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本記事の内容
- そもそもNFTとは?
- NFT転売は稼げる
- NFT転売の始め方
- NFT転売を成功させるコツ
本記事の信頼性
筆者は実際に2017年から20種類ほどの暗号資産(仮想通貨)を運用し、収益をあげています。さらにNFTアート作品を作成しており、その経験を基に本記事を執筆しています。
最近NFTが話題を集めており、TVやネットのニュースでも頻繁に取り上げられるようになってきました。
特に、Cryptopunksなどの有名NFTは数千万円の高値で取引されており、転売で1日600万円以上の利益を得る人も現れています。
CryptoPunksの転売で、1日で600万円以上稼いだ猛者の記録。NFTの短期トレードもありですね。punksはしっかり張っておけば、利ざやけっこう抜ける印象。 https://t.co/UyhRRC5hhf
— ikehaya-nft.eth (🥷, 🏯) (@IHayato) October 1, 2021
こうしたニュースを受けて、「自分もNFT転売を始めてみたい」という方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、NFT転売のやり方についてわかりやすく解説します。
この記事を読むとNFT転売を始めることができるので、ぜひ最後までご覧ください。
なお、NFTを入手するにはイーサリアムなどの暗号資産(仮想通貨)が必要になるので、あらかじめコインチェックで購入しておきましょう。
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そもそもNFTとは?
NFTとは「Non−Fungible Token」の頭文字であり、「代替不可能なトークン」を意味する言葉です。
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代替不可能、すなわち世界にひとつしかないことが証明された電子データということです。
従来はネット上にコンテンツをアップロードすると即座にコピーされてしまい、オリジナルであることを証明することは困難でした。
その問題を解決するために、ブロックチェーンを活用しデジタルアートをNFTにして世界に一つだけのデータにします。
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こうすることで、デジタルアートのコピーが困難になり、デジタルアートの価値とクリエイターの権利を守ることができます。
また、NFTは唯一無二という希少性から価格が高騰しやすいため、転売で利益を得るための投資対象としても注目されています。
NFT転売は稼げる
NFT転売は以下の理由から稼げる可能性が高いと言えます。
- NFT市場は急成長している
- 唯一無二の存在
- 誰でも購入、販売が可能
①NFT市場は急成長している
NFTの市場規模は急速に成長しています。
DappRadar社によると、NFTの取引総額の推移は以下のとおり。
- 2020年:1億ドル(約115億円)
- 2021年:220億ドル(約2兆5000億円)
このようにわずか1年の間に取引総額が200倍以上に急拡大しています。
それだけNFTのニーズが急増しているということであり、初心者でも稼ぎやすい市場と言えるでしょう。
投資家としても有名な青汁王子もNFT転売の将来性に言及しています。
このように著名な投資家も注目しているので、NFT転売は将来性があると言えるでしょう。
①唯一無二の存在
NFTはブロックチェーン技術を使って成立しています。
これまでデジタル作品は無限に複製可能だったが、ブロックチェーン技術により、「唯一無二」としての公な認証が可能になった。そしてこうした「NFT資産」を巡って、いま巨額の取引が活発に行われている。 pic.twitter.com/wVoy19L5Me
— ロイター (@ReutersJapan) March 12, 2021
ブロックチェーンは情報の改ざんが難しいため、そのNFTが世界にひとつだけということが保証されています。
そのため、購入者も安心してNFTを購入することができるのです。
③誰でも購入、販売が可能
NFTアートは誰でも購入、販売が可能です。
取引に際しての条件や制限は無いことが特徴です。
そのため、誰もが参入しやすいため常に需要がある状態と言えます。
NFT転売の始め方
それでは、NFT転売の始め方を具体的に解説していきます。
NFT転売の具体的手順は以下のとおり。
- コインチェックに登録
- イーサリアムを購入
- MetaMaskを導入
- イーサリアムをMetaMaskへ送金
- NFTマーケットプレイスに登録
- NFTを購入
- NFTを販売
①コインチェックに登録
NFTを始める最初のステップとして、コインチェックで口座開設をしましょう。
NFT売買の手数料に必要となるイーサリアムを購入するためです。
まず、以下のリンクからコインチェック公式サイトにアクセスします。
コインチェックでは簡単に口座を開設できるので、トップページの「口座開設(無料)はこちら」から登録できます。
本人確認書類などを登録して、審査が完了したら仮想通貨の取引が開始できます。
②イーサリアムを購入
登録が完了したら、NFT売買で使われる仮想通貨であるイーサリアム(ETH)を購入しましょう。
イーサリアムを購入するためには、まずはコインチェックに日本円を入金します。
ホーム画面の「日本円を入金」から日本円を入金できます。
入金方法には「銀行振り込み」、「コンビニ入金」、「クイック入金」の3つから選択可能です。
コインチェックに日本円が入金できたらホーム画面の「販売所(購入)」にてイーサリアムを選択して日本円で購入します。
③MetaMaskを導入
NFT売買でイーサリアムを使用するには、MetaMask(メタマスク)に購入したイーサリアムを送る必要があります。
MetaMaskとは、ネット上で利用できるイーサリアム系の仮想通貨ウォレットです。
MetaMaskを使うことで、簡単に仮想通貨の送金や受け取りが可能です。
ブラウザの拡張機能を使うのであれば、GoogleChromの使用をおすすめします。
GoogleChromでMetaMaskは以下のようにインストールしましょう。
「Chrom」→「環境設定」→「拡張機能」→「Chromウェブストア」と進み、
Chromウェブストアで「MetaMask」と検索します。
表示されたMetaMaskをインストールして、「新しいウォレットを追加する」を選択して、ウォレットを作成します。
その後、説明にしたがって必要項目を記入していきます。
登録が完了すれば、MetaMaskの導入は完了です。
④イーサリアムをMetaMaskへ送金
コインチェックで購入したイーサリアムをMetaMaskに送金しましょう。
まずは作成したMetaMaskを開き、「0x」から始まるアドレスをコピーしてください。
この時、ネットワークはイーサリアムメインネットを選択します。
デフォルトではイーサリアムメインネットが設定されていますが、
ネットワークを間違えると送金した仮想通貨が戻ってこないこともあるので、ここには特に注意しましょう。
コインチェックで「暗号資産の送金」から「Ethereumを送る」選択し、「送金先リストの編集」を選択します。
「新規ラベル」には「myMetaMask」など、自分のMetaMask宛に送ることがわかる名前をつけて、「新規宛先」にMetaMaskのコピーしたアドレスをペーストします。
送りたいイーサリアムの金額を記入して、「送金する」を押せば送金完了です。
イーサリアムの送金には2分〜5分かかりますので、しばらく待ってMetaMaskにイーサリアムが入金されたことを確認しましょう。
⑤NFTマーケットプレイスに登録
次に、使いたいNFTマーケットプレイスに登録します。
ここでは、最も人気のあるOpenSeaに登録する手順を説明します。
OpenSeaの公式サイトにアクセスしたら、画面右上のアカウントマークを選択しましょう。
そこから「Setting」を選択すると、OpenSeaと紐付けるウォレットを選ぶ画面が表示されます。
先ほどMetaMaskのウォレットを作成したので、MetaMaskを選択しましょう。
すると「署名の要求」というポップアップウィンドウが表示されるので、「署名」を選択します。
これでOpenSeaとMetaMaskの紐付けが完了しました。
再度画面右上のアカウントマークを選択して「Setting」を選択します。
すると、「Profile Setting」ページが表示されるので、必要な箇所を入力しましょう。
最低限であれば、「Username」と「Email Adress」のみで結構です。
入力が完了したら「Save」を選択すると、入力したメールアドレスにメールが送られてくるので、メールを開いて「VERIFY MY EMAIL」をクリックしてください。
これでメール認証も完了したことになります。
以上でOpenSeaの登録が完了したので、NFTの購入と販売ができるようになりました。
⑥NFTを購入
続いて、OpenseaでNFTを購入する方法を説明していきます。
まずは、OpenSeaのトップページから「Explore」を選択します。
すると、出品されているNFTの一覧が表示されるので、好きなNFTを選びましょう。
画面上部の検索バーから特定のNFTを検索ができます。
またジャンル分けもされているので、もしNFT Musicが欲しい場合は、「Music」を選択しましょう。
欲しいNFTが決まったら、商品ページに移動して支払いをします。
表示されている価格で購入する場合は「Buy now」を選択しましょう。
表示されるポップアップウインドウのチェックボックスにチェックを入れ、「Confirm Checkout」を選択します。
これで購入が完了しました。
アカウントページでNFTが自分のものになっているか確認しましょう。
NFTはウォレットに登録されるので、MetaMaskでも確認が可能です。
ちなみに、購入する際にはイーサリアムで支払いを行うための手数料(ガス代)が必要なので、
表示されている価格とガス代を足した金額が合計支払い金額です。
NFTを購入しようとしたら、イーサリアムのマークが赤く表示されている場合があります。
その際は、ETHではなく、WETHで支払う必要があります。
WETHはラッピングされたイーサリアムという意味で、簡単に説明すると、ERC-20の規格に準拠したイーサリアムと同価値のトークンです。
WETHで支払うメリットとしては、普通にイーサリアムで支払いを行うより支払い手数料が安くなります。
赤いイーサリアムが表示されているNFTを購入しようとすると、「Convert ETH」というボタンが出てくるので、選択するとUniswapのswapページが表示されます。
そこで所持しているETHとWETHをスワップできます。
WETHにスワップできたら、NFTを購入しましょう。
⑦NFTを販売する
続いて、OpenSeaでNFTを販売する方法を解説します。
OpenSeaでNFTを販売する流れは以下の通りです。
- アカウントページのコレクションを選び「Sell」ボタンを選択
- 販売方法を決定する
- 販売金額、販売期間を設定する
- 出品する
②の販売方法には、決まった価格でのみ販売可能な固定額販売かオークション形式を選択できます。
オークション形式にも2つの出品方法があります。
1つ目はヤフオク!のように販売期間内に一番高音の価格をつけた購入者に販売する方法と、2つ目は徐々に価格が下がっていく「ダッチオークション」形式が選択可能です。
オークション形式では価格が高くつり上がる可能性がある一方で、思いのほか高く得ることができないリスクも存在します。
ダッチオークション形式では入札すればその場で販売が決まるため、早期の取引が期待できますが、買い手がなかなかつかない場合は設定した最低価格で販売することになってしまいます。
どの販売方法もメリット、デメリットがあるので、自分の好みに合った販売方法を選択しましょう。
NFT転売を成功させるコツ
- 人気があるものを買う
- 今後伸びそうな作品を買っておく
①人気があるものを買う
NFTは基本的に人気があるものが売れるので、人気のあるNFTを買うといいでしょう。
OpenSeaのNFTの売買の履歴を確認し、それなりに総取引量があるものを探します。
ランキングに入っている作品は高価なものが多いので、コレクションに買い手がついていて、お手頃な価格のNFTがおすすめです。
また、最近ではアイドルグループのNFTトレカなども転売対象として人気となっています。
>>【2022年版】NFTトレカとは?仕組みや購入方法をわかりやすく解説
②今後伸びそうな作品を買っておく
今後伸びそうなNFTを買っておくこともおすすめです。
人気が出た途端に価格が急騰することがよくあるからです。
例えば、インフルエンサーが購入したNFTはその影響が価格が爆上がりすることがあります。
そうしたことを見越して、今後伸びそうなNFTに先行投資しておきましょう。
NFT作品を売るためのコツについては、【結論】NFTアートが売れない理由3つと売るための5つのコツで詳しく解説しているので参考にしてください。
まとめ:NFT転売を始めて稼いでみよう
以上、NFT転売の始め方について解説してきました。
NFTはまだ知名度が低いため、今のうちに始めることで先行者利益を得ることができます。
迷っている時間がもったいないので、少しでも興味があるなら行動してみましょう。
なお、NFTを売買する際には主にイーサリアムが必要になるので、コインチェックで口座を開設してNFT購入用のイーサリアムを買っておきましょう。
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