こんな悩みを解決します。
本記事の内容
- 暗号資産(仮想通貨)のホワイトペーパーとは?
- ホワイトペーパーの内容
- ホワイトペーパーで確認すべきポイント
本記事の信頼性
筆者は実際に他の暗号資産(仮想通貨)を購入し、収益をあげています。その経験を基に本記事を執筆しています。
「暗号資産(仮想通貨)のホワイトペーパーって読んでおいたほうがいいの?どこで読めるの?」と悩んでいませんか?
暗号資産(仮想通貨)のホワイトペーパーは仮想通貨のいわば「計画書」なので、今後どのような計画で開発を行い収益をあげていくかが詳細に書かれたものです。
そのため、その銘柄の今後の将来性を把握することができるため、投資対象を決める際の大きな参考材料になります。
今回は実際に仮想通貨を運用中のぼくが、仮想通貨のホワイトペーパーの概要や読むべきポイントなどを解説していきます。今回の記事を読むことで仮想通貨のホワイトペーパーに関する理解が深まるはずです。
まずは暗号資産(仮想通貨)を買っておきたい!という方は、初心者にも操作が簡単なコインチェックで口座を開設しておきましょう。
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もくじ
暗号資産(仮想通貨)のホワイトペーパーとは?
仮想通貨のホワイトペーパーとは新たに仮想通貨を開発する際に使用するブロックチェーンやトークン、規格などについての詳細を記載した計画書です。
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【ゼロから学ぶ】仮想通貨でよく聞く「ブロックチェーン」とは?仕組みやメリットを解説
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元々は、アメリカ政府が作成する政策文書のことを指していましたが、徐々に企業がプロジェクトの概要を顧客に示す際のツールとして普及しました。
ホワイトペーパーには、その仮想通貨の情報が網羅的に書かれているため、投資家はホワイトペーパーを読むだけでどの銘柄の概要を理解することができます。
ホワイトペーパーの内容が魅力的かつ現実的であれば、その分投資家達の注目を集めることができるため、上場時などに高値がつく可能性が高くなります。
逆に内容が乏しければ、将来性のない銘柄と見なされてしまいます。
特に、ICOのような資金調達の場合の判断材料としてホワイトペーパーが重宝されます。仮想通貨のICOについては、【初心者向け】仮想通貨のICOとは?仕組みや参加方法なども解説で詳しく解説しています。
ホワイトペーパーは誰でも読める?
ホワイトペーパーは基本的には誰でも読むことができます。
ICOにおいては資金調達のために幅広くアピールする必要があることから、無料で公開しているケースがほとんどです。
ほとんどの場合、その仮想通貨の公式サイトにホワイトペーパーを掲載しており、誰でも読める状態になっています。
ただし、英語で書かれている場合が多いので翻訳サイトなどを使って読む必要があります。
ビットコインのホワイトペーパー
2008年10月31日にSatoshi Nakamotoが論文として発表したものです。
論文はこちらで確認できます。
内容はブロックチェーンについてや、改ざんを防いで安全に取引をする方法などが記載されています。
ビットコインについては、【初心者向け】ビットコインの基礎知識について解説【利益200万】で詳しく解説しています。
イーサリアムのホワイトペーパー
イーサリアムはDefiで活用されており、スマートコントラクト機能で契約などを自動で履行できることが特徴です。
ホワイトペーパーはこちらで確認できます。
イーサリアムについては、【初心者向け】イーサリアムとは?特徴や仕組み・購入方法を解説で詳しく解説しています。
その他、気になる仮想通貨があれば、公式サイトにあるホワイトペーパーを確認してみましょう。
おすすめの銘柄については、アルトコインとは?種類や特徴・オススメ銘柄を徹底解説で詳しく紹介しています。
暗号資産(仮想通貨)のホワイトペーパーが重要な理由
仮想通貨の発行者は、新しい仮想通貨を発行する場合、その仮想通貨について外部に説明するために、ホワイトペーパーを発行します。
このホワイトペーパーは、一般的には仮想通貨の意義や目的、販売方法などを説明するものとして、公開されます。
ホワイトペーパーには、当該仮想通貨に関する想定される流通規模や将来の開発目標であるロードマップなども記されており、将来的にその仮想通貨が成功する可能性を判断する材料を提供しています。
現在は、ICO(Initial Coin Offering)と呼ばれる仕組みにおいて、ホワイトペーパーが発行されることが一般的です。
ICOは、新しい仮想通貨を公開することで資金を調達する仕組みであり、IPO(Initial Public Offering)に似ていますが、株式の代わりに仮想通貨が発行されます。
ホワイトペーパーは、ICOで資金を調達するための重要な情報源であり、投資家がICOに参加する際に参考にすることができます。
ホワイトペーパーの内容
ホワイトペーパーには以下の項目について書かれています。
- 開発目的
- コンセンサスアルゴリズム
- ネットワークの仕組み
- 結論
開発目的
まずは、その通貨がどのような目的で開発されたのか、そして将来的にどのように発展していくかという開発目的が書かれます。
開発目的は銘柄ごとに様々であり、ステラルーメンのように国際送金の課題を解消するためであったり、ヴィーナスのようにユーザー間で気軽にお金の貸し借りをするためなど多岐に渡ります。
>>【仮想通貨】ステラルーメン(XLM)とは?特徴や今後の展望を解説
>>仮想通貨Venus(ヴィーナス/XVS)とは?概要・特徴、将来性について解説
コンセンサスアルゴリズム
その通貨がどの種類のコンセンサスアルゴリズムを採用しているのか、取引承認システムの具体的な内容が記載されます。
技術的な記載が多くなるので一般人には読みにくい箇所かもしれません。
ネットワークの仕組み
続いて、ネットワークの仕組みについて言及がされます。
ブロックチェーンの種類や、改ざん・ハッキング対策、売買時の仕組みなどが具体的に記載されます。
このセクションまで読んでおくと、その銘柄についての概要は理解できるはずです。
結論
最後に結論として総括が記載されます。
目標を達成するための具体的なプランや、今後の計画などが書かれる場合も多いので今後の将来性を伺い知ることができます。
ホワイトペーパーで確認すべきポイント
ホワイトペーパーを読む際は以下のポイントに注意するといいでしょう。
- 開発目的が明確か
- 発行主体は誰か
- 拠点はどこにあるのか
- 開発体制が整っているか
- 資金調達後の使い道が明確になっているか
- セキュリティ対策は十分か
- 発行上限はあるのか
上記ポイントが抑えられている仮想通貨は一定の信頼性があると考えてよいでしょう。
一方で、発行主体や開発拠点が明確に書かれていないものは、プロジェクトとしての信頼性が低くポンジスキームなどの詐欺の可能性があり、投資対象にするにはリスクがあるので注意が必要です。
>>仮想通貨のポンジスキームとは?騙されないための3つのコツ
まとめ:仮想通貨のホワイトペーパーを確認して将来性を判断しよう
今回は仮想通貨のホワイトペーパーについて解説してきました。
ホワイトペーパーを確認することで、その仮想通貨の全容が把握できるため、将来性の低い通貨に投資してしまうリスクを抑えることができます。
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仮想通貨は危険?リスクや安心して取引する方法について紹介
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逆に、将来性が高い通貨を見つけることもできるため、利益を得るチャンスを逃さずに済みます。
ホワイトペーパーは基本的には無料で公開されているので、気になる通貨があればホワイトペーパーで将来性の有無を確認しておきましょう。
もし投資したい!という暗号資産(仮想通貨)が見つかったら、操作が簡単なコインチェックでサクッと買ってみると勉強になりますよ。
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