こんな悩みを解決します。
本記事の内容
- Kusama(クサマ/KSM)の概要
- Kusama(クサマ/KSM)の特徴
- Kusama(クサマ/KSM)の買い方
- Kusama(クサマ/KSM)のチャート・価格推移
- Kusama(クサマ/KSM)の将来性
- Kusama(クサマ/KSM)に関するよくある質問
本記事の信頼性
筆者は2017年から暗号資産(仮想通貨)を運用しています。さらに、暗号資産(仮想通貨)の情報発信ブログで月200万円ほどの収益を得ており、その経験を基に本記事を執筆しています。
Kusama(クサマ/KSM)はポルカドットによく似た仮想通貨です。
今回は実際に暗号資産(仮想通貨)を運用中の僕が、Kusama(KSM)の概要や特徴・買い方などを解説していきます。今回の記事を読むことでKusama(KSM)に関する理解が深まるはずです。
なお、Kusama(KSM)は国内取引所では購入できず、海外取引所を使う必要があります。
海外取引所を利用する際にはビットコインやイーサリアムなどの暗号資産(仮想通貨)が必要になるので、少額の500円から購入できるコインチェックに無料登録して少額のビットコインなどを購入しておきましょう。
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もくじ
Kusama(クサマ/KSM)の概要
出典:Kusama公式サイト
名称 | Kusama(クサマ/KSM) |
---|---|
時価総額 | 75位 |
取引所 | BINANCE、Gate.io |
価格(2023年6月時点) | ¥3,662.91 |
時価総額(2023年6月時点) | ¥31,048,233,492 |
公式サイト | Kusama公式サイト |
Kusama(KSM)はPolkadotとほぼ同じコードで作られた仮想通貨です。
Polkadotの創設者であり、Ethereumの共同創設者兼元CTOであるGavin Woodによって2019年に開発されました。
Kusama(KSM)はPolkadotの実験場として開発されており、ソースコードなどはPolkadotとほぼ同じです。
開発者が新しいブロックチェーンやアプリケーションを開発する際に、Kusama(KSM)のネットワーク上でテストすることができます。
Polkadotの公式アップグレードも、リリース前にKusamaでテストされます。
Kusamaという名称もアーティストの草間彌生氏が由来であり、Polkadot(水玉)との関連を感じさせます。
Polkadotについては、【仮想通貨】ポルカドット(DOT)とは?概要・特徴、将来性などを解説で詳しく解説しているので併せてご覧ください。
Kusama(クサマ/KSM)の特徴
出典:Kusama公式サイト
Kusama(KSM)の特徴は以下のとおり。
- Polkadotを模倣
- 2つのチェーンを利用可能
- スケーラビリティ問題を解消
- 開発に参入しやすい
- オープンガバナンス
順番に解説します。
①Polkadotを模倣
Kusama(KSM)はPolkadotを模倣して作られており、ソースコードなどはほぼ同じです。
Polkadotプロジェクトやアプリのリリース前のテスト環境として、Kusama(KSM)が利用されることを想定しているためです。
そのため、Polkadotの機能はKusama(KSM)にも備わっていると考えて良いでしょう。
異なるブロックチェーン同士をつなぐパラチェーン機能や拡張性を備えているため、新たな機能を積極的にテストすることが可能です。
②2つのチェーンを利用可能
Kusama(KSM)は2つのチェーンを利用可能です。
- リレーチェーン
- パラチェーン
リレーチェーンはメインのKusamaブロックチェーンであり、トランザクションを処理するチェーンです。
取引処理をより高速にするために、新しいトランザクションの追加と検証を分離して実行します。
パラチェーンは複数のブロックチェーンを同時に機能させる仕組みです。パラチェーン機能により高速処理と手数料の削減が可能になります。
③スケーラビリティ問題を解消
Kusama(KSM)はスケーラビリティ問題を解消できるのも大きな特徴です。
スケーラビリティ問題とは、イーサリアムの取引量が増加することによる手数料高騰・処理遅延のことを指します。
>>【初心者向け】仮想通貨イーサリアム(ETH)とは?特徴や仕組み・購入方法を解説
Kusama(KSM)はパラチェーン機能により、複数のブロックチェーンで処理を実行することで高速処理が可能です。
この機能によってスケーラビリティ問題が解消できると期待されています。
④開発に参入しやすい
Kusama(KSM)は開発への参入障壁の低さも特徴です。
そもそもがプロジェクトやアプリ等のテスト環境として開発されたので、開発者が様々なことを自由に試せる環境を整えています。
Polkadotと比較して開発のための参入ルールは緩く設定されているため、迅速に開発やテストを行うことが可能です。
パラチェーンだけではなく取引を自動化できるスマートコントラクト機能もサポートしており、開発できるアプリが非常に多いです。
DefiプラットフォームからSNSまで非常に多岐にわたるアプリを作成できるため、多くの開発者がKusama(KSM)を利用して開発を行っています。
⑤オープンガバナンス
Kusamaは運営方式にオープンガバナンスを導入しています。
運営方針はネットワーク参加者のコミュニティによって管理されており、投票などによって意思決定しています。
ユーザーの声をネットワークの改善や維持に反映している点が大きな特徴です。
Kusama(クサマ/KSM)の買い方・購入方法
Kusama(KSM)は残念ながら国内取引所では取り扱いがありません。以下の海外の仮想通貨取引所で購入できます。
自分はBINANCEを使っています。BINANCEは以下のようにメリットが非常に多いため満足して使っています。
今後、仮想通貨投資を継続したいと考えている方にとってはBINANCEは必須の取引所になるので、早めに口座開設しておきましょう。BINANCEの使い方は【画像付き】BINANCE(バイナンス)の仮想通貨の買い方・購入方法を徹底解説で詳しく解説しています。
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【画像付き】BINANCE(バイナンス)の仮想通貨の買い方・購入方法を徹底解説
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ちなみに、海外取引所でKusama(KSM)を購入するという場合には日本円を直接入金することができません。
そのため、まず国内取引所で仮想通貨を購入して、その仮想通貨を海外取引所へ送金して購入するという手順になります。
- コインチェックで仮想通貨を購入
- 海外の仮想通貨取引所に仮想通貨を送金
- Kusama(KSM)を購入する
なので、Kusama(KSM)を購入したいという方は、コインチェックの口座を無料開設しておきましょう。
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Kusama(クサマ/KSM)のチャート・価格推移
Kusama(KSM)の直近のチャート・価格推移について見ていきましょう。
- 2021年10月~12月
- 2022年1月~3月
- 2022年4月~
それぞれの時期の価格推移を解説します。
①2021年10月~12月
2021年のプライベートセール後に一気に話題となり、58,000円近くまで価格が急上昇。
その後は一旦落ち着きを見せたものの、再度45,000円前後を推移し底堅さを見せました。
人気のPolkadot関連銘柄ということで大きな注目を集めた形です。
②2022年1月~3月
2022年1~3月にかけてビットコインを始めとする仮想通貨全般の下落に連動し、大幅な下落を記録。
一時12,000円ほどまで下落しましたが、その後若干持ち直し24,000円前後まで上昇しています。
③2022年4月~
2022年4月以降もLunaの下落などに連動した仮想通貨全般の下落トレンドにより、値を下げています。
現在は7,300円前後で推移しており、今後のプロジェクトの進捗次第で価格が大きく動きそうです。
今後、新たな取引所への新規上場の可能性もあるので、Kusama(KSM)への期待が高まっています。
Kusama(クサマ/KSM)の将来性
出典:Kusama公式サイト
続いて、Kusama(KSM)の将来性について解説します。
- Polkadotの価格と連動
- インターオペラビリティの実現
- 新規取引所への上場
順番に解説します。
①Polkadotの価格と連動
Kusama(KSM)はPolkadotの価格と連動する傾向にあります。
そのため、Polkadotの価格が上昇すればそれに関連してKusama(KSM)の価格も上昇する可能性が高いです。
Polkadotは高いセキュリティ性やオープンガバナンス、DAO等により、開発が容易であることから多くの開発者が参加しています。
>>仮想通貨のDAO(自律分散型組織)とは?概要やメリット・デメリットを徹底解説
さらに今後、ポルカドット上で分散型保険売買ができるプロトコルを開発するプロジェクト「TIL/Tidal Financeプロジェクト」や、ビットコインブロックチェーンとポルカドットブロックチェーンをつなぐ「PolkaBTCプロジェクト」を予定しています。
>>仮想通貨ビットコイン(BTC)とは?概要・特徴や将来性を徹底解説
そのため、さらにPolkadotの利用者が増えると見込まれておりKusama(KSM)も連動して価格が上昇しそうです。
②インターオペラビリティの実現
Kusama(KSM)によってインターオペラビリティの実現が可能です。
インターオペラビリティとは、「相互運用性」という意味です。
仮想通貨の世界においては、異なるブロックチェーン同士をつなぎ、相互運用する状態を指しています。ブロックチェーンについては以下の記事で詳しく解説しています。
>>【ゼロから学ぶ】仮想通貨でよく聞く「ブロックチェーン」とは?
これまでのブロックチェーンを例にすると、ビットコインやイーサリアムは互換性が無いため、それぞれのブロックチェーン同士をつなぐことはできません。
そのため、ビットコインをイーサリアムに変換するためには、取引所を通じて変換をする必要があります。
取引所を利用するということは、ニーズを満たす場合には中央集権的なものを利用しなければならないということです。
つまり従来のブロックチェーンは分散性を有しており非中央集権を目指しているにもかかわらず、中央集権的なものに頼らざるを得ない側面がありました。
しかし、Kusama(KSM)を活用することで異なるブロックチェーン同士をつなぐインターオペラビリティを実現でき、完全なる分散型web=Web3.0を構築できます。
そのため、今後のWeb3.0への以降に伴いKusama(KSM)の需要が増すと見られています。
>>【超初心者向け】Web3.0の始め方・やり方、稼ぎ方を徹底解説
③新規取引所への上場
Kusama(KSM)は今後新たな取引所に上場する可能性があり、その際は価格上昇が期待できます。
現時点で既に以下の大手海外取引所に上場しています。
- BINANCE
- Gate.io
- Kucoin
BINANCEなどは上場時の審査が厳しいことで知られていますが、上場を果たしたことでKusama(KSM)の実用性について一定のお墨付きを得た形と言えます。
そのため、今後新たな取引所に上場する可能性が高く、その際は価格上昇が見込めるでしょう。
>>【最終結論】仮想通貨の取引所5社を徹底比較【海外も紹介】
Kusama(クサマ/KSM)に関するよくある質問
最後にKusama(KSM)に関するよくある質問に答えます。
- Kusama(KSM)はステーキングできる?
- Kusama(KSM)のパラチェーンオークションとは?
順番に回答します。
①Kusama(KSM)はステーキングできる?
はい、可能です。
最小ステーキング要件がPolkadotよりも低いため、ステーキングを利用しやすい銘柄と言えます。
②Kusama(KSM)のパラチェーンオークションとは?
パラチェーンオークションとは、Kusama(KSM)チェーンと接続するチェーンを決めるオークションのことです。
第一回目のパラチェーンオークションでは、DeFiプラットフォームのKarura(カルラ)などが選ばれています。
オークションは今後も継続して行われる見込みであり、参加するプロジェクトが増える見込みです。
まとめ:Kusama(クサマ/KSM)は将来性が期待できる銘柄
今回はKusama(KSM)について解説してきました。
Kusama(KSM)はPolkadotを模倣したテスト用プロジェクトであり、今後の需要増加による価格上昇が見込めます。
既にBINANCEやKucoinなどの大手取引所に上場済であり、多くの企業と提携していることから実用性も高く評価されています。
Kusama(KSM)はこのように様々な要因で将来性に期待が持てるので、少額でもいいので早めに購入することで先行者利益を得やすくなります。
繰り返しですが、Kusama(KSM)を購入するためには海外取引所を使う必要があり、海外取引所への送金には国内取引所の口座が必須です。
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