こんな悩みを解決します。
本記事の内容
- NFTスポーツとは
- NFTスポーツの事例
- NFTスポーツを売買できるマーケットプレイス
- NFTスポーツの買い方・始め方
- NFTスポーツに関する注意点
- NFTスポーツに関するよくある質問
本記事の信頼性
筆者は実際にNFTアート作品を販売し完売させており、その経験を基に本記事を執筆しています。
最近NFTがTVや新聞、ネットニュースなどでも頻繁に取り上げられるようになってきました。
中でもスポーツ業界とNFTのコラボが増えてきており、注目を集めています。
そこで今回は、NFTスポーツについて解説します。
この記事を読むとNFTスポーツのことがよくわかるので、ぜひ最後までご覧ください。
なお、NFTスポーツを売買するにはイーサリアムなどの暗号資産(仮想通貨)が必要になるので、仮想通貨を500円から購入できるコインチェックで購入しておきましょう。
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もくじ
NFTスポーツとは
NFTスポーツとはスポーツ関連のコンテンツやグッズをNFT化したものです。
NFTとは(Non-Fungible Token)の略で、「複製不能なデジタルデータ」のこと。暗号資産(仮想通貨)と同様にブロックチェーンを使って発行・取引されます。
NFTについては、NFTとは?概要や特徴、暗号資産との違い・購入方法などを解説で詳しく解説しているので併せてご覧ください。
従来のデジタルデータは簡単にコピーができるため、資産価値はほぼありませんでした。
しかし、ブロックチェーンの仕組みを活用することでコピーや改ざんが困難となり、デジタルデータそのものに価値を持たせることが可能になりました。
ビットコインやイーサリアムなどの暗号資産(仮想通貨)が価格を上げているのはこの仕組みのためです。
こうした特徴が様々な分野に導入されており、スポーツ業界でも導入の動きが加速しています。
ユーザーは選手のトレカや試合のハイライト映像などを他には無い一点もののNFTとして購入することができます。
>>NFTトレカとは?特徴や買い方、将来性をわかりやすく解説
しかも、アイテムはNFTなのでマーケットプレイスで売買可能であり、自分で所有するNFTを売って利益を得ることもできます。NFT転売のコツについては、以下の記事で詳しく解説しています。
>>【2022年】NFT転売のやり方を徹底解説!転売を成功させるコツも紹介
人気のある選手のトレカなどははレア度が高く、高値で取引される例もあります。
近頃では、プロ野球球団や有名サッカー選手などももNFT事業に参入しており、今後さらにスポーツとNFTの融合が進むと見られています。
NFTに関連した仕事へ転職する人も増えており、様々な転職エージェントがサービスを提供しています。
WLEXPO仕事ナビの「スポーツ・アスリート向け転職エージェント・サイト12選【おすすめはここ】」もおすすめです。
NFTスポーツの事例
ここ最近、スポーツ関連コンテンツをNFT化して販売する例が多く見られます。
具体的には以下のとおり。
- 埼玉西武ライオンズ
- Jリーグ
- リオネル・メッシ氏
- バスケットLIVE NFT
- 新庄剛志氏
- RIZIN
順番に解説します。
①埼玉西武ライオンズ
プロ野球チームの埼玉西武ライオンズは球界初となる「NFT付セレモニアルピッチ投球権利」を販売しています。
試合前のセレモニアルピッチの投球権利と、投球の瞬間を撮影したNFTをセットにした商品であり、ファンを中心に話題を集めています。
球団公式カメラで投球時の映像が撮影されており、高画質でのNFTオリジナルムービーが作られるため大切な記念として末長く所有することができます。
②Jリーグ
楽天グループ株式会社が運営する「Rakuten NFT」ではJリーグ公認NFTコレクション「J.LEAGUE NFT COLLECTION PLAYERS ANTHEM」を販売しています。
「J.LEAGUE NFT COLLECTION PLAYERS ANTHEM」は、「ピッチで生まれる熱狂の瞬間は、プレイヤーとサポーターが生み出す唯一無二のアートである」をテーマにしたJリーグ公認のNFTコレクション。
今後は以下のようなコンテンツをNFTとして展開する予定とのこと。
- 試合の名シーン
- 有名クリエイターとのコラボ
- 選手のスーパープレー集
保有するNFTをコレクター間で売買できるため、サッカーファンを中心に人気を集めています。
③リオネル・メッシ氏
サッカー・アルゼンチン代表FW、リオネル・メッシ氏も自身のコレクションを発表しています。
「The Messiverse(メッシバース)」というNFTコレクションであり、NFTプラットフォームのEthernity Chainで販売されています。
メッシ氏は契約金の一部をトークンで受け取るなどしており、仮想通貨関連のサービスを積極的に利用しています。
④バスケットLIVE NFT
プロバスケットのBリーグもNFTコンテンツ「バスケットLIVE NFT」をリリースしています。
応援するクラブの今シーズンのハイライト動画をNFT化したものであり、各選手の名プレーや決定的瞬間が収録されています。
「バスケットLIVE NFT」の売上の一部はクラブに届けられるため、好きなチームへの応援にもつながります。
⑤新庄剛志氏
プロ野球チーム「北海道日本ハムファイターズ」の監督である新庄剛志氏も自身のNFTコレクションを販売しています。
有名写真家のレスリー・キー氏が撮影を担当しており、収益の一部は新庄氏が立ち上げる「BIGBOSS基金」に活用されるとのこと。
株式会社META ALL-STARSが提供するNFTマーケットプレイス「META ALL-STARS」で販売され、1枚1,000万円ほどの高値がついたNFTもあります。
著名な新庄氏のNFT進出により、今後も他の有名人によるNFT進出が加速しそうです。
⑥RIZIN
RIZIN FIGHTING COLLECTIONは、試合のハイライト映像やベストフォトNFTなどを売買できるマーケットプレイスです。
IOSTチェーンを利用しており、高速かつ低コストでの取引が可能です。
リングの興奮をNFTでコレクションできるとあり、格闘技ファンを中心に注目を集めています。
NFTスポーツを売買できるマーケットプレイス
続いて、NFTスポーツを売買するのにおすすめのプラットフォームを紹介します。
- Opensea
- Rarible
- SuperRare
順番に説明します。
①OpenSea(オープンシー)
OpenSea(オープンシー)は2017年12月にニューヨークを拠点としてつくられたNFTマーケットプレイスです。Openseaについては以下の記事で詳しく紹介しています。
-
OpenSea(オープンシー)とは?使い方・購入方法・出品方法を解説!
続きを見る
NFTマーケットプレイスとしては世界最大規模をほこります。
取引額、ユーザー数も多く著名人もNFTアートを出品しているので、一番おすすめのNFTマーケットプレイスです。
またOpenSeaでは、自身の持っているオリジナルのデジタルコンテンツを無料でNFTアートにすることができます。
これはOpenSeaを利用する上で大きなメリットのひとつです。
②Rarible(ラリブル)
Rarible(ラリブル)はアメリカのデラウェア州に拠点を置くRarible社が運営しているNFTマーケットプレイスです。
販売されているNFTアートが非常に見やすいことが特徴で、UIが非常に整っています。
また、RaribleがOpenSeaと大きく違うのは、コミュティ上のすべての意思決定がユーザーによって行われるDAO(分散型自立組織)を目指している点です。
さらにRaribleは独自トークンのRARIをユーザーに配布しています。
-
仮想通貨Rarible(rari/ラリブル)とは?概要や特徴、将来性を徹底解説
続きを見る
RARIは、Raribleが将来的にDAOに移行するにあたってガバナンストークンとして働く予定です。
RARIの保有者は、システムのアップグレードの提案と投票などに関わることができると発表されています。
③SuperRare(スーパーレア)
SuperRare(スーパーレア)は、その名の通り、NFTマーケットプレイスの中でもとくに質の高いNFTアートが多く出品されていることが特徴です。
SuperRareでは、NFTアーティストがNFTアートを出品する際には厳しい審査を受ける必要があります。
審査は1度で通ることはほとんどないほど厳しく、知名度やNFTアートの希少性によって判断されるのです。
このような厳しい審査を通過して出品されているNFTアートはどれも質が高く、高額で取引されています。
また、SuperRareに出品されているNFTアートには、ひとつずつクリエイターのコメントがついており、SuperRareに出品しているクリエイターたちの熱意を感じられることでしょう。
NFTスポーツの買い方・始め方
それでは、NFTスポーツの買い方・始め方を具体的に解説していきます。
NFTファッションの始め方の具体的手順は以下のとおり。
- コインチェックに登録
- イーサリアムを購入
- MetaMaskを導入
- イーサリアムをMetaMaskへ送金
- NFTマーケットプレイスに登録
順番に解説します。
①コインチェックに登録
NFTを始める最初のステップとして、コインチェックで口座開設をしましょう。
NFT売買の手数料に必要となるイーサリアムを購入するためです。
まず、以下のリンクからコインチェック公式サイトにアクセスします。
コインチェックでは簡単に口座を開設できるので、トップページの「口座開設(無料)はこちら」から登録できます。
本人確認書類などを登録して、審査が完了したら仮想通貨の取引が開始できます。
②イーサリアムを購入
登録が完了したら、NFT売買で使われる仮想通貨であるイーサリアム(ETH)を購入しましょう。
イーサリアムを購入するためには、まずはコインチェックに日本円を入金します。
ホーム画面の「日本円を入金」から日本円を入金できます。
入金方法には「銀行振り込み」、「コンビニ入金」、「クイック入金」の3つから選択可能です。
コインチェックに日本円が入金できたらホーム画面の「販売所(購入)」にてイーサリアムを選択して日本円で購入します。
③MetaMaskを導入
NFT売買でイーサリアムを使用するには、MetaMask(メタマスク)に購入したイーサリアムを送る必要があります。
MetaMaskとは、ネット上で利用できるイーサリアム系の仮想通貨ウォレットです。
MetaMaskを使うことで、簡単に仮想通貨の送金や受け取りが可能です。
ブラウザの拡張機能を使うのであれば、GoogleChromeの使用をおすすめします。
GoogleChromeでMetaMaskは以下のようにインストールしましょう。
「Chrome」→「環境設定」→「拡張機能」→「Chromウェブストア」と進み、Chromeウェブストアで「MetaMask」と検索します。
表示されたMetaMaskをインストールして、「新しいウォレットを追加する」を選択して、ウォレットを作成します。
その後、説明にしたがって必要項目を記入していきます。
登録が完了すれば、MetaMaskの導入は完了です。
④イーサリアムをMetaMaskへ送金
コインチェックで購入したイーサリアムをMetaMaskに送金しましょう。
まずは作成したMetaMaskを開き、「0x」から始まるアドレスをコピーしてください。
この時、ネットワークはイーサリアムメインネットを選択します。
デフォルトではイーサリアムメインネットが設定されていますが、ネットワークを間違えると送金した仮想通貨が戻ってこないこともあるので、ここには特に注意しましょう。
コインチェックで「暗号資産の送金」から「Ethereumを送る」選択し、「送金先リストの編集」を選択します。
「新規ラベル」には「myMetaMask」など、自分のMetaMask宛に送ることがわかる名前をつけて、「新規宛先」にMetaMaskのコピーしたアドレスをペーストします。
送りたいイーサリアムの金額を記入して、「送金する」を押せば送金完了です。
イーサリアムの送金には2分〜5分かかりますので、しばらく待ってMetaMaskにイーサリアムが入金されたことを確認しましょう。
⑤NFTマーケットプレイスに登録
次に、使いたいNFTマーケットプレイスに登録します。
ここでは、最も人気のあるOpenSeaに登録する手順を説明します。
OpenSeaの公式サイトにアクセスしたら、画面右上のアカウントマークを選択しましょう。
そこから「Setting」を選択すると、OpenSeaと紐付けるウォレットを選ぶ画面が表示されます。
先ほどMetaMaskのウォレットを作成したので、MetaMaskを選択しましょう。
すると「署名の要求」というポップアップウィンドウが表示されるので、「署名」を選択します。
これでOpenSeaとMetaMaskの紐付けが完了しました。
再度画面右上のアカウントマークを選択して「Setting」を選択します。
すると、「Profile Setting」ページが表示されるので、必要な箇所を入力しましょう。
最低限であれば、「Username」と「Email Adress」のみで結構です。
入力が完了したら「Save」を選択すると、入力したメールアドレスにメールが送られてくるので、メールを開いて「VERIFY MY EMAIL」をクリックしてください。
これでメール認証も完了したことになります。
以上でOpenSeaの登録が完了したので、NFTの購入と販売ができるようになりました。
NFTスポーツに関する注意点
NFTスポーツを購入する際の注意点は以下のとおり。
- 公式サイトであることを確認する
- ウォレットのシードフレーズを教えない
- 知らない相手からのDMなどを容易に開かない
順番に解説します。
①公式サイトであることを確認する
発信者が間違いなく公式サイトであることを確認することが重要です。
なぜなら、公式サイトになりすました詐欺行為が多いからです。
公式サイトと信じてウォレットなどを接続してしまい、ウォレットの中身を奪わえるケースが多く発生しています。
そのサイトのURLをよく確認し、Twitterアカウントの普段の発信内容等やフォロワー数など、不自然な点がないか確認しておきましょう。
②ウォレットのシードフレーズを教えない
ウォレットのシードフレーズは絶対に他人に教えないでください。
運営においてシードフレーズが必要にことは無く、シードフレーズを聞き出そうとする場合は100%詐欺です。
うっかりシードフレーズを教えてしまうと、ウォレットの中にある仮想通貨やNFTを奪われてしまうので気を付けてください。
③知らない相手からのDMなどを容易に開かない
知らない相手からのDMは開かないようにしてください。
ホワイトリストやNFTの当選を装ったスパムメールの場合があるからです。
DM内のリンクなどを踏んでしまうとウォレットがハッキングされる可能性があります。
知らない相手からのDMはすべて詐欺と考えてOKなので、決して開かないようにしてください。
ちなみに、以下のようなハードウェアウォレットに仮想通貨やNFTを保存しておくと、ハッキングで盗まれる被害を防ぐことができます。
僕も使ってますが、仮想通貨やNFT取引をしててハードウェアウォレットを使わないのは危険すぎます。
価格も1万円くらいなので、安心料と割り切ってサクッと導入しておくと安心ですよ。
>>Ledger Nano S Plus 暗号通貨ハードウェアウォレット
NFTスポーツに関するよくある質問
NFTスポーツに関するよくある質問に答えます。
- NFTスポーツは現金で買えるの?
- 購入したNFTスポーツは儲かるの?
- 自分でもスポーツのNFTを作れるの?
順番に答えます。
①NFTスポーツは現金で買えるの?
いいえ、現金では買えません。
NFTは仮想通貨で購入することになるので、仮想通貨取引所の口座が必須です。
口座開設がまだの方は仮想通貨を500円から購入できるコインチェックで無料で口座開設しておきましょう。
②購入したNFTスポーツは儲かるの?
必ず儲かるわけではありません。
NFTの価格は需給に応じて変動するため、自分が購入した時よりも安い価格で売却すれば損をします。
一方、自分が購入した時よりも高い価格で売却できれば、利益を得ることも可能です。
そのスポーツの普及度や選手の知名度によって購入するNFTスポーツを選ぶといいでしょう。
NFT転売で利益を出すコツについては、NFT転売のやり方を徹底解説!転売を成功させるコツも紹介で詳しく解説しているので併せてご覧ください。
③自分でもスポーツのNFTを作れるの?
はい、自分でもスポーツのNFTを作ることができます。
例えば、スポーツに関するイラストや写真、動画などをNFT化して販売することが可能です。
NFTイラストや写真、動画の作り方については以下の記事でわかりやすく説明しているので、参考にしてください。
まとめ:NFTとスポーツのコラボを楽しもう
NFTとスポーツの融合により、より気軽にNFTに触れることができるようになりました。
NFTは一点ものであるため、NFTスポーツは従来のデジタルデータと比較して資産価値が高いと言えます。
「NFTスポーツで稼ぎたい」と考えている方は、このタイミングで始めることで先行者利益を得やすくなります。
今、この瞬間に行動を起こした人しか、その恩恵は得られません。
コインチェックで口座を開設するとすぐにNFTスポーツが始められるので、まずは最初の一歩を踏み出しましょう。
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