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本記事の内容
- NFTが胡散臭いと言われる理由
- NFTは実際に胡散臭いのか
- NFTを始める方法
- NFTの将来性
本記事の信頼性
筆者は実際にNFTアートを作成し、完売させています。その経験を基に本記事を執筆しています。
NFTが盛り上がっていますが、なんだか胡散臭いイメージがあるのもまた事実。
そこで今回は、実際にNFTアートを作成して完売させている僕がNFTが胡散臭いと言われる理由について解説します。
この記事を読むと、NFTが胡散臭い理由や実際にはどうなのかを知ることができます。
ちなみに、NFT売買には仮想通貨取引所の口座が必要です。
まだ仮想通貨取引所の口座を持っていない方は、10分で口座を無料開設できるCoincheckでサクッと開設しておきましょう。
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もくじ
NFTが胡散臭いと言われる理由
NFTが胡散臭い理由は以下のとおりです。
- NFTのことがよくわかっていない
- 仮想通貨が絡んでいる
- 損をするリスクがある
- ハッキングのリスクがある
- ある程度のITリテラシーが必要
- 情報商材が多いから
順番に説明します。
①NFTのことがよくわかっていない
そもそもNFTとは何か?がよくわかっていない場合がほとんどです。
一般人100人のうち99人はNFTのことが全く理解できていないのが現状です。
そのため漠然とした不信感があり、胡散臭いと感じてしまうのです。
NFTの特徴をざっとおさらいすると以下のような感じです。
- ブロックチェーンを活用
- 世界にひとつだけのデータ
- 売買履歴が永遠に残る
要は「世界にひとつしかない電子データ」と考えればOK。
ブロックチェーンによってその唯一性と発行者や所有者情報が明確に記録されているので、不正が困難という点が特徴ですね。
この辺を理解しているだけでも、NFTに対する不信感は若干薄れてくるかと。
NFTとは何か?についてはNFTアートとは?特徴や将来性、購入・販売方法から作り方まで解説!で詳しく解説しているので参考にどうぞ。
②仮想通貨が絡んでいる
NFTは仮想通貨で売買することも胡散臭い理由です。
仮想通貨は値動きが激しいので、ちょっとしたニュースで価格が乱高下するため「危険なもの」というイメージがあります。
その仮想通貨で取引するNFTについても、危険なイメージを持っている人が多いのが現状です。
ですが、世界的には仮想通貨もNFTも資産として認められているので、今後国内でも徐々に受け入れられていくはずです。
③損をするリスクがある
NFTは損をするリスクがあります。
NFTの価格は仮想通貨ベースなので、買ったときから仮想通貨の価格が下がればNFT自体の価値も下落します。
さらに、転売目的でNFTを購入したものの、思うように転売ができずに売れ残るケースもあります。
>>【2022年】NFT転売のやり方を徹底解説!転売を成功させるコツも紹介
こうしたリスクは何事にもつきものですが、NFTは新しい技術なのでリスクに注目されがちな印象です。
④ハッキングのリスクがある
ハッキングのリスクがあることも、NFTが胡散臭いと言われる理由です。
最近メタマスクがハッキングされてトークンやNFTを盗まれる事件が多発しています。多くは仕事依頼を装ったDMの添付ファイルを開いてしまって、PCがハックされているようです。特にクリエイターの皆様はご注意くだださい。海外からのDMは全て詐欺と考えても良さそうです。
— ふぁふぁ (@fafa0911) March 5, 2022
NFT取引にはウォレットと呼ばれる仮想通貨を保管するアプリが必要であり、そのウォレットが世界中のハッカーから狙われやすい傾向にあります。
Twitterでは実際にハッキングでNFTを盗まれた事例が多数報告されています。
このようにNFTは新しい価値を創出する反面、ハッキングのリスクもそれなりに大きいことがデメリットとして挙げられます。
⑤ある程度のITリテラシーが必要
NFTは利用者にある程度のITリテラシーが必要になります。
NFTを取引するためには、以下のような事柄を感覚的に理解して行動しなければいけません。
- 仮想通貨売買
- ウォレットのインストール
- ブロックチェーンやガス代
ぶっちゃけ、仮想通貨の買い方やウォレットのインストールなどに苦労するようだとNFT取引を始めるのは難しいかと。
そのため、すぐにNFT関連の技術や手順を理解して、使いこなすためのITリテラシーが求められます。
ただ、こうした一定の難しさが初心者にとっては胡散臭く感じる原因にもなっています。
⑥情報商材が多いから
NFTの世界では、一部の人々が情報商材を販売しています。
情報商材とは、お金を払って買う情報のことです。特によく見かけるのは、「NFT投資の稼ぎ方」というものです。これは、NFTを買ってそれを売ったり、取引したりすることでお金を稼ぐ方法を教えるものです。
しかし、このような情報商材には注意が必要です。なぜなら、いくらお金を払って情報を買っても、必ず稼げるわけではないからです。
実際には、多くの人が情報商材を買ってもうまくいかず、お金を失ってしまうこともあります。そのため、情報商材には胡散臭さを感じる人も多いのです。
特に、「お金が今すぐにでも欲しい」と思っている人は、情報商材についつい惹かれてしまうことがあります。
しかし、本当に稼ぎたいと思うのであれば、無駄な出費は避けるべきです。情報商材を買ってもうまくいかなかった場合、お金が無駄になってしまうだけです。
ただ、幸いなことにNFTの世界では無料で情報を発信するブロガーもたくさんいます。
彼らは自分の経験や知識を共有し、NFTで稼ぐ方法を教えてくれます。無料の情報でも、NFTを活用してしっかり稼ぐことができるのです。
ですので、NFTに興味がある人は、情報商材にお金を払う前に、無料の情報を探してみることをおすすめします。
ブロガーの記事やYouTubeの動画などを見て、自分自身で学び、実践してみましょう。必要な情報は無料で手に入ることも多いのです。
NFTは実際に胡散臭いのか
実際にNFTを販売している経験から言うと、NFTが胡散臭いと感じたことはなく、新たなチャンスとしてとらえています。
>>今話題のNFTアートを販売してみたら全部売れた件【売るコツも紹介】
それ以外にも、オンラインで気軽に様々なクリエイターのアート作品を購入することができてうれしいです。
まずは本などでNFTに関する知識を得ておくと、胡散臭さが薄れるはず。おすすめ本は以下の3冊です。
いずれも初心者向けに書かれており、NFTの概要がサクッと理解できるので必読です。
>>【NFTクリエイター推薦】NFTを学べるおすすめの本3冊【無料あり】
あとは、NFTに関するブログ記事を読んだり、実際にNFTアート作品を眺めるだけでも勉強になるかと。
知らないだけでNFTを始めないのは大きな機会損失なので、正しい知識を習得したら実際にNFTを始めてみることをおすすめします。
実際にNFTを売買してみると、クリエイターや同じコレクションを持っている人とのコミュニケーションが生じます。
そうした関わりを通じてNFTカルチャーを身をもって体験できます。
NFTを始める方法
それでは、NFTの始め方を具体的に解説していきます。
NFTを始める手順は以下のとおり。
- コインチェックに登録
- イーサリアムを購入
- MetaMaskを導入
- イーサリアムをMetaMaskへ送金
- NFTマーケットプレイスに登録
- NFTを購入
①コインチェックに登録
NFTを始める最初のステップとして、コインチェックで口座開設をしましょう。
NFT売買の手数料に必要となるイーサリアムを購入するためです。
まず、以下のリンクからコインチェック公式サイトにアクセスします。
トップページの「口座開設(無料)はこちら」から登録できます。
本人確認書類などを登録して、審査が完了したら仮想通貨の取引が開始できます。
②イーサリアムを購入
登録が完了したら、NFT売買で使われる仮想通貨であるイーサリアム(ETH)を購入しましょう。
イーサリアムを購入するためには、まずはコインチェックに日本円を入金します。
ホーム画面の「日本円を入金」から日本円を入金できます。
入金方法には「銀行振り込み」、「コンビニ入金」、「クイック入金」の3つから選択可能です。
コインチェックに日本円が入金できたらホーム画面の「販売所(購入)」にてイーサリアムを選択して日本円で購入します。
③MetaMaskを導入
NFT売買でイーサリアムを使用するには、MetaMask(メタマスク)に購入したイーサリアムを送る必要があります。
MetaMaskとは、ネット上で利用できるイーサリアム系の仮想通貨ウォレットです。
MetaMaskを使うことで、簡単に仮想通貨の送金や受け取りが可能です。
ブラウザの拡張機能を使うのであれば、GoogleChromの使用をおすすめします。
GoogleChromでMetaMaskは以下のようにインストールしましょう。
「Chrom」→「環境設定」→「拡張機能」→「Chromウェブストア」と進み、Chromウェブストアで「MetaMask」と検索します。
表示されたMetaMaskをインストールして、「新しいウォレットを追加する」を選択して、ウォレットを作成します。
その後、説明にしたがって必要項目を記入していきます。
登録が完了すれば、MetaMaskの導入は完了です。
④イーサリアムをMetaMaskへ送金
コインチェックで購入したイーサリアムをMetaMaskに送金しましょう。
まずは作成したMetaMaskを開き、「0x」から始まるアドレスをコピーしてください。
この時、ネットワークはイーサリアムメインネットを選択します。
デフォルトではイーサリアムメインネットが設定されていますが、ネットワークを間違えると送金した仮想通貨が戻ってこないこともあるので、ここには特に注意しましょう。
コインチェックで「暗号資産の送金」から「Ethereumを送る」選択し、「送金先リストの編集」を選択します。
「新規ラベル」には「myMetaMask」など、自分のMetaMask宛に送ることがわかる名前をつけて、「新規宛先」にMetaMaskのコピーしたアドレスをペーストします。
送りたいイーサリアムの金額を記入して、「送金する」を押せば送金完了です。
イーサリアムの送金には2分〜5分かかりますので、しばらく待ってMetaMaskにイーサリアムが入金されたことを確認しましょう。
⑤NFTマーケットプレイスに登録
次に、使いたいNFTマーケットプレイスに登録します。
ここでは、最も人気のあるOpenSeaに登録する手順を説明します。
OpenSeaの公式サイトにアクセスしたら、画面右上のアカウントマークを選択しましょう。
そこから「Setting」を選択すると、OpenSeaと紐付けるウォレットを選ぶ画面が表示されます。
先ほどMetaMaskのウォレットを作成したので、MetaMaskを選択しましょう。
すると「署名の要求」というポップアップウィンドウが表示されるので、「署名」を選択します。
これでOpenSeaとMetaMaskの紐付けが完了しました。
再度画面右上のアカウントマークを選択して「Setting」を選択します。
すると、「Profile Setting」ページが表示されるので、必要な箇所を入力しましょう。
最低限であれば、「Username」と「Email Adress」のみで結構です。
入力が完了したら「Save」を選択すると、入力したメールアドレスにメールが送られてくるので、メールを開いて「VERIFY MY EMAIL」をクリックしてください。
これでメール認証も完了したことになります。
以上でOpenSeaの登録が完了したので、NFTの購入と販売ができるようになりました。
⑥NFTを購入
続いて、OpenseaでNFTを購入する方法を説明していきます。
まずは、OpenSeaのトップページから「Explore」を選択します。
すると、出品されているNFTの一覧が表示されるので、好きなNFTを選びましょう。
画面上部の検索バーから特定のNFTを検索ができます。
またジャンル分けもされているので、もしNFT Musicが欲しい場合は、「Music」を選択しましょう。
欲しいNFTが決まったら、商品ページに移動して支払いをします。
表示されている価格で購入する場合は「Buy now」を選択しましょう。
表示されるポップアップウインドウのチェックボックスにチェックを入れ、「Confirm Checkout」を選択します。
これで購入が完了しました。
アカウントページでNFTが自分のものになっているか確認しましょう。
NFTはウォレットに登録されるので、MetaMaskでも確認が可能です。
NFTの将来性
NFTの将来性にも触れておきます。
- 絵だけでなく、さまざまなものがNFTになる
- 2030年に暗号資産市場は約5430億円になると予想されている
- 日本でもNFTイベントが開催され始めている
順番に解説します。
①絵だけでなく、さまざまなものがNFTになる
NFTアートは絵だけではありません。
音楽や動画、VRアートなどもNFTとなりえるのです。
その他にも、Twitter創始者のジャック・ドーシーが最初にしたツイートがNFTとしてオークションにかけられ3月22日に約3億円で落札されました。
今後も思わぬデジタルコンテンツがNFTアートとなる可能性があるので、NFTアートの将来性は無限に広がっているといえます。
②2030年に暗号資産市場は約5430億円になると予想されている
コインデスクによると、暗号資産市場の成長率は2021年から毎年12.8%ずつ伸びていき、2030年には2021年の3倍になる約5430億円まで成長するとの調査を発表しました。
NFTアートはブロックチェーンの技術を使って成り立っているので、暗号資産市場の規模が増えればユーザーも増加し、よりNFT業界が盛り上がっていくことは間違い無いでしょう。
また、新しいブロックチェーン技術が開発されることにより、今まで見たことの無いようなNFTアートが誕生するかもしれません。
③日本でもNFTイベントも開催されはじめている
現在では海外で盛り上がっているNFTアート業界ですが、日本でもNFTアートには注目が集まっており、NFTを扱ったイベントが少しずつ開催されはじめてきました。
10月16日にはCrypto2.0ProtocolTerminalが企画する「Future of Blockchain -ブロックチェーンが魅せる未来-」でNFTを使ったライブパフォーマンスが行われました。
そのほかにも、7月にはアジアで開催されるNFTの祭典「Crypto Art Week Asia (クリプトアートウィーク・アジア)」が東京と大阪の2都市で開催されています。
今後も日本でNFTアートを扱うイベントの数は増えていくでしょうし、より身近にNFTアートに触れる機会も増えていくと考えられます。
日本は漫画やアニメなど、優良なコンテンツが多数存在しますので、今後世界に向けて日本が率先してNFTアートを発信していくことになるでしょう。
NFTが胡散臭いと思うなら、実際に体験してみよう
NFTが胡散臭いと言われる理由について解説してきました。
NFTが胡散臭いのは事実ですが、実際に売買してみるとそこまでの怪しい感じはありません。
なので、NFTに興味があるのなら実際にNFTを始めてみましょう。
現在NFTに触れている層はかなり早いイノベーターなので、今から始めることで先行者優位に立つことができます。
迷っている時間が勿体ないので、まずはNFTの始め方とは?出品・購入方法や作り方をわかりやすく解説を参考に行動を起こしましょう。
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