こんな悩みを解決します。
本記事の内容
- SEO対策における見出しタグとは
- SEO対策における見出しタグの設置ルール
- SEOに効果的な見出しの作り方のコツ
- SEO対策における見出しタグの設置の注意点
本記事の信頼性
筆者は2020年8月にブログを開設し、3ヶ月以上毎日更新しています。
「ブログの見出しをどのように付ければいいのか、わからない」このような悩みを持っている方も多いのではないでしょうか。僕自身も最初は「なんとなく、こんな感じでいいかな」という風にざっくりと見出しを付けていました。
見出しは本文に比べて、ついつい軽視してしまいがちです。しかし、見出しは記事の内容を簡潔に示す道しるべであり、さらに読者と検索エンジンに記事の内容を伝える重要な役割を担っています。
そこで、本記事ではブログを毎日更新している僕が、SEOに効果的な見出しの付け方と作り方のコツをご紹介します。
見出しを作る際の注意点についても併せて紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。
記事は3分ほどで読み終わります。SEOに効果的な見出しの付け方を知りたい方は、3分だけおつきあいください。
もくじ
SEO対策における見出しタグとは
まず、見出しタグとは何か?について説明します。
見出しタグとは、ユーザーと検索エンジンに対してページの構成を正しく伝えるために使用するタグのこと。HTMLでは以下のようなタグで記述します。
<h1>テキスト</h1>
<h2>テキスト</h2>
<h3>テキスト</h3>
タグで囲まれた文章は目立つ形で表示されるため、その後の本文の内容を理解しやすくなるメリットがあります。数字が小さいほど、重要度があがり、h1タグはタイトルタグとも呼ばれます。タイトルの付け方については、以下の記事で詳しく解説しています。
>>SEOに最適なタイトルの文字数は?【タイトルの付け方も紹介】
また、見出しは目次にもなるので、ページの冒頭で読者に対し記事構成を伝えるガイドの役割も担っています。目次の作り方については、以下の記事で詳しく解説しています。
①見出しタグの効果
見出しタグには、ページ内容を読者に簡潔に伝える効果があります。
例えば、見出しを使っていない以下の文章は「なんだか読みにくいな」と感じるはずです。
見出し無し
検索エンジン最適化の出発点は、対象としたいウェブ利用者がどういったキーワードで必要とする情報を探しているかを理解することである。例えば、製品やサービスを比較しながら探す場合、検索ボックスには製品の固有名詞ではなく一般名称が、特定製品の機能名ではなく一般的な機能名が打ち込まれる傾向にある。
Googleは、ユーザーがサイトを検索するときに入力する可能性の高いキーワードをサイト内に含めることを推奨している。あるページが、あるキーワードにどの程度関連しているかは、検索エンジン・スパイダーのアルゴリズムに基づいて決定される。検索エンジンは、ウェブサイトが閲覧されるときに閲覧者が読もうとするテキストを内容に基づいて整理し、そのページは何を記しているページで、あるキーワードに対する関連性がどの程度かを判断する。
多くの検索エンジンは、ページの価値を判断する基準に、そのページにどれだけの被リンクがあるかという基準を採用している。したがって、ウェブ上の他の関係あるサイトに自分のコンテンツについて通知し、リンクを求めたり、自己が運営する既存のサイトから適切なリンクをはったりすることが対策として行われる。ユーザーに役立つページを作成することで、閲覧したユーザーからのリンクを得るという対策が行われることもある。
一方、見出しを付けると以下のとおり。
見出し有り
目的キーワードの分析
検索エンジン最適化の出発点は、対象としたいウェブ利用者がどういったキーワードで必要とする情報を探しているかを理解することである。例えば、製品やサービスを比較しながら探す場合、検索ボックスには製品の固有名詞ではなく一般名称が、特定製品の機能名ではなく一般的な機能名が打ち込まれる傾向にある。
キーワードに沿ったページの構成
Googleは、ユーザーがサイトを検索するときに入力する可能性の高いキーワードをサイト内に含めることを推奨している。あるページが、あるキーワードにどの程度関連しているかは、検索エンジン・スパイダーのアルゴリズムに基づいて決定される。検索エンジンは、ウェブサイトが閲覧されるときに閲覧者が読もうとするテキストを内容に基づいて整理し、そのページは何を記しているページで、あるキーワードに対する関連性がどの程度かを判断する。
リンクの作成
多くの検索エンジンは、ページの価値を判断する基準に、そのページにどれだけの被リンクがあるかという基準を採用している。したがって、ウェブ上の他の関係あるサイトに自分のコンテンツについて通知し、リンクを求めたり、自己が運営する既存のサイトから適切なリンクをはったりすることが対策として行われる。ユーザーに役立つページを作成することで、閲覧したユーザーからのリンクを得るという対策が行われることもある。
一気に内容が整理されて、わかりやすくなりましたよね。見出しを使うことでユーザーに対して、コンテンツの内容と構造を簡潔に示すことができます。これが見出しタグの効果です。読みやすい記事の書き方については、以下の記事で詳しく解説しています。
>>ブログの文章力がない人でも読みやすい記事が書けるコツ20個
②見出しタグのSEO効果
見出しタグは、ユーザーのみならず検索エンジンに対しても効果的です。
なぜなら、見出しタグを使うことで、コンテンツの構成を検索エンジンのクローラーに伝えることができるからです。
例えば、見出しが無いコンテンツだとクローラーは構成を把握しずらいため、評価が下がってしまいます。しかし、見出しがあることでコンテンツの構成を正確に把握することができ、正しい評価に繋がります。
このように、見出しタグを適切に使うことで、SEO効果も期待できます。SEO対策については、以下の記事で詳しく解説しています。
>>WordPressのSEOを強化するためにやるべき12の対策
SEO対策における見出しタグの設置ルール
つづいて、SEO対策における見出しタグの設置ルールについて、説明します。設置ルールは以下の2つ。
- hタグを使用する
- 順番に使用する
順番に説明します。
①hタグを使用する
見出しには<h1>、<h2>、<h3>などHTMLの「hタグ」を使用します。検索エンジンのクローラーがhタグを見出しと判断するからです。
タグ | 見出しの種類 |
h1 | 大見出し(タイトル) |
h2 | 中見出し(目次・章) |
h3 | 小見出し(各章のポイント) |
h4~h6 | 小見出し(h3の補足など) |
このように、見出しタグはh1~h6までありますが、大抵のコンテンツはh3くらいまでしか使わないことが殆どです。当ブログも以下のとおりh3見出しまでしか使っていません。
この辺は、コンテンツの内容にも左右されるので、あなたのブログの内容に応じて適切なhタグを使い分けてください。
②順番に使用する
hタグは数字の小さいタグから順番に使用します。
hタグそれぞれに役割があるので、順番を守らないとユーザーと検索エンジンに対して、コンテンツの構造をきちんと伝えられないからです。
以下のような順番での使い方が理想です。
<h1>ブログを継続する方法<h1> → 大見出し(タイトル)
<h2>ブログを習慣化する<h2> → 中見出し
<h3>朝起きてすぐ書く<h3> → 小見出し
<h3>隙間時間を使って書く<h3> →小見出し
<h1>→<h2>→<h3>→の順になってますよね。このように順番を守ってhタグを使うことが重要です。Googleも以下のように、見出しの順序について言及しています。
「複数の見出しサイズを正しい順序で使用すると、コンテンツの階層構造が作成され、ユーザーがドキュメント内を移動しやすくなります」。
大見出し→中見出し→小見出しの順番を崩さないようにして、階層を意識しつつ見出しタグを設定することが重要です。
SEOに効果的な見出しの作り方のコツ
つづいて、SEOに効果的な見出しの作り方のコツを説明します。コツは以下の3つ。
- 内容を簡潔に表す
- 文章にしない
- わかりやすい言葉を使う
順番に説明します。
①内容を簡潔に表す
見出しは内容を簡潔に表すようにします。
見出しがわかりにくいと、ユーザーに内容が伝わらないからです。
たとえば、本記事の見出しは以下のとおり。
- SEO対策における見出しタグとは
- SEO対策における見出しタグの設置ルール
- SEOに効果的な見出しの作り方のコツ
- SEO対策における見出しタグの設置の注意点
ぱっと見で「見出しタグのルールとか、作り方が書いてあるんだな」とわかりますよね。このように本文の内容をできるだけ簡潔に見出しで伝えるようにすることがポイントです。
②文章にしない
見出しを文章にするのは避けましょう。
見出しはちらっと見たときに興味を持ってもらうためのものなので、見出しが長いと読者が興味を失うからです。
具体的には、以下のように短い言葉で表現するのがベストです。
- ◯ ブログのアクセスアップの秘訣
- ✕ あなたのブログのアクセスを増やす方法を教えます
なので、見出しは流し読みをする人でも理解できるくらいの長さに留めておくように意識してください。
③わかりやすい言葉を使う
だれにでもわかりやすい言葉を使うことが重要です。
見出しに難しい言葉が使われていると、内容が想像しにくいので、読者が興味を失ってしまうからです。
- ◯ 読者目線で記事を書く
- ✕ 顕在的ニーズ・潜在的ニーズを把握しよう
- ✕ ペルソナ設定し記事制作をする
後者の場合だと「ペルソナ?ってなんだっけ?」「顕在的?潜在的?よくわからん」と混乱し、読むのがめんどくさくなってしまいます。
見出しはできるだけわかりやすい言葉を使って、ユーザーにストレスを与えないのがポイントです。この辺はコピーライティングにも通じるものがあるので、コピーライティング力を身に着けたい方は以下の本を読むと、レベルアップできます。
メンタリストdaigoも絶賛の1冊で、コピーライティングの具体的な手法が丁寧に解説された1冊です。もちろんブログの文章にも応用できるので買って損はありません。
SEO対策における見出しタグの設置の注意点
つづいて、SEO対策における見出しタグの設置の注意点を説明します。注意点は、以下の3つ。
- 必要な見出しのみ設置
- 長くならないようにする
- キーワードを詰め込みすぎない
順番に説明します。
①必要な見出しのみ設置
必要な見出しのみ設置するようにします。
なぜなら、不必要な見出しは無意味なうえに、読者の読みやすさを損なうからです。
見出しタグはいくつでも使えますが、3個の見出しで十分なのに10個の見出しを使うといったことは避けましょう。
見出しはあくまでも、コンテンツの区切りを示すためのもの。読者に必要な箇所にだけ見出しを設置する意識を持ちましょう。
②長くならないようにする
見出しは簡潔に内容を伝えるものなので、長くならないように注意してください。
見出しが長いと、ユーザーにも検索エンジンにも内容が伝わりにくくなってしまうからです。
具体的には10~20文字くらいにおさめると、短くまとまります。
本文の内容をいかに短い言葉で伝えるかを常に考慮しながら、見出しを考えることが大切です。
③キーワードを詰め込みすぎない
見出しにはキーワードを詰め込みすぎないよう注意が必要です。
キーワードを詰め込んでしまうと、違和感が生じる内容になり、ユーザーの不信感を招くからです。また、見出しに限らずキーワードを無意味にコンテンツに詰め込むと、Googleからもスパムと評価されペナルティが課せられるリスクもあります。
ページにキーワードや数字を詰め込むと、ユーザーの利便性が低下し、サイトのランキングに悪影響が及ぶ可能性もあります。文脈に合ったキーワードを適切に使用した、情報に富んだ有用なコンテンツを作成することに焦点を合わせてサイトを運営してください。
SEOを意識するあまり、キーワードの詰め込みすぎにならないように注意してください。あくまでも自然な形でキーワードを入れるようにしましょう。キーワードの効果的な入れ方については、以下の記事で詳しく解説しています。
まとめ:SEO対策において見出しは重要
SEOに効果的な見出しの作り方などについて、解説してきました。内容をおさらいすると以下のとおり。
SEO対策における見出しタグの設置ルール
- hタグを使用する
- 順番に使用する
SEOに効果的な見出しの作り方のコツ
- 内容を簡潔に表す
- 文章にしない
- わかりやすい言葉を使う
SEO対策における見出しタグの設置の注意点
- 必要な見出しのみ設置
- 長くならないようにする
- キーワードを詰め込みすぎない
ざっくりまとめると、上記のような感じです。
見出しを適切に設置することで、ユーザーの利便性も向上し、Googleからの評価も高まるためSEO効果も期待できます。
この記事で見出しの作り方をマスターしたら、読者ニーズをとらえた記事を継続して書いていきましょう。
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