
こんな悩みを解決します。
本記事の内容
- WordPressの初期設定の必要性
- WordPressの初期設定でやるべきこと
- WordPressの初期設定で注意すべきこと
本記事の信頼性
筆者はwordpressブログを開設済で、その経験を踏まえてこの記事を作成しています。
WordPressをインストールしたものの、初期設定って何をすればいいか悩みますよね。
今回はWordpressの初期設定の必要性とやるべきこと、注意すべきことについて実際にWordpressブログを運営中の僕が解説していきます。
5分ほどで記事は読み終わります。5分後にはWordpressの初期設定を終わらせてブログを執筆できるようになりますよ。
WordPressのインストールがまだという方は以下の記事を参考に、Wordpressのインストールを終わらせてから読んでください。
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参考初心者でも10分でできるWordPressブログの始め方【超簡単】
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それでは、説明していきます。
もくじ
WordPressの初期設定の必要性

まず、Wordpressの初期設定は必要なの?という疑問に答えます。
結論としては必須です。理由は以下のとおり。
初期設定の必要性
- SEO対策
- セキュリティ向上
- 読者の利便性
なぜならWordpressはデフォルトの状態のままだとSEO対策やセキュリティが弱かったり、記事URLが読者にわかりにくいからです。
例えばデフォルトの状態だとスパムメッセージが来やすい状態になっていて、サイトの信頼性に悪影響が出たりします。
あとから設定を変えるのが大変な項目もあるので、投稿前に初期設定を済ませておきましょう。
WordPressの初期設定でやるべきこと

WordPressの初期設定でやるべきことは以下の8つの設定です。
その他にも設定できる項目はありますが必要最小限に絞っています。
初期設定でやるべきこと
- 一般設定:サイトのタイトルなどに関する設定
- 表示設定:トップページに表示するコンテンツなどの設定
- ディスカッション設定:コメントなどに関する設定
- メディア設定:画像サイズなどに関する設定
- パーマリンク設定:記事URLのカスタマイズに関する設定
- プライバシー設定:個人情報の取り扱いなどについてのページ作成
- WordPressテーマ設定:サイトのデザインに関する設定
- プラグイン導入:WordPressを使いやすくする機能の導入設定[/box]
項目は多いですが、ひとつひとつの設定はすぐに終わります。
それでは、ひとつずつ説明していきます。
①一般設定
一般設定ではサイトのタイトルなどに関する設定を行います。
ダッシュボードのメニューから「設定」→「一般設定」を選択します。

設定できるのは以下の項目です。
設定できる項目
- サイトのタイトル
- キャッチフレーズ
- WordPressアドレス(URL)
- サイトアドレス(URL)
- 管理者メールアドレス
- メンバーシップ設定
- 新規ユーザーのデフォルト権限グループ
- サイトの言語
- タイムゾーン設定
- 日付・時刻フォーマット設定
- 週の始まり
この中で重要なのは「サイトのタイトル」です。サイトのタイトルはシンプルにしましょう。そのままブログ名になるのでブログのイメージを決定し、読者の目に一番止まりやすい部分だからです。
長いブログ名だとイメージがわかず記事を読む気がしなくなりますよね。簡単で印象に残りやすいタイトルを考えてみてください。
最後に「変更を保存」をクリックしてください。
②表示設定
表示設定ではトップページに表示するコンテンツなどの設定を行います。
ダッシュボードのメニューから「設定」→「表示設定」を選択します。

設定できるのは以下の項目です。
設定できる項目
- 1ページに表示する最大投稿数
- RSS/Atomフィードで表示する最新の投稿数
- フィードの各投稿に含める内容
- 検索エンジンでの表示設定
この中で重要なのは「1ページに表示する最大投稿数」と「検索エンジンでの表示設定」です。
「1ページに表示する最大投稿数」:デフォルトでは10ですが、もっと増やしたい場合は20などに設定しておきます。
「検索エンジンでの表示設定」:チェックをはずします。ここにチェックがあるとGoogleで検索した時にブログが表示されなくなってしまいます。
最後に「変更を保存」をクリックしてください。
③ディスカッション設定
ディスカッション設定ではコメントなどに関する設定を行います。
ダッシュボードのメニューから「設定」→「ディスカッション」を選択します。

設定できるのは以下の項目です。
設定できる項目
- デフォルトの投稿設定
- 他のコメント設定
- 自分宛のメール通知
- コメント表示条件コメントモデレーション
- コメント内で許可されないキーワード
- アバターの設定
この中で重要なのは「デフォルトの投稿設定」と「他のコメント設定」です。
「デフォルトの投稿設定」:今の状態だと内部リンクを貼った時に通知が来てしまうので「新しい投稿に対し他のブログからの通知 (ピンバック・トラックバック) を受け付ける」のチェックをはずします。
「他のコメント設定」:スパムを防ぐために「コメントの投稿者の名前とメールアドレスの入力を必須にする」にチェックします。
最後に「変更を保存」をクリックしてください。
④メディア設定
メディア設定では画像サイズなどに関する設定を行います。
ダッシュボードのメニューから「設定」→「メディア」を選択します。

設定できるのは以下の項目です。
設定できる項目
- サムネイルのサイズ
- 中サイズ
- 大サイズ
基本的にはデフォルトのままで問題ありません。必要に応じて変更してください。
⑤パーマリンク設定
パーマリンク設定では記事URLのカスタマイズに関する設定を行います。
ちなみにパーマリンクとは、記事のURLの後ろに表示される部分の事を言います。
『https://fafa0911.com/permalink』
上記の赤い部分がパーマリンクにあたります。
ダッシュボードのメニューから「設定」→「パーマリンク設定」を選択します。

パーマリンク設定で設定できるのは以下の項目です。
設定できる項目
- 基本:/?p=123
- 日付と投稿名:/2020/08/13/sample-post/
- 月と投稿名:/2020/08/sample-post/
- 数字ベース:/archives/123
- 投稿名:/sample-post/
- カスタム構造:/%postname%/
デフォルトでは「基本」が選択されていますが、これはおすすめできません。
GoogleはURLを見ただけで記事の内容が把握できることを推奨しているためです。
例
〇 http://www.sample.com/blog-start URLでブログの始め方とわかる!
✖ http://www.sample.com/20200830 URLでなんの記事かわからない!
なので「カスタム構造」をチェックし、入力欄に「/%postname%」と入力します。

カスタム構造にすることで記事を投稿するときに、パーマリンクを記事の内容にあったものに設定できます。
最後に「変更を保存」をクリックしてください。
⑥プライバシー設定
プライバシー設定では個人情報の取り扱いなどについてのページ作成の設定を行います。
ダッシュボードのメニューから「設定」→「プライバシー設定」を選択します。

結論からいうとプライバシーポリシーはかならず作成してください。コメントやアフィリエイトで個人情報を取得する場合があるからです。なるべく早い段階でプライバシーポリシーのページを作成して公開してください。
デフォルトで固定ページに「プライバシポリシー」という記事があるので、適宜修正して公開してください。文面については「プライバシーポリシー 書き方」でググるとたくさん出てきます。
⑦WordPressテーマ設定
WordPressテーマ設定では、サイトのデザインに関する設定を行います。テーマとはすなわちブログのデザインのことです。
ダッシュボードのメニューから「外観」→「テーマ」を選択し、好きなテーマを選んで「有効化」をクリック。

WordPressには無料テーマも有料テーマも豊富に用意されています。
もちろん無料テーマでも記事投稿には支障ないのですが、ブログの収益化を考えているなら有料テーマを導入すべきです。
簡単に見やすいデザインにできる上に、SEO対策が施されていたり、アドセンスやアフィエイトリンクを自由に貼れるからです。収益化しているブログは必ず有料テーマを使っています。
あとからテーマを変更するのはけっこうな手間と時間がかかるので最初から有料テーマを導入しておくのが無難です。
ちなみに当ブログは初心者にも使いやすいスワローを使用しています。
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【2020年】WordPress初心者へおすすめのテーマ4選
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⑧プラグイン導入
プラグイン導入ではWordPressを使いやすくする機能の導入設定を行います。
プラグインとはWordpressの機能を拡張するツールです。

スマホでいうアプリみたいなものと考えておけばOK。デフォルト状態だと特にセキュリティが弱いのでプラグインで補強します。
最低限でも以下のプラグインは導入しておきましょう。
最低限必要なプラグイン
- スパム対策:Akismet
- XMLサイトマップ作製:Google XML Sitemaps
- 訪問者向けのサイトマップ:PS Auto Sitemap
- 問い合わせフォームを作成:Contact Form 7
- ログイン画面の保護:SiteGuard WP Plugin
プラグインの導入はとても簡単で以下の手順です。
設定できる項目
- メニューから「プラグイン」を選択
- 「新規追加」をクリック
- プラグイン名を入力して検索
- インストール
- プラグインを有効化する
WordPressの初期設定で注意すべきこと

最後に、Wordpressの初期設定で注意すべきことをあげておきます。
主に2つのことに注意してください。
初期設定の注意点
- はじめての投稿前に設定する
- プラグインを入れすぎない
①はじめての投稿前に設定する
記事を投稿する前に初期設定を完了させてください。投稿後に設定を変えるのが困難な項目もあるからです。
パーマリンクの設定などがその代表でして、途中で設定をかえると記事URLがめちゃくちゃになります。併せてそれまでに培ったSEOの強さもリセットされてしまいます。
なので、一記事も投稿してない状態で初期設定を済ませてください。
②プラグインを入れすぎない
プラグインの導入は必要最小限にします。プラグインの数が多いとブログが重くなり、読者の利便性を損なうからです。
ユーザビリティが悪いブログということでGoogleの評価も低くなってしまいます。プラグインは上記であげたものだけを導入し、そのあとは必要に応じて追加・削除してみてください。
WordPressの初期設定でやるべきことまとめ

以上、Wordpressの初期設定の必要性とやるべきこと、注意点を紹介してきました。改めてポイントをおさらいすると以下のとおりです。
初期設定の必要性
- SEO対策
- セキュリティ向上
- 読者の利便性
初期設定でやるべきこと
- 一般設定:サイトのタイトルなどに関する設定
- 表示設定:トップページに表示するコンテンツなどの設定
- ディスカッション設定:コメントなどに関する設定
- メディア設定:画像サイズなどに関する設定
- パーマリンク設定:記事URLのカスタマイズに関する設定
- プライバシー設定:個人情報の取り扱いなどについてのページ作成
- WordPressテーマ設定:サイトのデザインに関する設定
- プラグイン導入:WordPressを使いやすくする機能の導入設定[/box]
初期設定の注意点
- はじめての投稿前に設定する
- プラグインを入れすぎない
WordPressの初期設定が終われば、記事の執筆にとりかかれます。さっそく記事を書いてみましょう。
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