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本記事の内容
- ネムの概要
- ネムの特徴
- ネムの将来性
- ネムの購入方法
本記事の信頼性
筆者は実際にネムや他の仮想通貨を購入し、約200万円ほどの収益をあげています。その経験を基に本記事を執筆しています。
ネム(XEM)は2015年3月に誕生した仮想通貨です。ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)などと比べると、比較的新しい仮想通貨です。
仮想通貨の中では手ごろな価格なので、初心者が最初に選ぶ仮想通貨として注目を集めています。
今回は、実際にネムを運用して200万円ほどの収益をあげている僕が、ネムの概要や特徴、購入方法について解説します。
この記事を読むとネムのことが理解できるので、安心してネムを買うことができます。
ビットコインの始め方・買い方については、【超簡単】ビットコインの始め方・買い方について解説【儲かる】で詳しく解説しています。
もくじ
ネムの概要
ネム(XEM)は2015年3月に公開された仮想通貨です。仮想通貨の中でも比較的新しい仮想通貨になります。
ネム(XEM)は「New Economy Movement」の頭文字をとったもので、ブロックチェーンを活用し、新しい経済の仕組みを構築することを意味しています。
多くの仮想通貨もネムと同様の理念で開発されましたが、あえて通貨の名称にする点に開発者の意気込みが感じられます。
なお、ネム(NEM)という呼び方はブロックチェーンを利用した決済・送金プラットフォーム全体のことを指しており、そこで使われる仮想通貨をゼム(XEM)といいます。
ネムの今後の価格予想については、【2021年版】ネム(NEM/XEM)の今後の将来性は?見通しを予想で詳しく解説しています。
ネムの特徴
ネムの特徴は以下の3つ。
- スピーディーな取引処理が可能
- 今後通貨の供給量が増えることがない
- 承認方式に「PoI」を採用
- コミュニティが活発
- モザイクとマルチシグ
順番に説明します。
①スピーディーな取引処理が可能
処理にかかるスピードは取引速度に直結するので、仮想通貨における処理速度は非常に重要です。
その点、ネムは「処理速度」には定評があります。ビットコイン(BTC)との送金速度の違いは以下のとおり。
ビットコイン(BTC) | ネム(XEM) | |
---|---|---|
送金時間 | 10分〜40分程度 | 約1分 |
送金手数料 | 0.001BTC※(約6,000円) | 0.5XEM※(約20円) |
(※)2021年3月21日時点の「1BTC=約6,000,000円」「1XEM=約40円」で計算
(※)0.001BTC及び0.5XEMはCoincheckの仮想通貨送金手数料
ビットコインでは送金に10分〜40分程度かかるところが、ネムは1分程度です。さらに、ビットコインとは比較にならない格安の手数料で送金することが可能です。
特に高額の送金をする場合は、送金に時間がかかると若干不安に思うので、このスピード感であれば安心して送金に使えます。
②今後通貨の供給量が増えることがない
ネムは公開当初およそ1,600人ほどの投資家に約90億XEMが配布されました。
そして、今後追加発行の予定はありません。
つまり、その他の多くの仮想通貨はマイニングなどによって少しずつ通貨供給量が増えていきますが、ネムの場合には今後も供給量が増えることはありません。
言い換えれば、供給量が増えないので今よりも価値が下がらないということです。これがネムの特徴の一つでもあります。
③承認方式に「PoI」を採用
ビットコインなど多くの仮想通貨では、取引を承認する作業を「マイニング」と呼び、マイニングに対して報酬を得ることができます。
ほとんどの仮想通貨は、Proof of Work(PoW)というコンセンサスアルゴリズム(承認方式)を採用し、「作業した分だけ報酬を支払う」仕組みになっています。
ですが、マイニングで利益を上げようとすると大規模な設備と電力が必要になるため、資金がある人が報酬を独占する懸念があります。
一方、ネム(XEM)ではProof of Importance(PoI)という独自のしくみを採用しています。
これは、ネム(XEM)専用のウォレット「Nano Wallet」にある、ネム(XEM)の「保有量」「保有期間」などをスコア化して、ネットワーク運営への貢献度を定量化する仕組みです。
Nano Walletにネム(XEM)を一定量以上保有しておくと、スコアが加算されていきます。このスコアが10,000XEM以上を超えると、取引承認に参加できるようになり報酬を得る資格が得られます。
④コミュニティが活発
NEMはコミュニティが活発ということも特徴です。
XEMで決済可能なショップ「nem bar」や、XEM支払いに対応したフリマ「nemket」、NEM運営によるNEMファンのためのイベント「NEM meetup JAPAN」の開催など、コミュニティを盛り上げてNEMを応援するという姿勢が見受けられます。
暗号資産(仮想通貨)のSHIBのようにコミュニティの後押しにより価格が急騰するケースもあるので、NEMのコミュニティが盛り上がることにより価格への好影響がありそうです。
⑤モザイクとマルチシグ
NEMの語源は「New Economy Movement(新たな経済活動)」の頭文字からきています。
名前の通り既存の経済活動のありかたを変えるブロックチェーンとして、複数の独自機能を実装しています。
例えばプログラムの知識が無くても独自の仮想通貨を発行できる仕組みであるモザイクや、許可制の送金の仕組みを提供するマルチシグなどを実装しています。
これらの独自機能により、企業などによるビジネス用途でのNEMの活用が期待されています。
ネムの将来性
つづいて、ネムの今後は以下の点から有望視されています。
- アップデート「Symbol」で性能が向上
- 堅牢なセキュリティ
- 2022年Wカップのホテル建設に採用
順番に説明します。
①アップデート「Symbol」で性能が向上
Symbol(シンボル)とは、NEMの処理速度とセキュリティを飛躍的に向上させるアップデートのこと。
Symbolへの移行後は、仮想通貨の中でも各段に速い処理速度を実現できます。シンボルについては、【仮想通貨】ネム(NEM)のシンボルとは?概要・特徴などを解説で詳しく解説しています。
主要な仮想通貨で1秒間に処理できるトランザクションの数は以下のとおり。
通貨名 | トランザクション処理数(秒) |
---|---|
ビットコイン(BTC) | 約5~8 |
イーサリアム(ETH) | 約13~15 |
リップル(XRP) | 約1000~2000 |
ネム(NEM)※Symbol実装後 | 約4000 |
Symbol実装後は、処理速度がウリのリップルよりも各段に早く処理することが可能になります。
送金詰まりなどの問題がある中、送金スピードが速いのは利用者にとっての利便性が高いと思います。
Symbol(シンボル)の正式リリースは未定です。
事前に実施されるスナップショットで入手できるシンボル(XYM)の量が確定します。
スナップショット時に保有しているネム(XEM)と同量のSymbol(XYM)が無料配布されます。
あらかじめネムを持っている必要があるので、持っていない方は少量でもいいので買っておくといいでしょう。
②堅牢なセキュリティ
ネムは仮想通貨の中でもセキュリティが強いと言われています。
ノード同士の相互監視によって、不良なノードを検出するEigen Trust++という方式を採用しています。
具体的には、あるノードが発信した情報の信ぴょう性を別のノードが確認して評価することで、そのノードの信頼度を判別しています。
信頼度が低いと判断されたノードはシステムから害のある存在と見なされ、最終的にネットワークから除外されます。
③2022年ワールドカップのホテル建設に採用
2022年にカタールで開催される、サッカーワールドカップのホテル建設にSymbolが採用されました。
速報 仮想通貨ネムの「Symbol」、22年W杯のホテル建設で実利用へ
引用元:COINPOST
Symbolのブロックチェーンを利用し、プロジェクトの進捗管理や監査管理を行うとのこと。
この取り組みが成功すれば、Symbolの注目度がさらに高まるため、Symbolのブロックチェーンが他分野でも活用される可能性が広がります。
ネムの購入方法
ネムは以下の2社であればどこで買っても大丈夫です。
手数料が若干違ったりしますが、高額(100万円以上)の取引をしないのであれば大差ありません。
ちなみに僕はコインチェックを使っていますが、アプリや取引画面が見やすいのと、積立もできるので重宝しています。
ネムが気になる方はまずは無料で口座を開設しましょう。スマホから5分くらいでサクッと開設できます。
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まとめ:ネムは今後も価格上昇が期待できる
ネムはまだまだ認知度が低く、これから価格が上昇する可能性を秘めています。
処理スピードの速さやセキュリティ面の強さなどが認知されるようになると、様々なプロジェクトで活用されることが期待されています。
ネムはビットコインに比べるとかなり買いやすい価格なので、少し買っておくと将来的にまとまった資産を作れるかもしれません。
>>【初心者向け】ネム(NEM/XEM)購入におすすめの国内取引所3選
ここで一歩を踏み出して、明るい将来のために行動を起こしていきましょう!
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仮想通貨の安全な始め方については、以下の記事で詳しく解説していますので参考にどうぞ。
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