こんな悩みを解決します。
本記事の内容
- NFTのレンディングの仕組みとは?
- NFTのレンディングのメリット
- NFTのレンディングのデメリット
- NFTのレンディングができるおすすめプラットフォーム
- NFTのレンディングの始め方
- NFTのレンディングに関するよくある質問
本記事の信頼性
筆者は実際にNFTコレクションを出品し完売させています。さらにNFTブログで月300万円ほどの収益を得ており、その経験を基に本記事を執筆しています。
NFTには取引以外でも利益を得る方法があります。
それがレンディングです。
レンディングとは自分の持つNFTを担保にして仮想通貨を貸し借りできる仕組みです。
今回はNFTコレクションを運営するNFTのプロの僕が、NFTのレンディングの始め方を解説します。
NFTレンディングのメリット・デメリットについても、併せて解説していますのでぜひ最後までご覧ください。
この記事を読むと、NFTのレンディングの始め方がわかるので、NFTを貸し出して利益を得ることができます。
ちなみに、NFTレンディングをするためにはまずNFTを購入する必要があり、そのためには仮想通貨取引所の口座開設が必須です。
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もくじ
NFTのレンディングの仕組みとは?
NFTのレンディングとは自分の所有するNFTを担保にして仮想通貨を貸し借りできるサービスのことです。
借り手が一定期間内に貸付金額と利息を返済することで、担保として設定されたNFTが返却されます。
レンディングプラットフォームでは、借り手と貸し手が出会い、レンディング契約を締結することができます。
一般的に、借り手は手数料なしで利用できることが多く、貸し手は利息の一部をプラットフォームに支払うことがあります。
レンディングには、NFTの適正価格と貸付金額の不均衡など、いくつかのリスクがあるため、個人同士の取引であり、第三者が取引をチェックしてくれることはありません。
そのため、レンディング取引を行う際には、十分な知識と注意が必要です。
ただし、NFTレンディングには、NFTを所有している人が、その所有権を失うことなく、資産価値を活用することができるメリットもあります。
また、レンディング取引は、Defiの一種として中央集権的な金融機関を介さずに行われるため、その分、取引コストが削減されることもあります。
仮想通貨のレンディングは一般的になりつつあるため、その影響でNFTレンディングの需要も増加する可能性が高いでしょう。
NFTのレンディングのメリット
NFTのレンディングのメリットは以下の3つです。
- NFTを担保に流動性を生み出せる
- 仮想通貨を貸して利益を得られる
- 貸し借りの条件をユーザーが設定できる
それぞれ解説します。
①NFTを担保に流動性を生み出せる
レンディングでNFTを担保に流動性を生み出すことができます。
NFTは、ブロックチェーン技術を用いたデジタル資産の一種であり、独自の識別子を持つことで、一意的であるという特徴があります。
このため、個人や企業などが所有するコンテンツの所有権を示すために利用されることがあります。
また、NFTは、その特性から、投資や転売の手段としても用いられています。例えば、人気のあるアーティストやクリエイターが制作したNFTを購入し、その価値が上がった時に転売することで利益を得ることができます。
しかしながら、NFTには流動性が低いという問題があります。NFTは一点物であり、それぞれが独自の価値を持っているため、その価値が評価されるためには、需要と供給が一致する必要があります。そのため、買い手と売り手のマッチングがうまくいかないと、取引が成立しないことがあります。
この問題を解決するために登場したのが、NFTのレンディングです。レンディングではNFTを担保としてお金を借りることができ、貸し手側はその担保から利息を得ることができます。つまり、NFTを持っていても売れない場合でも、NFTfiを利用することで、そのNFTを担保にお金を借りることができ、より高い流動性を持つことができます。
例えば、NFTを所有するAさんがお金が必要な場合、AさんはそのNFTをレンディングプラットフォームに担保として預け、必要なお金を借りることができます。Aさんは必要なお金を手に入れることができ、その間にレンディングプラットフォーム側はそのNFTを他のユーザーに貸し出し、利息を得ることができます。また、Aさんが返済を完了した場合、NFTはAさんのものに戻ります。このように、NFTレンディングは、NFTを持つ人々にとって、NFTの流動性を高める手段として有用なプラットフォームとなっています。
②仮想通貨を貸して利益を得られる
貸す側に回った人は仮想通貨を貸し出して利益を得ることができます。
NFTレンディングプラットフォームは分散型であるため、従来の銀行や金融機関に比べて高い利回りが得られるという特徴があります。
なぜなら、利息を貸し出す人たちが直接貸し借りを行うことができるため、中間業者の手数料が発生しないからです。
また、NFTレンディングには特別な資格が必要なく、誰でも自由に利用することができます。そのため、個人投資家から大手企業まで幅広い層が参加しています。
NFTレンディングでは、貸し出す人は期間や担保になるNFTのコンテンツに応じた利回りを得ることができます。
例えば、レアなアート作品や有名アーティストの作品を担保にした場合、より高い利息を得ることができます。
このように、NFTレンディングは、NFTの流動性の低さを解決する手段の1つとして注目されています。
NFTの所有者が、必要に応じて仮想通貨を手に入れることができ、同時に貸し出し側も安定した利回りを得ることができるので新たな投資方法として注目されています。
③貸し借りの条件をユーザーが設定できる
NFTレンディングでは貸し手と借り手は、自由に貸し借りの条件を設定できます。
しかし、自由度が高い分、不利な条件を設定することもできるため、注意が必要です。
NFTレンディングはリスクがあるものの、効率的な資産運用が可能であるため、ブロックチェーンやNFTについての知識を身につけたうえで利用することが大切です。
このように、NFTレンディングでは現実の質屋と違って事業者が査定を行うのではなく、貸し手と借り手が自由に条件を決められるのが大きな特徴です。
NFTのレンディングのデメリット
NFTのレンディングのデメリットは以下のとおり。
- 担保にしたNFTは売買できない
- 貸し出せるNFTは限られている
- 詐欺やハッキングのリスクがある
それぞれ解説します。
①担保にしたNFTは売買できない
NFTを担保にして仮想通貨を借りることで、NFTの保有者は現金を手に入れることができます。
しかしながら、ローンが完済されるまでNFTは動かせなくなるため、注意が必要です。
また、NFTの価格は急激に変動することがあります。
このため、担保評価額がローンの元本を下回る可能性があり、その場合にはプラットフォームによっては自動的に清算されてしまう場合もあります。
このようなリスクを考慮しながら、利用前にはしっかりとプラットフォームの利用規約やリスクについての情報を確認し、慎重に借り入れを検討することが重要です。
②貸し出せるNFTは限られている
NFTレンディングでは、担保として提供できるNFTが限られています。
これは、プラットフォーム側がリスクを減らすために行っている制限です。
担保にできるNFTは、市場で高い評価を受けているブルーチップNFTに限定されており、これ以外のNFTではレンディングを利用できません。
例えば、X2Y2のレンディングに使えるNFTは以下のとおりです。
- Moonbirds
- Otherdeed for Otherside
- Art Blocks V1
- The Sandbox
- ENS
借り手側は担保になる高額なNFTを保有していない場合、レンディングを利用することができません。
また、担保に提供されたNFTはローンを完済するまで動かすことができず、NFTの価格が急変動した場合には追加の担保が必要になることもあります。
そのため、NFTレンディングを利用する際にはセキュリティ対策を徹底し、高額なNFTを保有している場合には、資産運用としてのメリットを上手に活かすことが重要です。
③詐欺やハッキングのリスクがある
NFTレンディングは、分散型プラットフォームを利用することで、個々人同士が自由に貸し借りの条件を設定できることが特徴です。
しかし、その一方で、適正価格の認識や詐欺対策など、自己責任でのリスク管理が求められます。
NFTは、独自性や稀少性などが価値を決定するため、価格の設定が非常に難しいとされています。そのため、NFTを担保にして借り入れる場合には、担保として適切な価格を設定することが重要です。
また、NFTレンディングには、悪意のあるオファーや詐欺のリスクも存在します。そのため、自己責任でセキュリティ対策を徹底することが必要です。
さらに、NFTレンディングはまだ新しい分野であり、これからも継続的にリスク管理が求められることに注意が必要です。
NFTのレンディングができるおすすめプラットフォーム
NFTのレンディングができるおすすめプラットフォームは以下のとおり。
- NFTfi
- BendDAO
- X2Y2
- UnUniFi
それぞれ解説します。
①NFTfi
NFTfiは、NFTを担保にして仮想通貨を貸し借りできるP2P型のレンディングプラットフォームです。
借り手は、持っているNFTを担保にwETHやDAIを借り入れできます。
一方、貸し手は利回りを得ることができ、返済が受けられなかった場合はNFTを取得することができます。
借り手がまず条件を設定し、貸し手からのオファーを承認すれば仮想通貨を借りられます。
NFTfiは分散型のプラットフォームであり、イーサリアムブロックチェーン上で動作します。
NFTfiでは、借り手が持つNFTの価格が適正かどうかを判断することが重要です。
また、プラットフォームはセキュリティに配慮しており、多重署名を使用してユーザーのNFTを保護しています。
②BendDAO
BendDAOは、NFTを担保にしたレンディングにおいて、新しい手法を導入したプラットフォームです。
BendDAOでは、NFTを預け入れることで、自動的にプールが作成され、そのプール内のNFTに応じたETHが貸し出されます。
プール内のETHは借り手に即時貸し出され、借り手はそのETHを利用して自由に取引ができます。
借り手と貸し手が直接やり取りする必要はなく、プラットフォームが自動でNFTを評価し、ETHを貸し出します。
また、BendDAOではNFTのフロア価格を基準にETHを貸し出すため、借り手はNFTの価値を気にする必要がありません。
BendDAOは、借り手にとって手軽で即時性の高いレンディングを実現するプラットフォームです。
③X2Y2
X2Y2は手数料が低く、日本語に対応したNFTマーケットプレイスであり、NFTローンの仕組みが備わっています。
このプラットフォームでは、保有しているNFTを担保にしてETHを借りることができます。
これは、NFTの所有者が資金を手軽に調達できるようにするための仕組みであり、所有者が担保を提供する代わりに、借入者は担保を返済することが求められます。
X2Y2は、安価な手数料設定と日本語に対応していることにより、多くの日本人投資家に受け入れられているNFTマーケットプレイスです。
④UnUniFi
UnUniFiは、コスモスブロックチェーン上で動作するNFTレンディングプラットフォームです。
このプロジェクトは、日本人の木村優氏が創業したもので以下の企業から資金調達を受けています。
- コインチェック
- gumi Cryptos
- MZ Web3 fund
UnUniFiは、ブロックチェーン技術を活用した新しい金融サービスの一例であり、NFTや仮想通貨市場の成長とともに需要が高まっているとされています。
また、UnUniFiは他のNFTレンディングプラットフォームとは異なり、コスモスブロックチェーン上で開発されています。
>>仮想通貨Cosmos(ATOM)とは?概要や特徴、将来性を解説
そのため、ブロックチェーンのスケーラビリティー問題やトランザクションの高コストなどを解決することが期待されています。
NFTのレンディングの始め方
続いて、NFTのレンディング始め方を画像付きで解説します。
始め方は以下のとおり。
- コインチェックに登録
- イーサリアムを購入
- MetaMaskを導入
- イーサリアムをMetaMaskへ送金
- NFTレンディングで仮想通貨を貸し出す
- NFTレンディングで仮想通貨を借りる
順番に説明します。
①コインチェックに登録
NFTを始める最初のステップとして、コインチェックで口座開設をしましょう。
NFT売買の手数料に必要となるイーサリアムを購入するためです。
まず、以下のリンクからコインチェックにアクセスします。
トップページの「口座開設(無料)はこちら」から登録できます。
本人確認書類などを登録して、審査が完了したら仮想通貨の取引が開始できます。
②イーサリアムを購入
登録が完了したら、NFT売買で使われる仮想通貨であるイーサリアム(ETH)を購入しましょう。
イーサリアムを購入するためには、まずはコインチェックに日本円を入金します。
ホーム画面の「日本円を入金」から日本円を入金できます。
入金方法には「銀行振り込み」、「コンビニ入金」、「クイック入金」の3つから選択可能です。
コインチェックに日本円が入金できたらホーム画面の「販売所(購入)」にてイーサリアムを選択して日本円で購入します。
③MetaMaskを導入
NFT売買でイーサリアムを使用するには、MetaMask(メタマスク)に購入したイーサリアムを送る必要があります。
MetaMaskとは、ネット上で利用できるイーサリアム系の仮想通貨ウォレットです。
MetaMaskを使うことで、簡単に仮想通貨の送金や受け取りが可能です。
ブラウザの拡張機能を使うのであれば、GoogleChromeの使用をおすすめします。
GoogleChromeでMetaMaskは以下のようにインストールしましょう。
「Chrome」→「環境設定」→「拡張機能」→「Chromeウェブストア」と進み、Chromeウェブストアで「MetaMask」と検索します。
表示されたMetaMaskをインストールして、「新しいウォレットを追加する」を選択して、ウォレットを作成します。
その後、説明にしたがって必要項目を記入していきます。
登録が完了すれば、MetaMaskの導入は完了です。
④イーサリアムをMetaMaskへ送金
コインチェックで購入したイーサリアムをMetaMaskに送金しましょう。
まずは作成したMetaMaskを開き、「0x」から始まるアドレスをコピーしてください。
この時、ネットワークはイーサリアムメインネットを選択します。
デフォルトではイーサリアムメインネットが設定されていますが、ネットワークを間違えると送金した仮想通貨が戻ってこないこともあるので、ここには特に注意しましょう。
コインチェックで「暗号資産の送金」から「Ethereumを送る」選択し、「送金先リストの編集」を選択します。
「新規ラベル」には「myMetaMask」など、自分のMetaMask宛に送ることがわかる名前をつけて、「新規宛先」にMetaMaskのコピーしたアドレスをペーストします。
送りたいイーサリアムの金額を記入して、「送金する」を押せば送金完了です。
イーサリアムの送金には2分〜5分かかりますので、しばらく待ってMetaMaskにイーサリアムが入金されたことを確認しましょう。
⑤NFTレンディングで仮想通貨を貸し出す
レンディングプラットフォームでは仮想通貨を貸し出して利益を得られます。
例えば、X2Y2ではイーサリアムを貸して利息を得ることが可能です。
貸し出す手順は以下のとおり。
- NFT Loanページで「貸す」を選択
- 金額・APR・期間を決定
- 「オファー」を選択
マイページのウォレットでETH→WETHへのスワップが簡単にできます。
期限までに返済が無い場合は担保のNFTが自分のものとなるので、貸して損になることはありません。
⑥NFTレンディングで仮想通貨を借りる
X2Y2で指定されたNFTコレクションを保有していれば、NFTを担保にして仮想通貨を借りることが可能です。
借りる際の手順は以下のとおり。
- NFT Loanのページで「借りる」を選択
- 借りたい金額・日数を決定する
- 貸し手からのオファーを承諾
オファーを承諾した時点で仮想通貨を借りることができます。
返済期限までにローンを返済すれば、NFTがウォレットに返却されます。
NFTのレンディングに関するよくある質問
最後に、レンディングに関するよくある質問に答えます。
- 貸した仮想通貨が期限内に返済されない場合はどうなる?
- NFTレンディングの手数料はいくら?
- NFTレンディングを利用する上でリスクはある?
それぞれ解説します。
①貸した仮想通貨が期限内に返済されない場合はどうなる?
返済が定めた期限内に行われなかった場合、貸し手はNFTの差し押さえを選択することができます。
これは、担保となっているNFTを貸し手のウォレットに転送することを意味します。
貸し手は未払いの仮想通貨の請求を放棄し、差し押さえられたNFTを所有することになります。
この仕組みは、貸し手が返済されなかった場合でも、一定の保証を得ることができるようにするものです。
そのため、借り手はこのリスクを事前に理解し、期限内に返済することが望まれます。
②NFTレンディングの手数料はいくら?
レンディングプラットフォームによって借り手と貸し手が支払う手数料は異なりますが、借り手が手数料を支払わずに利用できる場合が多いです。
たとえば、NFTfiでは以下の手数料となっています。
- 借り手:無料
- 貸し手:レンディング利息の5%
ただし、これらのプラットフォームでは、トランザクション処理に必要なガス代が発生することがあります。
ガス代は、取引が実行されるために必要な手数料で、Ethereumネットワーク上のマイナーに支払われます。
③NFTレンディングを利用する上でリスクはある?
NFTレンディングは個人間の取引であり、プラットフォームがトランザクションを適正かどうかチェックすることはありません。
そのため、取引を行う際には自己責任で、相手の不利な条件に陥らないよう注意する必要があります。
例えば、借り手が担保のNFTよりも高額な仮想通貨を望む場合、市場価格を把握せずに借り手の要望に従うと、返済されず損失を被る可能性があります。
同様に、貸し手が過剰な利息を要求される場合、自己負担が過剰になることもあります。
NFTレンディングは自己責任で行い、リスクを理解することが重要です。
まとめ:NFTのレンディングで賢く資産を増やそう
NFTのレンディングはNFTを担保に仮想通貨を貸し借りできるため、手軽に資産を増やす方法としては最適です。
そもそもNFTのレンディング自体を知らない人の方が多いので、この記事を読んだあなたはすでに周りから抜きんでた状態です。
レンディング用のNFT購入には仮想通貨が必要になるので、仮想通貨取引所の口座開設が必須です。
次は、コインチェックで口座を無料で開設して3,000円程度のイーサリアムを購入し次なる一歩を踏み出してみましょう!
この一歩があなたの将来を大きく変えることになるかもしません。
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