の上昇は間違いないので、今後MINAがどのようなサービスに利用されるか期待されます。
仮想通貨Mina Protocol(MINA)の直近のチャート
仮想通貨Mina Protocol(MINA)の直近1年のチャートを見てみましょう。
仮想通貨Mina Protocol(MINA)は2021年8月10日に大手仮想通貨取引所のBinanceに上場し、価格が上昇。
また、8月にはコミュニティサイトが開設されたことも合わさり価格は上昇を続け、9月14日には689.7円を記録し、8月1日の176.91円から約390%の成長を見せました。
その後、一旦価格は落ち着きましたが、10月に発表されたメインネット・ステーブル・リリース2.0のアップデートにより再度価格が上昇し、11月11日には689.67円まで価格が上昇しました。
その後、再びMINAは価格が落ち着いています。
仮想通貨Mina Protocol(MINA)は大手仮想通貨取引所への上場や、システムのアップデートに価格が影響されやすいため、情報をキャッチするためにメルマガの登録や、ツイッターの情報をキャッチしておきましょう。
仮想通貨Mina Protocol(MINA)の購入方法
残念ながら、仮想通貨Mina Protocol(MINA)は国内の仮想通貨取引所で購入できません。以下の海外の仮想通貨取引所で購入できます。
おすすめ海外取引所として自分はBINANCEを使っています。BINANCEは以下のようにメリットが非常に多いため満足して使っています。
今後、仮想通貨投資を継続したいと考えている方にとってはBINANCEは必須の取引所になるので、早めに口座開設しておきましょう。
当ブログからの申込者限定で以下のリンクから口座開設すると取引手数料の10%が永久にオフになります。
ちなみに、海外取引所でMina Protocol(MINA)を購入するという場合には日本円を直接入金することができません。
そのため、まず国内取引所で仮想通貨を購入して、その仮想通貨を海外取引所へ送金して購入するという手順になります。
- コインチェックでビットコインを購入
- 海外の仮想通貨取引所にビットコインを送金
- Mina Protocol(MINA)を購入する
そのため、Mina Protocol(MINA)を購入したいという方は、コインチェックの口座を開設しておきましょう。
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まとめ:世界最軽量のブロックチェーンMINAは可能性が無限大
今回は、仮想通貨Mina Protocol(MINA)について解説しました。
世界最軽量のブロックチェーンとして今後も注目され、さまざまなサービスに利用されることが予想されます。
2022年5月現在、仮想通貨Mina Protocol(MINA)の価格は約132円と購入しやすい価格です。
今のうちに1万円ほど購入しておけば、2022年のアップデートが行われた際などに大きな利益が得られるかもしれません。
繰り返しになりますが、仮想通貨Mina Protocol(MINA)は海外取引所でしか購入できず、海外取引所は日本円が使えないので、国内取引所から仮想通貨を送金する必要があります。
そのため、仮想通貨Mina Protocol(MINA)の将来性に期待して購入したいという方は、コインチェックで口座を開設して購入用のビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨を買っておきましょう。
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