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本記事の内容
- メタバースとは
- メタバースで仕事をするメリット
- メタバースで仕事をするデメリット
- メタバースで仕事をするためのツール
- メタバースの将来性
本記事の信頼性
筆者は日常的にメタバースに触れており、その情報発信で月7桁の収益を得ています。その経験を基に本記事を執筆しています。
ここ最近、「メタバース」という単語を耳にすることが増えてきました。
メタバース内では自分のアバターを操作して様々な活動ができるため、仕事もできたら便利ですよね?
そこで今回は普段からメタバースに触れている僕が、メタバースで仕事をすることのメリット・デメリットを解説します。
メタバースで仕事をするためのツールなども紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。
もくじ
メタバースとは
メタバースとは、簡単に説明すると「経済圏を持った仮想空間」です。
オンラインゲームのように、特定の目的に向かってオンラインで出会った人たちとその目的をクリアするための仮想空間ではなく、ショッピングやビジネスでの利用など、より現実世界に近い仮想空間として注目度が高まっています。
メタバースの語源は、英語の「超(meta)」と「宇宙(universe)」を組み合わせた造語です。
もともとはアメリカのSF作家ニール・スティーヴンスンが1992年に発表した小説「スノウ・クラッシュ (Snow Crash)」に登場するインターネット上の仮想空間として登場しました。
メタバースで仕事をするメリット
メタバースで仕事をするメリットは以下のとおり。
- 全国から採用できる
- オフィスが不要になる
- 適度な現実感がある
①全国から採用できる
メタバースは全国から社員を採用することができます。
メタバースは通勤が不要なので、居住地に関係なく幅広く求人を出せるからです。
従来であれば、通勤の関係でオフィスに通える人の中からしか採用ができませんでした。
しかしメタバースであれば日本全国の採用希望者から選ぶことができるので、結果的に優秀な人材を確保できる可能性が高くなります。
②オフィスが不要になる
オフィスが不要になるので、高額な賃貸料を払う必要がありません。
数十万~数百万円の賃貸料が節約できるのは経営上かなり大きいと思います。
実際にテレワークの普及により出社する人数の割合が減っているため、オフィスを解約する企業も増えています。
東京都心の先月のオフィスの空室率は6%余りで、4か月ぶりに前の月を上回りました。テレワークの普及に伴うオフィス面積の縮小などで解約が増えました。https://t.co/4eVOcj90EH
— NHK@首都圏 (@nhk_shutoken) March 10, 2022
浮いた賃料を設備投資に充てたり、福利厚生として社員へ還元するなどして有効活用することで社員のモチベーションもアップします。
③適度な現実感がある
メタバースは適度な現実感があることもメリットです。
メタバースはアバターを作成して操作するため、その場にその人がいることを感じられるからです。
具体的には以下のような感じで、アバター同士がコミュニケーションを図り実際に対面している感覚があります。
テレワークだとテキストや音声、画面越しでのコミュニケーションなので、少し孤立感があるのも事実。
その点メタバースであれば、適度な現実感があるので「チームで働く」という意識が薄れません。
メタバースで仕事をするデメリット
一方、メタバースで仕事をするデメリットは以下のとおり。
- セキュリティ対策が必要
- コミュニケーションが取りにくい
- ある程度のITリテラシーが必要
①セキュリティ対策が必要
メタバース上で仕事をするためには、堅牢なセキュリティ対策が必要になります。
ネットワーク上のオフィスを開設しているので、悪意を持った第三者が侵入し被害を受ける可能性があるからです。
通常のオフィスであれば、不審者は警備員などが止めますがメタバース上だと早期発見が難しいでしょう。
そのため、誰も気づかないうちにウイルス感染や情報流出などの被害を受けるリスクがあります。
こうした被害を未然に防止するためにも、不正アクセスを検知しブロックする体制の構築が必要になります。
②コミュニケーションが取りにくい
対面と比較するとコミュニケーションが取りにくい面があります。
アバターを介したテキストや音声ベースのコミュニケーションなので、お互いの表情やしぐさがわからないからです。
相手の感情がわかりにくいので、コミュニケーションで齟齬が生じる可能性があります。
③ある程度のITリテラシーが必要
利用者にある程度のITリテラシーが必要になります。
メタバースを使いこなすためには、メタバースの操作性や機能について感覚的に理解することが必要になるからです。
例えば、アバターの動かし方や会議室への入室方法、他人との会話のやり方などにいちいちつまづいていると、仕事になりません。
そのため、すぐに操作方法を理解して、使いこなすためのITリテラシーが求められます。
メタバースで仕事をするためのツール
メタバースで仕事をするためのツールについて紹介します。
- Horizon Workrooms
- VRChat
- Cluster
①Horizon Workrooms
「Horizon Workrooms」はMeta社が2021年9月に発表したVRを利用したバーチャル会議ソフトです。
Horizon Workroomsでは各自が作成したアバターを使って、会議に参加します。
VR空間の中に自分のPC画面を表示させることもでき、1つの画面を共有したり、ホワイトボードを使ってディスカッションが行えます。
さながら、現実世界で行われる会議そのものです。
②Cluster
つづいて、メタバースの代表格であるClusterです。
ユーザーが3Dアバターを選んでメタバース内に入り、公開されているワールドを探索したり、イベントやライブに参加したりできます。
どのメタバースを使うか迷ったら、ひとまずこのclusterを試してみるといいでしょう。
③VRChat
VR Chatは、VRゴーグルを使う体験型のVRプラットフォームです。
VRとSNSを両立させたプラットフォームであり、オリジナルのアバターを作成し他のユーザーと交流を図ることができます。
VR Chatはユーザーの動きをゲーム内のアバターに反映させ、ジェスチャーなどで意思表示することが可能です。
VRゴーグルもおすすめ
必須ではないですが、VRゴーグルがあるとよりメタバースを楽しめます。
ぼくは上記のOculus Quest 2でメタバースを始めましたが、ストレスなく楽しめています。新しいゲーム機を買うくらいの価格なのでトライしやすいです。
メタバースの将来性
メタバースの将来性を語る上で重要になるのが以下の2点です。
- Facebookが社名を「Meta」に変更
- その他の企業も続々と参入
①Facebookが社名を「Meta」に変更
Facebookは10月28日に社名を「Meta(メタ)」に変更しました。
最高経営責任者CEOのマーク・ザッカーバーグ氏はメタバースの事業の広がりから、自身らの事業のすべてを表現する社名として「Meta」と名付けたとのことです。
今後、今までのSNSサービスは継続しながら、5年ほどでソーシャルメディア企業からメタバース企業への以降を目指すと述べています。
同社が2021年9月にVRを利用したバーチャル会議ソフト「Horizon Workrooms」を公開しており、早速メタバース関連のサービスを提供しています。
今後も新たなサービスを打ち出すと見られており、その挙動に注目が集まっています。
②その他の企業も続々と参入
Facebookをはじめ、続々とメタバースの業界に参入する企業が増えてきています。
世界最大級で、全世界に3億5000万人以上のユーザー数を誇るゲームである「フォートナイト」を運営するエピックゲームズもメタバース業界に参入すると表明。
エピックゲームズが「メタバース構築」へ10億ドルを調達 ソニーも再度出資 - Mogura VR News https://t.co/Md3U7LlpOB
— Mogura VR News (@MoguraVR) April 14, 2021
メタバースに10億ドルを超える投資を行うと発表しています。
国内では、主にNTTやKDDIがメタバースに参入しています。NTTは3Dバーチャル空間「DOOR」を運営。「DOOR」はアプリをインストールする必要はなく、ブラウザからアクセスできます。
\NTTの #メタバース 「DOOR」に新機能が続々追加/
— NTT広報室 (@NTTPR) September 15, 2021
多くのニーズを受け、テンプレートルームに学校やイベントホールが追加されました。視点切り替えで自分のアバターが見えるように!👀好きなアバターに変身して授業を受けよう👭
詳しくはこちら👉https://t.co/M5lRmSZeDr#DOORNTT #バーチャル学校 pic.twitter.com/Z6qiMJWRKq
自分好みの部屋を作れたり、バーチャルショップを開店できたり、バーチャルオフィスで会議ができたりします。
すでにさまざまなイベントが行われているので、気になる方はすぐに参加できるので、参加してみてはいかがでしょうか。
KDDIは日本発の「バーチャルシティコンソーシアム」の開発を進めており、2022年春にリリースが予定されています。
KDDIらが「バーチャルシティコンソーシアム」発足、都市連動型メタバースのガイドライン策定へ - Mogura VR News https://t.co/Cc5Wg9Q7M6
— Mogura VR News (@MoguraVR) November 9, 2021
開発はKDDIの他、東急株式会社やみずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社などの企業が参加しており、オブザーバーとして経済産業省も参加していることから、かなり大規模なプラットフォームになることが考えられます。
まだガイドラインの策定や、調査段階であるようなので、リリースが待ち遠しいです。
以上のように、国内外問わずメタバースにはさまざまな企業が注目しています。
今後5Gの普及にも伴い、メタバース業界の成長は急激に広がっていくでしょう。
まとめ:メタバースで仕事をするのが当たり前になる未来が近い
以上、今回はメタバースで仕事をすることのメリット・デメリットについて解説しました。
既にさまざまな企業が一気にメタバースに参入しており、今後大きなトレンドになることは間違いないでしょう。
そのため、今のうちからメタバースの世界に参加し知識を得ておけば、先駆者として利益を得ることができます。
例えば、メタバース関連銘柄に投資しておくと数年後に10倍~100倍になっていてもおかしくありません。
>>メタバースへ投資する方法とは?関連する暗号資産・株・ゲームをまとめて紹介
余裕資金ができれば、ショッピングや旅行、子供の教育などに充てられるので充実した人生になりますよね。
メタバースを始めて先行者利益を得たいという方は、コインチェックで口座を開設して購入用のビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨を買っておきましょう。
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