こんな悩みを解決します。
本記事の内容
- eCash(XEC)の概要
- eCash(XEC)の特徴
- eCash(XEC)の買い方
- eCash(XEC)のチャート・価格推移
- eCash(XEC)の将来性
- eCash(XEC)の今後の価格予想
- eCash(XEC)に関するよくある質問
本記事の信頼性
筆者は2017年から暗号資産(仮想通貨)を運用しています。さらに、暗号資産(仮想通貨)の情報発信ブログで月300万円ほどの収益を得ており、その経験を基に本記事を執筆しています。
eCash(XEC)はビットコインとビットコインキャッシュから生まれたコインです。
今回は仮想通貨ブログで月300万円以上の収益を得ている僕が、eCash(XEC)の概要や特徴・買い方などを解説していきます。
今回の記事を読むことでeCash(XEC)に関する理解が深まるはず。
なお、eCash(XEC)は国内取引所では購入できず、海外取引所を使う必要があります。
海外取引所を利用する際にはビットコインやイーサリアムなどの暗号資産(仮想通貨)が必要です。
少額の500円から購入できるコインチェックに無料登録してビットコインなどを購入しておきましょう。
\ 取り扱い通貨数が国内最大級!/
もくじ
eCash(XEC)の概要
名称 | eCash(XEC) |
---|---|
時価総額 | 62位 |
取引所 | BINANCE、Kucoin |
価格(2023年3月時点) | ¥0.004897 |
時価総額(2023年3月時点) | ¥94,494,102,882 |
公式サイト | eCash(XEC)公式サイト |
eCash(XEC)は、Bitcoin Cash ABC(BCHA)のリブランド版で、Bitcoin (BTC)とBitcoin Cash (BCH) から生まれました。
自らを電子現金として使用できるように設計されている「仮想通貨」としています。eCash(XEC)は、あくまでも商品やサービスの代金を支払うための決済手段であることを目標としています。
コインは2021年7月1日にリブランディングを経て以来、旧バージョンとの差別化を図っています。eCash(XEC)の基本単位は「ビット」と呼ばれ、Bitcoin Cash ABCの扱いにくい小数点以下の桁数を置き換えています。
0.00001000BTCを送る代わりに、eCashで10ビットを送ることになります。eCash(XEC)は、プルーフ・オブ・ステーク (PoS) コンセンサスレイヤーの「Avalanche」を統合しています。
ブロックチェーンAvalanche (AVAX)と混同しないよう注意が必要です。
>>仮想通貨Avalanche(アバランチ/AVAX)とは?特徴や将来性について解説
eCash(XEC)はリブランディングに際して、すべてのBCHAコインを1:100万の割合でXECに変換すると発表しました。
eCash(XEC)は主に以下の点を目標に開発されています。
- 取引スループットを100取引/秒から500万取引/秒以上への拡張
- 取引完了までの時間を短縮し、決済体験を向上
- プロトコルの拡張とフォーク・フリー・アップグレードの確立
これにより、今後よりユーザーの利便性の高い仮想通貨サービスを提供すると見られています。
eCash(XEC)の特徴
eCash(XEC) の特徴は以下のとおり。
- スケーラビリティ問題を解決
- ステーキングが可能
- トークンを作成できる
- 支払いに特化
- 高い安全性
順番に解説します。
①スケーラビリティ問題を解決
eCash(XEC)はアバランチ・コンセンサスによりスケーラビリティ問題を解決できます。
スケーラビリティ問題とは仮想通貨に使われるブロックチェーン技術において、1つのブロックの中に書き込めるトランザクション(取引データ)の数に限界があることに起因する問題です。
ブロックの容量上限に達するまでデータが処理されると処理速度が低下し、送金遅延を招きます。
アバランチ・コンセンサスとはAvalanche(AVAX)が開発したコンセンサスアルゴリズムです。
アバランチ・コンセンサスは最大4,500tps(Transactions Per Second/1秒)という超高速処理が可能。
主要通貨であるビットコイン(BTC)の7tps、イーサリアム(ETH)の14tpsと比較すると次元の違う速さということがわかります。
eCash(XEC)はアバランチ・コンセンサスを導入したことにより、スケーラビリティ問題を解消し、ステーキングなどの様々な機能が利用可能となりました。
②ステーキングが可能
eCash(XEC)ではステーキングが可能です。
アバランチとeCash(XEC)は両方とも独自のアルゴリズムに加えて、PoS(Proof of Stake)というコンセンサスアルゴリズムを採用しています。
PoSではステーキング機能が使えるのが大きな特徴。
イーサリアム系のウォレットや取引所でeCash(XEC)を保有してステーキングに対応している場合、保有量に応じた利息がもらえるような仕組みがあります。
ステーキングは銀行の預金と比べて金利が非常に高く、トレードのためにチャートを分析する必要もないので、初心者におすすめの手法です。
ステーキングについては、仮想通貨の「ステーキング」とは?利益を得る仕組みを解説で詳しく解説しているので併せてご覧ください。
③トークンを作成できる
eCash(XEC)では、自分だけのオリジナル仮想通貨を作ることができます。
「eToken」という機能を使えば、名前やアイコン、小数点以下の桁数や供給量まで自分で設定することができます。
このトークン作成にかかる費用もリーズナブルなので、自分だけの仮想通貨を作ることが簡単です。
④支払いに特化
eCash(XEC)は支払いに特化しているため、おサイフケータイのように日常的な支払いに使いやすい仮想通貨です。
商品やサービスを手軽に支払うための決済手段としてデザインされています。
eCashの基本単位は「Bit」と呼ばれており、Bitcoin Cash ABCと比較して小数点以下の桁数が簡単に扱えます。
例えば、0.00001000BTCを送金するのと同じことをeCashでは10ビットという形で簡単に行うことができます。
そのため支払い時の計算が簡単になるというメリットがあるため、少額決済で気軽に利用できます。
⑤高い安全性
Bitcoin Cash ABC (BCHA)ネットワークは、 プルーフ・オブ・ワーク (PoW) コンセンサス・メカニズムを用いて安全性を確保しています。
しかし、eCashの開発者はさらなる取引高速化のためにプルーフ・オブ・ステーク (PoS)を追加することを計画しています。
これは、「Avalanche post-consensus」(アバランチ・ポストーコンセンサス)と呼ばれるもので、セキュリティの強化やフォーク・フリーのアップグレード、スクリプト機能の強化により高度なオペコードを可能にします。
Avalancheレイヤーは、両者の利点を活用できるようにするため、既存のPoWの上に追加される予定です。
XECはERC-20トークンではなく、Bitcoin(BTC)に似た独自のブロックチェーンです。
eCash(XEC)の供給量
eCash(XEC)はトークノミクスを持ちませんが、Bitcoin(BTC)と同じようなルールを採用しています。
両者は供給・流通モデルを共有しており、マイナー報酬は4年ごとに半分になります。
eCashの最大供給量はBitcoinと同じで2100億satoshiですが、これを100で割って21兆のXECと表現しています。
これは整数の方がユーザーにとって把握しやすいからであり、コインの普及を目指す上でも適切な判断だと考えられています。
eCash(XEC)の買い方・購入方法
eCash(XEC)は残念ながら国内取引所では取り扱いがないため、海外取引所で購入する必要があります。
eCash(XEC)の買い方は以下のとおりです。
- コインチェックで口座開設
- コインチェックで仮想通貨を購入する
- BINANCEで口座開設
- BINANCEにイーサリアムを送金する
- BINANCEでeCash(XEC)を購入する
順番に解説していきます。
①コインチェックで口座開設
事前準備として、仮想通貨取引所の口座が必要になります。
海外取引所に送金するためのイーサリアムなどの暗号資産(仮想通貨)が必要になるからです。
取引所は複数ありますが、最初はコインチェックをおすすめします。
アプリが使いやすいので初心者でも迷うことなく取引でき、入金もコンビニ入金や銀行振込など幅広く対応しています。
仮想通貨を500円から購入できますし、口座開設はもちろん無料なのでサクッと開設しておきましょう。
②コインチェックで仮想通貨を購入する
コインチェックで口座を開設できたら暗号資産(仮想通貨)を購入します。
暗号資産(仮想通貨)を購入するためには、まずはコインチェックに日本円を入金します。
ホーム画面の「日本円を入金」から日本円を入金できます。
入金方法には「銀行振り込み」、「コンビニ入金」、「クイック入金」の3つから選択可能です。
コインチェックに日本円が入金できたらホーム画面の「販売所(購入)」にて、例えばイーサリアムなら「ETH」を選択して日本円で購入します。
他の通貨を買う際も同じ手順でOKです!
③BINANCEで口座開設
続いて、海外取引所のBINANCEで口座開設をしておきます。
マイナーな仮想通貨は海外取引所でしか買えない場合が多いからです。
BINANCEの口座開設については、BINANCE(バイナンス)とは?特徴やメリット・デメリット、登録方法も解説で詳しく解説しているので併せてご覧ください。
④BINANCEに仮想通貨を送金する
BINANCEへの登録が完了したら入金が必要です。しかしBINANCEは海外取引所なので、日本円を直接入金することができません。
そのため、あらかじめ購入しておいた仮想通貨を国内取引所からBINANCEへ送金する必要があります。
今回はコインチェックを使った画面で説明します。今回はイーサリアムを使った手順ですが、ビットコインやリップル等好きな通貨を送金してOKです。
- Coincheckのコイン送金画面から、「Ethereumを送る」を選択
- 送金先リストにコピーしたERC20アドレスをペースト
- 送金したいETHの金額を入力
- 「送金する」ボタンをクリック
初めて仮想通貨の送金をする方はまず少額で送金テストを行ってください。
送金でミスすると最悪自分のお金を失うことになります。
まず少額で送金してみて問題ないことを確認してから、残りの資金を送金するようにすると安心です。
⑤BINANCEでeCash(XEC)を購入する
入金が完了したら、BINANCEでeCash(XEC)を購入しましょう。
まずは国内取引所で仮想通貨を購入する必要があるので、少額の500円から買えるコインチェックで無料開設し、少額の仮想通貨を購入しておきましょう。
\ 取り扱い通貨数が国内最大級!/
eCash(XEC)のチャート・価格推移
eCash(XEC)のチャート・価格推移についても見ていきましょう。
①2022年1月~5月
2022年初頭、その後のDefiの人気と仮想通貨市場の盛り上がりにより、価格は0.01円近くまで跳ね上がりました。
また、Defiの利用者が急増したことも価格を押し上げたと考えられます。
その後は仮想通貨市場の下げに伴い、価格を下げています。
②2022年6月~10月
2022年6月から10月にかけて仮想通貨市場の相場が動いたことにより、大きな価格変動を経験しました。
一時は0.005円まで値を下げましたが、その後価格は0.006円に達するまでに上昇しました。
その後、方向感の乏しい比較的安定した値動きが続いています。
③2022年11月~
2022年11月以降は仮想通貨全般が下落しているため、値を下げています。
しかし、今後の好材料をきっかけにさらに一気に上昇トレンドが加速する可能性もあります。
一方で相場の方向性に乏しいため、トレードを控えて様子を見ることも重要かと。
現在は0.004円前後で推移しており、今後のプロジェクトの進捗次第で価格が大きく動きそうです。
今後、新たな取引所への新規上場の可能性もあるので期待が高まっています。
eCash(XEC)の将来性
続いて、eCash(XEC)の将来性について解説します。
- Defiの需要増加
- 新たな取引所への上場
- 決済手段としての導入
- 最大供給量が多い
それぞれ解説します。
①Defiの需要増加
Defiは今後、需要が増加すると考えられます。理由としては以下のとおり。
- 技術の進歩により、デジタル資産を安全に保管・管理できるようになり、DeFiのプラットフォームが普及してきていること。
- DeFiを利用することで、資産の管理および取引が安全かつ便利に行えるため、使用者が増えていること。
- DeFiプラットフォームは、仮想通貨やブロックチェーン技術を利用した新しい金融サービスを提供することができるため、需要が高まっていること。
- DeFiは、デジタル資産を扱う場合に限らず、金融市場や資本市場などのさまざまな分野で活用される可能性があるため、需要が高まると考えられていること。
これらのことから、Defiの需要増加が後押しとなり、eCash(XEC)のユーザーも増えると予想されます。
②新たな取引所への上場
eCash(XEC)は現在BINANCEなどの主要な取引所に上場済です。
eCash(XEC)はビットコイン・ビットコインキャッシュから発生しているため高い信頼性が特徴です。
さらに、主要な取引所に上場していることは、eCash(XEC)が実用性が高いと評価され、今後も市場で活用される可能性が高いということを示しています。
また、新たな取引所への上場によって、取引量が増加し、価格の上昇が期待できる可能性もあります。
③決済手段としての導入
ビットコインは有名な仮想通貨ですが、1BTCの値段が高すぎて小額の支払いには使いにくいという問題があります。
そこで、eCash(XEC)が登場しました。
元はビットコインの派生通貨なので取引速度も速く、小額の支払いにも使いやすいです。
また、ビットコインの課題であるスケーラビリティ問題も解決されていますので、小額の支払いに最適な通貨として普及が期待されます。
普及すれば、価格の上昇も見込めると考えられています。
④最大供給量が多い
eCash(XEC)は供給量が21兆個に限られています。これは仮想通貨市場において非常に多いとされています。
しかし、小額の決済手段として利用することを前提にする場合は多いほど良いという考えもあります。
一方で、供給量が多いことから通貨の価値が低く、上昇することが難しいという懸念もあります。
eCash(XEC)の今後の価格予想
仮想通貨の価格予想サイトによると、AIを使ったeCash(XEC)の今後の価格予想は以下のとおり。
年度 | 最小価格(円) | 平均価格(円) | 最大価格(円) |
---|---|---|---|
2023 | 0.3368 | 0.8287 | 1.2144 |
2024 | 1.608 | 3.746 | 4.334 |
2025 | 5.333 | 6.399 | 7.12 |
2026 | 7.314 | 8.378 | 9.37 |
2027 | 9.468 | 10.902 | 12.922 |
2028 | 13.539 | 15.4 | 31.2 |
2029 | 35 | 47.6 | 65.8 |
2030 | 71 | 91 | 107.6 |
2040 | 40.6 | 72.8 | 49 |
2050 | 187.4 | 458.8 | 778.4 |
2年後には0.8円程度まで上昇。
2030年には約72円まで上昇するとの予想がされており、今後の価格上昇が期待できます。
最近ではビットコインなどを法定通貨に採用する国が増えており、様々な支払い手段として仮想通貨が採用され始めています。
近年、仮想通貨が世界各国に受け入れられるようになり、多くの国が仮想通貨を採用したり、デジタル通貨を開発し始めています。
中央アフリカやエルサルバドルなどの国は、仮想通貨を多様な支払い手段として法定通貨に採用し始めています。
海外でも仮想通貨の保有・取引に関する税制を整備する動きがあるので、国民が安心して取引できる状況が整っています。
eCash(XEC)は将来的に何人ものユーザーを魅了する可能性を秘めた本当に良いプロトコルですが、仮想通貨ユーザーの間ではまだ人気がありません。
今後のDefiの需要増加によりeCash(XEC)も成長していくでしょう。
eCash(XEC)に関するよくある質問
最後にeCash(XEC)に関するよくある質問に答えます。
- eCash(XEC)は国内取引所で買える?
- eCash(XEC)はステーキングできる?
- eCash(XEC)の発行上限はどのくらい?
- eCash(XEC)の創設者は?
順番に回答します。
①eCash(XEC)は国内取引所で買える?
eCash(XEC) は国内取引所では購入できません。
eCash(XEC)を購入する際は以下の海外取引所を使う必要があります。
海外取引所は日本円が入金できません。入金用の仮想通貨はアプリが使いやすいコインチェックで購入しておきましょう。
②eCash(XEC)はステーキングできる?
はい、ステーキング可能です。
eCash(XEC)公式サイトでステーキングすることができます。
ステーキングはトレードをする必要が無く、簡単に報酬が得られるので初心者にもおすすめの方法です。
ステーキングの仕組み等については、仮想通貨の「ステーキング」とは?利益を得る仕組みを解説で詳しく解説しているので併せてご覧ください。
③eCash(XEC)の発行上限はどのくらい?
Trust Wallet Token(TWT)の発行上限は21,000,000,000,000です。
そのため、上限が決まっていることから価値が上がりやすい通貨として注目を集めています。
ただし、仮想通貨の価格変動には、発行上限だけではなく、様々な要因が影響を与えます。
仮想通貨の発行上限が定められていることが、仮想通貨の価格が上昇するという保証をするものではありません。
仮想通貨市場は、常に変化しており、仮想通貨の価格も常に変動しています。
仮想通貨を投資する場合は、常に最新の情報を確認し、リスクを理解した上で、自己責任で判断することが重要です。
④eCash(XEC)の創設者は?
ECash (XEC)はAmaury Sechet氏によって主導されています。
彼はBitcoin Cash (BCH)のメイン開発者であり、2020年11月15日にそのブロックチェーンをフォークしてeCashの元であるBitcoin Cash ABC (BCHA)を設立しました。
Sechet氏はeCashの新しいブランドアイデンティティを確立するため、Bitcoin Cash ABCをリブランドすることを決定しました。
リブランドの理由としては、小数点以下の桁数を減らすことがコインの普及に役立つと説明しています。
Sechet氏はBitcoin Cashの開発に積極的で、2017年には最初のフォークから離れ、2018年にはそこからBitcoin SVがフォークされた後の継続、2020年には最近のBitcoin Cashからのフォークを主導しています。
彼は仮想通貨に関わる前にFacebookでソフトウェアエンジニア、Stupid D Compilerのメイン開発者を務めていました。
まとめ:eCash(XEC)は将来性が期待できる銘柄
今回はeCash(XEC)について解説してきました。
eCash(XEC)は支払いに特化したトークンであり、仮想通貨需要の増加に伴い今後のさらなる普及が期待できます。
BINANCE等の大手取引所に上場済であり、実用性も高く評価されています。
eCash(XEC)はこのように様々な要因で将来性に期待が持てるので、少額でもいいので早めに購入することで先行者利益を得やすくなります。
eCash(XEC)に興味がある方はアプリが使いやすいコインチェックで無料で口座開設し、購入用の仮想通貨を買っておきましょう。
\ 取り扱い通貨数が国内最大級!/