こんな悩みを解決します。
本記事の内容
- Polygon(Matic)の概要
- Polygon(Matic)の特徴
- Polygon(Matic)のチャート・価格推移
- Polygon(Matic)の将来性
- Polygon(Matic)の購入方法
- Polygon(Matic)に関するよくある質問
本記事の信頼性
筆者は実際にPolygon(Matic)や他の暗号資産(仮想通貨)を購入し、収益をあげています。また、複数の仮想通貨メディアで記事を執筆中であり、その経験を基に本記事を執筆しています。
「仮想通貨のPolygon(ポリゴン/MATIC)ってどんな特徴があるんだろう」とお悩みではありませんか?
今回は実際にPolygonを保有している僕が、Polygonについて概要や特徴・将来性などを解説していきます。今回の記事を読むことでPolygonに関する理解が深まるはずです。
また、Polygon(MATIC)は現在国内取引所では取り扱いが無く、BINANCEなどで購入することができます。BINANCEについては、以下の記事で詳しく紹介しています。
>>BINANCE(バイナンス)とは?特徴やメリット・デメリット、登録方法も解説
海外取引所を利用する際にはビットコインやイーサリアムなどの暗号資産(仮想通貨)が必要になります。
少額の500円から購入できるコインチェックに無料登録してビットコインなどを購入しておきましょう。
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もくじ
Polygon(Matic)の概要
Polygon/MATICの価格 | ¥106 |
市場ランキング | 13位 |
時価総額 | ¥934,778,796,583 |
発行上限 | 10,000,000,000 MATIC |
※2022年9月時点
ポリゴン(Polygon)は、2017年にイーサリアムのスケーラビリティ問題の解決を目指して開始されたプロジェクトです。イーサリアムについては、【初心者向け】イーサリアムとは?特徴や仕組み・購入方法を解説で詳しく解説しています。
ブロックチェーンコミュニティで活動していたJaynti Kanani氏、Sandeep Nailwal氏、Anurag Arjun氏の3名からスタートし、後にMihailo Bjelic氏が加わっています。メインネットローンチは2020年6月で、設立当初はマティック(Matic)という名称でしたが、2021年2月にポリゴン(Polygon)に名称を変更しました。
Polygonは過去にバイナンスの「Binance Launchpad」で資金調達を行い、その将来性の高さから560万ドル(約6億円)の調達に成功しています。
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BINANCE(バイナンス)とは?特徴やメリット・デメリット、登録方法も解説
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スケーラビリティ問題の解決の本命と目されることもあり、Polygonはこの1年で価格が急上昇しています。
このように、プロジェクトの順調な推移を背景に価格もこの1年で20倍以上に上がっています。
Polygon(Matic)の特徴
Polygon(Matic)の特徴は以下のとおり。
- レイヤー2ソリューション
- 圧倒的な処理速度
- Defiに採用されている
①レイヤー2ソリューション
Polygonは「レイヤー2」という技術でスケーラビリティ問題を解決しています。
メインのブロックチェーンであるレイヤー1(ここではイーサリアム)とは別に2つめのチェーンを用意する方法です。
Polygonというチェーンを利用することで、イーサリアムの高い手数料を払わずに済みます。
また通常では「スケーラビリティ」と「非中央集権性」は両立させることが難しいと言われています。
しかしPolygonはイーサリアムのチェーンも使っているため、スケーラビリティと非中央集権制を両立させることができます。
②圧倒的な処理速度
Polygonはその圧倒的な処理速度も特徴です。
サイドチェーンで1秒あたり最大65,000のトランザクションを処理でき、ブロック確認時間は2秒未満。
トランザクションのサイドチェーンでの処理とPolygonが採用する独自のPoSによりこの高速処理を実現しています。
③Defiに採用されている
PolygonはDefiプロジェクトに実際に採用されています。
具体的には以下のとおりです。
- Aave:分散型レンディングプラットフォーム
- Polymarket:予測市場プラットフォーム
- Curve finance:分散型取引所(DEX)
このように複数のDefiプロジェクトに実際に採用されているので、実用性については実証済みと言えます。
Polygon(Matic)のチャート・価格推移
Polygon(Matic)のチャート・価格推移についても見ていきましょう。
それぞれの時期の価格推移を解説します。
①2022年1月~3月
2022年序盤はビットコインの値下げ等に連動し、価格を下げました。
しかしその後のNFT人気、仮想通貨市場の盛り上がりにより一気に話題となり、220円近くまで価格が急上昇。
NFTユーザーが急激に増加したこともPolygon(Matic)の価格の後押しになったと見られています。
②2022年4月~7月
2022年4~7月にかけて金融情勢の緊迫化に伴う仮想通貨全般の下落に連動し、急激に価格を下げました。
一時50円ほどまで下落しましたが、その後仮想通貨市場が若干持ち直したため、150円前後まで上昇しています。
③2022年8月~
2022年8月以降はビットコインの下落に連動して、価格は低迷気味です。
現在は100円前後で推移しており、今後のプロジェクトの進捗次第で価格が大きく動きそうです。
今後、新たな取引所への新規上場の可能性もあるので、Polygon(Matic)への期待が高まっています。
Polygon(Matic)の将来性
つづいて、Polygonの今後の展望について解説します。好材料が多いことから今後の価格上昇が見込まれます。
- JPYCとの対応
- 株式会社スマートアプリとの提携
- NFT取引増加
①JPYCとの対応
2021年3月8日、日本暗号資産市場株式会社は日本円のステーブルコインJPYCをPolygonとxDAIに対応させました。
JPYCは1JPYC=1円の価値を持つ通貨建ての資産です。商品券のようなものであり暗号資産ではありません。
PolygonのブロックチェーンでJPYCを使えるようになることで高速・低コストで取引ができるため、決済処理がより簡単に行えます。
今月分の #JPYC を購入。 #Polygon に直接送金されるので、Polygonで遊んでいる者にとっては、とんでもなく便利!
— クリプトおやじ@NFTアーティスト(自称) (@CoHForever) June 1, 2021
JPYCは日本人トレーダーに支持されているため、PolygonがJPYCに対応したことで日本人ユーザー数の増加につながると見られています。
②株式会社スマートアプリとの提携
2021年2月10日、株式会社スマートアプリはPolygonを提供するMatic Network PTE. Ltd.とプラットフォーム事業及びNFTマーケットプレイス事業においてパートナーシップを締結しました。
スマートアプリ、プラットフォーム事業及びNFTマーケット事業においてイーサリアムネットワークにて高騰するGAS代を解決すべく、Polygon(旧 Matic Network)とパートナー... https://t.co/Yw8QAqW5M2 @PRTIMES_JPより
— JPYC(株) 代表取締役 岡部典孝 (@noritaka_okabe) February 10, 2021
スマートアプリはNFTを用いたブロックチェーンプラットフォームサービス『GO BASE』を提供しています。
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NFTとは?概要や特徴、暗号資産との違い・購入方法などを解説
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GO BASEはブロックチェーン事業者へ向けて、イーサリアムの決済機能やNFT・トークン販売機能などの各機能を提供するサービスです。
GO BASEはイーサリアムに対応しているため、近年は手数料の高騰が問題となっていました。Polygonと提携することでこの問題の解決を図っています。
またスマートアプリは2021年3月22日に日本初の登録制NFTマーケットプレイス『nanakusa』のβ版をローンチしています。
スマートアプリ、Polygon決済対応のNFTマーケットプレイス『nanakusa』β版をローンチ https://t.co/MJZDPjf1Y5 @coin_postより
— 仮想通貨黙示録₿カイジ (@KAIJIdazo) March 22, 2021
nanakusaではNFTをイーサリアムおよびPolygonで出品したり、購入したりできます。
③NFT取引増加
PolygonはNFT取引で良く使用されています。
OpenseaなどではPolygonチェーンを利用したNFTアートが多数出品されており、ガス代の安さから初心者を中心に人気を集めています。
>>NFTを始める時の初期費用はいくらかかる?手数料・ガス代を徹底解説
NFTアートはスポーツやエンタメなど様々な分野で導入が進んでおり、今後さらに普及すると見込まれています。
こうしたNFT取引の増加に伴い、Polygonの需要も増すと考えられます。
Polygon(Matic)の購入方法
Polygon(Matic)は残念ながら国内取引所では取り扱いがないため、海外取引所で購入する必要があります。
Polygon(Matic)の買い方は以下のとおりです。
- コインチェックで口座開設
- コインチェックで仮想通貨を購入する
- BINANCEで口座開設
- BINANCEにイーサリアムを送金する
- BINANCEでPolygon(Matic)を購入する
順番に解説していきます。
①コインチェックで口座開設
事前準備として、仮想通貨取引所の口座が必要になります。
海外取引所に送金するためのイーサリアムなどの暗号資産(仮想通貨)が必要になるからです。
取引所は複数ありますが、最初はコインチェックをおすすめします。
アプリが使いやすいので初心者でも迷うことなく取引でき、入金もコンビニ入金や銀行振込など幅広く対応しています。
仮想通貨を500円から購入できますし、口座開設はもちろん無料なのでサクッと開設しておきましょう。
②コインチェックで仮想通貨を購入する
コインチェックで口座を開設できたら暗号資産(仮想通貨)を購入します。
暗号資産(仮想通貨)を購入するためには、まずはコインチェックに日本円を入金します。
ホーム画面の「日本円を入金」から日本円を入金できます。
入金方法には「銀行振り込み」、「コンビニ入金」、「クイック入金」の3つから選択可能です。
コインチェックに日本円が入金できたらホーム画面の「販売所(購入)」にて、例えばイーサリアムなら「ETH」を選択して日本円で購入します。
他の通貨を買う際も同じ手順でOKです!
③BINANCEで口座開設
続いて、海外取引所のBINANCEで口座開設をしておきます。
マイナーな仮想通貨は海外取引所でしか買えない場合が多いからです。
BINANCEの口座開設については、BINANCE(バイナンス)とは?特徴やメリット・デメリット、登録方法も解説で詳しく解説しているので併せてご覧ください。
④BINANCEに仮想通貨を送金する
BINANCEへの登録が完了したら入金が必要です。しかしBINANCEは海外取引所なので、日本円を直接入金することができません。
そのため、あらかじめ購入しておいた仮想通貨を国内取引所からBINANCEへ送金する必要があります。
今回はコインチェックを使った画面で説明します。今回はイーサリアムを使った手順ですが、ビットコインやリップル等好きな通貨を送金してOKです。
- Coincheckのコイン送金画面から、「Ethereumを送る」を選択
- 送金先リストにコピーしたERC20アドレスをペースト
- 送金したいETHの金額を入力
- 「送金する」ボタンをクリック
初めて仮想通貨の送金をする方はまず少額で送金テストを行ってください。
送金でミスすると最悪自分のお金を失うことになります。
まず少額で送金してみて問題ないことを確認してから、残りの資金を送金するようにすると安心です。
⑤BINANCEでPolygon(Matic)を購入する
入金が完了したら、BINANCEでPolygon(Matic)を購入します。
BINANCEでの仮想通貨の買い方は以下の記事を参考にしてください。
>>【画像付き】BINANCE(バイナンス)の仮想通貨の買い方・購入方法を徹底解説
まずは国内取引所で仮想通貨を購入する必要があるので、少額の500円から買えるコインチェックで無料開設し、少額の仮想通貨を購入しておきましょう。
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Polygon(Matic)に関するよくある質問
最後にPolygon(Matic)に関するよくある質問に答えます。
- Polygon(Matic)は国内取引所で買える?
- Polygon(Matic)はステーキングできるの?
- Polygon(Matic)の発行上限はどのくらい?
順番に回答します。
①Polygon(Matic)は国内取引所で買える?
Polygon(Matic)は国内取引所では購入できません。
Polygon(Matic)を購入する際は以下の海外取引所を使う必要があります。
海外取引所は日本円が入金できません。入金用の仮想通貨はアプリが使いやすいコインチェックで購入しておきましょう。
Polygon(Matic)はステーキングできるの?
はい、ステーキングできます。
BINANCEの公式サイトでPolygon(Matic)のステーキングを利用可能です。
ステーキングはトレードをする必要が無く、簡単に報酬が得られるので初心者にもおすすめの方法です。
ステーキングの仕組み等については、仮想通貨の「ステーキング」とは?利益を得る仕組みを解説で詳しく解説しているので併せてご覧ください。
③Polygon(Matic)の発行上限はどのくらい?
Polygon(Matic)の発行上限は10,000,000,000です。
発行上限があることから、価値が下がりにくいことが特徴です。
実際に複数の大手取引所で活発な取引がされているので、今後も安定した需要が見込めます。
まとめ:Polygon(Matic)は大きな価格上昇の可能性がある
今回はPolygonについて解説してきました。
Polygonは、イーサリアムのスケーラビリティ問題を解決し、DEX(分散型取引所)への活用も見込まれています。DEXの使い方については以下の記事で詳しく紹介しています。
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さらに日本企業との提携も行っているため、今後も他の企業との提携が増えることで、需要が増し価格高騰につながる可能性があります。
Polygonは約171円(2021年6月現在)くらいなので、手ごろな価格の今のうちに先行投資として少額の10,000円分くらい買っておくと、将来爆上がりするかもしれません。
なおPolygonは今のところ、海外取引所でしか購入できないのでBINANCEで口座開設をしておきましょう。
海外取引所は日本円が使えないので、国内取引所から仮想通貨を送金する必要があります。
Polygonに興味がある方はアプリが使いやすいコインチェックで無料で口座開設し、10,000円くらいの資金を入金して購入準備をしておきましょう。
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