こんな悩みを解決します。
本記事の内容
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SEOとは?
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SEOに関する検索エンジンの仕組み
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具体的なSEO対策方法
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SEO対策において注意すべきこと
- SEO対策に重宝するツール
本記事の信頼性
筆者はブログ記事を180記事以上更新し、5桁以上の収益をあげています。SEOで上位表示の記事を複数作成しています。また、企業コラムの執筆も多数行っています。
SEO対策をした方がいいのはわかっているけど、何だか難しそうだし、よくわからないのでほったらかしにしている…そんな方も多いのではないでしょうか。
SEO対策は決して難しいものではなく、初心者でも最低限のポイントを知っておくだけで、検索エンジンに評価されるためのSEO対策を実施することができます。
本記事ではブログを180記事以上書き、企業コラムの執筆などで5桁以上の収益をあげている僕が、SEO対策で最低限知っておくべき基本のポイントについて解説します。
具体的なSEO対策の方法についても、併せて紹介していますのでぜひ最後までご覧ください。
この記事を読むと最低限のSEO対策を行えるので、検索エンジン経由でブログの訪問者を増やすことができます。
記事は5分ほどで読み終わりますので、5分だけ僕にいただけると幸いです。
もくじ
SEOとは?
SEOとは「検索エンジン最適化(Search Engine Optimization)」の頭文字をとったもの。
被リンクを集めたり、Webサイトを最適化することで、GoogleやYahoo!などの検索エンジンでキーワードが検索された場合に、自分のサイトが上位表示されやすくするための対策のことを指します。
検索エンジンからの流入は、自ら商品やサービスを検索してWebサイトを訪問するユーザーが多いため、成果にながりやすいといえます。検索エンジンからの流入はGoogleも良質なアクセスとしてとらえています。
このように、効果的なSEO対策を実施することで、質の高いユーザー訪問につながるため、ブログなどを収益化したい場合はSEO対策が重要になってきます。
ブログでやるべきSEO対策については、以下の記事で詳しく紹介しています。
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ブログでやるべきSEO対策とは?【上位表示を目指す】
続きを見る
SEOに効果的なライティング方法については、以下の記事で詳しく紹介しています。
SEOライティングとは?3つの原則とすぐに使える11のコツ
SEOに関する検索エンジンの仕組み
つづいて、SEOに関する検索エンジンの仕組みについて説明します。検索エンジンは以下の3つのことを行っています。
- クロール
- インデックス
- ランキング
順番に説明します。
①クロール
クロールとは、Googleが開発したロボットであるクローラーの「Googlebot」が、インターネット上を巡回してあらゆるWebサイトの情報を収集することです。
画像検索用のクローラーである「Googlebot-Image」や、モバイル検索用のクローラーである「Googlebot-Mobile」など、 クローラーはその用途によって使い分けられています。
クローラーについては、以下の記事で詳しく紹介しています。
-
クローラーとは?SEOに必要な基礎知識や対策についても解説
続きを見る
②インデックス
インデックスは、クローラーが収集した情報を、カテゴリーを設定し検索エンジンのデータベースに登録していく作業のこと。
例えて言うと、クローラーが集めた本(Webサイト)に背表紙を作成(カテゴリー分け)して、本棚(検索エンジンのデータベース)に格納するようなイメージですね。
インデックスされないと、検索結果に表示されないのでSEO上重要な項目となります。
③ランキング
ランキングは、我々がよく目にする検索結果画面のこと。
ユーザーがキーワードを検索した際に、データベースの情報を、検索キーワードとの関連性が高い順に表示しています。
この高い順に表示させることをランキングと呼びます。
なお、Googleでは、ランキングの際に200以上の「項目」を設定し、そこから判断しているそうです。項目の一例は以下のとおり。
- キーワードがそのページに何回含まれているか
- そのキーワードはタイトルに現れているか?それともURLか?
- キーワード同士隣接して現れるか
- キーワードの類義語が含まれているか
- ページを所有するウェブサイトの品質は高いか、低いか、スパムか
上記の項目の適合状況などを加味して、ランキングに反映させています。
具体的なSEO対策方法
つづいて、具体的なSEO対策方法について、解説していきます。対策方法は以下の5つ。
- 内部対策を施す
- 検索エンジンがクロールしやすくする
- 検索ニーズをとらえたコンテンツを作成する
- HTMLタグを適切に設定する
- 外部対策
順番に説明します。
①内部対策を施す
内部対策とは自サイト内で完結できるSEO対策のこと。
内部対策はすぐに実施できるので、最低でも以下の内部対策は行っておきましょう。
タイトルや見出しにキーワードを含めることで、ユーザーと検索エンジンのどんな内容のコンテンツかを正しく伝えることができます。また、タイトルを適切な文字数にして、メタディスクリプションを設定することで、読者にコンテンツの概要を直感的に理解してもらうことができます。
- タイトル、見出しにキーワードを入れる
- タイトルを適切な文字数にする
- メタディスクリプションを設定する
それぞれ以下の記事で詳しく解説していますので、参考にしてください。
- タイトル、見出しにキーワードを入れる:WordPressのSEOを強化するためにやるべき12の対策
- タイトルを適切な文字数にする:SEOに最適なタイトルの文字数は?【タイトルの付け方も紹介】
- メタディスクリプションを設定する:ディスクリプションとは?SEOに効果的な書き方や文字数を解説
まずは内部対策を万全にしておきましょう!
②検索エンジンがクロールしやすくする
つづいて、検索エンジンがクロールしやすいサイトにしていきます。
クロールしやすくなることで、自サイトの情報が適切に収集されるので検索エンジンへの反映が早くなります。
具体的な対策としては以下のとおり。
- 内部リンクを貼る
- カテゴリーを複雑にしない
- サイトマップを作成・送信する
内部リンクをたどることで、ページ内の情報が収集しやすくなります。カテゴリーを複雑にしないことで、もれなくコンテンツの情報を収集してもらえます。さらに、サイトマップを送信しておくことで、自サイトの構造をあらかじめ伝えることができるので、クローラーが巡回しやすくなります。
それぞれ、以下の記事で具体的な方法を解説していますので、参考にしてください。
- 内部リンクを貼る:内部リンクとは?SEO効果を高める4つのコツを解説
- カテゴリーを複雑にしない:WordPressのカテゴリー設定方法と注意すべきことについて解説
- サイトマップを作成・送信する:SEO効果のあるサイトマップとは?仕組みと作り方を解説
クロールしやすいサイトにして、検索エンジンへの反映を早めておきましょう!
③検索ニーズをとらえたコンテンツを作成する
検索ニーズをとらえたコンテンツの作成も重要です。
検索ニーズをとらえた記事はユーザーの満足度が高いため、Googleがユーザーの利便性が高いページと判断して、検索結果の順位が上がるからです。
具体的な方法は以下のとおり。
- キーワード選定
- 検索意図の把握
- ペルソナ設定
キーワード選定をして検索ボリュームをつかんでおきます。次に、なぜそのキーワードで検索したのか?という検索意図を把握して、どうすればその悩みを解決できる内容になるかを考えていきます。そして、ペルソナを設定することで相手の顔をイメージしながらコンテンツを作り上げていきます。
それぞれ、以下の記事で詳しく解説していますので参考にしてください。
- キーワード選定:SEO対策におけるキーワード選定の重要性とは【選定方法も解説】
- 検索意図の把握:SEOでの検索意図の重要性とは【調べる方法・記事作成方法も解説】
- ペルソナ設定:ブログでペルソナ設定する方法を解説【詳細設定は不要】
検索ニーズをとらえて、ユーザーの悩みを解決できるコンテンツを作っていきましょう!
④タグを適切に設定する
Googleなどの検索エンジンのクローラーは、HTMLで記述されたコードを解読し、ページの情報を収集しています。
そのため、Googleがコンテンツを正しく認識し、評価するためにも、HTMLタグを適切に使うことが重要です。
具体的には方法は、以下のとおり。
- h1~h4タグに適度にキーワードを入れる
- h1~h4タグの順番を守る
- 画像のalt属性を記載する
h1~h4の見出しタグに適度にキーワードを入れることで、クローラーが内容を理解しやすくなります。また、タグの順番を守ることで、コンテンツの構成を正しく伝えることにもつながります。画像のalt属性を記載することでその画像がどのような画像かをクローラーに伝えることができるので、よりサイトの情報を網羅的に収集してもらいやすくなります。
それぞれ、以下の記事で詳しく解説していますので参考にしてください。
- h1~h4タグに適度にキーワードを入れる:SEOに効果的な見出しタグ(hタグ)の付け方と作り方のコツ
- h1~h4タグの順番を守る:SEOに効果的な見出しタグ(hタグ)の付け方と作り方のコツ
- 画像のalt属性を記載する:SEOライティングとは?3つの原則とすぐに使える11のコツ
HTMLタグを最適化して、クローラーが巡回しやすいサイトにしていきましょう!
⑤外部対策
外部対策とは、ずばり外部リンク(被リンク)を獲得することです。
被リンクが貼られるということは、そのページの情報の信頼性が高いとみなされます。
そのため被リンクの獲得が、外部からの客観的なページのコンテンツの価値を図るものとして用いられるのです。
被リンクは数のみならず質も重視されているので、信頼性の乏しいサイトからの被リンクなどは評価の対象にならないので注意してください。
外部リンクについては、以下の記事で詳しく紹介しています。
SEO対策において注意すべきこと
つづいて、SEO対策において注意すべきことについて説明します。注意すべきことは以下の2つ。
- ガイドラインを遵守する
- ブラックハットSEOにはペナルティあり
順番に説明します。
①ガイドラインを遵守する
Googleはコンテンツ作成における品質ガイドラインを設けています。
具体的には以下のとおり。
- 検索エンジンではなく、ユーザーの利便性を最優先に考慮してページを作成する。
- ユーザーをだますようなことをしない。
- 検索エンジンでの掲載位置を上げるための不正行為をしない。ランクを競っているサイトや Google 社員に対して自分が行った対策を説明するときに、やましい点がないかどうかが判断の目安です。その他にも、ユーザーにとって役立つかどうか、検索エンジンがなくても同じことをするかどうか、などのポイントを確認してみてください。
- どうすれば自分のウェブサイトが独自性や、価値、魅力のあるサイトと言えるようになるかを考えてみる。同分野の他のサイトとの差別化を図ります。
要は、ユーザーの利便性が高いサイトをつくりましょう、ユーザーをだますようなことはしちゃダメということです。
ふつうにコンテンツを作る場合は大丈夫だと思いますが、タイトルと内容が違ってたりするとユーザーが困るので気をつけましょう。
②ブラックハットSEOにはペナルティあり
ブラックハットSEOとは、Googleが定めるガイドラインに準拠しない不正な手法で行われるSEO対策のこと。
検索アルゴリズムの裏をかいて、不正な方法でコンテンツに見合わない上位の順位を獲得するのが目的です。
現在では、検索アルゴリズムのアップデートにより、ブラックハットSEOの手法は無効になっています。ブラックハットSEOを行うとサイトに以下のような悪影響を及ぼすことを、Googleが公表しています。
スパム対策が実施されたサイトは、Google.co.jp や Google のパートナー サイトの検索結果に表示されなくなることがあります。
場合によってはスパムサイトを Google の検索結果から完全に削除することがあります。
つまり、ブラックハットSEOを行ってしまうと、サイト評価が下がるだけではなく、ペナルティとしてGoogleの検索結果に表示されなかったり、最悪の場合はインデックス削除(Googleデータベースから削除)可能性があるということです。
ブラックハットSEOの具体的な方法は、Googleガイドラインで以下のように定義されています。
コンテンツの自動生成
リンク プログラムへの参加
オリジナルのコンテンツがほとんどまたはまったく存在しないページの作成
クローキング
不正なリダイレクト
隠しテキストや隠しリンク
誘導ページ
無断複製されたコンテンツ
十分な付加価値のないアフィリエイト プログラムへの参加
ページへのコンテンツに関係のないキーワードの詰め込み
フィッシングや、ウィルス、トロイの木馬、その他のマルウェアのインストールといった悪意のある動作を伴うページの作成
構造化データのマークアップの悪用
Google への自動化されたクエリの送信
上記いずれかの方法でもうっかりやってしまうと、ペナルティ対象となり、検索結果に表示されない、もしくはインデックス削除される可能性があるので注意しましょう。
SEO対策に重宝する無料ツール
つづいて、SEO対策に重宝する無料ツールを紹介します。ツールは以下の3つ。
- Googleサーチコンソール
- Googleアナリティクス
順番に説明します。
①Googleサーチコンソール
GoogleサーチコンソールはGoogleが提供している無料ツールです。
主な機能は以下のとおり。
- 検索クエリの詳細を確認できる
- コンテンツをGoogleのインデックスに登録
- コンテンツをGoogleのインデックスから削除
- 問題が検出されたら通知を受け取り、サイトを修正
- Google検索でのページの表示を確認
自分のページがどのようなキーワードで検索されているのかや、検索順位も確認することができます。
そしてなによりも、インデックス登録をリクエストできるので、SEO対策には必須のツールといえます。
②Googleアナリティクス
Googleアナリティクスは無料のWeb解析ツールで、ユーザーの訪問経路や、サイト内での行動を収集できます。
Googleアナリティクスではユニークユーザー数、セッション数、ページビュー数などが簡単に確認できます。
リアルタイムでどのくらい訪問者がいるかもわかるので、その記事の人気度などを即座に把握することが可能です。
さらに、Webサイト経由でどれだけ成果につながったかも計測できるので、Webマーケターには必須のツールといえます。
Googleアナリティクスの導入方法については、以下の記事で詳しく紹介しています。
>>WordpressにGoogleアナリティクスを導入する3つの手順【3分で完了】
SEO対策においては、最低限この2つのツールは導入しておきましょう。そのほかのブログ運営で役立つツールについては、以下の記事で詳しく紹介しています。
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ブログアフィリエイトの必須ツール10選【収益化を実現】
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まとめ:SEOの基本をおさえて上位表示をめざそう
今回は、SEO対策の基本について解説してきました。
読者ニーズに沿った記事作りや、閲覧しやすいサイト設計を心がけることでSEO評価が高くなり、上位表示されやすくなっていきます。
SEOはすぐに効果は出ないので、この記事を参考に地道なSEO対策を継続していきましょう。SEO対策の効果が出る時期については、以下の記事で詳しく紹介しています。
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