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本記事の内容
- イーサリアムとは
- イーサリアムの概要
- イーサリアムの5つの特徴
- イーサリアムの将来性
- イーサリアムの購入方法
本記事の信頼性
筆者は2017年から実際にイーサリアムや他の仮想通貨を購入し、約200万円ほどの収益をあげています。その経験を基に本記事を執筆しています。
今回は仮想通貨の一つである「イーサリアム」について、詳しく解説していきます。
イーサリアムはスマートコントラクトを利用しているため、分散型アプリケーションが開発されているのが大きな特徴で、ビットコインに次いで期待を集めています。
最近話題のNFT売買でもイーサリアムがよく使われており、ビットコインに次ぐ基軸通貨として認識されています。
>>NFTはなぜ売れる?売れる理由や売れるもの、売るコツを徹底解説
できるだけ初心者にもわかりやすいように解説してあるので、ぜひ最後までご覧ください。
この記事を読むと、イーサリアムについて正しく理解でき、イーサリアムを安心して購入できるようになります。
もくじ
イーサリアムとは
イーサリアムは、さまざまな契約を自動化する「スマートコントラクト」を実行できる分散型プラットフォームです。この分散型プラットフォーム内で使用される暗号資産がイーサリアム(単位: ETH )です。
イーサリアムのブロックチェーン上では、スマートコントラクトを活用した「分散型アプリケーション(DApps)」が開発されています。DAppsは、運用に管理者を必要としないため、データの整合性と安全性を担保できる新しい技術です。
現在、イーサリアムはDApps開発プラットフォームとして最大規模のブロックチェーンのひとつであり、Defiでよく活用されています。
イーサリアムからハードフォークして誕生したのがイーサリアムクラシックです。
参考:【仮想通貨】イーサリアムクラシック(ETC)とは?概要や特徴、買い方などを解説
イーサリアムの概要
イーサリアム(Ethereum)は2013年にヴィタリック・ブテリン氏によって構想が示され、2014年に公開された仮想通貨です。
2021年現在、プラットフォーム内で使用されるイーサ(ETH)はビットコイン(BTC)に次いで時価総額2位の規模に成長しています。
参加者の合意を形成するコンセンサスアルゴリズムには、マイニングで通貨を発行するProof of Work(PoW)が用いられています。
今後は通貨の保有量や日数によってマイニング難易度を柔軟に調整するProof of Stake(PoS)に移行する予定です。
イーサリアムの5つの特徴
イーサリアムの特徴は以下の5つ。
- スマートコントラクトで取引を自動化
- DeFi(分散型金融)の活用
- ETH2.0とLayer2でスケーラビリティを解決
- 強力な開発支援とエコシステム
- アメリカの先物市場に上場
①スマートコントラクトで取引を自動化
イーサリアムの大きな特徴であるスマートコントラクトは、契約の履行などを自動で実行するプログラムです。スマートコントラクトは株や債券、不動産などの分野で、処理にかかるコストを削減できる技術として注目を集めています。
イーサリアム上のスマートコントラクトに使われているコードは誰でも閲覧できるよう公開されており、変更にはコミュニティの承認が必要になるので、透明性が担保されています。
②DeFi(分散型金融)の活用
2020年に急成長したDeFi(分散型金融)は、スマートコントラクトを活用した好例です。DeFiはスマートコントラクトを利用することにより、金融サービスを仲介者不要で当事者同士で直接取引が可能です。
イーサリアム系の暗号資産をアプリケーションで運用することで金利やトークンを得る、「イールドファーミング」や「流動性マイニング」などを利用する投資家が増えています。DeFi分野のスマートコントラクト上で確認された資産規模は、合計2兆7,000億円(2021.1時点)と莫大な規模に上っています。
③ETH2.0とLayer2でスケーラビリティを解決
DeFiの拡大に伴い、イーサリアムの通信速度が遅くなる傾向にあります。これはスケーラビリティ問題と呼ばれており、このスケーラビリティ問題を解決するのが「ETH2.0」です。ETH2.0ではブロックチェーンのブロック生成方法を、難解な計算を解いた人が報酬を受け取るPoW(Proof of Work)から、トークンを預けた人が報酬を受け取るPoS(Proof of Stake)方法へ変更します。
ETH2.0は最低でも2年以上の期間を要するプロジェクトであり、計画が遅延する可能性もあります。平行して現行のETH1.0をより早く使えるようにするLayer2技術の開発も進んでおり、スケーラビリティの解決へ向けて急ピッチで対応が進められています。
④強力な開発支援とエコシステム
イーサリアムの開発エコシステムは仮想通貨業界で最も強力と言われています。2020年第3四半期には、月平均で約2000人以上がイーサリアム関連の開発に参加し、2位のビットコインの開発者数400人弱を大きく突き放しています。
イーサリアムは2014年のICOで15億円程度の追加調達を実施。以降はイーサリアム財団が開発を援助しています。イーサリアム財団は650億円程度のETHを保有しており、年間31億円程度の予算を設定し、ETH2、ETHを高速化するLayer 2などの研究開発を支援。財団のアドレスは公開されており、透明性を担保しています。
⑤アメリカの先物市場に上場
イーサリアムはビットコインと同様に規制の不安を払拭しています。例えば、米証券取引委員会(SEC)においては、ビットコインとイーサリアムについて「証券ではない」と公式に発表しています。
この定義の根拠は発行体がきちんと分散化しているかどうかです。SECによると、ビットコインやイーサリアムには約1万のマイナー(発行体)が存在しており、証券と類似する他の暗号資産と一線を画しています。
さらに、米国内の先物取引・オプション取引全般を規制する商品先物取引委員会(CFTC)において、ビットコインとイーサリアムは先物商品として認可されています。
イーサリアムの将来性
イーサリアムの将来性のポイントは以下のとおりです。
- 4つのアップデート
- イーサリアム企業連合
- ICOでの利用
① 4つのアップデート
イーサリアムは機能向上のために以下の4つの大型アップデート行う予定です。
- フロンティア(未開拓地)
- ホームステッド(開拓地)
- メトロポリス(都市)
- セレニティ(安定)
上記のように段階に応じてアップデートを行うことで、着実に利便性の高い機能を実装していくことを計画しています。
アップデートにより機能が充実することでより多くのユーザーがイーサリアムを利用すると見られています。
②イーサリアム企業連合
イーサリアムのスマートコントラクト機能はビジネスにおいて利用価値が高いため、ビジネスユースのための「イーサリアム企業連合」が存在します。
イーサリアム企業連合は2017年に設立され、参加する企業は世界中で150社を超えており以下のような日本の有名企業も含まれています。
- トヨタ自動車
- 三菱UFJグループ
- KDDI
一方、海外の企業は以下のとおり。
- JPモルガン
- マイクロソフト
- インテル
このような誰もが知る大企業が参加していることからも、イーサリアムの将来性への期待度の高さがうかがえます。
③ICOでの利用
ICOとは暗号資産(仮想通貨)を利用して資金調達を行うことです。最近ではこのICOにイーサリアムのプラットフォームを利用するプロジェクトがよく見られます。
今後ICOが活発化することにより、プラットフォームとしてのイーサリアムの需要がさらに高まっていきます。
ICOプラットフォーム=イーサリアムとの地位を確立することで、イーサリアムの実用性・将来性が確かなものとなるでしょう。
イーサリアムの購入方法
イーサリアムの買い方はいろいろですが、初心者ならコインチェックでいいかなと。
その理由はサイトやアプリが使いやすいから。
他にも取引所がありますが、さほど違いはありません。手数料が若干違うくらいなので、大金(100万円以上とか)を取引しない限り、気にしなくてOKです。
今年から来年にかけてはビットコインに並んでイーサリアムも価格が高騰しそうなので、行動するなら今です。
というわけで、今回は以上です。
リスクを理解しつつ、仮想通貨を楽しみましょう(*‘ω‘ *)
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