こんな悩みを解決します。
本記事の内容
- NFTの概要
- NFT作品の作り方
- NFT作品を売るコツ
- NFT作品を売れるプラットフォーム
本記事の信頼性
筆者は実際にNFTアート作品を作成し完売させています。その経験を基に本記事を執筆しています。
最近TVやニュースでNFTについて報じられることが多くなり、NFTに興味を持つ人が増えてきました。
中でも、小学3年生の少年が作った夏休みの自由研究がNFTアートとして約380万円で落札されたことで、新たなビジネスチャンスとしてNFTが注目されています。
【メディア掲載】
— Emi 🧟♀️,🧟 (Zombie Zoo Mom) (@emikusano) September 9, 2021
BUSINESS INSIDERの記事公開されました。
息子の夏休み研究NFTについて取材していただきました。息子が初めて稼いだお金。激動の二週間…!
【NFT狂想曲】なぜ、小学3年生の夏休みの自由研究に380万円の価値がついたのか| https://t.co/cuiWGcMVp3 via @BIJapan #NFTアート
こうしたニュースを受けて、「自分もNFT作品を作って儲けてみたい」という方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は実際にNFTアートを販売している僕が、NFT作品の作り方や稼ぐコツなどについてわかりやすく解説します。
おすすめのプラットフォームについても紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。
なお、NFT作品を売るにはイーサリアムなどの暗号資産(仮想通貨)が必要になるので、あらかじめコインチェックで購入しておきましょう。
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もくじ
そもそもNFTとは?
NFTとは「Non−Fungible Token」の頭文字であり、「代替不可能なトークン」を意味する言葉です。
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NFTとは?概要や特徴、暗号資産との違い・購入方法などを解説
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代替不可能、すなわち世界にひとつしかないことが証明された電子データということです。
従来はネット上にコンテンツをアップロードすると即座にコピーされてしまい、オリジナルであることを証明することは困難でした。
その問題を解決するために、ブロックチェーンを活用しデジタルコンテンツをNFTにして世界に一つだけのデータにします。
-
【ゼロから学ぶ】仮想通貨でよく聞く「ブロックチェーン」とは?仕組みやメリットを解説
続きを見る
こうすることで、デジタルコンテンツのコピーが困難になり、デジタルコンテンツの価値とクリエイターの権利を守ることができます。
また、NFTは唯一無二という希少性から価格が高騰しやすいため、転売で利益を得るための投資対象としても注目されています。
>>【2022年】NFT転売のやり方を徹底解説!転売を成功させるコツも紹介
NFT作品の作り方
NFT作品の作り方は以下のとおり。
- デジタルコンテンツを作成する
- 仮想通貨取引所で仮想通貨を購入する
- Openseaにデジタルコンテンツを出品する
①デジタルコンテンツを作成する
まずはイラストや写真、動画などなんでもいいのでデジタルコンテンツを作りましょう。
今のトレンドで言うとSNSアイコン用のイラストが無難です。
「絵が描けない…」という方はココナラ などで外注すると楽です。
その他にもスマホアプリで簡単にドット絵が描けたりするのでトライしてみましょう。
>>【無料あり】NFTアートを作るおすすめアプリ5選【初心者向け】
②仮想通貨取引所で仮想通貨を購入する
続いて、仮想通貨取引所で口座を開設して、イーサリアムなどの仮想通貨を購入しておきましょう。
NFTを出品する際の手数料をイーサリアムなどで支払う必要があるからです。
取引所は初心者でもアプリが使いやすいコインチェックが無難です。
無料で開設できるので、スマホでサクッと開設してイーサリアムを数千円分買っておきましょう。
③Openseaにデジタルコンテンツを出品する
イーサリアムを購入したら、あとはデジタルコンテンツを出品するだけです。
デジタルコンテンツをOpenSeaでNFTアートにする方法は以下の通り。
- ユーザー登録をする
- ホーム画面から「Create」を選択する
- Create new itemページで必要事項を記入
以上で完成です。
これであなただけのNFT作品が完成しました。
クリエイターページから自身のコレクションにNFTアートが登録されているか確認しておきましょう。
NFTの出品方法については、NFTの始め方とは?出品・購入方法や作り方をわかりやすく解説で詳しく解説しているので参考に。
NFT作品を売るコツ
NFTで絵を売る際のコツは以下のとおりです。
- 安い価格で出品する
- ETHで出品する
- マーケティングする
①安い価格で出品する
まずは0.001ETH(300円くらい)で出品してみましょう。
なぜなら、安い価格の方がお試しで購入してくれる確率が高くなるからです。
いきなり0.1ETH(3万円くらい)で出品してる人がいますが、ほぼ100%買われてません。
はたから見ると「高いだけで誰も買ってないコレクション」に見えるので、ちょっとイメージが悪くなるんですよね。
なので、最初は数百円の低価格で展開し、買ってもらえるようになってから価格を見直すようにするとよいかと。
僕が運営するCryptomanNFTも最初は数百円で販売し、現在は一時流通完売の状態が続いています。
NFTが売れない理由については、【結論】NFTアートが売れない理由3つと売るための5つのコツで詳しく解説しているのでよかったらどうぞ。
②ETHで出品する
ETHチェーンで出品するようにしましょう。
Polygonチェーンはガス代が安いというメリットがあるのですが、取引高が少ないというデメリットがあります。
つまり、転売を視野に購入を検討している人からするとPolygonチェーンのNFTは転売しにくいので微妙なんですよね。
この作品いいな~、お値段もよき~、と思ってもポリゴンだとどうしても見送ってしまいがち。
— るいこ|ruiko.eth (@RuikoMonda) October 25, 2021
長くコレクション運営しようと思っている人は、イーサリアムの方が良い気がするよ。イーサリアムの方が市場規模大きくて流動性あると思うから。二次、三次流通以降を考えるならイーサリアムが良いなと思う。
クリエイター側にとっても二次流通がしやすい方が、報酬も得やすいという利点があります。
なので、今後コレクションをしっかりと運営したいのであればETHで出品するのが良さそうです。
③マーケティングする
NFT販売においてはマーケティング必須です。
NFTはアートというよりも、もはや起業に近い。
— ふぁふぁ| CryptomanNFT (@fafa0911) February 13, 2022
売るためにはマーケティングは欠かせないし、discordやSNSでコミュニティを盛り上げていく必要もある。
質の高いNFTアートを出品さえすれば勝手に売れていくわけではないので、自分が描きたいイラストをNFTにすれば売れるというのは幻想に近いのかも。
なぜなら、どういったNFTが売れているのかという需要を知ることでニーズに合った作品を作れるからです。
具体的なマーケティング内容は以下のとおり。
- どういうNFTが売れてるのか
- 価格はどのくらいか
- コレクションのボリュームはどのくらいか
- 誰をターゲットに売るのか
- コンセプトをどうするか
- NFTアートを作成する
- 宣伝する
たとえば、現在はドット絵のNFTがバカ売れしていますが、そこへ緻密な子猫のイラストを出品しても売れないですよね?
>>【無料】ドット絵のNFTアートを作るおすすめアプリ3選【初心者向け】
ですが、多くの場合いきなりNFTアートを作ってしまい、①~⑤のマーケティングを行っていないのです。
あなたが売りたいものではなく、みんなが欲しいものを提供することが重要です。
まずは売れてるNFTの傾向を分析して、売れるポイントを押さえた作品を作ってみましょう。
このNFTマーケティングについては、【イケハヤ氏に学ぶ】NFTを売る際に重要なことは「マーケティング」ですでわかりやすく解説しているので参考にしてください。
NFTを売れるプラットフォーム
NFTを売るおすすめのプラットフォームとしては、現状Opensea一択です。
コレクション数、ユーザー数、取引高がいずれも高く、最も利用されているNFTマーケットプレイスだからです。
Openseaの使い方については、以下の記事で詳しく解説しています。
-
OpenSea(オープンシー)とは?使い方・購入方法・出品方法を解説!
続きを見る
他にもマーケットプレイスはいくつかありますが、ひとまずOpenseaを使っておけば無難かと。
その他のおすすめマーケットプレイスについては、【徹底比較】おすすめNFTマーケットプレイス5選!選び方のコツも紹介で紹介しています。
まとめ:NFT作品の作り方をマスターして出品してみよう
以上、NFT作品の作り方について解説してきました。
NFTはまだ発展途上であり、今のうちから始めることで先行者利益を得ることができます。
少しでも興味があるのならサクッと始めみると思わぬ収入源になり、今よりも豊かな生活が送れるかもしれません。
なお、NFTを出品する際には主にイーサリアムが必要になるので、コインチェックで口座を開設してNFT購入用のイーサリアムを買っておきましょう。
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