こんな悩みを解決します。
本記事の内容
- IOSTの概要
- IOSTの特徴
- IOSTの現在の価格
- IOSTの将来性
- IOSTの購入方法
本記事の信頼性
筆者は実際にIOSTや他の仮想通貨を購入し、約200万円ほどの収益をあげています。その経験を基に本記事を執筆しています。
IOST(アイオーエスティー)はコインチェックが2020年9月に日本で初めて取り扱いを開始した仮想通貨です。
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IOSTは、スマートコントラクト(契約を自動化する機能)を利用した分散型アプリケーション(Dapps)を開発するためのプラットフォームです。
今回は、IOSTを実際に購入して運用している僕がIOSTの今後の見通しや将来性について解説します。
この記事を読むと、IOSTの今後の見通しがわかるので安心してIOSTを買えるはずです。
IOSTの概要などについては、以下の記事で詳しく解説しているのでチェックしてみてください。
もくじ
IOSTの概要
IOSTとは、次世代のコンセンサスアルゴリズムである「POB(Proof of Believability)」を採用した分散型ブロックチェーンネットワークです。
IOSTは2018年1月に非営利財団であるIOST財団によってローンチされました。正式名称は Internet of service tokenの頭文字をとってIOSTと名付けられました。
PoBを採用したことにより、高速な処理能力と非中央集権性が高いのが特徴です。
もともと海外取引所でしか取り扱いがありませんでしたが、国内取引所のコインチェックが取り扱いを開始し、気軽に購入できるようになりました。
IOSTの特徴
IOSTの特徴は以下のとおり。
- 非中央集権のコンセンサスアルゴリズム(PoB)を採用
- JavaScriptでスマートコントラクトを開発可能
- シャーディングによる高速処理
- 日本のプロジェクトとの関連
順番に説明します。
①非中央集権のコンセンサスアルゴリズム(PoB)を採用
IOSTは、非中央集権性をより高めるため独自の「Proof of Beliebability(PoB)」というコンセンサスアルゴリズムを採用しています。
PoBは、ネットワークへの貢献度をブロック生成権の付与基準にしており、貢献度に応じてブロック生成権(報酬の高い処理)を付与される確率が高くなります。
②JavaScriptでスマートコントラクトを開発可能
ブロックチェーンの開発には、プログラム言語の問題があり、ブロックチェーン開発用の言語を知らなければ開発ができないという課題があります。
しかし、IOSTは多くのエンジニアやプログラマーが使っているJavaScriptというプログラム言語で開発可能です。
そのため、誰でもシステム開発が可能になるため、システム開発が活発化しさらに発展していきます。
③シャーディングによる高速処理
IOSTはシャーディングという技術を用いてスケーラビリティ問題(処理速度の遅延)を解決しています。
シャーディングとは、トランザクションの検証作業をバリデーターのグループごとに分け、並行してトランザクションを処理する技術です。
具体的にはメインチェーンとは別の「サイドチェーン」を活用してトランザクションを処理していきます。
サイドチェーンを複数に分けて(シャード)、平行して処理を行うことでメインチェーンの負担を軽減し、高速処理を実現しています。
シャーディングはイーサリアムでも使われている技術であり、今後様々な通貨に導入されると見られています。
④日本のプロジェクトとの関連
IOSTチェーンは、その技術革新と信頼性から、日本の多くのプロジェクトと協力しています。
医療分野のデータ管理におけるIOSTチェーンの使用が話題となっている一方で、他にも注目すべき提携が進んでいます。
特に目を引くのは、2021年9月の「Hashpalette」とIOST財団との間の戦略的パートナーシップです。
「Hashpalette」は、ブロックチェーン技術を活用した新しいソリューションを開発する日本の企業で、両者のエコシステムを共同で成長させる目的で連携を開始しました。
このパートナーシップは、ブロックチェーンの潜在的な応用分野をさらに拡大する可能性を秘めています。
さらなる興味深い動きとして、2022年1月には、日本の総合格闘技団体「RIZIN」がIOSTチェーンを活用して、スポーツコンテンツのNFT(非代替性トークン)を発行しました。
これは、ブロックチェーンがスポーツ業界にも浸透していることを示しており、ファンにとっては一層のエンゲージメントを意味します。
これらの動きは、IOSTチェーンが日本市場において多様な分野で積極的な役割を果たしていることを示しており、ブロックチェーン技術がさまざまな業界で革新を促進していることの証でもあります。
今後、IOSTチェーンの更なる展開が楽しみです。
IOSTの価格推移
IOSTの価格推移は以下のとおり。
①ローンチ直後
IOSTの価格動向は、その誕生から現在まで一貫して世界経済の影響を受けてきました。ローンチされた当初、IOSTはビットコインバブルの真っ只中で、その影響を直に受けて価格が急騰しました。
しかし、バブルが破裂したことで一転、価格は2019年から2020年にかけて大きく低下しました。この期間、IOSTはローンチ直後の価格を大きく下回る水準で取引される日々が続きました。
2021年に入ると、世界的な金融緩和策がとられる中で、IOSTを含む仮想通貨市場全体が再び活性化しました。新型コロナウイルスの影響で世界中が投資へポジティブな状況になり、仮想通貨市場も再びバブルのような状態に陥りました。
しかし、2021年末には新型コロナウイルスの感染が終息し、経済活動が正常化すると同時に過度なインフレが生じました。これを抑制するための金融政策の引き締めに伴い、仮想通貨市場も低迷し、IOSTの価格は再び大きな下落を経験しました。
これらの動向から、IOSTの価格は世界経済の状況に左右される傾向にあることが読み取れます。また、その変動性はビットコインバブルやコロナ禍といった特異な状況下で特に顕著に現れます。これらの情報は、投資を考える際に十分考慮するべき重要な視点と言えるでしょう。
②直近1カ月の価格動向
IOSTの価格は最近、10円に迫る勢いで急騰したものの、現在は1~2円での取引が主流となっています。
この動きはIOSTだけでなく、現在の仮想通貨市場全体に共通する傾向と言えます。なぜなら、各国の金融引き締め政策が市場全体に影響を与え、通貨の価格を押し下げているからです。
しかし、この現象は一時的なものである可能性もあります。過去を振り返ると、2018年のビットコインバブル崩壊後にも2021年に活況を呈した事例が存在します。
これを鑑みると、長期的な視点から見れば、現在の割安な価格は購入の絶好のチャンスとも解釈できます。ただし、投資は自己責任で行うべきであり、仮想通貨の価格は常に変動するため、十分なリサーチと考慮が必要です。
IOSTの将来性
つづいて、IOSTの今後の展望について解説します。
- DeFiとの密接な関係
- ブロックチェーンを活用したオンラインサービスの普及
- 総合格闘技連盟RIZINとの提携
- 日本における需要拡大
- クロスチェーンによる普及
順番に説明します。
①DeFiとの密接な関係
IOSTの将来性が高い理由として、DeFiと呼ばれる分散型金融に密接に関係していることが挙げられます。
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DeFiとはDecentralized Financeの頭文字を取ったもので、銀行や政府のような中央管理者を必要としない分散型の金融サービスのことを指します。
ブロックチェーンを活用してプラットフォームが構築されているので、管理者が不要でインターネット上で誰でもサービスを利用可能です。
IOSTは2019年からDeFiエコシステムの構築を目指し、パートナーシップの締結やDEX(分散型取引所)に関する開発を進めています。
②ブロックチェーンを活用したオンラインサービスの普及
IOSTのブロックチェーンは、スケーラビリティ問題を解消し非中央集権化を実現するため、様々なオンラインサービスへ利便性の高いサービスを提供できます。
BTCなどのブロックチェーンでは、処理速度や手数料の問題などから多岐に渡るオンラインサービスのニーズに応えられないと言われています。
一方、IOSTであればオンラインサービスに応じたサービスを提供できるので、様々な分野で導入される可能性があります。
今後、企業の公式サイトやオンラインショップなどのオンラインサービスがさらに普及することで、IOSTのニーズも高まると見られています。
③総合格闘技連盟RIZINとの提携
2021年8月23日、NFT-Japan 株式会社とRIZIN FIGHTING FEDERATIONは、IOSTブロックチェーンを活用した、RIZINのデジタルコンテンツを売買できるNFTマーケットプレイス「RIZIN FIGHTING COLLECTION」のウェブサイトを公開したことを発表しました。
総合格闘技連盟 RIZIN が提供するスポーツ NFT に IOST ブロックチェーンを採用@RizinFC @IOST_Official #IOST $IOST https://t.co/bOXbaI4kro
— IOST JAPAN (@IOSToken_jp) August 26, 2021
RIZIN FIGHTING COLLECTIONは、試合のハイライトや名場面を収録したNFTを購入し、保管や売買ができるプラットフォームです。
IOSTを活用することで、高速処理と低コスト開発でのNFT提供が可能とのこと。
こうしたRIZINのNFT化への取り組みが成功することで、他の企業や団体によるIOSTとの提携が増え、より一層IOSTの価値が上昇し価格高騰につながると見られています。
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④日本における需要拡大
IOST財団は、ブロックチェーン技術の教育に深くコミットしており、2018年から日本の教育界に積極的な影響を与えています。
特に、日本の大学と教育機関への「ブロックチェーン無償教育プログラム」の提供は、次世代のブロックチェーン専門家を育成するための基盤となっています。
さらに、IOST財団は2021年10月に、ブロックチェーン技術の普及と発展に焦点を当てた「日本ブロックチェーン協会(JBA)」に正式に加盟しました。これは、ブロックチェーン技術の広範な普及をサポートし、日本における人材育成に更なる力を注ぐというIOST財団の強いコミットメントの表れです。
IOSTチェーン自体も、日本国内の多くのプロジェクトで採用されており、その活用範囲は拡大しています。IOST財団とJBAが協力し、教育と普及活動を強化することで、IOSTチェーンの国内での需要はさらに加速することが予想されます。
これは、ブロックチェーン技術が持つ革新的なポテンシャルを活かし、社会全体に対する貢献を促進するチャンスです。IOST財団のこのような取り組みは、技術の持続的な発展を支え、日本のブロックチェーンエコシステムを強化するために不可欠です。
⑤クロスチェーンによる普及
2022年3月、IOSTはイーサリアムチェーンとの連携を強化するクロスチェーン・ブリッジ・プロジェクト「エントロバース(Entroverse)」の立ち上げを発表しました。
これは、ブロックチェーンの分野におけるIOSTの革新性と前進性をさらに強調するもので、イーサリアムとIOSTの間でトークンを自由に移動できるようにする目的があります。
エントロバースの第一段階では、IOSTとイーサリアム間での相互トークン転送の可能性が開かれます。この機能は、両チェーン間での価値移転を容易にし、より大きな流動性と相互運用性を可能にします。
第二段階では、IOSTとイーサリアムチェーンのDAppsの統合が計画されています。これにより、イーサリアムチェーンのDAppsがIOSTチェーン上でも利用可能になると予想されています。
IOST財団はこれらの進展をサポートするために、2022年4月に1億ドル規模の「エントロバースファンド」を設立しました。このファンドは、IOSTのエコシステムの拡大と発展に必要な資金とリソースを提供する目的があります。
これらの取り組みにより、IOSTのエコシステムは拡大し続け、IOSTの価格にも肯定的な影響を及ぼす可能性があります。
ブロックチェーンテクノロジーの進化とともに、IOSTはその成長と拡張のための戦略的なステップを踏んでいます。
IOSTの購入方法【コインチェックで買える】
IOSTは日本だとコインチェックのみで購入可能です。
僕もコインチェックを使っていますが、アプリや取引画面が見やすいのと、積立もできるので重宝しています。
しかも、取引時に発生する手数料は全て無料ですので、無駄なコストもかかりません。
IOSTが気になる方はまずは無料で口座を開設しましょう。スマホから5分くらいでサクッと開設できます。
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まとめ:IOSTは今後も価格上昇が期待できる
IOSTはまだまだ認知度が低く、これから企業との提携やオンラインサービスへの導入などをきっかけに急速に普及する可能性を秘めています。
IOSTは2022年5月現在で2円程度であり、ビットコインに比べるとだいぶ買いやすい価格なので、少ない資金でもたくさん購入することができます。
いずれにせよ、ここで一歩を踏み出すか踏み出さないかであなたの未来が変わってきます。
IOSTはコインチェックでしか取り扱いが無いので、口座開設という行動を起こしてその一歩を踏み出しましょう。
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