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本記事の内容
- Toncoin(TON)の概要
- Toncoin(TON)の特徴
- Toncoin(TON)の買い方
- Toncoin(TON)のチャート・価格推移
- Toncoin(TON)の将来性
- Toncoin(TON)に関するよくある質問
本記事の信頼性
筆者は2017年から暗号資産(仮想通貨)を運用しています。さらに、暗号資産(仮想通貨)の情報発信ブログで月300万円ほどの収益を得ており、その経験を基に本記事を執筆しています。
仮想通貨Toncoin(TON)は、暗号化メッセージングプラットフォーム「Telegram」が2018年に開発した分散型レイヤー1ブロックチェーンです。
今回は仮想通貨ブログで月100万円以上の収益を得ている僕が、Toncoin(TON)の概要や特徴・買い方などを解説していきます。
今回の記事を読むことでToncoin(TON)に関する理解が深まるはずです。
なお、Toncoin(TON)は国内取引所では購入できず、海外取引所を使う必要があります。
海外取引所を利用する際にはビットコインやイーサリアムなどの暗号資産(仮想通貨)が必要なので、少額の500円から購入できるコインチェックに無料登録してビットコインなどを購入しておきましょう。
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もくじ
Toncoin(TON)の概要
名称 | Toncoin(TON) |
---|---|
時価総額 | 27位 |
取引所 | BINANCE、Gate.io |
価格(2023年2月時点) | ¥240.10 |
時価総額(2023年2月時点) | ¥292,722,525,213 |
公式サイト | Toncoin公式サイト |
Toncoin(TON)は、暗号化メッセージングプラットフォーム「Telegram」が2018年に開発した分散型レイヤー1ブロックチェーンです。
Toncoin(旧名Gram)は、TONネットワークのガバナンストークンでもあります。
当初は「Telegram Open Network」という名称でしたが、プロジェクト自体がTON財団に引き継がれ「The Open Network」に改名されました。
2020年以降から現在まで、複数の支援者グループと、TON財団と名乗る独立した愛好家コミュニティにより、TONの技術は発展してきました。
当初のアイデアは、ユーザーが資金を購入/送信/保管できる使いやすいアプリケーションとしてTONを開発することでした。
クライアントは取引手数料を支払い、TONを使用して支払いの決済や取引の検証を行います。
Toncoinは、ネットワークのスケーラビリティと信頼性のために、PoS(proof-of-stake)コンセンサスモデルを利用しています。
プロジェクトのウェブサイトによると、このプラットフォームは、顧客に高速かつ透明で安全な決済サービスを提供し、最小限の手数料とサードパーティアプリケーションで取引を円滑にします。
開発者のミッションは以下のエコシステムを構築すること。
- 分散型ストレージ
- 分散型サービス
- ドメインネームシステム(DNS相当)
- 匿名ネットワーク
- 即時決済プラットフォーム
Toncoin(TON)ネットワークは、コミュニティ主導のブロックチェーンで、柔軟な開発性を持ち、ユーザーへのサービスに重点を置いています。
Toncoin(TON)の特徴
Toncoin(TON)の特徴は以下のとおり。
- コンセンサスアルゴリズムにProof of Stakeを採用
- TON Storage
- TON Proxy
- スマートコントラクトを実装
- TON DNS
- TON Apps & Services
- TON Wallets
- 高速処理が可能
順番に解説します。
①コンセンサスアルゴリズムにProof of Stakeを採用
Toncoin(TON)はコンセンサスアルゴリズムにProof of Stakeを採用しています。
Proof of Stakeは取引を完了するために検証者を必要とする仕組みであり、ブロックチェーンネットワークでは一般的です。
一例としては、以下の仮想通貨もProof of Stakeを採用しています。
Proof of Stakeでは、検証者が持っているトークンの量に応じて報酬を得ることができます。
検証者はブロックチェーン上の新しいブロックを承認する代わりに、取引手数料の一部を受け取ることができます。
②TON Storage
TON Storageという独自のオンラインストレージ機能を実装しています。
ブロックチェーンに情報を保存することは新しいコンセプトではありませんが、TON Storageはそれをさらに一歩進めたものです。
Dropboxとよく似た仕組みですが、所有者のウォレットの秘密鍵を使ってプライベート暗号化することでセキュリティ性を向上させています。
これにより、Toncoin(TON)ユーザーはオンラインのプライベート・ストレージとパブリック・ストレージの両方を使用することが可能です。
③TON Proxy
TON Proxyによりプライバシーを守った取引が可能です。
TON Proxyは、ユーザーが分散型VPNやTORのようなネットワークを使用してTONブロックチェーンにアクセスすることを可能にします。
ブロックチェーンユーザーにとって、プライバシーは常に優先されるものです。
これにより、ユーザーは検閲を回避し、DAppsに容易にアクセスすることができます。
④スマートコントラクトを実装
他の多くのブロックチェーンエコシステムと同様に、TONはオンチェーン取引を迅速に処理するためにスマートコントラクトを実装しています。
スマートコントラクトはあらかじめ設定されたルールに従って、ブロックチェーン上の取引やその他のプログラムを自動で実行する仕組みです。
Toncoin(TON)ブロックチェーン上のすべてのスマートコントラクトは、独自のTVM、またはTON仮想マシンを使用して実行されます。
TVMは、非常に複雑なスマートコントラクトの実行を可能にします。
⑤TON DNS
TON DNSというドメインネームサービスを提供しています。
DNSはDomain Name Systemの略で、 インターネット上で ドメインを管理するシステムのことを指します。
TON DNSは、暗号通貨のウォレット、アカウント、スマートコントラクトなどの機能をもう少し使いやすくすることを目指しています。
TON DNSは、単なる数字や文字の羅列ではない、覚えやすい名前をユーザーに提供します。
TON DNSは、ソーシャルメディアのハンドルネームと同じように機能し、簡単にアクセスできるように様々なドメイン名に組み込まれています。
これにより、ユーザーは自分のドメイン名やユーザー名をブロックチェーンに登録することができます。
暗号通貨ウォレットなど、TON DNSをサポートする使いやすいアプリも複数開発されています。
⑥TON Apps & Services
TONブロックチェーンには、スマートコントラクトを活用したDAppsやサービスが数多く存在します。
TONサービスを利用して開発者は簡単にブロックチェーン上に新しいアプリケーションを作成することができます。
ユーザーは使いやすいインターフェースで、これらのサードパーティアプリケーションにアクセスできます。
また、TONはブロックチェーン上にあるすべてのDAppsとサービスの検索可能なレジストリを提供しています。
TON上で最も成功しているアプリとしては、ネットワーク上で使用する自分だけのNFTアバターを作成できるStickerFaceがあります。
このアバターは、TON上の様々なゲームやアプリで使用することができます。
StickerFaceでは、アバターに装着できるアクセサリーを豊富に追加するほか、アニメーションや3Dエフェクトの追加にも取り組んでいます。
TONで人気のあるNFTプロジェクトはStickerFaceだけではありません。
TON Diamondsは、ブロックチェーン上の分散型マーケットプレイスで、デジタルアーティストからNFTを簡単に購入することができます。
その他の利用可能なNFTアートプロジェクトは、TON CATSやTONハムスターなど、シンプルなコンセプトを提供しています。
⑦TON Wallets
TONブロックチェーンからToncoinやその他のデジタル資産を保管する方法はいくつかあり、現在74万3000以上のユニークなTONウォレットが1日あたり数千件の取引を完了しています。
TONはカストディアルウォレットサービスを提供しており、いくつかのサードパーティ製の非カストディアルウォレットと連携しています。
カストディアルウォレットは、シンプルなソリューションを求めるユーザーにベストです。
TONには2種類のカストディアルウォレットがあります。
Telegramを通じて取引を完了したい場合、@walletを使用する必要があります。
Telegramユーザーは、@cryptobotを使用して、Toncoinの保管、送金、交換を簡単に行うこともできます。
⑧高速処理が可能
Toncoin(TON)は1秒あたりのトランザクションの高速処理/検証(TPS)が極めて速いことで知られています。
2021年9月、Toncoin(TON)ネットワークは当時の世界記録である55,000TPSを処理しましたが、現在のTPSは数十万から数百万に増加しています。
このため、処理遅延を回避しながらプロジェクトを急成長させることができ、環境にも配慮したネットワークと言えます。
Toncoin(TON)の買い方・購入方法
Toncoin(TON)は残念ながら国内取引所では取り扱いがないため、海外取引所で購入する必要があります。
Toncoin(TON)の買い方は以下のとおりです。
- コインチェックで口座開設
- コインチェックで仮想通貨を購入する
- BINANCEで口座開設
- BINANCEにイーサリアムを送金する
- BINANCEでToncoin(TON)を購入する
順番に解説していきます。
①コインチェックで口座開設
事前準備として、仮想通貨取引所の口座が必要になります。
海外取引所に送金するためのイーサリアムなどの暗号資産(仮想通貨)が必要になるからです。
取引所は複数ありますが、最初はコインチェックをおすすめします。
アプリが使いやすいので初心者でも迷うことなく取引でき、入金もコンビニ入金や銀行振込など幅広く対応しています。
仮想通貨を500円から購入できますし、口座開設はもちろん無料なのでサクッと開設しておきましょう。
②コインチェックで仮想通貨を購入する
コインチェックで口座を開設できたら暗号資産(仮想通貨)を購入します。
暗号資産(仮想通貨)を購入するためには、まずはコインチェックに日本円を入金します。
ホーム画面の「日本円を入金」から日本円を入金できます。
入金方法には「銀行振り込み」、「コンビニ入金」、「クイック入金」の3つから選択可能です。
コインチェックに日本円が入金できたらホーム画面の「販売所(購入)」にて、例えばイーサリアムなら「ETH」を選択して日本円で購入します。
他の通貨を買う際も同じ手順でOKです!
③BINANCEで口座開設
続いて、海外取引所のBINANCEで口座開設をしておきます。
マイナーな仮想通貨は海外取引所でしか買えない場合が多いからです。
BINANCEの口座開設については、BINANCE(バイナンス)とは?特徴やメリット・デメリット、登録方法も解説で詳しく解説しているので併せてご覧ください。
④BINANCEに仮想通貨を送金する
BINANCEへの登録が完了したら入金が必要です。しかしBINANCEは海外取引所なので、日本円を直接入金することができません。
そのため、あらかじめ購入しておいた仮想通貨を国内取引所からBINANCEへ送金する必要があります。
今回はコインチェックを使った画面で説明します。今回はイーサリアムを使った手順ですが、ビットコインやリップル等好きな通貨を送金してOKです。
- Coincheckのコイン送金画面から、「Ethereumを送る」を選択
- 送金先リストにコピーしたERC20アドレスをペースト
- 送金したいETHの金額を入力
- 「送金する」ボタンをクリック
初めて仮想通貨の送金をする方はまず少額で送金テストを行ってください。
送金でミスすると最悪自分のお金を失うことになります。
まず少額で送金してみて問題ないことを確認してから、残りの資金を送金するようにすると安心です。
⑤BINANCEでToncoin(TON)を購入する
入金が完了したら、BINANCEでToncoin(TON)を購入しましょう。
まずは国内取引所で仮想通貨を購入する必要があるので、少額の500円から買えるコインチェックで無料開設し、少額の仮想通貨を購入しておきましょう。
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Toncoin(TON)のチャート・価格推移
Toncoin(TON)のチャート・価格推移についても見ていきましょう。
①2022年1月~5月
2022年初頭、その後のDefiの人気と仮想通貨市場の盛り上がりで一気に話題となり、価格は500円近くまで跳ね上がりました。
また、Defiの利用者が急増したことも価格を押し上げたと考えられます。
Defiの始め方については、【初心者向け】Defiの始め方・やり方を画像付きでわかりやすく解説で詳しく解説しているので併せてご覧ください。
②2022年5月~10月
2022年5~10月にかけて金融情勢の緊迫化に伴う仮想通貨全般の下落に連動し、急激に価格を下げました。
一時100円ほどまで下落しましたが、その後仮想通貨市場が若干持ち直したため、250円前後まで上昇しています。
その後、しばらくの間は方向性に乏しい展開で価格は安定的に推移しています。
今後の価格推移を予想するためには、基軸通貨であるビットコインの価格推移を注視することも重要です。
③2022年11月~
2022年11月以降は仮想通貨全般が下落トレンドにあるため下落基調です。
しかし、今後の好材料をきっかけにさらに一気に上昇トレンドが加速する可能性もあります。
一方で相場の方向性に乏しいため、トレードを控えて様子を見ることも重要かと。
現在は240円前後で推移しており、今後のプロジェクトの進捗次第で価格が大きく動きそうです。
今後、新たな取引所への新規上場の可能性もあるので期待が高まっています。
Toncoin(TON)の将来性
続いて、Toncoin(TON)の将来性について解説します。
- ロードマップが明確
- ユースケースが豊富
- ユーザー数の増加
それぞれ解説します。
①ロードマップが明確
Toncoin(TON)はロードマップを明確に示しています。
2023までのロードマップを示しており、以下のような開発を計画しているようです。
2022.Q4
- TON Storage
2023
- ビットコイン&EVMクロスチェーン対応
ストレージサービスややクロスチェーン対応などを予定しており、プロジェクトをさらに発展させるための計画が策定されています。
こんな感じで今後の開発目標が明確なので、将来性が期待できるでしょう。
②ユースケースが豊富
Toncoin(TON)はユースケースが豊富なため、今後の発展が期待できます。
Toncoin(TON)のエコシステムは常に拡大しており、Toncoin(TON)はより多目的に利用できるようになっています。
Toncoin(TON)の最も一般的な用途は、ブロックチェーン上のトランザクションを処理するための手数料の支払いです。
TONネットワークのシャーディング機能により、トークンはクロスチェーンの取引手数料や新しいワークチェーンを作成するための支払いとして使用することも可能。
その他のユースケースとしては、以下のようなものがあります。
- 分散型データストレージの支払い
- TON Proxyの使用に対する支払い
- TON DNSの利用料金の支払い
- ブロックチェーン上のDApps内での支払い
- ブロックチェーンを維持するためのバリデータ報酬
- TONのオンチェーンガバナンスプログラムでの投票
このように、数多くのユースケースがあるため、常に需要がある状態が継続する見込みです。
③ユーザー数の増加
Toncoin(TON)はコミュニティから多くの支持を得ており、今後数年にわたりユーザー数が増加すると見られています。
ブロックチェーン技術は常に進化していますが、Toncoin(TON)は世界中の人々が互いに資金を移動させる実用的な方法になる可能性があります。
2022年1月にアクティブなTONウォレットは20万個しかありませんでしたが、この数は5月までに60万個以上にまで急速に増加しました。
現在ではその数は74万3000に達し、より多くの人々がTONブロックチェーン上にウォレットを作成し、近い将来、Toncoinの大量導入が現実のものとなる可能性を証明しています。
また、TONは取引スピードや汎用性の面でも他のレイヤー1ブロックチェーンに先行し続けています。
ブロックの検証時間が速いことに加え、シャーディングのサポートなど、スケーラビリティを促進する先進的な機能をいくつか備えています。
もちろん、Toncoinは他の主要なレイヤー1ブロックチェーンほど長く使用されているわけではありません。
まだ成長し進化を続けており、今後数年間でTONがもたらすイノベーションが増えると予想されています。
Toncoin(TON)に関するよくある質問
最後にToncoin(TON)に関するよくある質問に答えます。
- Toncoin(TON)は国内取引所で買える?
- Toncoin(TON)はステーキングできる?
- Toncoin(TON)の発行上限はどのくらい?
順番に回答します。
①Toncoin(TON)は国内取引所で買える?
Toncoin(TON)は国内取引所では購入できません。
Toncoin(TON)を購入する際は以下の海外取引所を使う必要があります。
海外取引所は日本円が入金できません。入金用の仮想通貨はアプリが使いやすいコインチェックで購入しておきましょう。
②Toncoin(TON)はステーキングできる?
はい、ステーキング可能です。
Toncoin(TON)の公式サイトでステーキングすることができます。
ステーキングはトレードをする必要が無く、簡単に報酬が得られるので初心者にもおすすめの方法です。
ステーキングの仕組み等については、仮想通貨の「ステーキング」とは?利益を得る仕組みを解説で詳しく解説しているので併せてご覧ください。
③Toncoin(TON)の発行上限はどのくらい?
Toncoin(TON)の発行上限は5,000,000,000です。
発行上限が定められているため、価値が下がりにくく価格が上昇する傾向にあります。
そのため、将来性があり購入しやすい投資先として注目を集めています。
まとめ:Toncoin(TON)は将来性が期待できる銘柄
今回はToncoin(TON)について解説してきました。
Toncoin(TON)は高速処理や様々なウォレット、DNSなどの豊富なサービス機能により、今後のさらなる普及が期待できます。
既にBINANCEなどの大手取引所に上場済であり、実用性も高く評価されています。
Toncoin(TON)はこのように様々な要因で将来性に期待が持てるので、少額でもいいので早めに購入することで先行者利益を得やすくなります。
繰り返しですが、Toncoin(TON)を購入するためには海外取引所を使う必要があり、海外取引所への送金には国内取引所の口座が必須です。
Toncoin(TON)に興味がある方はアプリが使いやすいコインチェックで無料で口座開設し、10,000円くらいの資金を入金して購入準備をしておきましょう。
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