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Metaverse

国内外のメタバースの関連企業20選!特徴や活用事例を紹介

 

悩んでいる人
メタバースに企業が参入してるってほんと?メタバース関連企業を具体的に教えてほしい。

 

こんな悩みを解決します。

 

本記事の内容

  • メタバースとは
  • メタバースに参入する企業が増えた理由
  • 国内外のメタバース関連企業20選
  • 企業によるメタバースの活用事例
  • メタバース関連企業の将来性
  • メタバースを活用する際に知っておくべき情報
  • メタバースを活用する際の注意点

 

本記事の信頼性

筆者はNFTコレクションを運営するNFTのプロです。さらに、NFTブログで月7桁を稼ぐプロブロガーです。その経験を基にこの記事を執筆しています。

 

最近メタバースが話題を集めており、TVやネットのニュースでも頻繁に取り上げられるようになってきました。

そこで今回は、メタバースの関連企業20選についてわかりやすく解説します。

メタバースの活用事例や将来性についても解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。

なお、メタバースを利用するにはイーサリアムなどの暗号資産(仮想通貨)が必要になるので、あらかじめコインチェックで購入しておきましょう。

 

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もくじ

メタバースとは

メタバースは、仮想空間を構成するコンピューターやサーバーを通じて、インターネット上で実現される仮想社会や仮想経済圏のことを指します。

メタバースは、ゲームやビデオ会議などにおいてよく使われる仮想空間を拡張し、さまざまなアクティビティやビジネスが行われる場所としても利用されています。

例えば、オンラインで買い物や取引をすることができるマーケットプレイスや、仮想でのイベントや会議を実施することができる会議室などがあります。

また、メタバースは、仮想空間内でのアイデンティティやプロフィールを持つことができるため、仮想社会においても、社会的な側面が存在します。

そのため、メタバースを利用することで、個人や企業が、仮想空間上でさまざまなアクティビティやビジネスを展開することができるようになります。

メタバースの語源は、英語の「超(meta)」と「宇宙(universe)」を組み合わせた造語です。

もともとはアメリカのSF作家ニール・スティーヴンスンが1992年に発表した小説「スノウ・クラッシュ (Snow Crash)」に登場するインターネット上の仮想空間として登場しました。

なお、この小説はふつうにSFとしても面白いので、興味があるなら読んでおいて損はありません。

 

 

小説を起源として生まれたメタバースですが、将来的な市場規模は1600兆円にも上るとみられています。

この巨大な市場でシェアを握るべく、すでに以下のような大手企業が続々と参入。

  • アディダス
  • ナイキ
  • プーマ
  • サイバーエージェント
  • スクウェア・エニックス
  • ソニー
  • キャノン
  • パナソニック
  • リコー
  • KDDI

見てのとおり有名企業がこぞってメタバースに投資しており、今後間違いなくメタバースが大きなトレンドになるはず。

なので、今のうちにメタバースを始めることで周囲に差をつけることができ、先行者利益を得られる可能性が高いでしょう。

メタバースの始め方については、メタバースの始め方・やり方、必要機材を徹底解説【プラットフォームも紹介】で詳しく解説しているので併せてご覧ください。

 

メタバースに参入する企業が増えた理由

メタバースに参入する企業が増えた理由は以下のとおり。

  1. オンライン交流の需要増加
  2. 内閣府によるムーンショット目標
  3. 日本の技術力への注目

それぞれ解説します。

 

①オンライン交流の需要増加

新型コロナウイルスの流行によって、人々が直接会うことが制限されているため、オンライン交流がますます必要になっています。

在宅勤務やオンライン授業などの際に、Zoomなどのウェブ会議サービスを使用する人が増えています。

同様に、仮想空間でのオンライン交流にも注目が集まり、Meta Platformsの「Horizon Workrooms」など、メタバースを利用するサービスに関心を持つ人が増えています。

「Horizon Workrooms」では、参加者は自分のアバターを操作し、身振り手振りでコミュニケーションをとることができます。

これにより、対面での会議や交流に近い体験をオンラインで楽しむことができます。

メタバースの交流は、場所や時間を問わず、世界中の人々と簡単にコミュニケーションをとることができるという利点があります。

将来的には、より多くの人々がメタバースでの交流を楽しむことが予想されます。

 

②内閣府によるムーンショット目標

「ムーンショット計画」とは、日本政府が掲げる、2030年代までに未来の社会を創造するための取り組みであり、内閣府が中心となって推進されています。

この計画の目的は、人々が身体的、脳的、空間的、時間的な制約から解放された社会を実現することであり、技術革新によって社会課題の解決を目指しています。

出典:内閣府

その中でも、内閣府が注力しているのが「サイバネティック・アバター」という概念です。サイバネティック・アバターは、人間の身体や脳を補完・拡張する技術を用いた「拡張現実 (XR)」の一種であり、具体的には、VRやAR、ヒューマンインタフェース技術などを組み合わせた、身体や空間に制約のない仮想空間を実現する技術です。

サイバネティック・アバターは、人々がより自由に、かつリアルな感覚で仮想空間を体験し、遠隔地での作業や学習、医療、介護などに利用することができるようになります。例えば、遠隔地にいる医師が、サイバネティック・アバターを介して手術を行ったり、高齢者が自宅でサイバネティック・アバターを操作して外出やコミュニケーションを楽しんだりすることが可能になります。

また、サイバネティック・アバターによって、個人が持つ能力や経験を拡張することも可能になります。例えば、外国語の会話に自信のない人が、サイバネティック・アバターを介して、外国語のネイティブスピーカーとの会話を練習することができます。

以上のように、サイバネティック・アバター技術の発展によって、人々は身体的、空間的、時間的な制約から解放され、より広い可能性を持つ社会を実現することが期待されています。

 

③日本の技術力への注目

メタバースの概念は、未来のインターネットや社会のあり方を模索する中で生まれたものであり、その可能性に注目が集まっています。

メタバースは新しいビジネスや産業の創出も期待されており、国内外の投資家たちはその可能性に注目しています。特に、日本企業の中で海外投資家から注目を集めているのが、ソニーグループです。ソニーは、テクノロジー見本市であるCESに参加し、自動車や新会社の設立計画などで話題を集める一方、スポーツにおける判定を補助するカメラシステム「ホークアイ」の開発にも力を入れています。

ホークアイは、スポーツの試合などでライブ映像で捉えた動きをデータに変換し、3次元コンテンツを生成することができます。この技術を活用することで、ファンがアバターを作成して仮想空間内での交流が可能になるなど、新しいエンターテインメントの形も生まれています。

メタバースは、今後ますます発展していく可能性がある分野であり、日本企業もその先端技術やサービスの開発に注力しています。そして、メタバースがもたらす未来の社会や経済の様相について、ますます多くの議論が展開されていくことが予想されます。

 

国内外のメタバース関連企業20選

国内外のメタバース関連企業20選を紹介します。

  1. コインチェック
  2. Cluster(クラスター)
  3. HIKKY(ヒッキー)
  4. VARK(ヴァーク)
  5. MetaTokyo(メタトーキョー)
  6. Synamon(シナモン)
  7. Meta(メタ)
  8. Animoca Brands(アニモカブランズ)
  9. Decentraland(ディセントラランド)
  10. Sky Mavis(スカイメイビス)
  11. Antler Interactive(アントラーインタラクティブ)
  12. REALITY株式会社
  13. ネストビジュアル株式会社
  14. Double jump.tokyo
  15. リプロネクスト
  16. ココネ株式会社
  17. 株式会社Polyacape
  18. 株式会社ソフトギア
  19. 株式会社Thirdverse
  20. 株式会社コナミデジタルエンタテインメント

それぞれ解説します。

 

①コインチェック

コインチェック

大手仮想通貨取引所を運営するコインチェックは、The Sandbox上でメタバース都市「Oasis TOKYO」を開発しています。

The Sandboxのユーザーは、Oasis TOKYO内に建設されている商店街や美術館、ライブハウスやスタジアムなどの施設を利用可能。

さらに、ユーザーはメタバース上の土地である「LAND」を購入することで、「Oasis TOKYO」と同じようにオリジナルの施設やゲームを作成することができます。

LANDを入手するにはイーサリアムなどの暗号資産(仮想通貨)が必要になるので、あらかじめコインチェックで無料で口座開設しておきましょう。

 

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②Cluster(クラスター)

Clusterとは日本の企業であり、メタバースプラットフォーム「cluster」を開発・運営しています。

clusterは、日本を代表するメタバース空間であり、アカウント登録やログインも日本語で説明されているため、日本人でも簡単に参入できます。

メタバース内では、コンサートやオフ会、ゲームなどのイベントが楽しめます。

また、Clusterは、オンラインショッピングやオンラインサロンなど、様々な業界とのコラボレーションも積極的に行っています。

そのため、メタバース内で様々な体験ができることが特徴です。

 

③HIKKY(ヒッキー)

HIKKYは、仮想現実(VR)のサービスを提供する企業であり、企業やクリエイター、ユーザーがメタバースを利用して新たなビジネスチャンスや楽しみ方を見出すことを支援しています。

また、HIKKYは「パラリアルワールドプロジェクト」を実行し、現実世界に存在する100都市を5年以内にメタバース化することを目指しています。

このプロジェクトにより、メタバースと現実の良さが共存した新しい都市が誕生することを期待しています。

現在、日本の渋谷と秋葉原は、HIKKYによってメタバース化され、仮想空間内でのイベントや交流が行われています。

HIKKYのサービスを利用することで、現実世界では実現しないような体験を仮想空間で楽しむことができます。

これからメタバースがますます普及していく中で、HIKKYはその先駆者として、様々なビジネス分野やエンターテインメント業界において注目されています。

 

④VARK(ヴァーク)

VARKは、バーチャルライブイベントを主軸に据えたメタバースを展開する企業です。

同社が提供する「VARK」と呼ばれるエンターテインメント特化型メタバースにおいては、アバターを操作してライブイベントに参加できます。

現実世界とは異なり、場所を問わずライブイベントに参加可能であり、至近距離からでもライブを楽しめることが特徴です。

また、「WORLD」という機能も追加され、アバターを通じたコミュニケーションや様々なコンテンツを楽しむことができます。

VARKは、ライブ配信が好きな人には大変魅力的なメタバースであり、今後も機能追加が期待されます。

同社が提供するメタバースは、バーチャル空間上に仮想のライブ会場を用意し、アーティストやバンドがライブ演奏を行います。

ライブイベントに参加するには、アバターを操作してチケットを購入する必要があります。

また、同社はコンテンツ制作にも注力しており、ライブイベント以外にも、様々な企業やクリエイターとのコラボレーションによるコンテンツ制作を手がけています。

VARKは、VR技術を活用したエンターテインメントを提供することで、人々の娯楽のあり方を変えている先進的な企業です。

 

⑤MetaTokyo(メタトーキョー)

MetaTokyoは2022年に設立されたばかりの企業です。

世界最大のメタバース内である「Metaverse Fashion Week」に公式参加したり、きゃりーぱみゅぱみゅとのコラボレーションを行っており注目を集めています。

MetaTokyoは、これまでにも興味をそそる新しい発表を次々に行ってきました。

文化都市とメタバースを結びつけた戦略を取り、これまでメタバースに関心を持っていなかった人々にもアプローチしています。

MetaTokyoはファッションやアートなどの文化的要素を取り入れ、メタバース内で新しい体験を提供することで、世界中のユーザーを魅了しています。

 

⑥Synamon(シナモン)

Synamonは、メタバースを活用したいという企業に向けて、メタバースの構築支援サービスを提供している企業です。

メタバースに関する悩みを解決することに特化し、専門家が対応してくれるため、企業がメタバースを活用する上での疑問や課題を解決することができます。

Synamonは内閣官房やKDDIなど、大手企業とも取引しており、その信頼性は非常に高いです。

企業がメタバースを活用する上で困っていることがあれば、Synamonに相談することをおすすめします。

 

⑦Meta(メタ)

Meta社は、Facebook社が社名を変更して誕生した企業であり、メタバースの時代の到来に向けて最も注目を集めている企業の一つです。

社名変更後、マーク・ザッカーバーグCEOは、10年以内に10億人の人々がメタバースを利用することを目指すと発表しました。

Meta社は、メタバースの技術開発と普及を推進することを目的としており、これまでにMetaVerseやHorizon Workroomsなど、数多くのメタバース関連の製品を発表しています。

今後はメタバースに関する情報や技術の研究開発に注力し、世界中の人々が自由に参加できるオープンで透明性の高いメタバースを実現することを目指しています。

そのため、今後のMeta社の動向に注目が集まっています。

 

⑧Animoca Brands(アニモカブランズ)

Animoca Brandsは、ブロックチェーン技術を活用したNFTゲーム『The Sandbox』を運営している企業です。

このゲームでは、プレイヤーは仮想空間内の土地を購入することができ、購入した土地を自由にカスタマイズしたり、開発したりすることができます。

また、大企業などがこの土地を購入し、自社ブランドのプロモーションやイベント開催などに利用することもできます。これにより、メタバースが新しいビジネスの舞台として注目を集めています。

今後、『The Sandbox』の土地がどのようにビジネスに活用されていくのかが注目されており、それによってメタバースの具体的なビジネスモデルや活用方法が明らかになることが期待されています。

The Sandboxの始め方については、The Sandbox(ザ・サンドボックス)の始め方と遊び方【収益化の方法も解説】で詳しく解説しています。

 

⑨Decentraland(ディセントラランド)

Decentraland Foundationは、カリフォルニアを拠点とする非営利団体であり、NFTゲーム『Decentraland』を運営しています。

このゲームでは、仮想空間であるメタバースを体験することができ、美術館や自分で建造物を作成することができます。

この仮想空間は、現実世界と同じような楽しみ方ができるため、大変人気があります。

また、ゲストモードを利用することで無料でプレイができます。

Decentralandは多様な世界観を持つメタバースの中でも、特に創造的なアクティビティが多く、その楽しみ方は尽きることがありません。

Decentralandの始め方は、仮想通貨Decentraland(ディセントラランド)/Mana(マナ)とは?特徴や将来性、購入方法を解説!を参考にしてください。

 

⑩Sky Mavis(スカイメイビス)

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Sky Mavisは、ブロックチェーン技術を使ったゲームである『Axie Infinity』を運営している会社です。

『Axie Infinity』は、プレイヤーがアバターのキャラクターを所有し、それらを使ってバトルやクエストを行い、ゲーム内の仮想通貨を獲得することができます。

この仮想通貨は、現実世界で現金に交換することができます。

フィリピンでは、『Axie Infinity』をプレイすることで生計を立てる人々がいるほど、このゲームは稼げるゲームとして有名です。

『Axie Infinity』は東南アジアでの人気が非常に高く、今後もさらに人気が拡大することが予想されています。現在のうちに参入することをおすすめします。

Axie Infinityの始め方は、アクシーインフィニティ(Axie Infinity)とは?ゲームの始め方や仮想通貨の稼ぎ方を解説!を参考にしてください。

 

⑪Antler Interactive(アントラーインタラクティブ)

Antler Interactiveは、北欧のスウェーデンに本社を構えるブロックチェーンゲーム開発企業です。

同社が運営する『MyNeighborAlice』は、NFTを活用したメタバースゲームであり、プレイヤーは自分自身が所有する土地を建設し、その土地でアイテムやNFTのトレーディングを楽しむことができます。

『MyNeighborAlice』は、昨年(2021年)の11月にスタートしましたが、既に大きな注目を集めています。

その理由は、『あつまれどうぶつの森』をモチーフにしたゲームであることが挙げられます。そのため、可愛らしいキャラクターや建物、背景などが特徴的であり、『あつまれどうぶつの森』のファンを中心に人気を集めています。

また、同ゲームで使われる仮想通貨「ALICEトークン」も注目を浴びています。このトークンは、ゲーム内でのアイテム購入や土地の購入、トレーディングなどに使用されます。

そして、ALICEトークンは、現在まだ日本の取引所で取り扱われていないため、日本人プレイヤーにとっては海外の取引所を利用する必要があります。

ただし、『MyNeighborAlice』は、スマートコントラクトを使用したEthereumネットワーク上で動作するため、高い取引手数料がかかることがあるため、注意が必要です。

 

⑫REALITY株式会社

 

株式会社REALITYは、グリー株式会社の100%子会社で、メタバース事業を中心に展開しています。

同社はバーチャルライブ配信アプリ「REALITY」を開発・運営し、また、国内最大級のバーチャルイベント制作プラットフォーム「REALITY XR cloud」を提供しています。

これにより、ユーザーは仮想世界でリアルタイムにイベントやライブ配信を楽しむことができます。

REALITYは、グリーグループの豊富な実績を背景に、100以上の自社サービスを展開しています。

REALITYの技術を利用することで、企業は仮想空間でのオンラインイベントを開催したり、自社の仮想空間を構築したりすることができます。

 

⑬ネストビジュアル株式会社

ネストビジュアル株式会社は、デジタルコンテンツの制作・開発を主な事業とする会社です。

同社は、予算に合わせたメタバースの制作を提供しており、バーチャル展示会やその他の用途に応じた制作も受け付けています。

同社が開発した「お江戸メタバース」は、独自性が高いことが特徴です。

ユーザーは江戸時代を再現した仮想の町を、ちょんまげアバターや町娘アバターで散策し、他のアバターとコミュニケーションをとることが可能です。

 

⑭Double jump.tokyo

double jump.tokyo Inc.は、東京に本社を置くゲーム開発会社であり、主にブロックチェーン技術を使用したゲーム開発に特化しています。

同社の代表作である「マイクリプトヒーローズ」は、ブロックチェーンを使用した初めてのゲームの一つであり、世界的な成功を収めました。

その他にも、同社はブロックチェーンゲームの開発・運営、NFTサービスの開発支援を行っています。

特に、コンテンツホルダーのニーズに合わせて以下のようなNFT関連のサービスを包括的に提供。

  • NFT発行・販売の戦略策定
  • コンセプト設計
  • UI/UXデザイン
  • 開発
  • ブロックチェーン選定

これにより、同社はコンテンツホルダーにとって、NFTの使用に関する専門的な知識を持ったパートナーとなっています。

2022年4月には、同社は総額30億円の資金調達を発表しました。この資金調達は、複数のブロックチェーンゲームの開発・支援や人材・組織体制の強化に活用される予定です。

このような資金調達により、同社は今後もブロックチェーン技術を駆使して革新的なゲームやサービスを提供することが期待されます。

 

⑮リプロネクスト

株式会社リプロネクストはWebマーケティング企業です。

企業や店舗が直面する「利用してもらえれば良さがわかるのに、なかなか利用してくれない」という問題を、WebやITを駆使して解決する事業を展開しています。

その事業として、メタバース制作にも力を入れており、2023年1月1日から1月31日まで「メタバース初詣」というイベントを開催し、空間内でお賽銭やおみくじを行うことができるようになっています。これによって、自宅にいながら参拝気分を味わうことができます。

また、株式会社リプロネクストは、ビジネス向けにメタバースの導入を検討している人向けに、「メタバースtips」というWebサイトや研修会を実施しています。

これは、メタバースに関する知識やノウハウを提供し、メタバースの導入に関する課題を解決することを目的としています。具体的には、ビジネスにとってのメタバースの価値や可能性、メタバースの制作方法や運営方法などについて学ぶことができます。

このように、株式会社リプロネクストはWebやITを活用して、ビジネスにおける課題解決や新たな価値創造を目指しています。また、行政機関などへの支援も行っており、幅広い分野で活躍しています。

 

⑯ココネ株式会社

ココネは、アバターゲームコンテンツなど、「キャラクター(Character)」「コーディネート(Coordinating)」「遊ぶ(Play)」の3つの要素をもつサービスを「CCP」ジャンルと呼び、提供しています。

CCPジャンルは、飾って楽しむソーシャルサービスを提供するもので、アバターやインテリアなどのデジタルアイテムを使い、ユーザーが自分自身の感性を自由に表現できることが特徴です。

ココネは、デジタルアイテムの種類や販売数などの面で、世界的にもトップランクのノウハウと実績を持つ企業であり、現在はメタバース構築に挑戦しています。

自由度の高いアバターカスタマイズや、インテリアデザインなどの要素を取り入れ、利用者が自分の個性を自由に表現できるメタバース構築に注力しています。

 

⑰株式会社Polyacape

株式会社Polyscapeは、東京都港区に本社を置き、ゲームやソフトウェアの企画・開発・販売を行っている会社です。

同社は、メタバース制作も手がけており、2022年2月22日に設立され、現在は7000万円の資金調達を行っています。

同社の目的は、人々が「ずっと居たいと思える」、「尽きない」、「生計を立てられる」という3つの条件を満たしたバーチャル空間を作り出すことにあります。

Polyscapeは、将来的に全世界向けのメタバースゲームをリリースする予定で、注目を集めています。同社は、今後もメタバース事業を強化していくことを目指しています。

 

⑱株式会社ソフトギア

株式会社ソフトギアは、オンラインゲーム初期から大規模MMOのサーバー開発を手掛けてきた、国内ベンチャー企業です。

同社はゲーム制作のノウハウを活かし、メタバース事業にも進出しています。メタバース開発では、自社に合わせたサービスを提供するために、スクラッチ開発にも対応しています。

また、オンラインゲーム開発に必要な基盤技術の研究開発を行っていることから、通信型オンラインゲーム開発の課題である開発コストを削減し、ローコストでの開発環境を実現しています。

株式会社ソフトギアは、1996年の設立以来、オンラインゲーム開発におけるインフラストラクチャーの開発やメンテナンスを担当し、多くの大規模MMOに採用されてきました。同社は、長年にわたる技術開発とオンラインゲームの運用経験を通じて培ったノウハウを、新しいメタバースの開発にも生かしています。

また、ソフトギアはオンラインゲーム開発に必要な基盤技術の研究開発も行っており、メタバース開発においてもよりスムーズで高品質な開発が可能です。

 

⑲株式会社Thirdverse

Thirdverseはゲーム開発の経験を基に、メタバース事業に取り組んでいる東京都中央区に本社を構える会社です。

会社名の由来は、「Third place(自宅や職場以外に自分が落ち着く第三の場所)」と「Metaverse」を組み合わせたもので、メタバースに対する熱意が見られます。

國光氏は、まずVRゲームの大ヒット作の誕生がメタバースの発展につながると信じており、これまでにキャプテン翼などのブロックチェーンゲームをリリース。

さらに、ALTAIR BREAKERやソード・オブ・ガルガンチュアなどのVRゲームの制作にも取り組んでいます。

Thirdverseは、VRゲーム開発を通じてメタバースへの貢献を目指している会社であり、今後もその方向性を維持していくことが期待されます。

 

⑳株式会社コナミデジタルエンタテインメント

コナミデジタルエンタテインメントは、多様な分野での人気コンテンツ展開やIT技術の活用により、独自性の高いエンターテインメントコンテンツを創出し、ユーザーに多様な商品・サービスを提供する企業です。

同社は、Web3やメタバースなどの新しい技術を活用したサービス展開に向け、システム構築やサービス開発などの人材を募集しています。

また、最新の技術をゲームやコンテンツ領域へ応用するための研究開発を重ねていることでも知られています。

実際にブロックチェーンを活用した独自の流通基盤において、プレイヤー同士でゲーム内のNFTを取引できるサービスを開始する予定があります。

さらに、メタバースなどの次世代技術の研究開発拠点を2025年に完成予定の有明に建設中です。

 

企業によるメタバースの活用事例

企業によるメタバース活用事例を紹介します。

  1. バーチャルマーケット
  2. バーチャル渋谷
  3. 三越伊勢丹
  4. Nike
  5. Gucci
  6. Asics
  7. BEAMS
  8. 資生堂
  9. ニトリ

順番に解説します。

 

①バーチャルマーケット

出展:バーチャルマーケット

バーチャルマーケットは株式会社HIKKYが主催する大規模なメタバース×VRイベントです。

来場者が会場内を散策し、ショッピングなどが自由にできるバーチャル上のフェスといった感じです。

直近では2021年12月4日~19日まで開催され、来場者数も100万人を超えるなど大盛況。

出展企業も高島屋、ローソン、ドコモなどを始め多くの企業が参加しています。

このように、多数の企業が参入していることからもメタバースへの注目度の高さがうかがえます。

 

②バーチャル渋谷

出展:バーチャル渋谷

バーチャル渋谷は「渋谷区」公認のメタバースプラットフォームです。

「cluster」を利用しており、スマホでも利用が可能。

現実の渋谷をバーチャルで再現しており、自宅にいながら渋谷内を散策したりイベントに参加することができます。

これまでに「バーチャルハロウィーンフェス」の開催やライブ、スポーツイベントなどを実施。

ユーザーはアバターで渋谷を散策し、ユーザー同士でコミュニケーションを図ることも可能です。

そのため、地方に住んでいる人でも簡単に渋谷の街を探索して楽しむことができます。

 

③三越伊勢丹

出展:REV WORLDS

三越伊勢丹がスマホ向け仮想都市空間プラットフォーム「REV WORLDS(レヴワールズ)」にショップをオープンしています。

仮想新宿の中に伊勢丹新宿店が出店しており、アバターを操作してショッピングが可能です。

デパ地下やファッション、ギフトなど実際の店舗で販売している商品を扱っており、そのままオンラインストアにて購入するとができます。

 

④Nike

出展:Nike

Nikeはオンラインプラットフォーム「Roblox(ロブロックス)」内にバーチャルスペースの「NIKELAND(ナイキランド)」をオープンしています。

ナイキランドではアバターで鬼ごっこやドッジボールなどの様々なアクティビティを体験でき、アバターにNikeの洋服やスニーカーを着せることが可能です。

「NIKELAND」には195カ国から約670万人が訪れており、今後さらに利用者が増加すると見られています。

 

⑤Gucci

出展:Gucci

Gucciもオンラインゲームのプラットフォーム「ロブロックス(Roblox)」内に、バーチャルスペースの「グッチ タウン(Gucci Town)」をオープンしています。

Gucciタウン内ではヴィンテージアイテムや新商品などを見ることができ、アクティビティに参加すると独自の仮想通貨「GG Gem」を獲得できます。

 

⑥Asics

出展:Asics

Asicsも公式HP内にバーチャルショップを展開しています。

最新の360°VR撮影技術を活用し、3DのAsicsフラッグシップストアを作り出しています。

ユーザーはバーチャルショップ内を360°自由に散策しながら、展示してある商品を購入することができます。

各所にマネキンが配置されており、着用イメージが掴みやすいことも特徴です。

 

⑦BEAMS

出展:BEAMS

アパレル大手のBEAMSはバーチャルマーケットに4年連続で出店しています。

BEAMSオリジナルアバターやコラボ商品を販売しており、バーチャルスタッフによる接客を受けることもできます。

VR内でショップイベント「Real Clothes Rally」なども開催しており、メタバースを通じて様々な体験が可能です。

 

⑧資生堂

出展:資生堂

資生堂はバーチャルでメイクを試すことができる「バーチャルメイク」を展開しています。

口紅・リップグロス、アイシャドウ、チークなどを試すことができ、そのまま購入することもできます。

マスクを着けたメイクの印象も確認できるなど、細かい点まで配慮されています。

 

⑨ニトリ

出展:ニトリ

ニトリは「目黒通り店」家具フロアをバーチャルショールーム化しています。

3Dで再現された店内を移動しながら、好みの家具の質感や設置した際のイメージを確認することができます。

気に入った商品はそのままネットショップで購入可能です。

 

メタバース関連企業の将来性

metaverse

メタバース関連企業の将来性は以下のとおり。

  1. 新たな集客が可能
  2. 売上UPにつながる
  3. ブランドイメージの向上

順番に解説します。

 

①新たな集客が可能

メタバースを利用することで、集客数を増やすことが可能になります。

メタバースECの出店により、従来はアプローチできなかった層にまでアピールすることができます。

店舗やネットショッピングにはない新たな買い物体験として、メタバースECを利用する新規ユーザーが増えそうです。

 

②売上UPにつながる

売上UPにつながることも大きなメリットです。

メタバースではアバターを使ったオンライン接客も可能であり、リアル店舗に近いショッピングが可能なので売上につながりやすいと言えます。

メタバースは店舗のように場所が限定されないため、世界中どこからでもアクセスして買い物を楽しむことができます。

そのため、従来は地方在住などで容易に接客を受けることができなかった人でも、スタッフのアドバイスを受けながら満足度の高いショッピングが可能です。

 

③ブランドイメージの向上

メタバースへの進出はブランドイメージの向上にもつながります。

メタバース内は特段の制限がないため、3D描写や空間演出などを通じて新たな価値を提供することができます。

先進性と柔軟性を併せ持っていることをアピールできるため、より良いブランドイメージにつながります。

 

メタバースを活用する際に知っておくべき情報

metaverse

メタバースを活用する際に知っておくべき情報を紹介します。

  1. 拡張現実 (AR) と仮想現実 (VR)
  2. ブロックチェーン
  3. 3D技術
  4. 人工知能 (AI)
  5. モノのインターネット

それぞれ解説します。

 

①拡張現実 (AR) と仮想現実 (VR)

ARとVRはどちらも、仮想世界に焦点を当てることで鮮やかで親密な3D体験を生み出します。

AR は、デジタルビジュアルキャラクターとコンポーネントを使用して、現在の現実を変換します。スマートフォンやデジタルデバイスで簡単に使用できます。

クライアントはAR アプリを介して、鮮明なビジュアルで周囲を見ることができます。

逆に、VRは、PC上に仮想世界を生成し、ユーザーが VR 対応のヘッドセット、グローブ、センサーを使用して探索できるようにすることで、より没入感を高めます。

 

②ブロックチェーン

ブロックチェーンは、デジタルアクセシビリティ、収集可能性、価値移転、および相互運用性のための分散型で透明性の高いソリューションを提供する安全で安全なテクノロジーです。

ユーザーは、3Dデジタルの世界で作業しながら、ブロックチェーンで生成された仮想通貨を使用して価値を転送できます。

ブロックチェーンは、人々がメタバースの未来で働くことを促進する可能性を秘めています。

在宅勤務やリモート勤務の概念が普及するにつれ、人々はメタバース関連の仕事に就く可能性が高くなります。

 

③3D技術

パンデミックの間、3D技術は不動産ビジネスオーナーがターゲット ユーザーを複数の物件に引き込むための優れたツールとなりました。

多くの不動産業者は3D技術を使用して、仮想物件への訪問を促進しました。

同様に、メタバースの普及により、時間の制約に関係なく不動産購入者が任意の場所から複数の不動産を閲覧できるようなります。

 

④人工知能 (AI)

長年にわたり、人工知能 (AI) は、顔認識、迅速な登録、手続きの手配、運転指示などのアプリケーションに使用されてきました。

AIの専門家はAIアプリケーションの特性を活用して、メタバースの世界を構築します。

 

⑤モノのインターネット

モノのインターネット(IoT)は、現実世界からモノを取り出し、データを自然に送受信できるインターネット対応デバイスに接続します。

IoTは、音声起動スピーカー、屋内レギュレーター、臨床機器、およびその他の同様のデバイスでうまく機能します。

メタバースに関するIoTに関して言えば、現実世界から情報を収集して抽出するのに役立ちます。

 

メタバースを活用する際の注意点

メタバースを始める上では以下の点に注意しましょう。

  1. 知らないメールやサイトにアクセスしない
  2. ウォレットのリカバリーフレーズは誰にも教えない
  3. 知らない相手からのDMなどを容易に開かない
  4. 利用環境を確認しておく
  5. セキュリティやプライバシーに注意する

それぞれ解説します。

 

①知らないメールやサイトにアクセスしない

メタバースはまだまだ未成熟の市場なので、スパムや詐欺などで資産が盗まれる可能性が少なからずあります。

知らない人からのメールや、怪しいサイトにはアクセスしないことが重要です。

また、各メタバースの公式サイトを装ったフィッシングサイトも確認されているのでURLなどをきちんと確認するようにしましょう。

 

②ウォレットのリカバリーフレーズは誰にも教えない

MetaMaskなどのウォレットで設定する「リカバリーフレーズ」は誰にも教えてはいけません。

リカバリーフレーズは資産を管理するパスワードのようなものなので、これを教えてしまうとウォレット内の暗号資産(仮想通貨)を盗まれる可能性があります。

リカバリーフレーズを聞いてくる人がいたら、詐欺だと考えて良いでしょう。

 

③知らない相手からのDMなどを容易に開かない

知らない相手からのDMは開かないようにしてください。

ホワイトリストやNFTの当選を装ったスパムメールの場合があるからです。

DM内のリンクなどを踏んでしまうとウォレットがハッキングされる可能性があります。

知らない相手からのDMはすべて詐欺と考えてOKなので、決して開かないようにしてください。

ちなみに、以下のようなハードウェアウォレットに仮想通貨やNFTを保存しておくと、ハッキングで盗まれる被害を防ぐことができます。

僕も使ってますが、仮想通貨やNFT取引をしててハードウェアウォレットを使わないのは危険すぎます。

価格も1万円くらいなので、安心料と割り切ってサクッと導入しておくと安心ですよ。

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④利用環境を確認しておく

メタバースを始める上で、最も重要なことは、利用するデバイスやアプリ、インターネットの接続環境についての確認です。

まず、メタバースを利用するためには対応するデバイスが必要です。これには、VRヘッドセットやスマートフォン、タブレット、PCなどがあります。

各デバイスによって、利用できる機能や利用できる仮想空間が異なる場合があるので、利用するデバイスを選択する際には、それらを確認することが重要です。

次に、利用するアプリやサービスについても確認することが重要です。メタバースを利用するためには、対応するアプリやサービスが必要です。

また、各アプリやサービスによって機能や対応するプラットフォームが異なるので事前に確認しておきましょう。

さらに、インターネットの接続環境についても確認することが重要です。メタバースを利用するためには、十分な帯域幅を備えたインターネット接続が必要です。

また、無線LANやモバイル通信などを利用する場合は接続状況や通信速度によって、利用できるメタバースの範囲が限られる場合があるので注意が必要です。

 

⑤セキュリティやプライバシーに注意する

仮想空間でのセキュリティやプライバシーについても注意することが重要です。

仮想空間では、通常の世界と同じように、個人情報の漏洩や不正アクセスの危険があります。

そのため、利用するアプリやサービスが、個人情報を保護するために十分なセキュリティ対策をしているか、利用規約やプライバシーポリシーをよく読んで確認することが重要です。

また、個人情報を公開しないように注意することも大切です。

さらに、仮想空間ではリアル世界と異なるルールや文化がある場合があります。

そのため、仮想空間での行動についても自分が所属するコミュニティやグループの習慣や文化を尊重することが重要です。

なお、仮想空間ではリアル世界では想像できないようなことも起こることがあるので、注意を払ったうえで自己防衛やセキュリティーに対しても警戒することが大切です。

 

まとめ:メタバース関連企業の将来性は期待できる

以上、メタバース関連企業と活用事例について解説してきました。

メタバースはまだ知名度が低いため、今のうちに始めることで先行者利益を得ることができます。

メタバースは今後需要が急増すると見られており、個人にとってもまたとないビジネスチャンスです。

迷っている時間がもったいないので、少しでも興味があるなら行動してみましょう。

なお、メタバースを利用する際には仮想通貨が必要になるので、コインチェックで口座を開設してビットコインやイーサリアムなどを買っておきましょう。

 

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