こんな悩みを解決します。
本記事の内容
- ワールドコイン(WLD)の概要
- ワールドコイン(WLD)の特徴
- ワールドコイン(WLD)の買い方
- ワールドコイン(WLD)のチャート・価格推移
- ワールドコイン(WLD)の将来性
- ワールドコイン(WLD)の今後の価格予想
- ワールドコイン(WLD)のリスク・注意点
- ワールドコイン(WLD)に関するよくある質問
本記事の信頼性
筆者は2017年から暗号資産(仮想通貨)を運用しています。さらに、暗号資産(仮想通貨)の情報発信ブログで月300万円ほどの収益を得ており、その経験を基に本記事を執筆しています。
ワールドコイン(WLD)は「OpenAI」のCEOが立ち上げた仮想通貨です。
今回は仮想通貨ブログで月300万円以上の収益を得ている僕が、ワールドコイン(WLD)の概要や特徴・買い方などを解説していきます。
今回の記事を読むことでワールドコイン(WLD)に関する理解が深まるはず。
なお、ワールドコイン(WLD)は国内取引所では購入できず、海外取引所を使う必要があります。
海外取引所を利用する際にはビットコインやイーサリアムなどの暗号資産(仮想通貨)が必要です。
少額の500円から購入できるコインチェックに無料登録してビットコインなどを購入しておきましょう。
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もくじ
ワールドコイン(WLD)の概要
項目 | 内容 |
---|---|
名称 | WorldCoin WDC |
シンボル | WDC |
ローンチ時期 | 2023年7月 |
開発者 | Tools for Humanity |
運営者 | Worldcoin Foundation |
現在価格(2023.8時点) | ¥1.8970 |
時価総額(2023.8時点) | ¥266,487,331 |
時価総額ランキング(2023.8時点) | 6011位 |
購入できる取引所 | XT.COM ※国内取引所では購入不可 |
公式サイト | WorldCoin Global |
仮想通貨の世界に新たな風を吹き込む「ワールドコイン(WLD)」は、OpenAIのCEOであるサム・アルトマン氏と量子情報科学・機械学習の専門家、Alex Blania氏によって2020年に創設されました。
このプロジェクトは従来の仮想通貨とは一線を画す、画期的なビジョンを掲げています。
ワールドコインの公式サイトによれば、このプロジェクトの目標は、国籍や背景に関係なく、全人類がグローバル経済に参加できる未来を築くことです。
地球上の誰もが経済の利益を享受できるようにするこの画期的なな計画は、多くの人々の注目を集めています。
2023年前半にローンチ予定とされていましたが、長らく具体的な動きは見られませんでした。
しかし、2023年7月24日に創業者のサム・アルトマン氏が突如、仮想通貨WLDのローンチを発表。同日にはバイナンスやOKXなどの大手海外取引所への一斉上場が実現し、大きな話題となりました。
ワールドコイン(WLD)の最大の特徴は、「世界中の人に無料で配布される仮想通貨」であることです。ユーザーは自身の生体データ提供の対価としてワールドコインを受け取ることができます。
さらに、プロジェクト内での発言権を持つガバナンスとして機能し、将来的にエコシステム内でのユーティリティを持つ可能性も示されています。
ワールドコインは、仮想通貨の新たな可能性を追求するプロジェクトであり、そのビジョンと特徴は今後の市場における大きな変革を予感させます。
ワールドコイン(WLD)の特徴
ワールドコイン(WLD)の特徴は以下のとおり。
- OpenAI開発者が手掛けるプロジェクト
- 無料で受け取り可能
- ウォレットアプリを提供
- オープンソースのエコシステム
- ユニバーサルベーシックインカム(UBI)の実現
- 発言権を与えるユーティリティトークン
- 登録者が200万人を超える
それぞれ解説します。
①OpenAI開発者が手掛けるプロジェクト
ワールドコイン(WLD)は、OpenAIの共同開発者であるサム・アルマン氏と物理学者アレックス・ブラニア氏が手がける「ワールドコイン財団」によって発行された仮想通貨です。
このプロジェクトは、世界中の誰もが気軽にグローバル経済に参加できるようにし、グローバルなベーシックインカムを実現することを目指しています。
ベーシックインカムとは、すべての人に一定の金額を定期的に配布する社会保障の仕組みです。ワールドコイン財団は、この目標を達成するために「仮想通貨の無料配布」に焦点を当てています。
2023年7月24日にワールドコイン(WLD)のローンチが急遽発表され、BinanceやBybitなどの海外大手取引所に次々と上場。ローンチ初日に5.29ドルの高値をつけ、いきなり時価総額ランキング入りしました。
このプロジェクトの背後には、OpenAIのCEOであるサム・アルトマン氏がいることが大きな話題となりました。OpenAIは、2022年11月にAIチャットサービス「ChatGPT」をリリースし、世界的な反響を呼び起こしました。
ChatGPTは、AI技術を活用して人間とのような会話が可能なサービスで、リリースから約2カ月でユーザー数が1億人を突破。テレビ、YouTube、教育現場など、多岐にわたって利用されています。
ワールドコインの開発者がChatGPTの開発元CEOであることから、サービス内容への期待が高まっており、これまでに3回にわたり計300億円以上の資金調達に成功しています。
ChatGPTの実績や資金調達の金額からも、ワールドコインが期待されているサービスであることが明らかです。この新しい仮想通貨は、今後の経済のあり方に大きな影響を与える可能性があり、その動向が注目されています。
②無料で受け取り可能
ワールドコイン(WLD)は、革新的な身分証明システム「World ID」を通じて、誰でも無料で受け取ることができる仮想通貨です。
このWorld IDは、個人の虹彩(目の網膜)をデジタルコードに変換し、本人確認を行う画期的な仕組みです。
World IDの本人認証は以下のステップで行われます。
- 球体の生体認証装置「オーブ」で網膜をスキャン
- 虹彩をデジタルコードに書き換えて保存
- ゼロ知識証明という技術でプライバシーを保護し管理
この仕組みは、従来のログインシステム(メールアドレスや電話番号とパスワードを使用)とは異なり、ハッキングや人工知能による悪用のリスクを減らします。World IDは本人以外がログインできないため、安全性が確保され、IDやパスワードの入力の手間も省けるなど、多くのメリットがあります。
虹彩データの取得は、「Orb(オーブ)」と呼ばれる球体状のデバイスで行われ、現在20の国や地域でWorld IDの発行に対応しています。World IDを取得するためには、Orbの設置場所へ行き、眼球をスキャンする必要があります。さらに、ワールドコイン財団が提供する専用ウォレットアプリも必要です。
日本国内では、東京に5台のOrbが設置されており、条件を満たせば誰でもワールドコイン(WLD)を受け取ることができます。
World IDの導入は、これまでのログイン方法に取って代わる可能性を秘めており、今後一般的に広く普及すると予想されます。ワールドコインとWorld IDの組み合わせは、デジタル認証と仮想通貨の未来を切り開く革新的なプロジェクトと言えるでしょう。
③ウォレットアプリを提供
ワールドコイン(WLD)の管理や取得に欠かせない「World App」は、2023年5月8日にリリースされた専用のウォレットアプリです。
このアプリはシンプルな設計で、仮想通貨初心者にも使いやすいデザインが魅力です。iPhoneやAndroidの各アプリストアからダウンロード可能で、Orbでの虹彩データ認証にも必須となっています。
World Appの主な機能は以下の通りです。
- 仮想通貨の管理: 5種類の仮想通貨(USDC、DAI、ETH、WBTC、WLD)の管理が可能
- 仮想通貨の取引: 大手分散型取引所UniSwapが統合され、Uniswapのトークンも取引可
- さまざまなサービスへの接続: 各種DeFiサービスやブロックチェーンゲームへの対応
- スムーズな入出金: ウォレットアドレス・電話番号を用いた送金が可能
さらに、World Appのウォレットに「World ID」を登録することで、送金時のガス代(手数料)が無料になるほか、ワールドコイン助成金の申請や「Learn to Earn」の機能など、機能性が一層高まります。
ベータ版は現在Polygon上のネットワークに構築されており、今後のフルバージョンではイーサリアムのネットワーク上に構築される予定です。
ワールドコインを受け取りたいと考えている方にとって、World AppやWorld IDの登録は必須のステップとなるでしょう。シンプルで使いやすいこのアプリは、仮想通貨の世界への入門に最適なツールと言えるかもしれません。
④オープンソースのエコシステム
ワールドコイン(WLD)は完全にオープンソースで分散型のエコシステムを構築することに取り組んでいます。
エコシステムには、Optimism、Polygon、Blockchainsなどが含まれています。
さらに、主要プロトコル(Ethereumメインネット)、World App、World ID SDK、メタデータサービス、ユニークネスサービス、Orbハードウェアとソフトウェア、Orb操作、World IDプロトコルなどがオープンソース化されています。
さらに、ワールドコインの主要貢献者は、すべてのサービスのための公共財としての開発を続ける予定です。
新しいプロジェクトとして、ZKMLに関連するコンテンツ、コードベース、科学論文、プロジェクト、アプリケーションを提供する「awesome-zkml」、Semaphore ZK-circuitsを任意のプラットフォームで実行できるRustバインディングライブラリ「semaphore-rs」、メルクルツリーのバッチ処理サービス「semaphore-mtb」などが挙げられます。
ワールドコインのエコシステムはオープンソースの力を活用して、個人の識別とプライバシー保護を強化し、仮想通貨の世界で新しい標準を築くことを目指しています。
⑤ユニバーサルベーシックインカム(UBI)の実現
WorldCoinは、ユニバーサルベーシックインカム(UBI)のグローバルな分配システムを実現するためのプロジェクトで、その中核にあるのがWorldcoin Grantsです。
このプログラムを通じて、人々はWorld IDを使って自分が人間であることを証明し、Worldcoinトークンを毎月受け取ることができます。
現代社会は刻々と変化しており、円やドルなどの伝統的な通貨だけに依存することに対する不安が高まっています。そこで、新しい経済の未来を築くための選択肢として、Worldcoinのような革新的な技術が注目されています。
Worldcoinのビジョンは、個人の価値と平等性を認め、基本的な生活水準を保障すること。これにより、来るべきAI時代に向けて、人々に自由や平等な機会を提供することが期待されています。
このような背景から、Worldcoinは変化の激しい世界での新しい経済の可能性を追求する人々にとって、魅力的な投資先となっているのです。
⑥発言権を与えるユーティリティトークン
ワールドコイン(WLD)は、ユーザーにプロトコルの将来についての発言権を与える特別なデジタル通貨です。
通常の「一トークン一票」の方式に加え、「一人一票」の方式も導入され、新しい統治の方法が可能になります。
WLDトークンは、支払いや投票など、さまざまな用途に使用される可能性があります。長期的には、価値の保存手段としても扱われるかもしれません。
Worldcoin Foundationは、プロジェクトの統治を進め、分散化を促進する計画を立てています。
WLDトークンをユニークな人間である参加者に提供することで、最も広く分散されたデジタル通貨にする可能性があります。
⑦登録者が200万人を超える
ワールドコインはすでに登録者が200万人を超えています。
登録は世界中で行われており、特にWorldcoinのために作られた最初のカスタム生体認証イメージングデバイスであるOrbsが最近利用可能になった都市(バルセロナ、ベルリン、ブエノスアイレス、ニューヨーク、ソウル、東京など)で増加しています。
毎週40,000人以上がWorld IDに登録している状況であり、登録者が増え続けています。
今後数ヶ月でOrbの利用可能数が大幅に増加すると予想されているため、さらに登録者が増えるスピードが加速する見込みです。
ワールドコイン(WLD)の買い方・購入方法
ワールドコイン(WLD)は残念ながら国内取引所では取り扱いがないため、海外取引所で購入する必要があります。
ワールドコイン(WLD)の買い方は以下のとおりです。
- コインチェックで口座開設
- コインチェックで仮想通貨を購入する
- XT.COMで口座開設
- XT.COMにイーサリアムを送金する
- XT.COMでワールドコイン(WLD)を購入する
順番に解説していきます。
①コインチェックで口座開設
事前準備として、仮想通貨取引所の口座が必要になります。
海外取引所に送金するためのイーサリアムなどの暗号資産(仮想通貨)が必要になるからです。
取引所は複数ありますが、最初はコインチェックをおすすめします。
アプリが使いやすいので初心者でも迷うことなく取引でき、入金もコンビニ入金や銀行振込など幅広く対応しています。
仮想通貨を500円から購入できますし、口座開設はもちろん無料なのでサクッと開設しておきましょう。
②コインチェックで仮想通貨を購入する
コインチェックで口座を開設できたら暗号資産(仮想通貨)を購入します。
暗号資産(仮想通貨)を購入するためには、まずはコインチェックに日本円を入金します。
ホーム画面の「日本円を入金」から日本円を入金できます。
入金方法には「銀行振り込み」、「コンビニ入金」、「クイック入金」の3つから選択可能です。
コインチェックに日本円が入金できたらホーム画面の「販売所(購入)」にて、例えばイーサリアムなら「ETH」を選択して日本円で購入します。
他の通貨を買う際も同じ手順でOKです!
③XT.COMで口座開設
続いて、海外取引所のXT.COMで口座開設をしておきます。
マイナーな仮想通貨は海外取引所でしか買えない場合が多いからです。
口座開設は無料なのでサクッと済ませておきましょう。
④XT.COMに仮想通貨を送金する
XT.COMへの登録が完了したら入金が必要です。しかしXT.COMは海外取引所なので、日本円を直接入金することができません。
そのため、あらかじめ購入しておいた仮想通貨を国内取引所からXT.COMへ送金する必要があります。
今回はコインチェックを使った画面で説明します。今回はイーサリアムを使った手順ですが、ビットコインやリップル等好きな通貨を送金してOKです。
- Coincheckのコイン送金画面から、「Ethereumを送る」を選択
- 送金先リストにコピーしたERC20アドレスをペースト
- 送金したいETHの金額を入力
- 「送金する」ボタンをクリック
初めて仮想通貨の送金をする方はまず少額で送金テストを行ってください。
送金でミスすると最悪自分のお金を失うことになります。
まず少額で送金してみて問題ないことを確認してから、残りの資金を送金するようにすると安心です。
⑤XT.COMでワールドコイン(WLD)を購入する
入金が完了したら、XT.COMでワールドコイン(WLD)を購入しましょう。
まずは国内取引所で仮想通貨を購入する必要があるので、少額の500円から買えるコインチェックで無料開設し、少額の仮想通貨を購入しておきましょう。
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ワールドコイン(WLD)のチャート・価格推移
ワールドコイン(WLD)のチャート・価格推移についても見ていきましょう。
上場直後は価格が高騰しましたが、その後は下落し、価格は安定して推移しています。
一時は1.9ドル台で推移しており、ワールドコイン(WLD)関連のニュースに敏感に反応している状態です。
ワールドコイン(Worldcoin)は、日本の東京を中心に無料で配布されている仮想通貨で、その人気と知名度が急上昇しています。
この配布は、特殊な装置「Orb(オーブ)」での虹彩認証を通じて行われており、多くの人々に受け入れられています。
今後の展望として、ワールドコインが大手取引所で上場される可能性があり、その結果として価格の上昇が期待されています。
しかし、現時点ではワールドコインは海外取引所でしか取り扱われていないため、保有する際には国内取引所を経由して送金する必要があります。
まずは、少額の500円から購入できるコインチェックに無料登録してビットコインなどを購入しておきましょう。
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ワールドコイン(WLD)の将来性
続いて、ワールドコイン(WLD)の将来性について解説します。
- AI関連銘柄のひとつ
- サム・アルトマン氏の手腕
- 資金調達を成功させている
- ワールドコイン(WLD)の普及
- 取引所への新規上場
- セキュリティ性の向上
それぞれ解説します。
①AI関連銘柄のひとつ
ワールドコイン(WLD)は、AI(人工知能)技術に基づく仮想通貨銘柄の一つで、この分野は近年、急速に注目を集めています。
特にOpenAIが開発したチャットボット「ChatGPT」の人気が爆発的に高まり、AI関連の仮想通貨への興味を急速に高めました。
投資家や市場関係者は、この動きに乗じてAIと連携した仮想通貨に焦点を当てており、大手企業の投資も市場の勢いを後押ししています。
例として、マイクロソフトが2019年にOpenAIへ10億ドル、今年1月にはさらに100億ドルの追加投資を行いました。このような巨大企業の行動が、価格が10倍以上に急騰する銘柄の登場を引き起こしています。
さらに、AI関連のプロジェクトにはまだ実用化されていないものも多く、これらが実用化される際には、さらなる注目と価値の上昇が期待されています。
成功すれば、関連するトークンの価値も一層高まるでしょう。このような背景から、ワールドコインを含むAI関連の仮想通貨銘柄は、今後の投資のチャンスとして広く認識されています。
②サム・アルトマン氏の手腕
サム・アルトマン氏は、OpenAIのCEOであり、革新的なチャットボットChatGPTで一世を風革した人物として知られています。
彼のカリスマ性とリーダーシップにより、ワールドコインプロジェクトの成功が期待されているのです。
アルトマン氏は、エンジェル投資家としても活躍しており、Airbnb、ストライプ、Redditなど多岐にわたる企業への投資を行っています。彼は一時期Redditの最高経営責任者を務めた経歴もあり、その後のCEO人事にも関与しています。
彼の関心は投資だけに留まらず、核エネルギー分野にも進出しており、HelionとOkloという二つの核エネルギー企業の取締役会長も務めています。彼は核エネルギーを技術的発展が最も重要な分野の一つと位置づけています。
OpenAIにおいても、アルトマン氏は「capped-profit」型の研究企業として、人工知能を人間に利益をもたらす方向で進展させることを目指しており、イーロン・マスク、Amazon Web Servicesなどと共同で立ち上げ、10億ドルの資金調達に成功しています。
2020年に共同設立したワールドコインは、地球上の全人類に対して虹彩認識を使い、無料で新しい仮想通貨を提供することを目標としています。一時的に業務停止を余儀なくされる事態もありましたが、彼の多岐にわたるビジネス展開とシナジーにより、今後の展開が期待されています。
サム・アルトマン氏の多岐にわたる活動とワールドコインへの関与は、仮想通貨市場における新たな可能性を示しており、彼のビジョンとリーダーシップが今後の市場をどう変えるのか、注目が集まっています。
③資金調達を成功させている
ワールドコイン(WLD)は、仮想通貨市場で高い注目を集めているサービスで、過去に3回の大規模な資金調達を成功させています。
その実績は以下の通りです。
- 2021年10月に約34億円
- 2022年3月に約130億円
- 2023年5月26日に約160.8億円
これらの資金調達には、著名な企業や投資家が参加しており、Andreessen Horowitz(a16z)、Coinbase Ventures、FTXの前CEOサム・バンクマンフリード氏などが代表的な出資者として名を連ねています。
特に2023年5月の資金調達では、Blockchain Capitalが主導し、Bain Capital Crypto、Distributed Globalなども参加しています。
これらの資金調達により、ワールドコインは計約324億円の資金を集めることに成功しており、外部の機関投資家からの評価が非常に高いことがわかります。
このような強力な支援を受けているワールドコインは、今後のサービス展開に大いに期待が持てると言えるでしょう。
投資家や起業家からの信頼と、将来性のあるビジョンが、ワールドコインの成功の鍵となっていると感じられます。
④ワールドコイン(WLD)の普及
ワールドコインは、欧州諸国でのサービス導入が進んでおり、特にその認証技術「World ID」が注目を集めています。
具体的な導入事例としては以下のようなものがあります。
- ドイツでWorld IDが導入され、Oktaの認証プラットフォーム「Auth0」でWorld IDによる認証が追加
- スペインWorld IDが導入され、Tools for Humanity (TFH) がAdigitalとTech Barcelonaへサービス提供
特に注目すべき点として、ドイツで導入された「Auth0」は、日本でもdocomoやスバルなどの有名企業が利用している認証サービスであるため、今後日本でもWorld IDを介したログインに対応する可能性があると言われています。
ワールドコインのWorld IDの認証技術が先進国で注目されていることから、今後の需要増加が期待されています。
最新のサービス導入情報やワールドコインに関するニュースは、公式サイトやブログ、Twitterなどで随時発表される予定ですので、興味を持たれた方はチェックしておくと良いでしょう。
⑤取引所への新規上場
ワールドコインは2023年7月から海外取引所での取り扱いが始まり、今後の取引所での取り扱い開始時に価格が大きく変動する可能性があります。
このプロジェクトはOpenAIのCEOによって立ち上げられ、その話題性とこれまでのサービス導入事例から、多くの投資家が注目しており、価格が急騰することも考えられます。
現在、ワールドコインは海外の仮想通貨取引所でのみ取り扱われているため、購入するには国内の取引所で仮想通貨を購入する必要があります。
少額の500円から購入できるコインチェックに無料登録してビットコインなどを購入しておきましょう。
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⑥セキュリティ性の向上
ワールドコインは、革新的なプロジェクトで注目を集めていますが、いくつかの課題点が指摘されているのも事実です。
イーサリアムの共同創業者ヴィタリック・ブテリン氏などの専門家から、以下のような懸念が挙げられています。
- 個人のプライバシー問題: 虹彩データのスキャンがプライバシー侵害の可能性
- ユーザーのアクセシビリティ: Orbの配置数など、利用者にとって使いやすい環境構築
- 中央集権化の問題: ワールドコイン財団による一元管理の懸念
- セキュリティの問題: スマートフォンのハッキングやデータ盗難のリスク
特に、虹彩情報の取り扱いに関しては、世界ではすでに闇市場が存在し、個人データの不正売買が高まっている状況です。
ワールドコインは虹彩データのスキャンがプライバシーを侵害しないと主張していますが、登録時に多くの個人情報を収集し、十分な同意が得られていないとの指摘もあります。
これらの課題が解消されない限り、「自身の虹彩情報が犯罪に利用される」という懸念が強まり、ワールドコインのエコシステムの拡大が遅れる可能性があります。
プライバシー保護の強化など、これらの課題への対応が、ワールドコイン(WLD)の今後の価格上昇やプロジェクトの成功にも繋がると考えられます。
ワールドコイン(WLD)の今後の価格予想
仮想通貨の価格予想サイトによると、AIを使ったワールドコイン(WLD)の今後の価格予想は以下のとおり。
年 | 平均値 (円) | 最小値 (円) | 最大値 (円) |
---|---|---|---|
2023 | 358.40 | 287.00 | 429.80 |
2024 | 422.80 | 337.40 | 506.80 |
2025 | 498.40 | 398.60 | 598.60 |
2026 | 586.60 | 469.00 | 704.20 |
2027 | 691.60 | 553.00 | 830.20 |
2028 | 814.80 | 652.40 | 978.60 |
2029 | 961.80 | 768.60 | 1,153.60 |
2030 | 1,132.60 | 907.20 | 1,359.40 |
2031 | 1,335.60 | 1,068.20 | 1,603.00 |
2032 | 1,575.00 | 1,260.00 | 1,890.00 |
2033 | 1,856.40 | 1,485.40 | 2,227.40 |
2034 | 2,188.20 | 1,751.40 | 2,626.40 |
2032年には約2200円程度まで上昇するとの予想がされており、今後の価格上昇が期待できます。
最近ではビットコインなどを法定通貨に採用する国が増えており、様々な支払い手段として仮想通貨が採用され始めています。
近年、仮想通貨が世界各国に受け入れられるようになり、多くの国が仮想通貨を採用したり、デジタル通貨を開発し始めています。
>>中央銀行デジタル通貨(CBDC)とは?仮想通貨との違いやメリット・デメリットを徹底解説
中央アフリカやエルサルバドルなどの国は、仮想通貨を多様な支払い手段として法定通貨に採用し始めています。
海外でも仮想通貨の保有・取引に関する税制を整備する動きがあるので、国民が安心して取引できる状況が整っています。
ワールドコイン(WLD)は将来的に何人ものユーザーを魅了する可能性を秘めた本当に良いプロトコルですが、仮想通貨ユーザーの間ではまだ人気がありません。
今後の仮想通貨の需要増加によりワールドコイン(WLD)も成長していくでしょう。
ワールドコイン(WLD)の注意点とリスク
ワールドコイン(WLD)の注意点やリスクは以下のとおり。
- 競合プロジェクトが多い
- 海外取引所は安全性が未知数
- ワールドコイン(WLD)人気に乗じた詐欺に注意
それぞれ解説します。
①競合プロジェクトが多い
ベーシックインカムサービスは、多数の競合プロジェクトが乱立しています。
これらのプロジェクトは、それぞれが異なる特徴や技術を持ち、よりよい分散型クラウドサービスを提供することに注力しています。そのため、この市場で競合するためには、より優れた技術や機能を提供する必要があります。
しかし、競争が激化するとワールドコイン(WLD)が遅れを取る可能性があると言われています。これは、競合他社がより高度な技術やユーザビリティを提供する場合、ワールドコイン(WLD)の需要や利用者数が減少する可能性があるためです。
そのため、ワールドコイン(WLD)は、競合他社との差別化や強みを見出し、市場での存在感を確立することが必要です。
②海外取引所は安全性が未知数
現在、ワールドコイン(WLD)は日本の国内取引所では取り扱われておらず、購入するには海外取引所を利用する必要があります。
しかし、これらの海外取引所は、日本の法律に基づいて認可されていないため、利用する際には、リスクがあることを事前に十分に理解しておく必要があります。つまり、何らかのトラブルが発生する可能性があり、取引所に預けた資産が返ってこなくなる可能性があります。
これは、日本の法律が海外取引所を管理・監督することができないために起こる問題です。また、海外取引所には、日本の取引所と比べてセキュリティが脆弱な場合があるため、資産を預ける場合にはリスクが高くなることもあります。
そのため、海外取引所を利用する際には、十分な情報収集とリスク管理が必要です。安全性を確保するためには、複数の取引所を利用することが推奨されます。また、投資の前には、リスクを十分に理解してから行うことが重要です。
おすすめの取引所については、仮想通貨おすすめ銘柄&取引所ランキング!今後伸びる可能性が高い通貨を紹介で詳しく解説しているので併せてご覧ください。
③ワールドコイン(WLD)人気に乗じた詐欺に注意
ワールドコイン(WLD)の人気に乗じた詐欺が報告されているため、十分に注意しましょう。
以下は、注意すべき詐欺の種類です。
1.偽のWLDトークンを販売する詐欺
WLDトークンは、ワールドコイン(WLD)から発行されており、一部の取引所でのみ取引が可能です。
偽のWLDトークンを販売する詐欺があるため、公式取引所以外での購入には注意が必要です。
2.詐欺的な投資プロジェクト
ワールドコイン(WLD)の人気に乗じた詐欺的な投資プロジェクトがあります。
これらのプロジェクトは高いリターンを約束し、投資家から資金を募りますが、実際には詐欺であり、投資家は資金を失う可能性があります。
3.フィッシング詐欺
フィッシング詐欺は、偽のウェブサイトを作成し、ユーザーの個人情報を盗む手法です。
ワールドコイン(WLD)に関連するサイトやアプリを使用する際は、公式サイトや公式アプリを使用するようにし、偽のサイトには注意しましょう。
これらの詐欺から自分を守るためには、公式の情報源からのみ情報を収集し、公式取引所でのみWLDトークンを購入するようにし、投資に関しては信頼できる情報源を確認することが重要です。
また、不審なメールやリンクには注意し、個人情報を入力しないようにしましょう。
ワールドコイン(WLD)に関するよくある質問
最後にワールドコイン(WLD)に関するよくある質問に答えます。
- ワールドコイン(WLD)は国内取引所で買える?
- ワールドコイン(WLD)はステーキングできる?
- ワールドコイン(WLD)の発行上限はどのくらい?
- ワールドコイン(WLD)は安全なの?
- ワールドコイン(WLD)の創設者は?
順番に回答します。
①ワールドコイン(WLD)は国内取引所で買える?
ワールドコイン(WLD)は国内取引所では購入できません。
ワールドコイン(WLD)を購入する際は以下の海外取引所を使う必要があります。
- XT.COM
海外取引所は日本円が入金できません。入金用の仮想通貨はアプリが使いやすいコインチェックで購入しておきましょう。
②ワールドコイン(WLD)はステーキングできる?
現在のところ、ステーキング不能です。
しかし、ステーキングはトレードをする必要が無く、簡単に報酬が得られるので初心者にもおすすめの方法です。
ステーキングの仕組み等については、仮想通貨の「ステーキング」とは?利益を得る仕組みを解説で詳しく解説しているので併せてご覧ください。
③ワールドコイン(WLD)の発行上限はどのくらい?
ワールドコイン(WLD)の発行上限は10,000,000,000 WLDです。
そのため、価値が上がりやすい通貨として注目が集まっています。
ただし、仮想通貨の価格変動には、発行上限だけではなく、様々な要因が影響を与えます。
仮想通貨の発行上限が定められていることが、仮想通貨の価格が上昇するという保証をするものではありません。
仮想通貨市場は、常に変化しており、仮想通貨の価格も常に変動しています。
仮想通貨を投資する場合は、常に最新の情報を確認し、リスクを理解した上で、自己責任で判断することが重要です。
④ワールドコイン(WLD)は安全なの?
WLDトークンコントラクトは、イーサリアムメインネット上に展開されており、さらにOptimismという「レイヤー2」ネットワークにブリッジされています。
この構造により、WLDは以下の2つのブロックチェーンの安全性を継承しています。
①イーサリアムメインネット
イーサリアムは、分散型アプリケーション(DApps)のプラットフォームとして広く使用されており、そのセキュリティは高く評価されています。イーサリアムメインネット上に展開されることで、WLDトークンコントラクトはイーサリアムの堅牢なセキュリティ基盤を享受します。
②Optimismの「レイヤー2」ネットワーク
Optimismは、イーサリアムのスケーラビリティを向上させるためのレイヤー2ソリューションで、トランザクションの処理速度を向上させるとともに、セキュリティも保持します。WLDがこのネットワークにブリッジされることで、効率的なトランザクション処理が可能になりつつ、安全性も確保されます。
このように、WLDはイーサリアムメインネットとOptimismのレイヤー2ネットワークの両方の安全性プロパティを継承しているため、トークンの取引や保管において信頼性が高いと言えるでしょう。
まとめ:ワールドコイン(WLD)は将来性が期待できる銘柄
今回はワールドコイン(WLD)について解説してきました。
ワールドコイン(WLD)はChatGPT創設者が手掛けるプロジェクトであり、仮想通貨需要の増加に伴い今後のさらなる普及が期待できます。
XT.COM等の大手取引所に上場済であり、実用性も高く評価されています。
ワールドコイン(WLD)はこのように様々な要因で将来性に期待が持てるので、少額でもいいので早めに購入することで先行者利益を得やすくなります。
ワールドコイン(WLD)に興味がある方はアプリが使いやすいコインチェックで無料で口座開設し、購入用の仮想通貨を買っておきましょう。
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