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Metaverse

メタバース開発の手順解説!必要なスキルや費用相場・おすすめソフトも紹介

 

悩んでいる人
メタバース開発の手順について詳しく知りたい。メタバース開発の手順や必要スキル、費用相場を教えてほしい。

 

こんな悩みを解決します。

 

本記事の内容

  • メタバースとは
  • メタバース開発に必要な機材
  • メタバース開発に必要な人材
  • メタバース開発の手順
  • メタバース開発費用はどれくらい?
  • メタバース開発におすすめのソフト5選
  • メタバース開発に定評のある企業3選
  • メタバース開発に関するよくある質問

 

本記事の信頼性

筆者は日頃からメタバースを利用しています。さらにメタバース関連の情報発信で収益を得ており、その経験を基に本記事を執筆しています。

 

最近メタバースが注目を集めており、TV番組などでも取り上げられる機会が増えてきました。

メタバースの市場規模は今後1600兆円にも上ると見られており、メタバースを自分や自社で開発したいというニーズも増えています。

そこで今回は普段からメタバースを利用する僕が、メタバース開発の手順を解説します。

なお、メタバースを利用する際はイーサリアムなどの暗号資産(仮想通貨)が必要になるので、あらかじめ口座が無料開設できるコインチェックで購入しておきましょう。

 

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メタバースとは

メタバースは、仮想空間を構成するコンピューターやサーバーを通じて、インターネット上で実現される仮想社会や仮想経済圏のことを指します。

メタバースは、ゲームやビデオ会議などにおいてよく使われる仮想空間を拡張し、さまざまなアクティビティやビジネスが行われる場所としても利用されています。

例えば、オンラインで買い物や取引をすることができるマーケットプレイスや、仮想でのイベントや会議を実施することができる会議室などがあります。

また、メタバースは、仮想空間内でのアイデンティティやプロフィールを持つことができるため、仮想社会においても、社会的な側面が存在します。

そのため、メタバースを利用することで、個人や企業が、仮想空間上でさまざまなアクティビティやビジネスを展開することができるようになります。

メタバースの語源は、英語の「超(meta)」と「宇宙(universe)」を組み合わせた造語です。

もともとはアメリカのSF作家ニール・スティーヴンスンが1992年に発表した小説「スノウ・クラッシュ (Snow Crash)」に登場するインターネット上の仮想空間として登場しました。

なお、この小説はふつうにSFとしても面白いので、興味があるなら読んでおいて損はありません。

 

 

小説を起源として生まれたメタバースですが、将来的な市場規模は1600兆円にも上るとみられています。

この巨大な市場でシェアを握るべく、すでに以下のような大手企業が続々と参入。

  • アディダス
  • ナイキ
  • プーマ
  • サイバーエージェント
  • スクウェア・エニックス
  • ソニー
  • キャノン
  • パナソニック
  • リコー
  • KDDI

見てのとおり有名企業がこぞってメタバースに投資しており、今後間違いなくメタバースが大きなトレンドになるはず。

なので、今のうちにメタバースを始めることで周囲に差をつけることができ、先行者利益を得られる可能性が高いでしょう。

メタバースの始め方については、メタバースの始め方・やり方、必要機材を徹底解説【プラットフォームも紹介】で詳しく解説しているので併せてご覧ください。

 

メタバース開発に必要な機材

   

メタバース開発に必要な機材は以下のとおり。

  1. パソコン
  2. 編集ソフト

それぞれ解説します。

 

①パソコン

メタバースとは、仮想現実空間における次世代のインターネット空間のことです。メタバースを構築するには、高性能のコンピュータが必要不可欠です。これは、メタバースがリアルタイムで大量の情報を処理するため、高速で複雑な計算が必要であるためです。そのため、開発者は、高性能のコンピュータを使用して、メタバースを構築するためのプラットフォームやアプリケーションを開発します。

メタバースを構築するためのプラットフォームを選択する際には、パソコンのスペックも考慮する必要があります。一部のプラットフォームは、高度な3Dグラフィックスやリアルタイムレンダリングを必要とするため、高性能なグラフィックカードやCPUが必要となる場合があります。そのため、パソコンの性能によっては、メタバースの構築や編集が制限されることがあります。

メタバースの構築に必要なパソコンのスペックは、プラットフォームによって異なります。例えば、大規模なプロジェクトを開発する場合には、高性能なパソコンが必要になることがあります。しかし、小規模なプロジェクトを開発する場合には、比較的低スペックのパソコンでも構築が可能な場合があります。

つまり、メタバースを構築する上で必要なパソコンのスペックは、プロジェクトの規模や選択したプラットフォームによって異なるため、開発者はそれに応じた適切なパソコンを用意する必要があると言えます。

 

②編集ソフト

メタバース構築には、編集ソフトが必要です。

メタバースでよく使用される編集ソフトは以下の3つ。

  • Unity
  • Blender
  • DOOR

それぞれの機能は、Unityでは3Dオブジェクトの配置、Blenderでは3Dオブジェクトの作成、DOORではメタバース空間の構築から公開までを行うことができます。

Unityは現在のメタバース開発で最も使われているソフトウェアの1つです。初心者でも使いやすく、提供されている情報も多いため、使い方を学ぶのに適しています。Unityでは、自作したものだけでなく、購入した3Dオブジェクトもダウンロードして配置することができます。ただし、Unityでは3Dオブジェクトを作成することはできないので、Blenderを使う必要があります。

Blenderは、3Dオブジェクトを作成するためのソフトウェアです。Unityと組み合わせることで、メタバース空間にオブジェクトを配置することができます。Blenderは、機能が多く、高度な3Dモデリングにも対応しているため、プロのクリエイターにも人気があります。

最後に紹介するDOORは、NTTが提供しているサービスで、専門知識や高性能なパソコンを必要とせずに、メタバース空間の構築から公開までを一貫して行うことができます。初心者でも使いやすく、手軽にメタバースの制作を始めることができます。

メタバースを構築するためには、これらの編集ソフトの知識が必要です。UnityとBlenderを組み合わせることで、高度な3Dオブジェクトを作成してメタバース空間に配置することができます。初心者には、DOORがおすすめです。メタバースに興味を持っている人は、まずは編集ソフトの使い方を学び、自分だけのメタバース空間を作ってみましょう。

 

メタバース開発に必要な人材

   

メタバース開発に必要な人材は以下のとおり。

  1. エンジニア
  2. デザイナー
  3. 3DCGクリエイター

それぞれ解説します。

 

①エンジニア

メタバースの開発には、様々なエンジニアの専門知識が必要不可欠です。代表的なエンジニアは以下のとおり。

  • ゲーム開発エンジニア
  • サーバー開発エンジニア
  • アプリの開発エンジニア
  • プラットフォームの設計・開発エンジニア

まず、ゲーム開発エンジニアは、ゲームを動かすための技術を持っています。メタバースの中で動くアバターやNPC(非プレイヤーキャラクター)の動きや、ゲームシステムの開発を担当します。

次に、サーバー開発エンジニアは、メタバース上での通信を行うための技術を持っています。メタバース上での情報の送受信や、プレイヤー同士のコミュニケーションを可能にするためのサーバーの開発を行います。

また、アプリの開発エンジニアは、メタバースにアクセスするためのアプリの開発を担当します。アプリ開発には、ユーザーの入力を受け取るためのUI(ユーザーインターフェイス)の設計や、データの収集や解析に必要な技術が必要です。

最後に、プラットフォームの設計・開発エンジニアは、メタバースを動かすためのインフラの開発を行います。プラットフォームの開発には、サーバーの構築やデータベースの管理などの技術が必要です。

エンジニアたちがそれぞれの役割を担い、協力してメタバースを開発することで、よりリッチな体験を提供することができます。また、エンジニアの知識と技術が進歩することで、メタバースの開発もより進化していくことが期待されます。

 

②デザイナー

メタバースの空間を魅力的で使いやすいものにするためには、エンジニアと協力してデザインを作成することが必須です。

デザイナーは、プラットフォームの外観やレイアウト、フォント、ロゴなどを設計することにより、ユーザーが快適にメタバース上で行動できるようにします。

デザイナーは空間の構成や色彩、フォントなどの細かなデザインの面でエンジニアと協力しながら、プラットフォームやアプリケーションの使い勝手を向上させるための設計を行います。彼らは、ユーザーが視覚的に魅了されるような魅力的で直感的なインターフェイスを開発することを目的としています。

また、デザイナーはユーザーエクスペリエンス(UX)を向上させるために、シンプルなデザインやアニメーション、直感的な操作性などを取り入れることが重要です。ユーザーは快適に操作でき、メタバース内の空間を自由に移動できることで、自分自身をより自由自在に表現できます。

総合的に言えば、メタバースのデザインはエンジニアと協力して、魅力的で使いやすいものを作り上げることが求められます。デザイナーが提供するビジュアルデザインは、ユーザーがメタバースを利用する際に快適な体験を提供することが重要です。

 

③3DCGクリエイター

メタバースという仮想世界でより没入感を得るためには、3D技術が重要な役割を果たします。

3DCGクリエイターは、キャラクターや背景、衣装などの3Dモデリングやテクスチャ作成を行います。これにより、よりリアルな体験ができるようになります。

3Dモデリングとは、3次元の形状をデジタルデータに変換する作業です。これによって、メタバース上で立体的な物体を作り出すことができます。また、テクスチャとは、3Dオブジェクトに貼り付ける画像のことで、木の模様や金属の質感など、質感を付与することができます。

3DCGクリエイターが制作した3Dモデルやテクスチャは、エンジニアがプログラムに組み込み、最終的にメタバース上で動くようになります。3D技術が発展するにつれて、よりリアルで没入感のある体験ができるようになり、メタバースの魅力も増していきます。

3DCGクリエイターは芸術性と技術性を兼ね備えた職業です。3Dモデリングやテクスチャの作成には専門的なスキルや知識が必要となり、それによってリアルな世界観を作り出し、メタバース上で没入感のある体験を提供することができます。

 

メタバース開発の手順

metaverse

メタバース開発の手順は以下のとおり。

  1. メタバースの設計
  2. 3D素材の作成
  3. 3D素材の配置
  4. プラットフォームを選ぶ
  5. 空間をアップロード

それぞれ解説します。

 

①メタバースの設計

メタバースを構築するにあたり、最初に行うべきことは空間の設計です。この空間の設計は、動画制作における絵コンテ作りに例えることができます。

空間全体の広さや持たせる機能、配置するものやインタラクションなどを決め、まずは全体のイメージを固めていきます。

具体的に決めておく項目は以下の3つ。

  • 空間の広さ
  • 機能
  • 配置するもの

空間の広さは、狭い会議室のような空間なのか、広いイベントスペースのような空間なのかを決めます。

機能には、チャットや画面の共有など、どのような機能を持たせるかを考えます。また、配置するものにはブースや椅子など、メタバース空間に置くものを決めます。

しかし、広くしたり、機能を豊富にしたり、配置するものを多くすると高性能なパソコンが必要になり、コストもかさんでしまいます。

そのため、最初は必要最低限の広さ、機能、配置物を設計することをおすすめします。

これによって、不必要なコストをかけずに必要最低限のメタバース空間を作り上げることができます。

 

②3D素材の作成

メタバースの設計が終わったら次は3D素材の制作に入ります。

空間自体や配置する素材、アバターなどを、Blenderを使って作成します。BlenderはUnityと一緒に使用することができ、高品質な3Dモデルを作成することができます。

素材の制作には、3Dデザインや3Dモデリングのスキルが必要であり、専門知識が必要な場合もあります。

しかし、Blenderは初心者でも使いやすく、3Dモデルの作成に必要な基本的な機能が備わっているため、初めての人でも取り組むことができます。

ただし、高品質な3Dモデルを作成するには、一定の時間と労力が必要になります。したがって、プロの3Dデザイナーや3Dモデラーに依頼することも一つの選択肢です。

 

③3D素材の配置

続いて、制作した3Dモデルをメタバース空間内に配置する作業が必要になります。

この作業は、Unityを使用して行います。Unityは、多くの情報が提供されているため、初心者でも比較的簡単に進めることができます。

Unityではアバターの動作設定も行うことができます。また、UnityはBlenderと同じく、C#を使用するため、Blenderで作成した3Dモデルと連携して使うことができます。

制作した3DモデルをUnityで配置し、アバターの動作設定を行うことで、よりリアルなメタバース空間を作ることができます。

 

④プラットフォームを選ぶ

メタバース空間が形になったら、次に行うのはプラットフォームごとの設定です。これは、選んだプラットフォームに合わせてアバターの動作や、空間内での移動方法などを設定することを意味します。

例えば、VRChatやDOORなどのプラットフォームにはそれぞれ独自の設定があります。こうしたプラットフォームごとの設定を行うことで、より快適なメタバース空間を実現できます。

それぞれの違いは以下のとおり。

プラットフォーム 料金 アップロードに必要なプレイ時間
VRChat 無料 数時間〜十数時間
DOOR 無料 なし

VRChatは無料で利用できますが、アップロードまでに数時間〜十数時間のプレイ時間が必要です。DOORは完全無料で、プレイ時間に関係なくアップロードできます。また、DOORは3D素材の配置から公開までをサービス内で完結できるため、手軽にメタバース空間を実現できることが魅力です。

メタバース空間を実現するためには、自分がどのプラットフォームを使うかを慎重に検討し、そのプラットフォームに合わせた設定を行うことが重要です。

 

⑤空間をアップロード

最後に、作成したメタバース空間をアップロードして公開すれば完成です。

 

メタバース開発費用はどれくらい?

メタバース開発費用の相場についても見ていきましょう。

  1. オリジナルのメタバースを開発する場合
  2. 既存メタバースを活用して開発する場合

それぞれ解説します。

 

①オリジナルのメタバースを開発する場合

メタバースの開発には、数百万円以上の費用がかかることが一般的です。

シンプルな機能のもので400万円~、スクラッチ開発の場合は1,000万円~が相場です。

これは、メタバースの開発に必要な技術が複合的であるため、開発の難易度が高く、専門知識やスキルを持つエンジニアやデザイナーを集める必要があるからです。

また、メタバースの開発にかかる期間も、完全オリジナルの場合は6ヶ月以上になることがあります。

この期間には、実装する機能の確認、設計、開発、テストなどが含まれます。

要望の多さに応じて、開発期間が変動することもあります。

 

②既存メタバースを活用して開発する場合

メタバースを開発する方法には、完全オリジナルで開発する方法以外に、既存のメタバースを活用する方法があります。

開発キットを使用することで、開発費用や期間を大幅に削減できます。

開発プラットフォーム「DOOR」や「VRChat」を活用するのであれば月額80万円~開発プラットフォームをベースにカスタマイズする場合は、月額150万円~が相場です。

さらに、VR展示場などを作成する場合は既存のメタバースサービスを利用することで1万円程度から利用できる場合もあります。

また、既存のメタバースにワールドを作成し、アップロードするだけであれば比較的簡単に作成できるでしょう。

既存のメタバースサービスを利用する場合、自分で世界を作り上げるわけではありませんが、既に存在するバーチャル空間に自分のアイデアを適用することでオリジナリティのある空間を作り上げることができます。

ただし、完全オリジナルで開発する場合に比べて利用料や制限などもあるため、選ぶメタバースプラットフォームによっては制作に向いていない場合もあるので、よく検討する必要があります。

 

メタバース開発におすすめのソフト5選

メタバース開発におすすめのソフトを5つ紹介します。

  1. Unity
  2. Unreal Engine
  3. Maya
  4. Blender
  5. 3DSMAX

それぞれ解説します。

 

①Unity

Unityは2005年にユニティ・テクノロジー社によって開発された、世界で最も広く普及しているゲームエンジンです。初心者でも扱いやすく、多様なアセットを活用できることから、ゲーム開発者の約6割に利用されています。

Unityは3Dコンテンツを開発するゲームエンジンとしての基本機能だけでなく、ゲームらしい振る舞いをする実行環境や、開発に役立つ充実したアセット(イラスト、パーツ、背景、音声など)も提供しています。そのため、ゲーム/3Dコンテンツの開発プラットフォームとして利用されています。

Unityの特徴は多様なプラットフォームに対応していることです。Windows、Mac、Linux、iOS、Androidなど、多くのデバイスに対応しています。また、Unityのアセットストアでは、ユーザーが簡単に自分のゲームに必要なアセットを購入できます。また、多くのユーザーが作成したアセットも販売されているため、自分で作成する必要がない場合があります。

さらに、UnityはVRやARなどの先進的な技術にも対応しています。UnityのVR/AR機能を利用すれば簡単にVR/ARアプリを開発できます。Unityは、アプリケーションの開発を容易にするための多くの機能を提供しており、初心者でも扱いやすく、高度な開発も可能です。

 

②Unreal Engine

Unreal EngineはアメリカのEpic Games社によって開発されたゲームエンジンであり、フォートナイトなどの有名ゲームに使用されています。Unityと同様にゲームや3Dコンテンツの制作に用いられますが、特に高度なグラフィック表現が必要なRPGやアクションゲームの開発に向いています。Unityと比べるとグラフィック性能が高く、高品質なグラフィック表現を可能にする機能が充実しています。

Unreal Engineの大きな特徴として、高度なグラフィックエンジンが挙げられます。それにより、高品質なライティングやシャドウ表現、物理シミュレーション、ポストプロセスエフェクトなどを実現できます。また、Unreal EngineはC++言語によるプログラミングを基本とするため、開発者は高度な自由度を持ちながらも、シンプルでわかりやすいコードを書ける点も魅力的です。

Unreal Engineは3Dコンテンツだけでなく、VRやARなどの技術にも対応しています。また、Unreal Engineには豊富なアセットが用意されており、高品質なキャラクターやアニメーション、音声エフェクト、3Dモデル、背景などが利用可能です。これにより、開発者は迅速に3Dコンテンツの制作が可能となります。

UnityとUnreal Engineはそれぞれ特色の異なる優れたゲームエンジンであり、どちらを選ぶかはプロジェクトの目的や要件によって異なります。開発者はプロジェクトの目的や要件に合わせて、使いやすさや開発効率、グラフィック性能などを比較検討し、適切なゲームエンジンを選択することが重要です。

 

③Maya

MayaはAUTODESK社が開発したプロ向けの3DCGソフトウェアで、アニメーションやバーチャルエフェクトなどの高度な機能を備えています。

Mayaは映画制作やテレビ番組制作、ゲーム制作など様々なクリエイティブ分野で広く利用されています。また、ディズニーやピクサー、ドリームワークスなどの世界中のトップクリエイティブ企業でも採用されており、その信頼性と実力を証明しています。

Mayaの特徴は高度な機能を持ったツールが豊富に用意されていることです。例えば、カメラやライトなどの制御や、キャラクターアニメーション、粒子エフェクトの作成などが簡単に行えます。さらに、Pythonなどのプログラミング言語を使ったカスタマイズや自動化も可能で、ユーザーのクリエイティブな発想を最大限に引き出すことができます。

また、Mayaの学習環境も非常に整っており、オンラインのチュートリアルや書籍、公式ドキュメントなどが充実しています。これらの教材は初心者から上級者まで幅広くカバーしており、自己学習でも十分にスキルを磨くことができます。

Mayaは3DCG制作の現場で広く利用され、高い評価を受けているプロ向けのソフトウェアです。高度な機能を備え、豊富なツールや学習環境が用意されており、クリエイティブな世界で活躍したい方にとっては欠かせないツールの一つと言えます。

 

④Blender

Blenderは1998年にオランダのNaN社によって開発された、無料で使えるオープンソースの3DCGソフトです。

無料であるにもかかわらず以下のような様々な機能が利用可能。

  • モデリング
  • アニメーション
  • シミュレーション

さらにソースコードが公開されているため、世界中の誰でも自由に改良や配布をすることができます。このような理由から月間2300万人ものユーザーに利用されています。

また、近年Blenderは多くのアップデートが行われ、有料の3DCGソフトであるMayaとも肩を並べるほどの機能が無料で利用できるようになっています。このため、さらに多くの注目を集め、特に個人や小規模の制作チーム、学生、アマチュアクリエイターにとっては、手軽に高品質の3DCGを作成できるツールとして支持されています。

Blenderはオープンソースソフトであるため、開発者が自由に改良や配布ができることにより、より改善されたバージョンを常に提供可能です。

これは、より多くの人々が高品質な3DCGを手軽に作成することができることを意味し、3DCG業界の発展に貢献していると言えます。

 

⑤3DSMAX

3DS MAXはAUTODESK社によって開発されたプロ向けの3DCGソフトであり、1996年にリリースされました。

Mayaと同様に多くのプロの3DCGデザイナーに長年愛用されているツールです。3Dモデリングやレンダリングの性能が高く、プラグインの豊富さなどが特徴です。このため、ゲーム開発やXR開発にも適していると言えます。

3DS MAXはCADソフトとの連携が可能で、建設業界でも3DCG作成に多く活用されています。建築物やインテリアの3Dモデル作成、マップ作成などの用途で使われます。特に、建設業界では、3Dモデルを使ってデザインや模型を作成することで、時間やコストを削減することができます。また、3DS MAXは、ゲーム開発やXR開発にも向いており、プラグインを使うことで、より高度な機能を追加できます。

3DS MAXの特徴の1つはレンダリング性能が高いことです。レンダリングとは3Dモデルを2D画像に変換するプロセスであり、3Dモデルを美しく仕上げるために欠かせない機能です。3DS MAXには、ArnoldやV-Rayなどの有名なレンダリングエンジンが搭載されており、美しいグラフィックスを実現することができます。

3DS MAXにはビジュアルプログラミング言語の「MAXScript」が搭載されており、自動化スクリプトの作成や、ユーザーが独自のプラグインを開発するためのAPIも提供されています。これにより、ユーザーは自分たちの作業フローを最適化し、効率的な3DCG制作を行うことができます。

 

メタバース開発に定評のある企業3選

続いて、メタバース開発に定評のある企業3選を紹介します。

  1. 株式会社メタバーズ
  2. 株式会社Synamon
  3. ネストビジュアル株式会社

それぞれ解説します。

 

①株式会社メタバーズ

株式会社メタバーズは、京都市に本社を構えるシステム開発会社です。

同社は、主に3DバーチャルショールームやVR店舗の開発を得意としています。オンライン展示会スペースやバーチャルショールームの開発実績が豊富であり、これまでにトヨタ技術会のバーチャルイベント設計や京都市のバーチャル児童絵画展の設計を手がけています。

同社が提供する「CYZY SPACE」は、VR展示会やオンラインイベントなどのクラウドサービスであり、スマートフォンやブラウザから簡単にアクセスできます。また、教育機関、研究機関、公的機関、企業向けにメタバース導入の開発を支援しており、多岐にわたる開発事例のノウハウをもとに制作を依頼できます。

メタバーズのサービスは、バーチャルショールームやVR店舗をはじめ、オンラインイベントの実施にも役立ちます。3Dバーチャル空間を利用することで、オンラインでも現実の展示会やイベントと同様の体験を提供できます。また、同社のサービスはスマートフォンやブラウザから簡単にアクセスできるため、利用者にとっては利便性が高く、手軽に参加できることが特徴です。

 

②Synamon(シナモン)

Synamonは、メタバースを活用したいという企業に向けて、メタバースの構築支援サービスを提供している企業です。

メタバースに関する悩みを解決することに特化し、専門家が対応してくれるため、企業がメタバースを活用する上での疑問や課題を解決することができます。

Synamonは内閣官房やKDDIなど、大手企業とも取引しており、その信頼性は非常に高いです。

企業がメタバースを活用する上で困っていることがあれば、Synamonに相談することをおすすめします。

 

③ネストビジュアル株式会社

ネストビジュアル株式会社は、デジタルコンテンツの制作・開発を主な事業とする会社です。

同社は、予算に合わせたメタバースの制作を提供しており、バーチャル展示会やその他の用途に応じた制作も受け付けています。

同社が開発した「お江戸メタバース」は、独自性が高いことが特徴です。

ユーザーは江戸時代を再現した仮想の町を、ちょんまげアバターや町娘アバターで散策し、他のアバターとコミュニケーションをとることが可能です。

 

目的別のおすすめメタバース開発プラットフォーム

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続いて、目的別のおすすめメタバース開発プラットフォームを紹介します。

  1. オンラインセミナー/イベント用
  2. リモートワーク/ミーティング用
  3. ショップ用
  4. バーチャルライブ用

それぞれ解説します。

 

①オンラインセミナー/イベント用

オンラインセミナー/イベント用のおすすめメタバースプラットフォームは以下のとおり。

  • Cluster
  • HIKKY

概要・特徴について説明します。

 

Cluster(クラスター)

Clusterとは日本の企業であり、メタバースプラットフォーム「cluster」を開発・運営しています。

clusterは、日本を代表するメタバース空間であり、アカウント登録やログインも日本語で説明されているため、日本人でも簡単に参入できます。

メタバース内では、コンサートやオフ会、ゲームなどのイベントが楽しめます。

また、Clusterは、オンラインショッピングやオンラインサロンなど、様々な業界とのコラボレーションも積極的に行っています。

そのため、メタバース内で様々な体験ができることが特徴です。

 

HIKKY(ヒッキー)

HIKKYは、仮想現実(VR)のサービスを提供する企業であり、企業やクリエイター、ユーザーがメタバースを利用して新たなビジネスチャンスや楽しみ方を見出すことを支援しています。

また、HIKKYは「パラリアルワールドプロジェクト」を実行し、現実世界に存在する100都市を5年以内にメタバース化することを目指しています。

このプロジェクトにより、メタバースと現実の良さが共存した新しい都市が誕生することを期待しています。

現在、日本の渋谷と秋葉原は、HIKKYによってメタバース化され、仮想空間内でのイベントや交流が行われています。

HIKKYのサービスを利用することで、現実世界では実現しないような体験を仮想空間で楽しむことができます。

これからメタバースがますます普及していく中で、HIKKYはその先駆者として、様々なビジネス分野やエンターテインメント業界において注目されています。

 

②リモートワーク/ミーティング用

リモートワーク/ミーティング用のおすすめメタバースプラットフォームは以下のとおり。

  • Horizon Workrooms
  • oVice

概要・特徴について説明します。

 

Horizon Workrooms

Horizon Workrooms」はMeta社が2021年9月に発表したVRを利用したバーチャル会議ソフトです。

Horizon Workroomsでは各自が作成したアバターを使って、会議に参加します。

 

VR空間の中に自分のPC画面を表示させることもでき、1つの画面を共有したり、ホワイトボードを使ってディスカッションが行えます。

現実世界で行われる会議そのものをメタバース内で再現しています。

 

ovice(オヴィス)

oViceは日本国内で展開されているメタバースオフィスの一つであり、大手企業である「エン・ジャパン株式会社」や「花王株式会社」などでも採用されている実績があります。

oViceは、クリック一度でアバターに近づいてスムーズにコミュニケーションを取ることができるため、利便性が高く、ビジネスに特化したメタバースオフィスと言えます。

oViceは、外部ツールとも連動できるため、SlackやGoogleドライブなどのツールを使用している企業でもスムーズに導入することができます。また、初めてoViceを導入する企業にとっても、無料相談を受け付けているため、安心してサービスを導入することができます。

oViceは、企業内での会議やチームのコラボレーションなどに最適であり、利用することで、リモートワークや分散した場所からでも効率的な業務が可能になります。oViceの利用によって、コミュニケーションの円滑化や業務の効率化が図れるため、多くの企業にとって魅力的なオフィスプラットフォームとなっています。

 

③ショップ用

ショップ用のおすすめメタバースプラットフォームは以下のとおり。

  • メタパ
  • STYLY

概要・特徴について説明します。

 

メタパ

メタパはリアルとバーチャルを融合したメタバースショッピングモールです。

スタッフによる接客を受けたり、友人と一緒に買い物をすることが可能。

スマホで気軽にメタバース内で買い物ができます。

 

STYLY

STYLYはアーティストに空間表現の場を提供する VR/AR/MRクリエイティブプラットフォームです。

スマホやタブレット(iOSおよびAndroid端末)でメタバースVR・ARコンテンツをシームレスに体験可能です。

ショップ空間やインスタレーション、ギャラリーなどを自由にデザインすることができます。

 

④バーチャルライブ用

バーチャルライブ用のおすすめメタバースプラットフォームは以下のとおり。

  • REALITY
  • VARK

概要・特徴について説明します。

 

REALITY

REALITYはスマートフォン向けメタバースです。

簡単な操作で自分だけのアバターを作成することができ、ライブ配信等で収益を得ることができます。

法人向けの「REALITY World」も提供しており、メタバースを利用したイベントやビジネスのサポートも行っています。

 

上記以外のメタバース関連企業については、国内外のメタバースの関連企業20選!特徴や活用事例を紹介で詳しく解説しているので併せてご覧ください。

 

VARK(ヴァーク)

VARKは、バーチャルライブイベントを主軸に据えたメタバースを展開する企業です。

同社が提供する「VARK」と呼ばれるエンターテインメント特化型メタバースにおいては、アバターを操作してライブイベントに参加できます。

現実世界とは異なり、場所を問わずライブイベントに参加可能であり、至近距離からでもライブを楽しめることが特徴です。

また、「WORLD」という機能も追加され、アバターを通じたコミュニケーションや様々なコンテンツを楽しむことができます。

VARKは、ライブ配信が好きな人には大変魅力的なメタバースであり、今後も機能追加が期待されます。

同社が提供するメタバースは、バーチャル空間上に仮想のライブ会場を用意し、アーティストやバンドがライブ演奏を行います。

ライブイベントに参加するには、アバターを操作してチケットを購入する必要があります。

また、同社はコンテンツ制作にも注力しており、ライブイベント以外にも、様々な企業やクリエイターとのコラボレーションによるコンテンツ制作を手がけています。

VARKは、VR技術を活用したエンターテインメントを提供することで、人々の娯楽のあり方を変えている先進的な企業です。

 

メタバース開発に関するよくある質問

最後にメタバース開発に関するよくある質問に答えます。

  1. メタバースの勉強会って開催されてる?
  2. メタバースの学校ってあるの?
  3. メタバースエンジニアの年収はどのくらい?
  4. メタバースですぐに稼げるの?

順番に回答します。

 

①メタバースの勉強会って開催されてる?

はい、されています。

FacebookやClunhouse、Clusterなどで日々メタバース勉強会が開催されています。

ほとんどが無料で参加できるので、興味があるなら参加してみましょう。

 

②メタバースの学校ってあるの?

はい、あります。

国際アート&デザイン大学校では教師や生徒がアバターを操作しメタバース内で授業を行っています。

出典:PRtimes

さらにメタバースプラットフォームのVRChat内に「私立VRC学園」という学校が作られています。

メタバース上に無料でオンラインスクールが作れるサービスなども登場しており、メタバース内で学ぶことが当たり前になりつつあります。

 

③メタバースエンジニアの年収はどのくらい?

エンジニアのスキルによりますが550万円~1000万円程度です。

Unityエンジニアやプラットフォーム開発エンジニアの求人が多いようです。

今後のメタバースの市場拡大に伴って、エンジニアの需要が増加し年収も上昇する可能性が高いです。

 

④メタバースですぐに稼げるの?

メタバースを作ってすぐに稼げるとは限りません。

メタバース自体はまだ始まったばかりの技術であり、まだ発展途上にあるからです。

すぐにサクッと稼ぎたいのであれば、NFT転売が最も効率よく稼げます。

NFT転売のやり方は、NFT転売のやり方を徹底解説!転売を成功させるコツも紹介で詳しく解説しているので併せてご覧ください。

 

まとめ:メタバース開発を学んで先行者利益を得よう

以上、メタバース開発の手順や開発費用相場、目的別のおすすめプラットフォームなどを解説しました。

今後メタバースが普及するにしたがって、メタバース利用者が爆発的に増えることが予想されます。

そのため、今の時点からメタバースに参入しておくことで先行者利益を得ることができます。

この記事でメタバース開発を学んだら、さっそくメタバースを作ってみましょう!

まずは、アプリが使いやすいコインチェックで口座を無料開設して、メタバースでの取引用に入金を済ませておきましょう。

 

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