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国内外のNFT活用事例18選!始め方やメリット、注意点も解説

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悩んでいる人
NFTってどんなことに活用されてるのかな?国内外のNFT活用事例を教えてほしい。

 

こんな悩みを解決します。

 

本記事の内容

  • そもそもNFTとは?
  • NFTを活用するメリット6つ
  • 国内外のNFT活用事例18選
  • NFTの始め方
  • NFTを活用する際に知っておくべき情報
  • NFTを活用する際の注意点

 

本記事の信頼性

筆者はNFTコレクションを運営するNFTのプロです。さらに、NFTブログで月7桁を稼ぐプロブロガーです。その経験を基にこの記事を執筆しています。

 

最近NFTが話題を集めており、TVやネットのニュースでも頻繁に取り上げられるようになってきました。

こうした流れをうけて、国内外で様々なプロジェクトがNFTを活用しはじめています。

そこで今回は、国内外のNFT活用事例についてわかりやすく解説します。

NFTの活用方法や注意点についても解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。

なお、NFTを入手するにはイーサリアムなどの暗号資産(仮想通貨)が必要になるので、あらかじめコインチェックで購入しておきましょう。

 

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そもそもNFTとは?

NFTの概要

NFTとは「Non−Fungible Token」の頭文字であり、「代替不可能なトークン」を意味する言葉です。

代替不可能、すなわち世界にひとつしかないことが証明された電子データということです。

従来はネット上にコンテンツをアップロードすると即座にコピーされてしまい、オリジナルであることを証明することは困難でした。

その問題を解決するために、ブロックチェーンを活用しデジタルアートをNFTにして世界に一つだけのデータにします。

こうすることで、デジタルアートのコピーが困難になり、デジタルアートの価値とクリエイターの権利を守ることができます。

また、NFTは唯一無二という希少性から価格が高騰しやすいため、せどりで利益を得るための投資対象としても注目されています。

ここ最近ではアートのみならず、スニーカーや不動産などもNFTとして取引されており、NFTをビジネスチャンスととらえる個人や企業が増えています。

>>NFTビジネスは個人で稼ぐチャンスである3つの理由【具体的な稼ぎ方も解説】

 

NFTを活用するメリット6つ

NFT

NFTを活用するメリットは以下のとおり。

  1. NFT市場は急成長している
  2. 唯一無二の存在
  3. 誰でも購入、販売が可能
  4. 偽造が不可能
  5. 相互運用性がある
  6. メタバース普及との相乗効果

順番に解説します。

 

①NFT市場は急成長している

NFTの市場規模は急速に成長しています。

DappRadar社によると、NFTの取引総額の推移は以下のとおり。

  • 2020年:1億ドル(約115億円)
  • 2021年:220億ドル(約2兆5000億円)

このようにわずか1年の間に取引総額が200倍以上に急拡大しています。

それだけNFTのニーズが急増しているということであり、初心者でも稼ぎやすい市場と言えるでしょう。

さらに、インドの調査会社であるヴェリファイドマーケットリサーチの分析によると、NFTの市場規模は2030年までに 2,310 億ドル(31兆円)に達する見込みとのこと。

今後10年足らずで20倍以上に拡大する可能性があることを示唆しており、投資家としても有名な青汁王子もNFTの将来性に言及しています。

このように著名な投資家も注目しているので、NFTには将来性があると言えるでしょう。

そのため、今から先行投資しておくことで将来的に利益を得られる可能性が高いと言えます。

 

①唯一無二の存在

NFTはブロックチェーン技術を使って成立しています。

ブロックチェーンは情報の改ざんが難しいため、そのNFTが世界にひとつだけということが保証されています。

つまり、NFTは他の仮想通貨と同じように使用できますが、それぞれが独自の値を持つことができるため、他の仮想通貨とは異なる用途で使用されることがあります。

例えば、唯一無二であることが保証されるため、デジタルアセットやゲームアイテムなどとして使用されることがあります。

また、NFTを使用することで作品のオリジナル性を保証したり、作品に付随する権利を管理することができるため、アートや音楽などの分野でも使用されています。

このようにコピー品の心配が無く、様々な利点があることから、ユーザーも安心してNFTを購入することができるのです。

 

③誰でも購入、販売が可能

NFTは誰でも購入、販売が可能であり、取引に際しての条件や制限は無いことが特徴です。

出品時にも特に審査等は無いため、気軽に自分が作ったNFTアートなどを販売することができます。

また、売買も数クリックで可能であり、実際のアート作品の売買などと比較すると手間と時間が各段に少ないことが挙げられます。

そのため、国籍や職業を問わず誰もが参入しやすい状況であり、常に需要がある状態と言えます。

最近ではジェネラティブNFTが主流であり、販売額が0.001ETH程度と格安なことからNFT初心者にも人気が出ています。

>>ジェネラティブNFTとは?特徴や買い方、おすすめコレクションについて解説

 

④偽造が不可能

NFTはデジタルコンテンツと所有者をブロックチェーン技術で一致させるため、偽造することができません。

ブロックチェーンに取引履歴が全て記録されているため、どれがオリジナル作品なのか、誰が所有者なのかが一目瞭然だからです。

偽造不可能な点もNFTの希少性を高める要因のひとつとなっています。

ただし、画像自体のコピーは可能なので、偽物をうっかりつかまされないよう、ブロックチェーンでの取引履歴を確認する癖をつけることが重要です。

 

⑤相互運用性がある

NFTは作成された時点から、複数のウォレットやマーケットプレイス上で売買など取引が可能になります。

>>【徹底比較】おすすめNFTマーケットプレイス5選!選び方のコツも紹介

これはNFTの仕様に共通の規格が用いられているためです。例えるなら作品を作るためのフォーマットが決められているようなものです。

この規格に則って作成されていれば、どのNFTも他サービス内で取り扱うことができます。

分かりやすい例でいうと、ポケモンをドラクエの世界で飼育したり、マインクラフトの世界にマリオを登場させるといったようなことが可能になります。

そのため、自分が保有するNFTをその時のニーズに応じて、複数のマーケットプレイスで売買することが可能です。

 

⑥メタバース普及との相乗効果

メタバースの普及もNFTの需要増加への後押しとなります。

なぜなら、NFTとメタバースはそれぞれ相性が良いからです。

具体的には以下のような感じです。

  • 所有するNFTアートをメタバース上に展示
  • NFTファッションアイテムをアバターに着せる
  • メタバースの土地NFTを売買する

要はNFTを展示したり、操作・売買するプラットフォームとしてメタバースが利用されるということ。

メタバース上の土地価格も高騰しており、不動産としての資産価値があるため今後さらに需要が増すはずです。

>>【保存版】メタバースの土地を購入する方法を徹底解説

国内でもアート・スポーツ・エンターテイメント等の各業界が様々な形でNFTに参入しており、この先はNFTとメタバースの相乗効果を目指すはずです。

 

国内外のNFT活用事例18選

国内外のNFT活用事例について見ていきましょう。

  1. コインチェック
  2. ナッジ
  3. オウチファイナンス
  4. フォーブス
  5. ビルドサロン
  6. タグピク
  7. メルカリ
  8. METABOX
  9. CRYPTO SPELLS
  10. B.LEAGE
  11. Okazz’sGenerative Art NFT
  12. NOT A HOTEL
  13. 山古志
  14. Sorare
  15. NBA TOP SHOT
  16. HAVAIANAS×ADHEMAS NFT COLLABORATION
  17. GUCCI
  18. 小室哲哉

それぞれ解説します。

 

①コインチェック

コインチェック

大手仮想通貨取引所を運営するコインチェックは、NFTマーケットプレイス「Coincheck NFT(β版)」を提供しています。

NFTアートやゲーム内アイテムなどのNFTを取引したいユーザーはこのCoincheck NFT(β版)を利用して簡単に取引ができます。

結果的に、コインチェックに登録するだけで以下のような取引をワンストップで実現できます。

  • 仮想通貨を取引する
  • Coincheck NFT(β版)でNFTを購入する
  • Coincheck NFT(β版)でNFTを販売する
  • 仮想通貨を日本円に換金する

仮想通貨取引所とNFTマーケットプレイスで別々にアカウント登録をする必要がなくなるため、利便性が向上しています。

なお、NFTを入手するにはイーサリアムなどの暗号資産(仮想通貨)が必要になるので、あらかじめコインチェックで無料で口座開設しておきましょう。

 

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②ナッジ

ナッジ

推しを応援できるVisaクレジットカード「Nudge」を提供するナッジでは、カード利用特典としてNFTを受け取れる実証実験「Cashless to earn」を22年4月より開始しています。

カード申込時に選ぶクラブ設定から、応援したいスポーツチームやスポーツ選手に関するNFTカード受け取ることができます。

NFTマーケットプレイス「tofuNFT」を活用することで、NFTウォレットを持っていなくてもNFTを受け取ることができます。

受け取ったNFTは、MetaMaskなどの別のウォレットに送ることも可能。

 

③オウチファイナンス

オウチファイナンス(Ouchi Finance)は、NFT不動産を売買できるプラットフォームです。

これまでの実績として、エジプトのニューカイロに建設中のResidences New Capital の内、2部屋をNFT化して販売してきました。

さらに、トグルホールディングス株式会社から都内の区分マンションであるオーベル練馬の一室を担保として受取り、NFT化及び小口化して販売することを決定しています。

NFT不動産はOuchi FinanceのガバナンストークンであるOUCHIトークンによって購入可能。

これにより、これまで参入のハードルが高かった不動産投資への入り口が広がり、不動産市場が活性化することが期待できます。

 

④フォーブス

フォーブズ

経済誌を発行するフォーブス(Forbes)は、オンライン広告を表示しない会員権をNFT化して販売しています。

会員権はブロックチェーン上のNFTトークンで管理され、クレジットかカードなどを使用したくないユーザーなどから一定数の需要が見こめます。

フォーブス誌がNFT利用について業界を先導した形となり、実用性が確認されることで、ライバル紙のNYタイムズやWSJも追随する可能性が高いでしょう。

 

⑤ビルドサロン

法人向けオンラインサロンの制作・開発を行うビルドサロンは、NFT関連のサービスを実施しています。

具体的には以下のとおり。

  • NFTを活用したオンラインサロン会員権付与
  • NFTのマーケットプレイス構築
  • NFTアートをオンラインサロン内で販売
  • 有形商品(靴など)のNFT化、及び会員への販売

NFT関連のシステム開発にはNFTに関する高度な知識やスキルが必要です。

しかし、こうしたサービスを利用することで誰でも気軽にNFTビジネスを始めることができます。

 

⑥タグピク

国内最大規模の約6,000名のインフルエンサーを擁するSNSマーケティング会社・タグピクでは、インフルエンサーのNFT開発を支援しています。

国内芸能事務所の数社に限定し、著名人/インフルエンサーによるアート作品の制作サポートからNFTマーケットプレイスの選定、NFT発行、SNSによる拡散までを包括的に支援するサービスを提供しています。

具体的には以下の点についてサポートを実施。

  • マーケットプレイスの選定
  • NFT発行・登録代行
  • リーガル領域のサポート
  • アート作品の制作サポート
  • SNSをベースとしたクリエイティブ作品の広報・PR戦略の策定・立案
  • インフルエンサーを活用したSNSにおける拡散支援

NFT進出を考えているインフルエンサーは多いので、そうした層に向けて有効なサービスと言えます。

 

⑦メルカリ

メルカリは、パ・リーグ6球団と共同で、「パ・リーグ Exciting Moments β」というNFTマーケットプレイスを提供しています。

「パ・リーグ Exciting Moments β」は、パ・リーグ6球団の記憶に残る名場面やメモリアルシーンを捉えた動画コンテンツを、NFTコレクションとして保有できるパ・リーグ6球団公式サービスです。

そのため、お気に入りのチームや選手のモーメントを集めて、自分だけのコレクションを作ることができます。

コレクションをシェアしたり、閲覧して楽しむことができます。

 

⑧METABOX

METABOXは、偽造・複製NFTを簡単に見つけ出せる「偽造NFTチェッカー」を提供しています。

URLを指定された場所にコピーするか、アップロードまたはドラッグ&ドロップすれば、そのNFTが本物かどうかをチェックできます。

ここ最近、NFTの需要増加に伴いネット上にある第三者のアート作品などを無断でコピーした「盗品NFT」を出品する事例が問題となっています。

そうした偽物を排除するための、ユーザーに役立つサービスです。

 

⑨CRYPTO SPELLS

cryptospells

CRYPTO SPELLSはNFTでカードを自由に売買・発行できる次世代カードゲームです。

NFTで発行したカードはマーケットプレイスで自由に売買可能です。

日本最大級のNFTゲームであり、売上金額が初日で600ETHを突破したため、大きな注目を集めています。

 

⑩B.LEAGE

バスケットボールリーグのB.LEAGUEでは公式のNFTコンテンツ「B.PARK」を提供しています。

B.PARKでは、アリーナで繰り広げられる選手達の熱い闘いを、一コマ一コマNFTコンテンツに詰め込み、動画、デジタルカード、アイテム等、様々な形式での展開を予定しています。

360度のバーチャルアリーナにて体感することも可能であり、ファンに価値の高いNFTを届けることを目的としています。

 

⑪Okazz’sGenerative Art NFT

株式会社tartは特定のNFTクリエイターとタッグを組み、ジェネラティブNFTの生成に取り組んでいます。

ジェネラティブNFTとはあらかじめ用意しておいたパーツをプログラムで組み合わせ作るNFTアートのことです。

再読み込みするたびに異なるNFTアートが生成され、気に入ったNFTアートを購入することが可能です。

 

⑫NOT A HOTEL

NOT A HOTEL株式会社は、NOT A HOTELを毎年1日単位で利用できる宿泊権と、イベント参加などの特典を合わせたメンバーシップのNFTを販売しています。

一時的な宿泊を伴う利用権でなく、毎年旅をする権利は建物の耐久年数と同じく47年間有効。

長期間利用し続けることができ、その権利をNFTで保有することが可能です。

 

⑬山古志

新潟県長岡市にある山古志村では電子住民票の意味合いを含むデジタルアート、Nishikigoi NFTを発行しています。

このNFTは「共感と仲間の証」であり、NFT保有者を「デジタル村民」と位置付けています。

現在、約950名ものデジタル村民が誕生し、リアル住民とデジタル村民が山古志の未来に向けて協力しています。

 

⑭Sorare

sorare

Sorareは、実際のサッカーゲームと内容がリンクしているNFTゲームです。実在のプロサッカー選手のNFTトレカを売買可能です。

具体的な収益化の方法としては、チームの作成、トーナメントへの参加、NFTトレカの売買などです。

ゲーム内で使用したチームが実際の試合で勝利すると、報酬が得られることも特徴です。

 

⑮NBA TOP SHOT

NBA Top Shotは米プロバスケットボールリーグ(NBA)が提供しているNFTゲームです。

NBA選手の試合中の写真や名プレイの動画がNFTカード化されています。

ユーザーはNFTカードを集めたり、マーケットプレイスで売買することが可能です。

 

⑯HAVAIANAS×ADHEMAS NFT COLLABORATION

ビーチサンダルで有名なHavaianasがNFTアートを販売しています。

ロサンゼルスを拠点に活動するデザイナー兼アーティストのAdhemas Batistaとのコラボレーションで、5つのユニークな作品をNFT化。

Adhemas Batistaは2005年からHavaianasとコラボしており、今回のコレクションではHavaianasと彼の関係を物語る「幸福」をテーマに制作。

オークションの収益の一部は、ブラジル・サンパウロ市の東側に位置する野外美術館プロジェクト「Favela Galeria」に寄付されます。

 

⑰GUCCI

ファッションブランドのGUCCIはNFTの限定コレクションをリリースしています。

SUPERPLASTICとコラボし、「SUPERGUCCI」と名付けたNFTコレクションとなり、10点のNFT作品とフィギュアを販売。

さらに、The Sandbox上の土地購入やRoblox内に常設の仮想空間「Gucci Town」をオープンするなど、メタバースへも進出を果たしています。

 

⑱小室哲哉

NFTマーケットプレイス「Adam byGMO」が、ミュージシャンの小室 哲哉氏が書き下ろした楽曲NFT「Internet for Everyone (Mix & Stems)」をオークション形式で販売しています。

元楽曲をパートごとに6トラックに分解し、それぞれのデータをNFTとして販売しています。

小室氏は他にもイノフェスで即興で作った音源をNFTとして販売しており、NFTへの関心が高いことが伺えます。

トップミュージシャンである小室哲哉氏が音楽NFTをリリースすることで、音楽をNFT化する動きが加速しそうです。

 

NFTの始め方

NFT

それでは、NFTの始め方を具体的に解説していきます。

NFTの具体的手順は以下のとおり。

  1. コインチェックに登録
  2. イーサリアムを購入
  3. MetaMaskを導入
  4. イーサリアムをMetaMaskへ送金
  5. NFTマーケットプレイスに登録
  6. NFTを購入
  7. NFTを販売

順番に解説します。

 

①コインチェックに登録

NFTを始める最初のステップとして、コインチェックで口座開設をしましょう。

NFT売買の手数料に必要となるイーサリアムを購入するためです。

まず、以下のリンクからコインチェック公式サイトにアクセスします。

 

コインチェック公式サイト

 

コインチェックでは簡単に口座を開設できるので、トップページの「口座開設(無料)はこちら」から登録できます。

本人確認書類などを登録して、審査が完了したら仮想通貨の取引が開始できます。

 

②イーサリアムを購入

登録が完了したら、NFT売買で使われる仮想通貨であるイーサリアム(ETH)を購入しましょう。

イーサリアムを購入するためには、まずはコインチェックに日本円を入金します。

ホーム画面の「日本円を入金」から日本円を入金できます。

②イーサリアムを購入

入金方法には「銀行振り込み」、「コンビニ入金」、「クイック入金」の3つから選択可能です。

コインチェックに日本円が入金できたらホーム画面の「販売所(購入)」にてイーサリアムを選択して日本円で購入します。

イーサリアムを選択

 

③MetaMaskを導入

NFT売買でイーサリアムを使用するには、MetaMask(メタマスク)に購入したイーサリアムを送る必要があります。

MetaMaskとは、ネット上で利用できるイーサリアム系の仮想通貨ウォレットです。

MetaMaskを使うことで、簡単に仮想通貨の送金や受け取りが可能です。

 

ブラウザの拡張機能を使うのであれば、GoogleChromの使用をおすすめします。

GoogleChromでMetaMaskは以下のようにインストールしましょう。


「Chrom」→「環境設定」→「拡張機能」→「Chromウェブストア」と進み、

Chromウェブストアで「MetaMask」と検索します。

MetaMask

 

表示されたMetaMaskをインストールして、「新しいウォレットを追加する」を選択して、ウォレットを作成します。

新しいウォレットを追加する

 

その後、説明にしたがって必要項目を記入していきます。

登録が完了すれば、MetaMaskの導入は完了です。

 

④イーサリアムをMetaMaskへ送金

コインチェックで購入したイーサリアムをMetaMaskに送金しましょう。

まずは作成したMetaMaskを開き、「0x」から始まるアドレスをコピーしてください。

 

この時、ネットワークはイーサリアムメインネットを選択します。

デフォルトではイーサリアムメインネットが設定されていますが、

ネットワークを間違えると送金した仮想通貨が戻ってこないこともあるので、ここには特に注意しましょう。

イーサリアムメインネット

コインチェックで「暗号資産の送金」から「Ethereumを送る」選択し、「送金先リストの編集」を選択します。

「新規ラベル」には「myMetaMask」など、自分のMetaMask宛に送ることがわかる名前をつけて、「新規宛先」にMetaMaskのコピーしたアドレスをペーストします。

myMetaMask

送りたいイーサリアムの金額を記入して、「送金する」を押せば送金完了です。

イーサリアムの送金には2分〜5分かかりますので、しばらく待ってMetaMaskにイーサリアムが入金されたことを確認しましょう。

 

⑤NFTマーケットプレイスに登録

次に、使いたいNFTマーケットプレイスに登録します。

ここでは、最も人気のあるOpenSeaに登録する手順を説明します。

OpenSeaの公式サイトにアクセスしたら、画面右上のアカウントマークを選択しましょう。

そこから「Setting」を選択すると、OpenSeaと紐付けるウォレットを選ぶ画面が表示されます。

Setting

 

先ほどMetaMaskのウォレットを作成したので、MetaMaskを選択しましょう。

MetaMask

 

すると「署名の要求」というポップアップウィンドウが表示されるので、「署名」を選択します。

署名

 

これでOpenSeaとMetaMaskの紐付けが完了しました。

 

再度画面右上のアカウントマークを選択して「Setting」を選択します。

すると、「Profile Setting」ページが表示されるので、必要な箇所を入力しましょう。

最低限であれば、「Username」と「Email Adress」のみで結構です。

Profile Setting

 

入力が完了したら「Save」を選択すると、入力したメールアドレスにメールが送られてくるので、メールを開いて「VERIFY MY EMAIL」をクリックしてください。

VERIFY MY EMAIL

 

これでメール認証も完了したことになります。

以上でOpenSeaの登録が完了したので、NFTの購入と販売ができるようになりました。

 

⑥NFTを購入

続いて、OpenseaでNFTを購入する方法を説明していきます。

まずは、OpenSeaのトップページから「Explore」を選択します。

Explore

 

すると、出品されているNFTの一覧が表示されるので、好きなNFTを選びましょう。

画面上部の検索バーから特定のNFTを検索ができます。

 

またジャンル分けもされているので、もしNFT Musicが欲しい場合は、「Music」を選択しましょう。

Music

欲しいNFTが決まったら、商品ページに移動して支払いをします。

表示されている価格で購入する場合は「Buy now」を選択しましょう。

Buy now

 

表示されるポップアップウインドウのチェックボックスにチェックを入れ、「Confirm Checkout」を選択します。

Confirm Checkout

 

これで購入が完了しました。

アカウントページでNFTが自分のものになっているか確認しましょう。

NFTはウォレットに登録されるので、MetaMaskでも確認が可能です。

 

ちなみに、購入する際にはイーサリアムで支払いを行うための手数料(ガス代)が必要なので、

表示されている価格とガス代を足した金額が合計支払い金額です。

 

NFTを購入しようとしたら、イーサリアムのマークが赤く表示されている場合があります。

その際は、ETHではなく、WETHで支払う必要があります。

WETH

WETHはラッピングされたイーサリアムという意味で、簡単に説明すると、ERC-20の規格に準拠したイーサリアムと同価値のトークンです。

 

WETHで支払うメリットとしては、普通にイーサリアムで支払いを行うより支払い手数料が安くなります。

 

赤いイーサリアムが表示されているNFTを購入しようとすると、「Convert ETH」というボタンが出てくるので、選択するとUniswapのswapページが表示されます。

Convert ETH

 

そこで所持しているETHとWETHをスワップできます。

WETHにスワップできたら、NFTを購入しましょう。

 

⑦NFTを販売する

続いて、OpenSeaでNFTを販売する方法を解説します。

OpenSeaでNFTを販売する流れは以下の通りです。

  1. アカウントページのコレクションを選び「Sell」ボタンを選択
  2. 販売方法を決定する
  3. 販売金額、販売期間を設定する
  4. 出品する

②の販売方法には、決まった価格でのみ販売可能な固定額販売かオークション形式を選択できます。

オークション形式にも2つの出品方法があります。

1つ目はヤフオク!のように販売期間内に一番高音の価格をつけた購入者に販売する方法と、2つ目は徐々に価格が下がっていく「ダッチオークション」形式が選択可能です。

オークション形式では価格が高くつり上がる可能性がある一方で、思いのほか高く得ることができないリスクも存在します。

ダッチオークション形式では入札すればその場で販売が決まるため、早期の取引が期待できますが、買い手がなかなかつかない場合は設定した最低価格で販売することになってしまいます。

どの販売方法もメリット、デメリットがあるので、自分の好みに合った販売方法を選択しましょう。

 

NFTを活用する際に知っておくべき情報

NFT

NFTを活用する際に知っておくべき情報は以下のとおり。

  1. 仮想通貨とNFTの違い
  2. NFT取引には仮想通貨が必要
  3. NFTマーケットプレイスで売買できる

順番に解説します。

 

①仮想通貨とNFTの違い

暗号資産とNFTの違いは「唯一性の有無」です。

たとえば、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)などの仮想通貨は他の仮想通貨や現金と交換でき、通貨としても使うことができます。

一方でNFTは他の通貨と交換したり、決済に利用できるわけではなく、唯一無二の価値を証明できるデータです。

仮想通貨とNFTは混同しがちなので、こうした違いはしっかりと理解しておきましょう。

 

②NFT取引には仮想通貨が必要

NFT取引には仮想通貨が必要になります。

ほとんどのNFTプラットフォームはイーサリアムを活用して開発されています。

そのため、NFT作品を購入したり手数料を支払うために、イーサリアムが必要となります。

作品の売買以外にも手数料などを考慮して、イーサリアムを用意しておく必要があります。

 

③NFTマーケットプレイスで売買できる

NFTはNFTマーケットプレイスで売買します。

有名なNFTマーケットプレイスは以下の3つ。

  1. Opensea
  2. Rarible
  3. SuperRare

まずは最も利用者数が多いOpenseaを使っておけば間違いないかと。

国内外の有名コレクションも網羅されており、個人のNFTアートも数多く出品されています。

慣れてきたら自分のニーズに合うマーケットプレイスを探してみるといいでしょう。

 

NFTを活用する際の注意点

NFTを活用する際の注意点は以下のとおり。

  1. 取引手数料
  2. 偽物の場合がある
  3. 価値が下がるリスク

 

①取引手数料

NFTを購入する際にはガス代と言われる取引手数料が発生します。

>>NFTを始める時の初期費用はいくらかかる?手数料・ガス代を徹底解説

そのため、頻繁にNFT売買を行うと取引手数料がかさんでしまうので注意が必要です。

Coincheck NFTでは販売価格の10%、さらに出庫手数料として0.01ETHが取引手数料としてかかります。

自分が使うNFTマーケットプレイスの取引手数料をしっかりと確認しておきましょう。

 

②偽物の場合がある

本物を模した偽物がNFTとして販売されているケースが散見されています。

上記はthe sandboxの公式アカウントによる注意喚起ツイートです。

あまりにも安い価格のものは偽物を疑ったほうがいいでしょう。

NFTは発行者やこれまでの所有者を確認できるので、購入前にこれらを確認し怪しい点があれば購入を控えてください。

 

③価値が下がるリスク

NFT自体の価格は日々変動しており、急騰することもあれば突然暴落するリスクもあります。

NFTも投資の一種であるということを念頭におき、あくまで余裕資金の範囲内で購入するようにしましょう。

 

まとめ:NFT活用事例を学んだらNFTを取引してみよう

NFT_TOP

以上、NFTの活用事例について解説してきました。

NFTはまだ知名度が低いため、今のうちに始めることで先行者利益を得ることができます。

NFTは今後需要が急増すると見られており、個人にとってもまたとないビジネスチャンスです。

迷っている時間がもったいないので、少しでも興味があるなら行動してみましょう。

なお、NFTを売買する際には主にイーサリアムが必要になるので、コインチェックで口座を開設してNFT購入用のイーサリアムを買っておきましょう。

 

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